記事一覧

日本史上最強の【ルーピー】鳩山氏・・お願いだから消えてくれ!

********************************************
鳩山元首相:「逸脱発言、一切していない」イランから帰国
(2012年04月09日・毎日新聞)
 イランを訪問していた鳩山由紀夫元首相は9日、帰国後に国会内で記者会見し「今回の訪問で、政府の考え ている線を逸脱するような発言は一切していない」と強調した。共同通信によると、イラン側は鳩山氏がアフマディネジャド大統領との会談で、国際原子力機関 (IAEA)がイランなどに二重基準的な対応をしていると発言したと主張しているが、鳩山氏は会見で「全くの捏造(ねつぞう)だ。(イラン側に)遺憾だと 伝えたい」と反論した。
 鳩山氏は会見で大統領との会談での自らの発言について「NPT(核拡散防止条約)が、非核保有国の平和利用を査察するのは公平ではないことは承知しているが、日本は疑念を払うために(IAEAに約50年間協力し)原子力平和利用を進めてきた」と発言したとした。
********************************************
日本が誇る最強の【ルーピー】こと鳩山由紀夫・元首相・・。
母親から毎月もらっていた1500万円のお小遣いは記憶に無く、
たった25円のガソリンの暫定税率すら廃止できず、自国の
沖縄の普天間問題もの県外移設を宣言し、オバマ大統領に
【トラスト・ミー】と言った揚げ句に断念、解決できない
ばかりか、迷走させ最悪にした挙げ句、首相退任後には
【方便】だったと述べ、首相退任時に公言した【議員辞職】
は撤回・・と己の事すら実現しない鳩山氏が、今度は他の国
の外交問題を解決しようと、政府の要請に逆らってまで
イラン訪問を強行した・・(-_-;)

もう、誰もが

【政治利用されることが明白である!】

と反対した通りに、イラン大統領府は、鳩山氏が会談において、

【国際原子力機関 (IAEA)がイランなどに二重基準的な
 対応をしているのは不公平である】

という趣旨の発言をした・・と発表したから、さあ大変!(-_-;)
その後、「イラクが全くの捏造だ!」という事で会見を開き、
今は、イランのヘシュマティファル臨時代理大使が、鳩山氏
の発言に関するイラン政府の発表について

「誤解に基づくものだった」

と陳謝し、発言が掲載された大統領府などのホームページの
該当部分を削除した事で、対イラクとしての問題はひとまず
沈静化した・・。

では、イラクが謝罪したけれども、あれだけ堂々と大統領が
発表し、親日のイラク・・本当にイラクが認識を間違えて
発表した悪者なのか?

で、下記が鳩山氏の帰国後の釈明会見内容・・。
********************************************
「核保有国を対象としないで、非保有国の平和利用に対して査察を行うというのは、公平ではないとういうのは承知しているけれども、それにも拘らず日本は国際社会の疑念をはらう努力を原子力の平和利用は国民活動に有益との信念から進めてきた。」

「NPT(核拡散防止条約)に入らないで核保有国になっている国にとって有利になっていることは承知しているが、こうした流れが拡大しないためにも、また非核の世界を作るためにも国際社会との協力が必要である」

ということをイランに対して申し上げた。 
********************************************
・・ってこれ・・釈明しているつもりなんでしょうけど、
********************************************
イラン大統領の発表
【国際原子力機関 (IAEA)がイランなどに二重基準的な
 対応をしているのは不公平である】

鳩山氏釈明会見
【NPT(核拡散防止条約)に入らないで核保有国になって
 いる国にとって有利になっていることは承知している】

********************************************
・・と、イラクの言っている事が全く間違っていないし、
全然捏造じゃない・・きちんと伝わっている
・・(-_-;)
なんたって、わざわざ訪問してくれた日本の元首相からの

【国際原子力機関 (IAEA)ダブルスタンダード】


のお墨付きをもらったのだから、自分がイラクの大統領
だったとしても、国際原子力機関 (IAEA)に向け、

【日本も我々と同じ認識でいる!改善せよ!】

という今回のイラクと同じ行動に間違いなく出るよ・・。

なのに、イラクに謝罪させるとは、最強の【ルーピー】の
鳩山氏・・なんと失礼な人間なのであろう・・凸(-""-)
こんな人間が、

【民主党・外交担当】

なのだから、本当に困る・・。
もちろん、我が国は【独裁国家】ではないので、鳩山氏
を止める事はできない・・でも、民主党は国益のために
鳩山氏を放し飼いはしないで、きっちりと首輪をつけて
くれよ・・_| ̄|○

でも、当の本人は

「イランに行って良かった」

とご満悦らしい・・。
さすが日本の歴史上最強の【ルーピー】鳩山氏・・。
というか、鳩山氏がやる事、行く所、全てで問題が
起きるのだから、自分で有言した通り、早く議員を
やめて下さい!本当にお願いします・・(>_<)

そして、もうお金はたくさんあるんだから、遠い南の島
のバルコニーでトロピカルカクテルでも傾けながら、
日本に戻ってこないで構いませんので、悠々自適な
余生を送って下さい・・お願いします・・。

とはいえ、以前から懸念されているように、イランの
ホルムズ海峡封鎖された際、実は世界で最も影響
を受けるのは日本・・従って本来、日本はせっかく
親日であるイランとは前向きに対話はしてゆかないと
いけない・・。

しかし現在は、アメリカ、フランス、イギリス、ドイツ、
中国、ロシアが公式対話メンバーであり、日本は、
結果、アメリカに従属する形になってしまっている・・。
ここに日本が入れない以上は、独自に対話を
持つしかないのは確か・・。
仮に、今回の事を多めに見ても、そこをわかって
行動できる政治家が鳩山氏では悲しすぎる・・(-_-;)

ヘイ、重度・・

***********************************
首相がTPPに意欲 「ポールのいないビートルズはない」
(2012.3.24・産経新聞)
 野田佳彦首相は24日、有識者による「日本アカデメイア」が都内で開いた交流会で講演し、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)参加問題について 「日本がポール・マッカートニーなら米国はジョン・レノンだ。ポールのいないビートルズはありえない。この2人がきちんとハーモニーしなければいけない」 と語り、強い意欲を示した。
 さらに、「日本が(交渉の)ルール作りに関わることがプラスになるという点を押さえながら協議していく」と述べた。
***********************************
ビートルズはジョンとポールさえいれば成立する・・。
ジョージとリンゴはハーモニーに参加しないらしい・・。
いわゆるアメリカ以外はまあ適当で・・とも
含ませているのだろうか?(笑)

しかし、野田首相のこういう比喩の能力は最低で
あるだけでなく、仮にこの比喩通りなら、別に
【TPP】でなく日米の2国【FTA】でハーモニー
していればいい・・(笑)
それだけでなく、その他の国の立場なら、

「俺ら・・ハーモニーに関係ないの?見下されて
 いるの?いなくてもいいの?」

と、かなり嬉しくない例えだよな・・。
そういう配慮は考えないのか?(・_・?)

実際には【TPP】はビートルズなんて関係ではなく、
【TPP】というのは料理で、日本は具材、他国は
調味料・・で、アメリカは調理人だ・・。
個人的にはその位の恐ろしさを感じているのだが、
もう・・野田首相の頭の中はお花畑のようにアメリカ
と同等の立場が築かれ、バラ色のハーモニーが
聞こえているらしい・・ヘイ、重度・・である・・(-_-;)

■TPP関連■
TPP参加の是非を考えてみる【第1話】
TPP参加の是非を考えてみる【第2話】
TPP参加の是非を考えてみる【第3話】
TPP参加の是非を考えてみる【第4話】
TPP参加の是非を考えてみる【第5話】
TPP参加の是非を考えてみる【第6話(最終話)】

瓦礫利権が本格的に始まろうとしている・・

ファイル 1868-2.jpg

さあ、政府の対応の悪さが原因で復興が進まない事を
ガレキのせいにし、利権が本格的に始めました・・(-_-;)
******************************************
【復興を進めるために、乗り越えなければならない「壁」がある。】

<東日本大震災の津波被害によって岩手県、宮城県に発生した膨大な「災害廃棄物」。その量は通常の11年分、19年分にも達しています。両県では、緊急的に仮設焼却炉を作り、24時間連続運転を行なっていますが、処理能力はまだまだ不足しています。ご協力をお願いするのは、安全の確認されたものだけです。全国で処理ができれば、3年以内でのがれき処理が可能です。1日も早い東北の復興のために、全国の廃棄物処理施設で「災害廃棄物」を受け入れ、処理することについてのご理解、ご協力をお願いいたします。>
******************************************
・・と、3月6日付「朝日新聞」に環境省としての政府広報が、
ご覧の通り【見開き2面カラーの全面広告】として掲載・・。
金額にして数千万円の税金を投じていると思われる・・。
被災地の本当の事情を知らない方は、この広告を見て、
安易に【絆】だ!という事で、

【政府は何モタモタやっているんだ!早く被災地のために行動しろ!】

と脳裏や心の奥底まで響き渡っている事でしょう・・(-_-;)
しかし、本当の【絆】は瓦礫を全国に税金を無駄に
使う事ではない・・。

上記の広告文によると、繰り返しになるが、岩手・
宮城二県で発生した「災害廃棄物」は、通常の11年分、
19年分に達するという・・。
安全の確認されたものだけ、全国で処理できれば、
3年以内にがれき処理が可能と訴えていた。
さあ、全国へ瓦礫を!の流れが加速してきた・・。

そして、その部分が染み渡った頃を見計らって、その5日後
に野田首相は驚くべき発表を行う・・。
******************************************
東日本大震災:全都道府県にがれき受け入れ要請…首相表明
(毎日新聞・2012年3月11日)
 野田佳彦首相は11日、東日本大震災1年を受けて首相官邸で記者会見し、震災により岩手、宮城両県で出たがれきを被災地以外で受け入れる広域処理 について、「昨年8月に成立した災害廃棄物処理特別措置法に基づき、被災3県を除く全都道府県にがれき受け入れを文書で正式に要請する」と表明した。セメ ントや製紙会社など、がれきを焼却したり原材料として活用できる民間企業に協力拡大を要請する考えも示し、政府の取り組みを強化する方針を示した。
 首相は「あの日を忘れないことが最大のご供養だ。震災の記憶と教訓は絶対に風化をさせてはならない」と強調。「問われるのは、国民同士の連帯感の持続だ。すべての国民が復興の当事者と自覚してほしい」と訴えた。
 その上で「がれき広域処理はその象徴的な課題」との認識を示し、「国は一歩も二歩も前に出る」と語った。具体的には、(1)法律に基づき全都道府 県にがれき受け入れを文書で正式要請するとともに、放射性物質の濃度などの受け入れ基準や、焼却施設の排ガス装置などの処理方法を定める(2)民間企業へ の協力拡大を要請(3)週内に関係閣僚会議を設置--との三つの追加対応策を表明。さらに受け入れを表明した市町村に対して、がれきの種類や量を明示して 協力要請する考えも示した。
 復興交付金の使い勝手が悪いなど復興庁の対応に被災自治体から批判が出ていることについては「どのような点を見直すべきか整理し、速やかに対応するよう平野達男復興相に指示する」と述べた。
 また、定期検査で停止中の原発の再稼働について「私を含め枝野幸男経済産業相、藤村修官房長官、細野豪志原発事故担当相の4閣僚で集まり、安全性 や地元の理解をどう進めていくかという議論をし、地元に説明に入る。政府を挙げて説明し、私もその先頭に立つ」と語った。今夏の電力安定供給に向けた具体 策を4月中をめどに取りまとめる考えも示した。
******************************************
なんと、全国に瓦礫の受け入れを要請するというのだ。

そして、環境省の発表によると、阪神・淡路大震災の
時の瓦礫は【約2000万トン】、東日本大震災は
それの何倍もあるのか?と思いきや【約2300万トン】・・。
東日本大震災は岩手県、宮城県、福島県と3県に
及んでいるために、相対的な被災面積当たりの
瓦礫量は少ないのだ・・。
しかも、阪神・淡路大震災では瓦礫を10年かけて
全て県内で処理したのに、今回3県に及んでいる
東日本大震災では、日本中に瓦礫を処理しないと
ダメ
なのだそうだ・・。

そこで、なぜかテレビには絶対に出てこない地元の
市町村の長の声をご紹介したい。
******************************************
復興に向けて 首長に聞く(2012年02月29日・朝日新聞)
大震災から1年。暮らしを、まちを、どう立て直すのか。各首長に聞く。

【伊達勝身・岩泉町長】
「現地からは納得できないこと多い」
 被災した小本地区の移転先は、駅周辺を候補に用地交渉をしている。近くに三陸沿岸道のインターがあり、交通の要衝だ。
 昨年11月、用地買収に向けて価格設定をしようとしたが、国から待ったがかかった。沿岸道の用地買収に影響するという。県もバラバラに進めると混乱するという。そんな調整で2カ月遅れた。被災者には申し訳ない。
 現場からは納得できないことが多々ある。がれき処理もそうだ。あと2年で片付けるという政府の公約が危ぶまれているというが、無理して早く片付けなくてはいけないんだろうか。山にしておいて10年、20年かけて片付けた方が地元に金が落ち、雇用も発生する。
 もともと使ってない土地がいっぱいあり、処理されなくても困らないのに、税金を青天井に使って全国に運び出す必要がどこにあるのか。

 4月1日付で役場に復興課を新設する。被災者支援から復興まちづくりの窓口にする。小本支所を含め正職員だけで8人の態勢だ。6月には三陸鉄道小本駅の観光センターを取り壊し、避難ビルや集会所、支所を置く複合ビルにする工事を発注する。
 2010年7月の事故以来不通になったJR岩泉線は、観光路線化して復旧させることを真剣に考えたい。人口が減る地元だけで利用運動をしても無理がある。高速道路ができる中、鉄路の将来は厳しい。どう残すか、知恵を絞らなければいけないときがきた。
******************************************
市長が陸前高田市内にがれき処理専門のプラントを作りたいと相談したが門前払いされた

陸前高田市の戸羽太市長が日刊サイゾーのインタビューに応じ、
「がれき処理専門のプラントを作れば、自分たちの判断で今の何倍ものスピードで処理ができると考え、県に相談したら、門前払いのような形で断られた」
と証言している。
――被災地を取材していますと、どこへ行っても「法律や条例の壁があって何もできない」といういら立ちの声を耳にします。戸羽市長もそれをずっとお感じになってきたのではないでしょうか。
戸羽市長(以下、戸羽) その繰り返しに尽きますね。たとえば、がれきの処理というのは復興へ向けた最重要課題のひとつなわけですが、現行の処理場 のキャパシティー(受け入れ能力)を考えれば、すべてのがれきが片付くまでに3年はかかると言われています。そこで、陸前高田市内にがれき処理専門のプラ ントを作れば、自分たちの判断で今の何倍ものスピードで処理ができると考え、そのことを県に相談したら、門前払いのような形で断られました。
――県が却下した理由は何なのですか。
戸羽 現行法に従うといろいろな手続きが必要になり、仮に許可が出ても建設までに2年はかかると言うんです。ただ、それは平時での話であって、今は 緊急事態なんですね。こんな時にも手続きが一番大事なのかと。こちらも知り合いの代議士に相談をし、国会で質問をしてもらったのですが、当時の環境相も 「確かに必要だ」と答弁してくれた。さぁ、これで進むかと思うと、まったく動かない。環境省は「県から聞いていない」と言い、県は「うちは伝えたけど国が ウンと言わない」と言う。そんな無駄なやりとりを繰り返すうちに1カ月、2カ月が過ぎてしまう。ですから、どこが何をするかという基本的なことが、この国 は全然決まっていないんですよ。
――そういう場合に、県や国は決して代案を出しませんよね。「ダメ」「無理」で話が終わる。
戸羽 そうなんです。がれき処理に限らないことですが、プランを練り上げて持って行って「ダメ」と言われたら、我々は振り出しに戻るしかない。せめて「この部分は方法論として無理だけど、代わりにこうしたら目的は果たせますよ」と、解決の道を一緒に模索してくれたら、あっという間に決まるんです。よく国会議員の方々は「未曾有の国難」とか「千年に1度の災害」とか口にされていますが、であるなら、千年に1度の規制緩和をしてくれと、未曾有の国難に対 応できる法律を早く作ってくれと、3月11日からずっとそれを言い続けてきてるわけです。
******************************************
テレビでは「瓦礫に困っている」の声の大合唱・・。

しかし実は、本当に困っているのは、自分の県に

【仮設瓦礫処分場】

を造らせてもらう認可が復興庁から下りなくて困って
いるだけなのだ・・。
それさえ造らせてもらえば、地元での雇用が一気に
生まれ、一気に、そこに運び込みができる・・。
だが【仮設瓦礫処分場】の許可が下りないため(いや
意図的に利権のために造らせない可能性も・・)に
動けないでいるだけ
なのだ・・。
それができれば、防波堤の基礎に使えるものなどを
選別したりすることなどにも雇用が生まれるし、
再利用もできるし、今、利用しようとしている所に
置いてある瓦礫も、市町村、県の責任で動かす事も
できるが、どこがお金を出し、どこの責任で行うのか?
が決まらないから何もできない訳だ••。
しかし、こうした現地の長の【悲痛】な声は、テレビでは
全く報道をされない・・なぜなのでしょうか?(・_・?)

さらに、まだテレビでは更地を映して

「何も復興が進んでいません!」

と叫ぶが、実際には防潮堤だの新しい道路だのという
行政面での計画が遅々として進まないからで、未だに
ある瓦礫の山を、全国で引き受けてくれないからでは
ないし、瓦礫がそこにあるから進まないのではない
という、瓦礫は実は全く関係なく構図が現地にはある
のに、なぜ報道をされないのでしょうか?(・_・?)
本当に被災地の生の声を殺し、なんとひどい事をする
のだろう・・。

しかし・・悲しいけれど、去年秋に【瓦礫処理特措法】が
成立し、復興の名の下に【瓦礫利権】が始まってしまって
いるのだ・・(-_-;)
その発表されているひとつに、東京都に搬入予定の
瓦礫処理を受け入れる元請け企業だが

【東京臨海リサイクルパワー】

という所だそうで、なんと東京電力が95.5%の株式
を保有する会社で、瓦礫処理の税金が東京電力に
どんどんと吸い上げられるひとつの構図が
出来上がっているのである・・。

18日の昨日もJR川崎駅前で細野豪志環境相が、

「大変な思いでがれきの処理に取り組んでいる被災地に、
 力を貸してほしい」

と瓦礫の広域処理の必要性を訴える街頭キャンペーンで
叫んでいた・・。
叫ぶ暇があるなら地元に任せてどんどんと許可を出して
処分させればいいのに、とにかくやらない・・。
決まった利権は覆せない・・ただそれだけのために
国民は振り回される・・最後の最後まで民主党は税金を
無駄に使う・・。

全部選んだ国民が悪いのだが・・(-_-;)

精神的未熟な幼稚国家のやる事はさすがに違う(笑)【後編】

【前編】からの続きぃぃぃ!

さらに【朝日新聞】、【吉田清治】の関連とは、
従軍慰安婦が性奴隷だったというのは、世紀の詐話師

【吉田清治】の著書【私の戦争犯罪・朝鮮人強制連行】

と言う【嘘だらけ】の本から朝日新聞が先頭に油に
火を注いだ・・。(ちなみに吉田清治は後にこの話
を嘘で固めた作り話である事を認めている)
しかし、結果、日本からご丁寧に【この事について
反発しなさいよ!】と韓国、中国に進言してくれた訳
ですから、外交的に待ってましたとばかりに、各国、
中国は反発する・・当たり前である・・それが【外交】
だからね・・。

さらに【朝日新聞】の愚行については、池田信夫氏が、
ブログにまとめてくれている。
**********************************
(抜粋)
韓国の李明博大統領が来日して、民団の会合で「解決しなければ、日本は永遠に両国間の懸案を解決できない負担を持つことになるだろう」と述べたという。これについては本書も述べるように事実関係は決着がついているので、簡単におさらいしておこう。

* 「従軍慰安婦」なる軍属は存在しなかった。いたのは民間業者が運営して軍が監督した公娼である。これが人身売買などの悲劇を生んだことは事実だが、戦前には売春は合法だった。
* 大部分の慰安婦は日本人だったが、彼らは一人も「強制連行」されたと証言したことはない。通常の軍属をみても明らかなように、朝鮮人だけが徴用されることはありえない。
* 軍が慰安婦を軍命で徴用したのであれば軍の責任だが、そういう文書は広い太平洋戦線で1枚もない。吉見義明氏などが「証拠」として挙げる慰安所についての通達は、軍が業者に慰安婦を強制的に連れてくるなと命じる文書である。
* 大戦末期にオランダ領東インドで、陸軍部隊がオランダ人女性を拉致して慰安所で働かせたスマラン事件(白馬事件)は軍紀違反であり、慰安所は軍の命令で閉鎖され、責任のある将校は処罰された。
* この問題は、福島瑞穂氏を初めとする日本の弁護士が、国家賠償を要求するために捏造したものである。当時NHKも朝鮮半島まで取材し、私は数十人の証言を撮影したが、男女ともに一人も「強制連行された」とは証言しなかった。
* しかし朝日新聞の植村隆記者が「朝鮮人女性を挺身隊の名で強制連行した」という誤報を流したため問題が再燃し、1993年に河野洋平官房長官(当時)が公式に謝罪した。これが「日本政府が慰安婦の強制連行を認めた」と世界に認識されてしまった。
* 安倍元首相はこの誤解を是正しようとしたが韓国政府が反発し、NYタイムズのノリミツ・オオニシ記者など海外メディアの激しい攻撃にあって、沈黙してしまった。
**********************************
さらに、韓国の従軍慰安婦問題について詳しい資料
としては、【出る杭は叩き続けるしかない!】、を
ご覧頂きたい。

さらに韓国への戦後補償だが、1965年(昭和40)年
・国交正常化当時に締結された【日韓基本条約】に
おける

「請求権及び経済協力協定」

にて、当時の貨幣価値で、有償で2億ドル(約720億円)、
無償<内訳として日本人の役務10年と生産物の供給>
で3億ドル(約1080億円)、これらとは別に民間の
経済協力で3億ドル(約1080億円)、合計8億ドル
(約2880億円)現在の価値に直せば3兆円近い規模・・
という莫大な経済協力金を支払い、相互に請求権を
【放棄】する事で友好を結んだ・・。
日本が個人補償をすると主張していたのを、韓国は
国が代わって解決したい、個人補償は韓国内で措置
する・・と、支払いは韓国政府で行うと強く主張し
日本の主張を蹴ったのは韓国自身である。

そんな中、12月18日の日韓首脳会談が開催される。
**********************************
「第2、第3の少女像も」=韓国大統領
(2011年12月18日・朝日新聞)
 韓国の李明博大統領は18日の野田佳彦首相との会談で、ソウルの日本大使館前に元従軍慰安婦を象徴する少女像が設置されたことについて「日本政府がもう少し(慰安婦問題に)関心を見せてくれれば起こらなかった」と指摘した。その上で「誠意ある措置がなければ第2、第3の像が建つ」と警告した。韓国大統領府が明らかにした。
**********************************
今度は【恫喝】してきた・・(笑)
こうして整理してみると、韓国というのは完全に
厚顔無恥な【たかり国家】なのだ・・。
こうした部分は残念ながら【自国を貶めている事】
であり、普通の日本人には、程度は北朝鮮と同様、
民主主義国家とは思われていない事に、韓国人は
そろそろ気づいたほうがいい・・(笑)

大きな器を持つ日本はこんな国にでも、震災支援は
ケチっても、韓国への通貨スワップ限度額は5兆円
まで増額して、破格の援助はしてあげる

【大人な国】

である・・(笑)
自国の力だけじゃ、ウォンがどうにもならなくなって
きたみたいだからな・・まあ、大切にこの枠を使えよ!(笑)
まったく・・日本がいなけりゃ、精神的にも金銭的にも
自国をまとめあげる事も出来ない幼稚国家なんだから(爆)●〜*

ま、そんなのも北朝鮮の出来事でひとまずは
吹っ飛んじゃいましたけど・・(笑)

精神的未熟な幼稚国家のやる事はさすがに違う(笑)【前編】

**********************************
日本、韓国に抗議…慰安婦連想の像の撤去を要求
(2011年12月15日・読売新聞)
 韓国・ソウルの日本大使館前にいわゆる従軍慰安婦問題を連想させる少女のブロンズ像が14日設置され、日本政府は即日、韓国政府に抗議した。
 武藤正敏・駐韓国大使が韓国外交通商省の朴錫煥(パクソクファン)第1次官に少女像の早期撤去を申し入れたが、解決の糸口は見えていない。
 少女像は高さ1メートル20。韓国の民間団体「韓国挺身(ていしん)隊問題対策協議会」が設置した。
 武藤氏は朴第1次官に対し、「建設が強行されたことは誠に残念だ」と強調した。早期撤去の要求は、大使館の保護などを定めたウィーン条約第22条2項を根拠としており、日本側は少女像の設置が「公館の威厳の侵害の防止」の責務に反するとの見解だ。
 これに対し、朴第1次官は「慰安婦問題は日本政府が解決に向けて努力すべきだ」と述べるにとどめた。
**********************************
普通に考えて、人として大使館前に慰安婦像を建てる
という行為は【頭がおかしい人間のやる事】・・という
常識的な認識がわからない精神的未熟な厚顔無恥国・
韓国のやる事はさすがに違う・・(笑)
さらに、精神的未熟な厚顔無恥国だから、他国の
土地である【竹島】には厚顔無恥に居座り、それでは
日本が国際司法裁判所で竹島は話し合いましょう!と
言っても出頭は拒否・・という事は、自分たちが
やっている事に自信がない(間違っている事が
わかっている)から出頭も出来ない・・イコール、
【泥棒国家】であると自分たちで証明している
哀れな国・・(笑)

それだけで終わらず、精神的未熟な厚顔無恥国は
【従軍慰安婦】も、残されているどの資料からも
【日本軍が強制連行はしていない】という事実しか
出てこない・・という証拠がないと言うのに、
【日本軍が組織的に性奴隷を徴用していた】など
という荒唐無稽な詐話を繰り返し、自国民に教育
する・・。
「謝罪せよ!」と言うのならば、きちんと裏付け
の取れた【日本軍が組織的に性奴隷を徴用していた】
証拠を自分たちで出してくればいい・・。
でもこの厚顔無恥国はその証拠も出して来ないで
わめくだけ・・(笑)

朝鮮総督府の事務官として仕え、当時の実情を
よく知る大師堂経慰氏は、
**********************************
正論1月号 慰安婦強制連行はなかった
(2011.12.6・月刊「正論」1月号)
常識で考えればわかること
 韓国の民間団体がソウルの日本大使館前に「従軍慰安婦」の記念碑を建立する計画を韓国政府が承認した。日本では、ありもしない慰安婦の強制連行を事実上認める「河野談話」を平成5年に発表した河野洋平氏に桐花大綬章が与えられた。
 慰安婦たちは契約に基づいて商売をしていたにすぎず、その多くは朝鮮の業者によって集められた女性たちだ。しかし、宮沢内閣の謝罪と河野談話を根拠に、韓国は官民ともに「慰安婦問題」を外交カードとして利用し続けている。
 朝鮮総督府の事務官として仕え、当時の実情をよく知る大師堂経慰氏は、この問題を憂慮しつつ昨年11月に亡くなった。今回「正論」に掲載されたのは昨年8月15日に脱稿した遺稿である。
 ここで大師堂氏は、虚構がいかにでっち上げられ、独り歩きを始めたのかを整理して提示したうえで、自身の体験をもとにこう記す。「婦女子の強制連行がなかったと思う根拠の第一は、もしも婦女子の強制連行があったとすれば、その目撃者は強制連行された者の何倍もいたはずだし、いかに戦時中であっても大きな抗議運動が展開されて当然であるはずだが、目撃証言も抗議運動も一切なかった事実である」
 傍証として大師堂氏は昭和4年の光州事件を取り上げる。日本人中学生が朝鮮人女学生をからかったことが原因で、大規模な学生抗議運動が起こったのである。
 からかっただけで学生抗議運動が起こる土地で、婦女子を強制連行したらどうなるか。常識で考えればわかるではないか。(桑原聡)
**********************************
とあるように、論じる事すら馬鹿げているのである。

しかし、ホント日本という国はつくづくなめられて
いるよなぁ・・。
今回の慰安婦像を建てても、日本という国は許して
くれる・・という甘えた裏付けがあるからこそ、
簡単に韓国政府が黙認して大統領が嘘を外交カード
に使う・・という三流国家のこんなやり口が平気で
許される・・。

それもこれも、【河野談話】と【朝日新聞】、
【吉田清治】の罪は重い・・。

【朝日新聞】が【女子挺身隊】という誤報を出して
韓国が暴走、その直後の当時の宮沢首相が韓国を
訪れ、謝罪してくる・・それがその後の【河野談話】
発表へと進む・・。

ここに出てくる【河野談話】とは
**********************************
慰安婦関係調査結果発表に関する
河野内閣官房長官談話

平成5年8月4日

 いわゆる従軍慰安婦問題については、政府は、一昨年12月より、調査を進めて来たが、今般その結果がまとまったので発表することとした。
 今次調査の結果、長期に、かつ広範な地域にわたって慰安所が設置され、数多くの慰安婦が存在したことが認められた。慰安所は、当時の軍当局の要請により設営されたものであり、慰安所の設置、管理及び慰安婦の移送については、旧日本軍が直接あるいは間接にこれに関与した。慰安婦の募集については、軍の要請を受けた業者が主としてこれに当たったが、その場合も、甘言、強圧による等、本人たちの意思に反して集められた事例が数多くあり、更に、官憲等が直接これに加担したこともあったことが明らかになった。また、慰安所における生活は、強制的な状況の下での痛ましいものであった。
 なお、戦地に移送された慰安婦の出身地については、日本を別とすれば、朝鮮半島が大きな比重を占めていたが、当時の朝鮮半島は我が国の統治下にあり、その募集、移送、管理等も、甘言、強圧による等、総じて本人たちの意思に反して行われた。
 いずれにしても、本件は、当時の軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題である。政府は、この機会に、改めて、その出身地のいかんを問わず、いわゆる従軍慰安婦として数多の苦痛を経験され、心身にわたり癒しがたい傷を負われたすべての方々に対し心からお詫びと反省の気持ちを申し上げる。また、そのような気持ちを我が国としてどのように表すかということについては、有識者のご意見なども徴しつつ、今後とも真剣に検討すべきものと考える。
 われわれはこのような歴史の真実を回避することなく、むしろこれを歴史の教訓として直視していきたい。われわれは、歴史研究、歴史教育を通じて、このような問題を永く記憶にとどめ、同じ過ちを決して繰り返さないという固い決意を改めて表明する。
 なお、本問題については、本邦において訴訟が提起されており、また、国際的にも関心が寄せられており、政府としても、今後とも、民間の研究を含め、十分に関心を払って参りたい。
**********************************
日本政府はこの問題を【物的証拠もない(ここ重要)】
のに数人の老婆の話を聞いただけで、このように韓国
と【政治的取引】で日本を犯罪国に仕立て上げたと
いうものである・・。
簡単に言えば、人を殺した証拠がひとつもないのに、
それを見たとウソをついた人の話だけで殺人犯に
してしまったのと変わらないのだ・・。
これは普通の感覚ならば【冤罪】と言う。
日本のために死んで行った方々を、もうこの世に
いない事をいい事に【犯罪者】にしたのだ・・(-_-;)
とんでもない事なのである。

しかし、まあ、自民党もダンマリ決め込んでいるが、
お父さんがしでかしたとんでもない売国談話を息子の
河野太郎氏は、この問題をどう考えているのだろうか?
少なくとも父親の考え方について個人ブログででは
発表すべきだろう?

【後編】に続くぅぅぅ!

【COP17】日本の対応に拍手

**********************************
COP17合意…「京都」延長、新枠組み発効へ
(2011年12月11日・読売新聞)
 【ダーバン(南アフリカ)=吉永亜希子、中西賢司】世界の温室効果ガス削減について話し合う国連気候変動枠組み条約第17回締約国会議(COP17)は11日朝(日本時間同日午後)、2012年末で期限切れとなる京都議定書を延長し、20年に新たな法的枠組みを発効させることなどを盛り込んだ「ダーバン合意」を採択して閉幕した。
 先進国だけに削減を義務付けた京都議定書の延長期間は、「5年」(13〜17年)と「8年」(13〜20年)が併記された。来年カタールで開かれるCOP18で決定し、議定書の改正手続きを行う。日本は、現在の削減期間(08〜12年)で平均6%の削減義務を負っているが、13年以降は義務を負わず、自主的な数値目標を掲げて削減に取り組むことを決めている。
 一方、新たな枠組みには、京都議定書で削減義務を負っていない2大排出国の中国、米国を含むすべての国が参加する。これを議論するための作業部会を設置し、15年までに採択、20年に発効させる。会議ではこうした一連の予定をまとめた行程表「ダーバン・プラットホーム」を採択した。
**********************************
【COP16】から1年・・南アフリカのダーバンで

【国連気候変動枠組み条約第6回締約国会議(COP17)】

が行われた・・。今回の【COP17】は

【京都議定書の延長の是非】

と争点はハッキリしていていた。

本題の前に【京都議定書】は現在どんな感じなのか?
そもそも、1997年【COP3】で採決され、先進国に
温室効果ガスの排出量の削減義務を負わせたのが
【京都議定書】・・。

この時点でのCO2総排出量は【227億トン】で、
シェアは、

<先進国>
アメリカ 24%
EUなど 24%
ロシア 6%
日本 5%
------------------------
合計 59%

<途上国>
中国 14%
インド 4%
その他 23%
------------------------
合計 41%

という事で、世界で半分以上を排出している先進国が
今までの湯水のごとく排出してきた懺悔も含めて、
まあ、当時としては考え方としては妥当な選択だった
訳だ・・しかし、アメリカは2000年に大統領選挙が
行われ、ブッシュ大統領が選出されると、

【環境対策よりも経済成長を重視する】
【中国のようにこれから排出が増えるだろう国が
 混ざらないなら意味がない】

という事で、2001年にアメリカは【京都議定書】から
離脱する・・。

そして、このされたEU、ロシア、日本、カナダだけが
2005年【京都議定書】発行・・2008年から2012年
までの間に削減義務を負う事となる・・。
2009年になると、CO2総排出量は【290億トン】
となり、

<京都議定書参加国>
EUなど 17%
ロシア 5%
日本 4%
------------------------
合計 26%

<不参加国>
中国 24%
アメリカ 18%
インド 5%
その他 27%
------------------------
合計 74%

と、【京都議定書】に入っていない国が74%も出して
いるという馬鹿げた構図になる・・。
この事について、以前から、自分は【無意味】を
指摘していた・・。

●【COP16】絶対に阻止してもらわねば困る

そんな中、今回、この【COP17】の日本政府の
対応には拍手をしたい・・。

悲しいかな・・日本のマスコミは今回の【COP17】
の日本の対応について、【京都議定書】延長が決定、
EUが先導し、際立った存在感を示し

【日本は孤立し、苦しい立場に追い込まれた】

という・・(笑)
EUはこうした環境に鑑み、ビジネスになる!と、
【排出権取引市場】を株式市場のように築き上げ
ビジネスの形をすでに取っており、世界にそれを
広めたい!という表向き【環境問題をリードする!】
という仮面を被りながら、根底では【京都議定書】
が無くなると【排出権取引】がいらなくなり、その
市場自体が必要無くなる・・それでは困るからと
【京都議定書】の延長を求めてEUが日本を非難し、
動いている事は、ほとんどの国々が見抜いた上で、
その船に乗っかった方が良い途上国が政治的に賛同
しているだけで、本筋はそこではない・・。

実は日本は前回の【COP16】の閣僚会議初日に、
上記の旨である【不十分である】と発表している・・。
よって、【京都議定書】でない、途上国を含めた

【新しい枠組み】

を作り直す事を提言していた。
これに、削減義務を課せられていたロシアやカナダが
外向的に言いたくても言えなかった&本音は途上国が
入らないと真の解決にならない・・と密かに思って
いたところ、日本が声を上げたものだから、

「よくぞ言ってくれた」

とロシアやカナダ公式に日本と同調する・・。
しかも、すでに日本はその事において、アメリカ、
オーストラリア、ニュージーランドなどの理解を得、
根回しをした上で、今回も日本が【京都議定書】延長
の場合、第2約束期間には参加しない事について実は
どの国からも批判はないのだ・・。
むしろ、震災がありながら、財政状況が悪いながらも
第1約束期間の排出量の約束を守るために排出権を
購入し、死にそうな位に努力している日本を評価して
いる国も少なくないのだ・・。

そして、その日本の行動のお陰で、今回の【COP17】
において、第2約束期間が設定され【京都議定書】の
延長が決定したものの、EUだけが第2約束期間への
参加になってしまい、世界の1割ちょっとしかカバー
できない状況のため、2015年までに日本の主張通り、
【新しい枠組み】をまとめ、2020年に【新しい枠組み】
を発効する事が決まったのだ・・。
また、中国とインドも「孤立するかもしれない・・」
という事で「話し合いには応じる・・」と、今までは
それにすら乗ってこなかった部分大きく進歩させた・・。
もちろん、途上国が参加するならという事で、アメリカは
【新しい枠組み】には合意している・・。

ただ、世界のまともな科学者は、すでに

【CO2 が増えると地球から赤外線が外(宇宙)に
 逃れにくくなるため温暖化する】

という0.04%しかないCO2による地球温暖化論に
懐疑的であり、再現実験からも、赤外線を照射実験
でCO2を2倍にしたところで、模擬大気中のCO2は
それ以上の赤外線を吸収しなくなったという結果が
出ており、逆にその再現実験で海がある以上、
そこいら辺に存在する【水蒸気】が同等以上の赤外線
を吸収し、温暖化させる最たる原因は多い所で4%弱、
CO2の約100倍も存在する【水蒸気】である・・と
考えるのが自然・・。
それならば、温暖化になり雨も多くなり【水蒸気】が
上昇する事を考えれば説明がつく・・。

もう、日本もCO2抑制のために、無駄な金ばかり
使ったあげく、のちに【CO2は関係ありません
でした!実は水蒸気でした!エヘヘ・・】とか
世界で発表され、顔面蒼白・・みたいな事になる
前に、そうした事をきちんと正視し、思い切った
舵取りをしないとババ引くだけで終わってしまう・・。
どうにかならんものか?(-_-;)

数少ないブータンという超親日国【後編】

【前編】はこちら!
【中編】からの続きぃぃぃぃ!

ブータン国王の【品格】に対し、日本の恥として、
***************************************
防衛相の晩餐会欠席 「ブータン国王よりもこっちが大事」 
野党徹底追及の構え
(2011年11月17日・産経新聞)
 一川保夫防衛相が16日夜、国賓として来日中のブータンのジグメ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王夫妻を歓迎する宮中晩餐(ばんさん)会を欠席し、同僚議員のパーティーで「ブータン国王が来て宮中で催し物があるが、私はこちらの方が大事だ」とあいさつしていたことが17日、分かった。
 国王夫妻にも皇室にも礼を失する行為だといえ、自民党など野党は参院での問責決議案提出を視野に徹底追及する構え。
 発言は参院予算委員会でも取り上げられ、一川氏は「軽率だった。申し訳なく思い、反省している」と陳謝した。藤村修官房長官は首相官邸に一川氏を呼び「宮中行事を軽視するかの発言は軽率だ。厳に慎むように」と厳重注意した。
***************************************
と、【国賓】の【礼を失する行為】で国王に応えた
のが【一川保夫防衛相】・・。
そもそも、就任当時から、
***************************************
一川防衛相「素人だから文民統制」(2011年9月3日・朝日新聞)
 一川保夫防衛相は2日、正式に就任する直前に一部の記者に対して「私は安全保障の素人だが、それが本当のシビリアンコントロール(文民統制)だ」と述べ、朝日新聞の取材にもそう発言したと認めた。これに対し自民党の石破茂政調会長(元防衛相)は「閣僚解任に値する。任命した野田佳彦首相の見識も問われる」と批判。国会などで追及する考えを示した。
 文民統制は本来、国民から選ばれた政治家が軍隊を統制するという考え方。一川氏は朝日新聞に「私は軍事の専門家ではないし、銃器を扱ったこともない。国民目線で判断しながら、国民に防衛政策や安全保障を理解してもらったうえで政策を推進しなければいけない、という気持ちで言った」と説明した。
***************************************
このように、何かあった時に困るから、ひとまず
最初にハードルを下げておこうと

【安全保障の素人】

と胸を張って公言していた一川保夫防衛相・・(-_-;)
もうこの時点で、大臣の座を降ろしておけば良かった
ものの、こうしたレベルの人間は全てにおいて勘違い
しているので、また問題を起こす・・。
***************************************
一川防衛相、宮中晩さん会欠席しパーティーに
(2011年11月17日・読売新聞)
 一川防衛相は17日午前の参院予算委員会で、ブータン国王を招いた16日夜の宮中晩さん会に欠席し、民主党参院議員の政治資金パーティーに出席していたことを明かし、「申し訳なかった。反省している」と陳謝した。
 晩さん会への欠席理由をただした自民党の宇都隆史氏の質問に答えた。
 防衛相は16日のパーティーで「宮中で催し物があり、他の大臣は皆そちらに行ったが、私はこちらの方が大事だと思って来た」などとあいさつした。
***************************************
【政治資金パーティー】の方が大切って・・どれだけ
大臣の立場を理解していないバカなんだよ・・_| ̄|○
もう、こいつは【国賓】の意味も全くわかって
いないんだろうな・・。
ちなみにこの【政治資金パーティー】を行っていた
議員というのが、なんと高橋千秋外務副大臣・・。
日本の外交のNo.2の【外務副大臣】ですよ?┐('〜`;)┌
外交で、ブータン国王を【国賓】としてお迎えして
いるのに【外務副大臣】が【政治資金パーティー】を
開き、【防衛大臣】が宮中晩餐会を無視して出席する・・
どんだけバカな2人なんだよ
・・_| ̄|○

で、その行いに自信があり、正しいと思うのなら
一川防衛相もパーティーの挨拶のように、自信満々に
きちんと「ブータン国王の方が自分にとっては格下
である」旨の正当な主張を行えばいいのに、
***************************************
一川防衛相、ブータン総領事館で欠席を謝罪
(2011年11月22日・読売新聞)
 一川防衛相は22日、都内の駐日ブータン王国名誉総領事館を訪れ、今月16日夜に開かれた同国王夫妻歓迎の宮中晩さん会を欠席したうえに、
民主党参院議員のパーティーで「こちらの方が大事だと思って来た」などとあいさつしたことについて陳謝した。
 22日午前の参院外交防衛委員会で自民党の佐藤正久氏から「反省をしているのなら行動を起こすものだ」と追及されたことを受け、実行に移したものだ。
訪問後、一川氏は記者団に、「(ブータン側からは)『気にしなくていい』という話があり、お土産をもらって帰ってきた」と語った。自らの引責辞任については否定した。
***************************************
と、謝罪をする訳だ・・(-_-;)

【反省をしているのなら行動を起こすものだ】

というのは【辞任しろ!】って事なのに、それを
理解できず謝りに行くのだからバカは本当に困る・・。
さらに、謝るくらいなら最初からやらなければいい
のに、それを【政治資金パーティー】に行く前に
気付かない事が【無能】である事にも気付かない
のだから重ねてバカは困る・・。
ブータン側だってそんな本当に申し訳ないと思っても
いない人が謝りに来ても困るのに、謝りに行って
「気にしないでくれ」と言われ、お土産もらって
帰ってきてニコニコしている・・ってこいつは
小学生か?(-_-;)
このブータン側の対応こそが、わざわざ来て下さった
日本の大臣の顔をつぶさないように・・という

【外交儀礼】

であって、相手の事を【礼を尽くし敬う】というのは、
こうやってやるんだよ・・とブータン側が一川防衛相に
この機会に教えてるのに、その事には全く気付いて
いない
んだろうな・・(笑)
そして、皇室に対し謝罪をしていないところをみると、
一川防衛相は同時に2つの不遜を働いた事に気付いても
いなければ、そもそも皇室に対しては「悪い」と未だに
思ってもいなければ感じてもいないのだ・・。
どんだけ偉い大臣なんだよ・・一川保夫防衛相・・_| ̄|○
本当にバカはどこまでいってもバカなのだ・・。

で、【国賓】としていらして、自分で謝りにまで行った
のだから、ブータン国王の名前はきちんとわかっている
のかと思ったら、
***************************************
ブータン国王の名前答えられず… 晩餐会欠席の一川防衛相
(2011年11月22日・産経新聞)
 一川保夫防衛相は22日、在京のブータン総領事館を訪れ、ワンチュク国王夫妻歓迎の宮中晩餐(ばんさん)会を欠席し民主党議員のパーティーに出席したことについて「ご迷惑をおかけし、申し訳なかった」と陳謝した。対応した日本大使を兼任するナムゲル駐インド大使は「恐らく国王はご存じない。気にしなくていい」などと答えたという。
 これに先立ち、一川保夫防衛相は参院外交防衛委員会で、自民党の佐藤正久氏に国王の名前を尋ねられたが、即答できなかった。
 不意をつかれた一川氏は後ろにいた秘書官に確認し「ワンチュク国王と思う」と答弁。佐藤氏は「名前も覚えていないのは『反省がない』といわれても仕方ない」と厳しく批判した。
***************************************
即答できないという・・もう反省だとか、辞職だとか、
そういうレベルでなく、この人を国会議員にしていては
いけないと思うんだな・・。
もし、こんなクズを地元の利権のために、今後も当選
させ続けると言うのならば、石川県の有権者から選挙権
を剥奪して欲しい位だ
・・凸(-""-)

とはいえ【ブータン】・・。
【GNH(国民総幸福量 =Gross National Happiness)】
を大々的にアピールし、国王夫妻の素晴らしい品格で、
【ブータン=幸せの国】と今回、外交成功を収めた形
だが、バックパッカーなど旅行者は、1日1人200ドル
を政府に払わなければならなく、貧乏旅行者は
歓迎されなかったり、ネパール系追放政策&難民問題

など、やはりどの国にも【ウラ】はある・・。

数少ないブータンという超親日国【中編】

【前編】からの続きぃぃぃぃ!

では、なぜ日本から遠く隔てた小さな国ブータンが
【親日の国】なのか?
それには【西岡京治氏】の事をおいては語れない・・。
詳しくはこちらを見て頂くのが一番で、涙腺の弱い方は
涙が溢れてくる事でしょう・・。

1)国旗の重み 〜西岡京治物語・前編〜
2)国旗の重み 〜西岡京治物語・中編〜
3)国旗の重み 〜西岡京治物語・シェムガン開発編〜
4)国旗の重み 〜西岡京治物語・後編〜

と、この順番に観ましょう!
でも、見るの面倒くせえ!という方のために簡単に
端折ると、1964年当時のブータンの農業の収穫は
非常に少ないもので、食糧自給率が60%という状況を
改善すべく、海外技術協力事業団(現・国際協力機構)
は農業指導のために植物学者でもあり実力派でもある
西岡京治氏をブータンに派遣する・・。

しかし、当時のブータンの農業を牛耳っていたのは、
全て唯一国交のあるインドから派遣されたインド人。
そんな中、西岡氏は、彼らを納得させるべく、試験栽培
で日本から持っていった大根の種を植え、ブータンの
人々が今までに見た事もないほど、大きく立派に育て
上げ、その後、数々の野菜をも見事に育て上げる・・。

ブータンの人々は西岡氏を大絶賛し、当初2年間で
あった任期を国王から延長を懇願される。
やっと軌道に乗り始めて、このままでは終わらせたく
なかった西岡氏は喜んで承諾、今度は稲作に取り組む。
当時のブータンの田植えは適当に乱雑に植えていた。
それを日本のように並木植えに列で植えるように指導。
収穫量は見事40%も増量する結果を出す。

1972年、当時の第3代ジグミ・ドルジ・ワンチュク
国王が崩御、16歳という世界最年少の若さでジグミ・
シンゲ・ワンチュクが第4代国王となる。
即位するとすぐさま、西岡氏にブータン人から
「忘れられた地」と呼ばれ地理的に恵まれず、飢えと
闘いながら生きている極貧地域であり、山岳地帯で
あるため、急な斜面で水の通わぬ干からびた上、
谷に分断されて往来できない大地であるシェムガン県
を「ブータン人の身の丈にあった開発」「最小の費用
で、最大の効果」の信念の元、平地が無理なら斜面に
棚田を作り、現地で調達できるもので水路を引き、
現地の手法で橋を架け、5年後にはブータンでも
有数の穀倉地帯へと変貌させ、5万人を超える農民が
水田耕作で生計を立てられるようにした。

1980年、ブータン国王は、西岡氏の功績を讃え、
ブータンにおける最高位「ダショー(最高の人)」
の称号を贈る
・・。
その後もブータンに合った品種の改良を始め尽力する。
結果、西岡氏がブータンに来て28年後には食糧自給率
を86%にも引き上げる・・。
そして、1992年に西岡氏は死去する。享年59歳。
葬儀は、感謝の意を込めて、国葬として執り行われ、
妻の希望もあり、西岡氏はブータンの地に眠る・・。

語り継がれている素晴らしいエピソードのひとつに、
ブータン第4代ジグミ・シンゲ・ワンチュク国王が、
1989年2月24日の昭和天皇の大喪の礼に参列された
時の話・・。
日本の1989年といえば、今と違ってまさに

【ザ・バブル】

真っ直中で景気が超良かった時代・・。
参列する葬儀の前後に他の国の首脳の多くが日本から
の経済的な協力を得るために、日本政府首脳と会談
する【弔問外交】を行っていました。
もちろん、外交として、これはどこの国でも通常に
行っている事であり、【弔問外交】をしたからと
いって、もちろん失礼でもなければ、非難されたり
する事ではありません・・。

しかし、ブータンは今も昔も下から数えた方が早い
貧しい国・・【ザ・バブル】な日本に対し、この機会
に経済的協力を得ようと考えたとしても全くおかしく
ないのだが、国王はこうした【弔問外交】をされず、
大喪の礼に出席して帰国の途につかれたそうだ・・。
新聞記者が理由を尋ねると、国王は

【日本国天皇への弔意を示しに来たのであって、
  日本に金を無心しに来たのではありません】

とお答えになられただけでなく、ブータンは、その年に
1カ月間も日本という他国の為に喪に服したそうです・・。

先日の宮中晩餐会における乾杯の際も、国王も王妃も
ご自分のグラスが皇太子さまのグラスの上に行かない
ように半ばかがむように気を遣って乾杯しておられた・・。
礼を重んじ、品格が滲み出てくる、まさに、日本の

【わび・さび(侘・寂)】

いや、日本の

【武士道】

にも通じる【国家の品格】でした。(T_T)

【後編】へ続くうぅぅぅ!

数少ないブータンという超親日国【前編】

忙しくて、書き終える事が出来なくてなかなか
UPできなかったひとつが【ブータン】。

【ブータン】という国・・Wikiによると、大きさは
九州ほどで人口は70万人弱・・。
日本で、70万人以下の都道府県といえば、鳥取県
くらいしかない・・(笑)
どれだけ小さな国であるかおわかりになるだろう・・。
余談だが、【世界初の禁煙国家】としても有名である。

その【ブータン】から、2011年11月15日、第5代国王
【ジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王(31)】
が、1ヶ月前に結婚したばかりの【ジェツン・ペマ王妃
(21)】とジェツン王妃共に国賓として来日され、
被災地を始め、東京、京都などを訪れた。

そして、衆院本会議場では日本人の心を激しく揺さぶる
演説をされました。
**************************************
 天皇皇后両陛下、日本国民と皆さまに深い敬意を表しますとともにこのたび日本国国会で演説する機会を賜りましたことを謹んでお受けします。衆議院議長閣下、参議院議長閣下、内閣総理大臣閣下、国会議員の皆様、ご列席の皆様。世界史においてかくも傑出し、重要性を持つ機関である日本国国会のなかで、私は偉大なる叡智、経験および功績を持つ皆様の前に、ひとりの若者として立っております。皆様のお役に立てるようなことを私の口から多くを申しあげられるとは思いません。それどころか、この歴史的瞬間から多くを得ようとしているのは私のほうです。このことに対し、感謝いたします。
 妻ジェツンと私は、結婚のわずか1ヶ月後に日本にお招きいただき、ご厚情を賜りましたことに心から感謝申しあげます。ありがとうございます。これは両国間の長年の友情を支える皆さまの、寛大な精神の表れであり、特別のおもてなしであると認識しております。
 ご列席の皆様、演説を進める前に先代の国王ジグミ・シンゲ・ワンチュク陛下およびブータン政府およびブータン国民からの皆様への祈りと祝福の言葉をお伝えしなければなりません。ブータン国民は常に日本に強い愛着の心を持ち、何十年ものあいだ偉大な日本の成功を心情的に分かちあってまいりました。3月の壊滅的な地震と津波のあと、ブータンの至るところで大勢のブータン人が寺院や僧院を訪れ、日本国民になぐさめと支えを与えようと、供養のための灯明を捧げつつ、ささやかながらも心のこもった勤めを行うのを目にし、私は深く心を動かされました。
 私自身は押し寄せる津波のニュースをなすすべもなく見つめていたことをおぼえております。そのときからずっと、私は愛する人々を失くした家族の痛みと苦しみ、生活基盤を失った人々、人生が完全に変わってしまった若者たち、そして大災害から復興しなければならない日本国民に対する私の深い同情を、直接お伝えできる日を待ち望んでまいりました。いかなる国の国民も決してこのような苦難を経験すべきではありません。しかし仮にこのような不幸からより強く、より大きく立ち上がれる国があるとすれば、それは日本と日本国民であります。私はそう確信しています。
 皆様が生活を再建し復興に向け歩まれるなかで、我々ブータン人は皆様とともにあります。我々の物質的支援はつましいものですが、我々の友情、連帯、思いやりは心からの真実味のあるものです。ご列席の皆様、我々ブータンに暮らす者は常に日本国民を親愛なる兄弟・姉妹であると考えてまいりました。両国民を結びつけるものは家族、誠実さ。そして名誉を守り個人の希望よりも地域社会や国家の望みを優先し、また自己よりも公益を高く位置づける強い気持ちなどであります。2011年は両国の国交樹立25周年にあたる特別な年であります。しかしブータン国民は常に、公式な関係を超えた特別な愛着を日本に対し抱いてまいりました。私は若き父とその世代の者が何十年も前から、日本がアジアを近代化に導くのを誇らしく見ていたのを知っています。すなわち日本は当時開発途上地域であったアジアに自信と進むべき道の自覚をもたらし、以降日本のあとについて世界経済の最先端に躍り出た数々の国々に希望を与えてきました。日本は過去にも、そして現代もリーダーであり続けます。
 このグローバル化した世界において、日本は技術と確信の力、勤勉さと責任、強固な伝統的価値における模範であり、これまで以上にリーダーにふさわしいのです。世界は常に日本のことを大変な名誉と誇り、そして規律を重んじる国民、歴史に裏打ちされた誇り高き伝統を持つ国民、不屈の精神、断固たる決意、そして秀でることへ願望を持って何事にも取り組む国民。知行合一、兄弟愛や友人との揺るぎない強さと気丈さを併せ持つ国民であると認識してまいりました。これは神話ではなく現実であると謹んで申しあげたいと思います。それは近年の不幸な経済不況や、3月の自然災害への皆様の対応にも示されています。
 皆様、日本および日本国民は素晴らしい資質を示されました。他の国であれば国家を打ち砕き、無秩序、大混乱、そして悲嘆をもたらしたであろう事態に、日本国民の皆様は最悪の状況下でさえ静かな尊厳、自信、規律、心の強さを持って対処されました。文化、伝統および価値にしっかりと根付いたこのような卓越した資質の組み合わせは、我々の現代の世界で見出すことはほぼ不可能です。すべての国がそうありたいと切望しますが、これは日本人特有の特性であり、不可分の要素です。このような価値観や資質が、昨日生まれたものではなく、何世紀もの歴史から生まれてきたものなのです。それは数年数十年で失われることはありません。そうした力を備えた日本には、非常に素晴らしい未来が待っていることでしょう。この力を通じて日本はあらゆる逆境から繰り返し立ち直り、世界で最も成功した国のひとつとして地位を築いてきました。さらに注目に値すべきは、日本がためらうことなく世界中の人々と自国の成功を常に分かち合ってきたということです。
 ご列席の皆様。私はすべてのブータン人に代わり、心からいまお話をしています。私は専門家でも学者でもなく日本に深い親愛の情を抱くごく普通の人間に過ぎません。その私が申しあげたいのは、世界は日本から大きな恩恵を受けるであろうということです。卓越性や技術革新がなんたるかを体現する日本。偉大な決断と業績を成し遂げつつも、静かな尊厳と謙虚さとを兼ね備えた日本国民。他の国々の模範となるこの国から、世界は大きな恩恵を受けるでしょう。日本がアジアと世界を導き、また世界情勢における日本の存在が、日本国民の偉大な業績と歴史を反映するにつけ、ブータンは皆様を応援し支持してまいります。ブータンは国連安全保障理事会の議席拡大の必要性だけでなく、日本がそのなかで主導的な役割を果たさなければならないと確認しております。日本はブータンの全面的な約束と支持を得ております。
 ご列席の皆様、ブータンは人口約70万人の小さなヒマラヤの国です。国の魅力的な外形的特徴と、豊かで人の心をとらえて離さない歴史が、ブータン人の人格や性質を形作っています。ブータンは美しい国であり、面積が小さいながらも国土全体に拡がるさまざまな異なる地形に数々の寺院、僧院、城砦が点在し何世代ものブータン人の精神性を反映しています。手付かずの自然が残されており、我々の文化と伝統は今も強靭に活気を保っています。ブータン人は何世紀も続けてきたように人々のあいだに深い調和の精神を持ち、質素で謙虚な生活を続けています。
 今日のめまぐるしく変化する世界において、国民が何よりも調和を重んじる社会、若者が優れた才能、勇気や品位を持ち先祖の価値観によって導かれる社会。そうした思いやりのある社会で生きている我々のあり方を、私は最も誇りに思います。我が国は有能な若きブータン人の手のなかに委ねられています。我々は歴史ある価値観を持つ若々しい現代的な国民です。小さな美しい国ではありますが、強い国でもあります。それゆえブータンの成長と開発における日本の役割は大変特別なものです。我々が独自の願望を満たすべく努力するなかで、日本からは貴重な援助や支援だけでなく力強い励ましをいただいてきました。ブータン国民の寛大さ、両国民のあいだを結ぶより次元の高い大きな自然の絆。言葉には言い表せない非常に深い精神的な絆によってブータンは常に日本の友人であり続けます。日本はかねてよりブータンの最も重大な開発パートナーのひとつです。それゆえに日本政府、およびブータンで暮らし、我々とともに働いてきてくれた日本人の方々の、ブータン国民のゆるぎない支援と善意に対し、感謝の意を伝えることができて大変嬉しく思います。私はここに、両国民のあいだの絆をより強め深めるために不断の努力を行うことを誓います。
 改めてここで、ブータン国民からの祈りと祝福をお伝えします。ご列席の皆様。簡単ではありますが、(英語ではなく)ゾンカ語、国の言葉でお話したいと思います。
「(ゾンカ語での祈りが捧げられる)」
 ご列席の皆様。いま私は祈りを捧げました。小さな祈りですけれど、日本そして日本国民が常に平和と安定、調和を経験しそしてこれからも繁栄を享受されますようにという祈りです。ありがとうございました。
**************************************
もう・・なんという日本に対する敬愛・・そして数々の
言葉の感動・・_| ̄|○
多くの日本人がボケ〜っと粗雑に毎日を過ごしている
のを見透かされているかのようだ・・。

ブータンは、1986年の外交関係樹立以来、日本との
関係は、皇室・王室間の交流、経済協力等を通じて
友好関係であるだけでなく、日本の常任理事国入りに
一貫して賛意を表明している【超親日国】である。

東日本大震災の時も、大震災発生翌日の3月12日には、
国王主催で被災者の安全を祈る式典【供養祭】を執り
行い、すぐさま日本のためにと、3月18日には

【100万米ドル(当時は約8000万円相当)】

の義援金を日本へ寄付してくれた訳だが、日本の感覚
からすると、「ああ、8000万円ね・・」みたいな感覚
かもしれないが、GDP規模で比較すると、実はこの
【100万ドル】・・GDP34億ドルのブータンにとって
どれ程のお金であるか?というと、GDP500兆円の
日本の価値に換算すると、なんと【1500億円】に
相当するそうだ
・・(^-^;
小さく決して世界から見ても裕福では無い国としては、
どれ程の破格な援助であったか・・(T_T)

【中編】へ続くうぅぅぅ!

民主党代表選で一番深刻な問題

先日の、民主党代表選・・大方の予想通り

【海江田氏vs野田氏】

という事で【海江田氏・相当有利】という個人的
観測などやはり当てにならず(笑)結果、野田氏
が代表戦を制した・・同時に官僚の勝利だよな・・。
増税する必要性がないのに、デフレの今、官僚
には何がなんでも増税しておかなければならない
理由がある・・それにうまくのせられてしまって
いる人が総理になる・・。

まあ、過ぎてしまったそんな事よりも、個人的に
一番深刻だと思う事が、今回の民主党代表選に
おいて、世論の一番人気は【前原氏】だった
という事・・。
外国人献金問題や国会で取り上げられた暴力団
フロント企業献金問題を含め、政治家として
責任を取ると宣言したはずだが、舌の根も乾かぬ
うちに、なんと民主党の代表戦に出たて、今度は
政調会長だという・・(-_-;)
過去に、偽メール問題では元社長との堀江貴文氏
との裁判に負けても謝罪は無し、国交相時代は
八ツ場ダムをグチャグチャに、JAL問題もしくじり、
外相時代には尖閣事件で隠蔽・・と、この人は
一番総理になってはいけなかった人物なのですが、
こうした人がなんとなくマスコミの刷り込みにより、
過去の事など綺麗サッパリ忘れ去られ、なんとなく
のイメージで世論での一番人気になってしまう・・。
これは本当に怖いと感じた・・。

なぜなら、そのイメージで投票の流れは、以前、
民主党が国民に選ばれた流れと一緒で、国民の
根底は何も変わっていない事を再度認識させ
られる事だからだ・・。
イメージでの投票も1票、真剣に政治を考えても
1票・・でも、これも民主主義・・_| ̄|○

それが自爆への道だとしても見守るしかない無力さ

民主党代表選・・「先頭に立つ」と前原誠司前外相が
正式出馬表明した・・(-_-;)
今の所、テレビのニュースなどによると、世論受けが
一番良いのがこの前原前外相だそうだ・・(笑)
日本国民というのは本当に半年もすると全てを忘れる。
3月に前原前外相が外相の職を辞任したのは、

【外国人違法献金問題】

である・・。

そして国会で取り上げられた暴力団フロント企業献金
問題を含め、政治家として責任を取ると宣言したはず
だが、舌の根も乾かぬうちになんと民主党の代表戦に
出るのだという・・(-_-;)
過去に、元社長との堀江貴文氏との裁判に負けても謝罪は
無し、国交相時代は八ツ場ダムをグチャグチャに、JAL
問題もしくじり、外相時代には尖閣事件で隠蔽
・・と、
一番首相になってはいけない人間なのだが、この人が
一番の人気なのだという・・(-_-;)

鹿野道彦農林水産大臣は、3月11日からの放射能の拡散を
予測もせず、農作物、畜産、魚介、稲藁・・と適切な対応
を指示できず、流通しているものは安全という大原則を
壊滅的にし、その発表すらまともにできず国民を次々と
内部被曝させている最中
の人間が、もっと大変な首相に
なってどう手腕を振るうというのか?
海江田万里氏は、今更説明はいらないであろう官僚の
言うままに動くという改革から一番遠くなる
人間だ。
官僚と東京電力に騙され続け、菅首相にハシゴをはずされ
まくり、泣いちゃった人間が首相になったら、全世界の
笑いものでしょうが!
野田財務大臣は未だにまともな円高&デフレ対策もできず、
対策を見る限り、どうして円高&デフレになっているのか?
すら理解していない
としか言いようのない人間が首相に
なってどう日本が立ち直れるというのか?
まあ、樽床伸二氏、小沢鋭仁氏、馬淵澄夫氏の可能性は
低そうなので、あえて指摘はしない・・(笑)

とはいえ、この中から選ばれてしまうだろう民主党代表選・・。
何年か前に、小泉首相がやめた後の首相が3人代わったのだが
その時に民主党は何と言っていたのか?

【国民の審判を仰がないで、頭だけすげ替えて本当にいいのか?】

と散々批判していた事を、そのまま今回もやろうとしている・・。
その中でも非常に今回が低レベルなのが、最大の争点は何か?
という事である・・なんと政策論争はなく、

【小沢氏の処遇&小沢派への配慮がどこまでできるか?】

なのである・・。
そう・・誰が当選しても、小沢氏が全てを握る事になる。
よって、反小沢が当選すれば、この先、数の理論で物事が
決まらない・・逆に小沢氏に近い人間が当選すれば、小沢氏
の意見に従属する
事になる・・と、どこをどう見ても民主
主義などというレベルからは大きく逸れ、全然【国難】に
立ち向かうのではなく、【民主党難】をどのように解決
するのか?の手腕を問われているのである・・(-_-;)

だから今回に関しては、原発問題も、放射能問題も、被災者
&被災地問題も、ほとんど関係ないと言っても過言ではない。
小沢派の幹事長レベルのポストの用意、人材登用の部分の
条件による、小沢派の約120票と言われる票の行方だけで
全ては決まる・・。
そもそも、被災地復興や原発、放射能問題も、今この通り
何もできていないのだから今後もほったらかしで、今現在も
民主党の力が無いまま復興が進んでいますから、今後も、
恐らくこの人達の力でなく、別な力で復興してゆくのが
今後の被災地復興の真の姿である・・(-_-;)

さらに、この代表戦後、首相が決まっても、ましてや、
人気筆頭の前原氏にでもなろうものなら、上記に挙げた問題
が山積みでありますから、民主党が【解散総選挙】を決断
しない限り、間違いなく野党の厳しい追及で、早晩、立ち
往生する
だろう・・。
結果、かなり復興が遅れてしまうが、これも国民が選んだ
人間達の最後の悪あがきなとして、民主主義で選んだ国民
の責任として、それが自爆への道だと苦しくても見守る
しかない・・。

ひどい事ができる人間たちによる【人災】

昨年と同じく、何でこういうひどい事ができる
のだろう・・。
今年も菅直人首相と全17閣僚が、8月15日の
終戦記念日に靖国神社を参拝しなかった・・。
昨年、記録の残る1980年以降の30年間で閣僚
の参拝者が初めてゼロになり、2年連続である・・。

しかし、昨年は、3月28日に岡田克也外相(当時)、
4月22日に菅直人首相、5月26日に北澤俊美
防衛大臣(当時)、今年は1月7日に次の総理候補
かもしれない前原誠司元外相が、アメリカの
靖国神社と称される

【アーリントン墓地】

に参拝し献花をしている・・。
【アーリントン墓地】には、戦時国際法違反の東京
大空襲、広島&長崎の原爆投下に関わった軍関係者、
ベトナム侵略戦争に参戦した米軍兵士、米国軍法会議
で有罪であったジェイコブ・スミス将軍も葬られて
いる・・という日本を虫けらのように国際法違反
である方法を用いて惨殺した敵国だったアメリカの
軍人達の英霊が集う場所には、きちんと足を運び
【敬意を払った】のである・・。

8月15日に靖国神社を参拝した石原知事は、参拝後、
報道陣に対し、首相と全閣僚が靖国神社に参拝しない
事に

「あいつら日本人じゃないんだ」

と激しく批判したが、当然だろう・・。
菅直人首相と全17閣僚は一体どこの国の閣僚なのか?(・。・?
こうして亡くなった人間達に、こうしたひどい事が
できる人間達は、やはり被災者達にも当然冷たい・・。
頭の中は次期政権の事だけである・・。
この日本の現状は、こういう無知な人間達の集う政権で
やはりなるべくしてなったのである・・。
原発と同じく【人災】である・・。

松本龍震災復興担当相の辞任を勘ぐってみる

【(水産特区は)県でコンセサンスを得ろよ!
 そうしないと我々は何もしないぞ!ちゃんとやれ!】

【今、後から自分(村井知事<元自衛隊員>)が入って
 きたけど お客さんが入ってくるときは、自分が入って
 きてからお客さんを呼べ!いいか? 長幼の序がわかって
 いる自衛隊ならそんな事やるぞ!わかった?】

【今の最後の言葉はオフレコです。いいですか皆さん? 
 いいですか? 書いたらその(新聞)社は終わりだから】」

などなど、被災地で数々の【恫喝明言】を発し、日本中
を騒がせた松本龍・震災復興担当相が7月5日に辞任した・・。

そもそも松本氏は、昨年9月、第1次菅改造内閣で環境相と
防災担当相を兼務という事で初入閣した。
環境相としては昨年、名古屋市で開かれた【生物多様性
条約第10回締約国会議(COP10)】で議長を務める。

しかし、自分もその際に危惧を書いていたが、

この難交渉を先進国と途上国間で対立していた部分で
両方に配慮した内容の議長案でまとめた松本氏の手腕は
素晴らしく、ご自身もこのCOP10の裏話を本にしてしまう
程に環境政策に入れ込んでいたところ、復興相就任依頼・・。

実は震災時、松本氏は環境相の手腕とは対照的に、
防災担当相としては無能を露呈していた。
**************************
2011年04月03日(日) 週刊現代
【こんな時に防災担当大臣が「更迭」された理由】

「防災担当相」という肩書なのに、この非常時にまったく顔を見ない大臣がいる。松本龍大臣のことだ。

「官邸に引きこもって閣議後の定例会見すら開かない。取材対応も記者との立ち話程度で、原発のことを聞くと『私は担当じゃないから』と逃げる。何をやってるのかさっぱり分からない」(全国紙政治部記者)

 松本氏は福岡1区選出で、祖父は「部落解放運動の父」と呼ばれた松本治一郎元参院副議長。祖父が興した福岡のゼネコン「松本組」の御曹司で、菅内閣の閣僚中ではダントツの、資産7億円を誇るリッチマンだ。

「ボンボン育ちで、修羅場をとても仕切れない。地震発生時にはパニックに陥り、以来、会見もできない。こんな人物を防災担当相に据えた菅首相の責任は大きい」(全国紙編集幹部)

 震災が発生した3月11日から数日間、被災地救援や物資輸送が滞り、その後の活動に多大な悪影響を及ぼしたが、松本氏はその"元凶"と目されている。

「官邸の危機管理センターに詰めていた松本氏がまったくの役立たずで、自衛隊の初動が遅れたのです」(全国紙政治部デスク)

 3月19日に菅首相が谷垣禎一自民党総裁に「副総理兼震災復興担当相」で入閣を求めた際、「松本防災相を辞めさせてから話を持ってくるのがスジだ」と"更迭"を要求したとされる。もっとも松本氏はすでにクビになったに等しい状態だ。

「松本氏がやるべき仕事は、ほとんど仙谷氏がやっている。被災者支援の業務で官僚を呼びつけ、指示を出しているのは仙谷氏。松本氏は単なるお飾りと化しました」(官邸スタッフ)

 どうして菅政権は、こんな役に立たない人材ばかり揃っているのか。
**************************
環境相なら旨みがふんだんにあるが、防災担当相なんて
やりたくなくていた上記のような時に、環境相を
剥がされ復興相・・しかも東北では、被災地の議員
から選べば大なり小なり旨みもあるんだろうが、
福岡の土建屋としては何ひとつ旨みもない・・。
しかも復興が進むも進まないも、今からじゃほとんど
何もできないうちに菅内閣自体が消えてなくなる事が
決定の泥船ですから、なおさらである・・(笑)

そもそも、政治家にとっては、最重要の【復興】の
はずなのだが、旨みもなく、期間もなくほとんど
何もできない事決定!のその泥船に自ら進んで

「俺がやる!(乗る!)」

というような人が、この環境下で出て来る訳がない・・(笑)
松本氏も、環境相を放り投げてまで、復興相をする
メリットは何も無いですから、その依頼を2度も
断っていたというのも当然だわな・・(笑)

しかし、環境相を剥がされ、やりたくない方の防災担当相
に替わるような復興相をやらなくてはならなくなった背景、
就任した後のまさに別人になったあの【悪態】を見ると、
タブーである【同和】の問題(面倒くさい場所は調子に
乗っている【同和】にやらせとけ!みたいな・・)が
絡んでいたのでは?と下衆に勘ぐってしまう訳だ・・(笑)

先に書いたように、そもそも松本氏は昨年9月、第1次
菅改造内閣で環境相と防災担当相を兼務という事で
初入閣した訳だが、環境に詳しい訳でもなく、元社会党で

【人権問題や部落解放運動に精通している事が評価】

されて入閣した人物・・ご自身の書の中で

【被差別部落出身】

である事を語り、

【同和対策事業がライフワークで、部落解放同盟の
 副委員長を務める】

という

【莫大な同和予算を貪ってきた同和利権の総本山】

のような人がとうとう大臣になるんだぁ・・と、
違った意味で印象深かった・・。

さて、ここで出て来た【同和】とは一体何なのか?
(詳しくはコチラ

インドのカースト制やアメリカの黒人問題と似て、今も
なお、日本に残る【差別問題】・・江戸時代の【士農工商】
そして、【非人(ひにん)】【穢多(えた)】と、歴史
は江戸時代から・・と長くなるので割愛するが、あまり
【同和】と関係ない人間が一番最初に【穢多】などを
知るのは、多くの方は【島崎藤村・破壊】からでは
ないだろうか?

しかし、【差別問題】だというのなら【差別問題】で
【差別】の部分が無くなって【平等・公平】の権利が
戻れば良いだけの話なのだが、

○各種の税金・保険などの免除
○現金給付や超低金利の貸し出し
○公共施設(道路)などの整備や公民館などの施設の譲渡
○公務員などへの優遇就職

など、この【同和】に対し、国として数十兆円手厚い行政の
【援助&優遇措置】をお金で行なったため【利権】になった。
よって、現在はすでに住環境の改善が図られている事を
考えれば、背景はあるものの、今現在の【同和】とは残念
ながら【利権】である・・。

話は逸れたが、先にも書いたように、この【同和利権】の
総本山に君臨しているのが、松本氏な訳だ・・。
2008年度の国会議員の所得公開で松本氏は国会議員で
なんとトップの8億4366万円の所得を得ていたことが
報道された・・。
この所得を得ても、お気の毒な【被差別部落出身】を
真顔で強調するのだからすごい・・(笑)

さて、辞任劇から1日経ってみると、マスコミに現れた
松本氏は笑顔!笑顔!で「怖くないでしょ!」を連発
しながら、新潟県・津南町、長野県・栄村を視察・・。
まるで昨日までの事がウソのような姿をPRしていた・・。

そんな姿を改めて見ると、あの騒動の後、

【被災者に寄り添うことが使命であるということを
 言いたかった】

と釈明していたが、まるで自らの政治生命を賭けて
菅首相と【刺し違える】覚悟までもあるように見えた
背景には、色々な下衆の勘ぐりをしてしまうのです・・(^-^;

とはいえ、復興相を一番最初に復興しなくては
いけない・・というレベルの人間達が復興をしようと
しているのは確か・・(-_-;)(笑)

民主党政権になる事で一番恐れていた事が起こった

************************************
【民主・土肥氏「竹島領有権、日本は主張中止を」韓国議員と共同宣言 会見まで 先月末(2011.3.9)】 
 わが国固有の領土にもかかわらず韓国が不法占拠を続けている竹島について、衆院政治倫理審査会会長で菅直人首相が主宰する政策グループ顧問の土肥隆一衆院議員(兵庫3区)が「日韓キリスト教議員連盟」の日本側会長として、日本政府に竹島の領有権主張中止などを求める同議連の日韓共同宣言に名を連ね、韓国の国会で共同記者会見していたことが9日、分かった。土肥氏は産経新聞の取材に「個人的には、竹島は日本の領土とは一概にはいえないのではと思っている」と話している。
 共同宣言文のタイトルは、「和解と平和を成す韓日両国の未来を開いていこう」。日本に対し「歴史教科書の歪曲(わいきょく)と独島(韓国が主張する竹島の名)領有権主張を直ちに中止する」などの3項目を要求。議連の日本側会長の土肥氏ら3人の連名としている。
 土肥氏によると、共同宣言は先月27日、韓国の植民地支配下の独立運動を記念した「3.1節」の関連行事の一つとして開催された、同議連の共同記者会見で発表された。
 土肥氏は日本側会長の立場で、日本から唯一出席。韓国には当日入り、式典の前に「この共同宣言を発表したい」と日本語訳が添付された宣言文案を渡され、内容を確認して了承、共同会見に臨んだという。
 土肥氏は産経新聞の取材に「共同宣言は外交交渉上有効になるようなものではない」と説明。「この議連は本来、キリスト教的精神で日韓問題を考えようという趣旨のもの。どちらか一方だけが悪いということにはならないはずだが、韓国では竹島、慰安婦、教科書、靖国に対する自国の主張を述べないと、日本と向き合ったことにならない」とも述べ、韓国側が作成した宣言文に理解を示した。
 共同宣言は、韓国内では主要各紙が報道。会見した土肥氏らの写真も掲載された。土肥氏によると、同議連はキリスト教信者の両国の国会議員によって約11年前に発足。日本側は7人程度だが、韓国は国会議員の3分の2にあたる約150人が所属しているという。
 土肥氏は通称「菅グループ」と呼ばれる菅首相主宰の「国のかたち研究会」代表を務め、昨年9月の民主党代表選では菅首相の推薦人だった。
 ■「軽率すぎる行動」
 拓殖大の下條正男教授は「政権与党幹部の一人が韓国側の主張に沿う共同宣言を公の場で共同発表したことは、韓国側には『日本政府が韓国の領有権主張を認めた』と解釈される。軽率すぎる行動で、領土問題の根幹をまったく理解していない」と指摘している。
************************************
いやいや、これは本当にたまげた・・_| ̄|○
民主党政権になる事で個人的に一番恐れていた事が起こった。
以前、岡崎トミ子参院議員の通常国会の会期中に、滞在費、
渡航費と【公費】を使い、韓国のソウルの日本大使館前で
行われた韓国の慰安婦問題支援団体が主催する

【売春婦日本政府糾弾反日デモ】

に参加、日本大使館に向けて拳を振り上げて抗議したのも
衝撃だが、個人的には、今回の土肥氏はそれ以上の衝撃
である・・。

朝食食べながら観ていた【とくダネ!】での電話取材での
土肥氏の釈明も驚くべき感覚で、

【内容については十分論議する暇が無くて、まぁ「韓国が
 これを出したい」と言うからいいだろうと決断をした。
 これは「無理だ」と言ってやめればよかったかなと今は
 思っていますけど・・】
【あの文章は読み直してみても、相当、一方的だなぁという
 事は感じるけれども、その場に飲まれたっちゃ飲まれたし、
 こんなにマスコミに取り上げられるとは、思ってもみな
 かったからね・・まぁ、うかつでした・・】

と、絶望的な衝撃を受けた・・_| ̄|○
なんと、【署名する】という事の重大さがわからない・・
中身を確認もしていない・・簡単にその場の【ノリ】で
署名する・・その後にうかつだと笑う・・なんという
レベルのバカ者なのであろうか?
しかし、やはりこういう感覚の人間のバックボーンはいつも
決まっている・・案の定、【旧・朝鮮生まれ】で、初当選の
時には【社会党】・・もう国を売るのに躊躇しない背景は
きちんと揃っている・・_| ̄|○

「共同宣言は外交交渉上有効になるようなものではない」

土肥氏のこの感覚・・こんな感覚の人間が7期も国会議員に、
さらには衆議院・政治倫理審査会の委員長、菅グループの
【国のかたち研究会】所属・・というのだから驚きを超えて、
悲しくなる・・さらに、土肥氏の言う国のかたちと、倫理が
このレベルなのか?と打ちひしがれてしまう・・_| ̄|○
お願いだから、こういうレベルの人間は、もう外国に
行かないでくれ!というより国会議員をやめて欲しい・・。

まぁ、土肥氏は日本の世論が制裁してくれるでしょうから、
それはそれ・・笑っちゃうのはやはり韓国人である・・(笑)
************************************
【竹島領有権主張問題 韓・日キリスト議員共同宣言の全文(2011.3.9)】

「韓・日キリスト議員第92周年3・1節日共同宣言文-和解と平和を遂げる韓・日両国の未来を拓こう」

 来る3月1日は、大韓民国の民族指導者らと国民が共に民族自決と独立に対する念願を一つの心に集め、全世界にとどろかせた3・1節が92周年を迎える日だ。
最後には、真理と正義が勝利するという神様の法則により、大韓民国は光復を迎え、主権を取り戻し、神様のお導きと恩恵で、植民地と戦争の傷と廃虚を乗り越え、民主主義と経済発展を共に発展させた模範国家として位置づけられている。私たち韓・日両国のキリスト議員らは主が平和の王で、人間と神様、人間と人間の間を隔てる垣根を壊されたことに見習い、政治・社会的に遮られている韓・日両国の壁を崩そうと努力してきた。
私たちは第92周年の3・1節を迎え、韓国と日本両国が和解と平和の未来志向的な関係を拓いて、一歩進んで東アジアと世界平和に寄与しなければならないという同じ思いを集め、一つの心で次の通り宣言しようと思う。
 最初に、日本は恥ずかしい過去に対し言葉だけではない「責任ある行動」を通じ、過去の歴史の真相を糾明し、被害者に対する実質的な賠償措置を履行しなければならない。
韓・日両国が真の友愛を分かち合う善隣関係を成し遂げ、赦しと和解の歴史を開くためには、真実の謝罪と賠償がその出発点であることを、謙虚に認めなければならない。今も日本軍慰安婦、サハリン強制徴用被害者など、歴史の被害者らが傷をそのまま抱いたまま亡くなっている。日本政府はこれ以上、過去に対する勇気ある直視を回避せず、真実の姿勢で過去の過ちを認め、被害者らに対する真心に充ちた謝罪と真相究明、そして妥当な賠償措置を履行しなければならない。
 二番目、日本は平和憲法改正と軍事大国化を通じた軍国主義復活の試みを直ちに中断しなければならない。
続く平和憲法改正の試みおよび軍備拡張と朝鮮半島有事の際の自衛隊介入の可能性を残した総理の発言などは、いまだに日本の侵略を鮮明に記憶している韓国と東アジア諸国の不安感と警戒心を駆り立てている。日本は過去の過ちにより隣国が持っている憂慮と不安を払拭させなければならない責任を持っている。そしてそれは続く平和憲法改正の試みに対する中断と、軍事大国化の欲心を捨てることで実践されなければならないということだ。
 三番目、日本政府は歴史教科書歪曲と独島の領有権主張により、後世に誤った歴史を教え、平和を損なおうとする試みを直ちに中断しなければならない。
過去、日本の侵略を美化し、誤りを認めない歴史教科書が継続して発刊され、これを採択する学校が増加しているのが実情だ。日本政府は、歪曲された歴史を教育することを止めることなく、むしろ傍観して奨励する姿を見せている。歴史を正しく記録し、教育することは誤った歴史の反復を防止し、過去から教訓を得て平和な未来を拓くために必要なことだ。日本は歪曲された歴史教科書の発刊を禁止し、歴史の真実と被害国家との共感帯に基づいた正しい歴史教育のために努めねばならない。
韓国と日本は、和解と平和の未来を共に拓いて行くべきである。韓・日キリスト議員連盟と韓国国会朝餐会祈祷会は、両国が過去を正しく清算し、赦しと和解により平和の未来をひらくことに、主のお使いとして、その役割を黙黙と敢行していくだろう。
 2011年2月27日

 韓・日キリスト議員連盟韓国側会長 キム・ヨンジン議員
 日・韓キリスト議員連盟日本側会長 土肥隆一議員
************************************
もう爆笑である・・(爆)●〜*
この【竹島領有権主張問題 韓・日キリスト議員共同宣言】
を読んでみれば、意図的に【韓・日】の順で書いてあったり、
【3・1節】などというほとんどの日本人が知らない表現、
しかも、当時、日本人は朝鮮という国の存在さえ知らない
人がほとんどなのに【全世界にとどろかせた】(笑)って
事も大笑いだが、【歴史教科書歪曲】って、上記の宣言
そのものが韓国に都合良く歪曲されている訳で、そのまま
韓国にお返ししますよ・・(爆)●〜*
さらに【真実の謝罪と賠償】って・・こんな事を言う事
自体、自国の歴史を知らない訳で、悲しさを通り越して
この方々も韓国の歪曲歴史観に洗脳されたかわいそうな
人達なのかもな・・。
こうして全ての内容が【妄想作文】であり、この宣言と
やらいうものが【韓国キリスト議員主導】で書かれた事
が良く解ります・・。
しかし、まあ、韓国人というのは、自分達のやっている
事に自信が無く、正しくない事がわかっているからこそ、
強調してこういう偏った表現をわざわざする訳で・・全く
成長していない幼稚さだよなぁ・・(爆)●〜*

最後に良い機会なので、【真実の謝罪と賠償】の部分・・。
もうすでに終わっている事であり、韓国人がなんと
言おうと、日本人は堂々と胸を張っていれば良い・・。
韓国人が【真実の賠償】を求めるならば、当時、自国民に
配らず、国の復興に金を使い込んじゃった韓国政府に
求めるのが筋なのである・・。
************************************
【日本の戦争賠償と戦後補償】(wikipediaより)

【朝鮮に対する補償】
朝鮮に対する補償とは、サンフランシスコ平和条約第4条に基づき、朝鮮との請求権問題を解決するため1965年06月22日に結ばれた日本国と大韓民国との間の基本関係に関する条約と同時に締結された財産及び請求権に関する問題の解決並びに経済協力に関する日本国と大韓民国との間の協定において大韓民国に提供された1080億円の経済援助金である。

日本国及びその国民の財産で[斉州島、巨文島及び欝陵島を含む朝鮮]にあるもの並びに日本国及びその国民の請求権(債権を含む。)で現にこれらの地域の施政を行つている当局及びそこの住民(法人を含む。)に対するものの処理並びに日本国におけるこれらの当局及び住民の財産並びに日本国及びその国民に対するこれらの当局及び住民の請求権(債権を含む。)の処理は、日本国とこれらの当局との間の特別取極の主題とする。第二条に掲げる地域にある連合国又はその国民の財産は、まだ返還されていない限り、施政を行つている当局が現状で返還しなければならない。(サンフランシスコ平和条約第四条)

日本国及び大韓民国は、両国及びその国民の財産並びに両国及びその国民の間の請求権に関する問題を解決することを希望し、両国間の経済協力を増進することを希望して、次のとおり協定した…日本国は、大韓民国に対し、(a)現在において千八十億円(一◯八、◯◯◯、◯◯◯、◯◯◯円)に換算される三億合衆国ドル(三◯◯、◯◯◯、◯◯◯ドル)に等しい円の価値を有する日本国の生産物及び日本人の役務を、この協定の効力発生の日から十年の期間にわたつて無償で供与するものとする…両締約国は、両締約国及びその国民(法人を含む。)の財産、権利及び利益並びに両締約国及びその国民の間の請求権に関する問題が、千九百五十一年九月八日にサン・フランシスコ市で署名された日本国との平和条約第四条(a)に規定されたものを含めて、完全かつ最終的に解決されたこととなることを確認する。(日韓基本条約の関係諸協定、日韓請求権並びに経済協力協定)

朝鮮は戦勝連合国ではないので、これは戦後処理の一環(終戦と共に終了した植民地支配に関する補償)ではあっても厳密な意味での「戦争賠償」とは見なされない。朝鮮はサンフランシスコ条約第14条のような平和条約で規定されるところの正規の「戦争賠償権」を持たないので、賠償請求権の放棄の代わりに「財産、権利及び利益並びに両締約国及びその国民の間の請求権に関する問題が…完全かつ最終的に解決された」と記されている。
************************************
今回、土肥氏の行為は本気だったのか?否か?
もし、土肥氏がおっしゃる通り【その場に飲まれて】
つい署名をしてしまった、間違っているというのが
本当ならば、それは【だまされた】のですから、
再度、韓国に行って議員生命を賭けてでも、名誉の
ために共同声明を破棄してくるであろう・・。
それをやらなかった場合には、土肥氏は【確信犯】で

【本気で署名した】

という事である・・。
まだまだ、国民は目を光らせなければならない・・。

前原外相辞任・・一番得したのは?

激震である・・。
【菅総理の後、誰が総理にふさわしいか?】の
世論調査で1位だった【ポスト菅総理】の位置付け
だった前原誠司外相・・。
その前原外相が京都市内で焼き肉店を経営する在日
韓国人女性から2005年~2008年、2010年と5万円
ずつ計5回、25万円の献金を受けていた事が発覚・・
責任を取り、辞任を表明した。
******************************
【政治資金規正法】
第二十二条の五
何人も、外国人、外国法人又はその主たる構成員が外国人若しくは外国法人である団体その他の組織(金融商品取引法第二条第十六項に規定する金融商品取引所(以下この項において単に「金融商品取引所」という。)に上場されている株式を発行している株式会社のうち定時株主総会において議決権を行使することができる者を定めるための会社法(平成十七年法律第八十六号)第百二十四条第一項に規定する基準日(以下この項において「定時株主総会基準日」という。)を定めた株式会社であつて直近の定時株主総会基準日が一年以内にあつたものにあつては、当該定時株主総会基準日において外国人又は外国法人が発行済株式の総数の過半数に当たる株式を保有していたもの)から、政治活動に関する寄附を受けてはならない。(以下省略)

第二十六条の二

 次の各号の一に該当する者は、三年以下の禁錮又は五十万円以下の罰金に処する。

一  第二十二条の三第一項又は第二項(これらの規定を同条第四項において準用する場合を含む。)の規定に違反して寄附をした会社その他の法人の役職員として当該違反行為をした者
二  第二十二条の三第五項の規定に違反して寄附をすることを勧誘し、又は要求した者(団体にあつては、その役職員又は構成員として当該違反行為をした者)
三  第二十二条の三第六項、第二十二条の五第一項又は第二十二条の六第三項の規定に違反して寄附を受けた者(団体にあつては、その役職員又は構成員として当該違反行為をした者

第二十八条

1 第二十三条から第二十六条の五まで及び前条第二項の罪を犯し罰金の刑に処せられた者は、その裁判が確定した日から五年間(刑の執行猶予の言渡しを受けた者については、その裁判が確定した日から刑の執行を受けることがなくなるまでの間)、公職選挙法に規定する選挙権及び被選挙権を有しない。
2 第二十三条、第二十四条、第二十五条第一項、第二十六条、第二十六条の二、第二十六条の四及び前条第二項の罪を犯し禁錮の刑に処せられた者は、その裁判が確定した日から刑の執行を終わるまでの間若しくは刑の時効による場合を除くほか刑の執行の免除を受けるまでの間及びその後五年間又はその裁判が確定した日から刑の執行を受けることがなくなるまでの間、公職選挙法 に規定する選挙権及び被選挙権を有しない。
******************************
という【政治資金規正法(抜粋)】だが、なぜ
外国人や外国人の企業からの献金を禁じているのか?
というと、日本の政治が外国から影響を受けるのを
防ぐためである・・。で、上記を要約すると

【外国人からの政治活動に関する寄付を受ける事を禁止、
 破ると、3年以下の禁錮又は50万円以下の罰金、そして
 それを受けた場合は、その裁判が確定した日から5年間
 公職選挙法に規定する選挙権及び被選挙権がなくなる】

という、禁錮や罰金、公民権停止などの罰則の対象になる
・・という、大臣どころか国会議員の資格もなくなるという
その前に前原氏の問題視されていた【脱税企業からの献金】
などというのが霞んじゃうくらいの出来事である・・(-_-;)

しかし、不可解なのが外国人からの献金が禁止である
などという事は、政治家ならば基本中の基本でイロハの
【イ】で、誰もが知っているし、誰もが犯してはいけない
と知っている部分・・。

だが、民主党は違う・・自党の過去から何も学んでいない・・。
民主党においては、このイロハの【イ】でつまづくのは実は
今回の前原氏が初めてではなく、過去にも古賀潤一郎氏が
2004年に在日韓国人社長から計300万円の献金を受けて
問題になった・・その前には悪質で有名な事件もあった・・。
2001年の参院選を巡る角田義一(当時・参院副議長)氏
へのヤミ献金問題で、拉致事件に関与したとされる在日
朝鮮人総連合会(朝鮮総連)傘下の在日本朝鮮群馬県
商工会などから計160万円の献金を受け、しかもそれを
裏帳簿で処理していたと証拠物証まで突きつけられた
クズ議員がいた・・。
しかも、裏帳簿に記されている献金者の中に、総連傘下
団体の他に群馬県教組や部落解放同盟、民主党の輿石東
参院議員会長の名前が記載されていたが、当時、野党だった
のもあって、今回の前原氏ような大きな騒ぎにならなかった
というのを逆手に取り、疑惑を残したまま認めず辞任した
という、一連の政治と金の問題の中でも一番悪質極まりない
事例が過去にあったにもかかわらず、10年経っても、まだ
イロハの【イ】の部分の【自浄能力】がないのだから驚く・・。

閑話休題・・前原氏の話に戻そう・・。
とはいえ、菅首相が

【この事で辞めるという事は必要ではないのではないか?
 と私は申し上げ、かなり強く留意した】

と言うのもわからんでもない・・。
外務大臣としては確かに民主党の中では前原氏以上の
方はいなそうだからね・・。
しかも、過去に自民党も福田康夫・元首相が1996年、
2003年と朝鮮籍の男性から計20万円の献金を受けて
いたが、「知らなかった」という事で、立件されず、返金し
修正申告をして、なんと6日後に首相になっている・・(笑)
まあ、その後は自民党はそれを教訓に身体検査が厳しく
なっていて、イロハの【イ】で、つまづく事は無くなったが・・。
でも、クリーンな政治と、小沢氏問題に絡めて政治と金の
問題は厳しくする事を民主党は宣言し、旗をかかげた
ばかりで【強く留意】しちゃダメでしょう・・(爆)●~*

まあ、でも今回の前原氏の辞任劇・・報道されている献金
問題は表向きの問題点であって、実はウラの問題点が
きちんとある・・。
やはり、遅かれ早かれ辞めざるをえない事はわかって
いた・・なら迅速に・・という事で一番傷跡を小さくした・・。
本丸は今回の献金は前フリであって、これに絡めて、
前原氏と総連系在日朝鮮人による北朝鮮コネクション
問題が、辞任しなければ前面に出て追求される可能性が
大きかった・・。
前原氏は自分の選挙区である京都の【河村織物】という
織物会社の北朝鮮進出を、ある総連系在日朝鮮人に依頼、
【河村織物】は、1997年に北朝鮮で刺繍工場を建設し、
2006年に日本が対北朝鮮経済制裁を実施するまでの
約10年間操業していた・・【河村織物】の社長と一緒に
訪朝し、こんな事ができる事自体、相当なる金正日との
北朝鮮コネクションを持たなければ不可能である・・。
で、注目すべきは、前原氏は【河村織物】の相談役だった
ため、その期間における対北朝鮮制裁に反対する発言を
繰り返し行っていた・・という、この前原氏の以前からの
ドス黒い北朝鮮コネクションラインを自民党がきちんと
つかんでいたらしいので、一番傷口を広げず、追求をも
逃れられる最適の方法が速攻の辞任劇だった訳だ・・。
その意図した通り、次の日には前原氏への攻撃は消え、
菅首相の任命責任追及に矛先は変わった・・自民党
としては、解散総選挙にできれば良いだけだからね。
今回、この内閣が短命であり、希望的観測が全く見えない
事を予測するならば、もしかしたら、一番得したのはケツを
まくった前原氏かもしれない・・。
やはり政治と言うのは【魑魅魍魎】である・・(笑)

政治ごっこの末の【方便】だらけの顛末

子ども手当法案の審議が始まった衆議院本会議で、
子ども手当の【月額2万6千円】について、菅首相が

【議論されていた小沢代表当時、ちょっとビックリした!】

と述べ、国会中継は見ていないので、リアルタイムでは
ないのだが、ニュースを見ていてぶっ飛んだ・・(笑)
菅首相本人が小沢氏に言われて実は最初から疑問視して
いた・・と受け取れてしまうこの告白・・(-_-;)
【子ども手当】すら【方便】と告白したようなものである・・。
なら、もう結論は話し合う必要もなく決まっていて

【子ども手当廃止もしくは撤回】

でしょうが・・(^-^;
そして【子ども手当法案】にこれ以上固執せず撤回し、
直ちに、三重県の松阪市の山中光茂市長のような考え方
(こちらに【天下の愚策から価値がある良策に】詳しく・・)
に、子どもへのお金の使い方を実のある方向性に変更
すべきである・・と言っても今からじゃ間に合わんが・・(笑)

しかし、【子ども手当廃止もしくは撤回】してくれたから
といって喜んでもいられない・・。
【子ども手当廃止もしくは撤回】になったら廃止になって
結果、増税になっている【税控除】が削られている件は
そのままで撤回されない・・。
という事は【子ども手当廃止もしくは撤回】するという
事は、国民に【増税】だけを残す事になる・・。
【子ども手当】の一部を賄う為に【税控除】が減らされた・・。
無くなるのだとしたら、ここは連動して戻して頂かないと
困るよ・・ヽ(`Д´)ノ

そんな中、2011年度予算案が関連法案とは別にする事で、
衆議院を通過したのだが、一体で採決しなかった以上、
造反の16人が欠席した衆議院では参議院で否決された
関連法案が戻ってきても3分の2以上で再可決する事は
事実上不可能だろう・・。
とはいえ、マスコミが報道するような深刻な事態には
まずならないでしょう・・(゚-゚)b

例えば通らないと困る法案のうちのひとつ【特例公債法案】
だが、【赤字国債の発行ができないために大変な事になる!】
というのも大袈裟もいいところで、昔も、【特例公債法案】
は何回も遅れた事はあるし、基本、通常の【赤字国債】が
発行されている時でも、実際にはすぐに【赤字国債】と
いうのは必要ないのである・・。
まずは今年度、税収&その他で50兆円は入ってくる事が
確実で、ひとまずこの50兆円で9月位までは問題ない・・。
仮に9月でも、まだもめているなり、9月でなくとも
何か不測の事態の時などは、残りは実は法律上、予算に
出しても良いとされている【短期国債】を出し、つなげば、
ひとまず今年度は大丈夫なのである・・(笑)

で、ここでいきなり出てきた【短期国債】って何よ?って
事ですが、【短期国債】というのは、【長期国債】で仮に
大量に償還された場合、国の負担が大きくなってしまうのを
防ぐために、1年未満で償還されるという期限が短い国債の
事であるが、法律上、予算に出しても良いとされている。

その他の法案も、今回の法案は間に合わないという事で、
ひとまず棚上げして、今のままを継続するという【つなぎ法案】
は通るだろうから、実際には混乱に陥る事はないはずだ・・。
とう事で、あまり心配はいらない・・。

しかし、あの会派離脱の16人はこの予算案の衆議院採決を
欠席した・・(笑)
民主党は開かれた党で、政策面の主張や政治行動は【自由】
だそうで、その後の民主党の動きも政治姿勢同様にどこにも
キレがない・・結果、民主党は、この欠席をした16人のうち
先頭に立っていると思われる1人を【党員資格停止】、他の
議員を【厳重注意】とし、今後の改心に期待するそうだ・・。
とっとと退党させりゃいいのに・・(-_-;)
民主党は【自由】という言葉に実に寛大であるのだが、
【挙党一致で団結】という言葉も、すでに【方便】の
様相である・・(-_-;)

残された次の手は・・

いやぁ〜民主党は国民が飽きないように気を遣って
いるのか?(笑)想像もつかない色々なネタを提供
してくれる・・(-_-;)
2月17日、民主党の衆院議員16人が会派離脱届を出し、
新会派を結成すると表明し記者会見の映像を観ても、

【どこのオジサン、オバサン達だ?】

と絶句する(笑)方々の造反・・。
聞いてみれば、国民の恐らく99%の人が知らない
というたまたま民主党に台風並みの風が吹いて
しまったため、比例名簿の後ろの方にひとまず
書いておいたら議席が転がり込んできた、元々、
政治理念も何もない比例棚ボタ議員達・・(笑)
さらに比例議員ですから、選挙区に回りたくても
選挙区は無い・・所詮は、多数決時の頭数の議員達・・。
次回の衆議院選の時には間違いなく席が消える議員
なんだから、会派離脱でなく、とっととやめて
普通の人になってくれればそれが国益なのに、
小沢氏のために最後の切腹のつもりでの造反って
ところなんでしょうかね?(笑)
今や、民主党は当時とは正反対の方向を向き始めた
訳ですから、この16人の声明はそこだけみれば
きちんと筋が通っている・・。
この行動の気持ちはわからないでもありません・・(笑)

さらに、マスコミ報道によると、原口前総務相が
近日発売の月刊誌のインタビューで【AKB48】の
ように、民主党の【分党論】を展開しているそうだし、
2月24日には、松木謙公農水政務官が

「民主党は『国民生活第一』で集まったが、違う方向に
 行っている」
「(小沢氏の処分について)納得できない。血が通って
 いない。」

と農水政務官を辞任・・(笑)
・・と今回は、民主党内をまるで【AKB48】にしよう!
と、ひとまずチームAは【反小沢派】チームBが【小沢派】
というように2つのチームにでも分かれて【内紛ごっこ】
をするという試みだ・・(爆)●〜*
いや、一緒にするのは、戦略的にチームを作り、成功を
収めている【AKB48】に非常に失礼か・・(^-^;(笑)

やっとの思いで国民にウソをつきまくって手にした【政権】
という権力・・ここまで信じていたものがでたらめだった
事への国民のトラウマは、恐らくしばらくは消えない・・。
ですから、手放したら民主党は近い未来にもう一度手に
入れる事ができないのは、一番わかっている・・。
とはいえ、鳩山元首相は沖縄米軍基地の辺野古移設を
【抑止力】は【方便】とした・・が、今度は、この政党の
体をなしていない民主党を見る限り【国民の生活が一番】
というのも【方便】である事が国民にしっかりとわかって
しまう事が悲しい・・(-_-;)

同じく2月24日には、民主政権下で

【天下り4240人】

である事が判明した・・いやいや【天下り根絶】も
結果【方便】になってしまった・・。

残された次の手は、チームAとチームBが仕方なく手を
組める海江田万里経済産業相あたりで、総理の首を
すげ替えし、ひとまず【延命】ですかね・・(-_-;)

これじゃ目立ちたがり屋の小僧

************************** 
<鳩山前首相>米軍抑止力発言、「方便でした」と釈明
 民主党の鳩山由紀夫前首相が、一部報道機関のインタビューで米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の県外移設断念の理由に沖縄に駐留する米海兵隊の「抑止力」を挙げたことについて「方便だった」と語った。鳩山氏は14日、東京都内で記者団に「後付けで学んでいくとこう解釈できる、という発想で言った」と釈明した。
 インタビューしたのは共同通信と、琉球新報など地元紙。普天間飛行場の移設先は昨年5月、日米両政府は従来計画通りの沖縄県名護市辺野古で合意した。インタビューで鳩山氏は「辺野古しか残らなくなった時に理屈付けしなければならず『抑止力』という言葉を使った。方便と言われれば方便だった」と述べ、「後付け」の説明だったと明かした。
 この発言について菅直人首相は14日、記者団に「海兵隊を含む在日米軍全体はわが国の安全に重要な役割を果たしている」と強調したが、鳩山氏の「方便」発言で辺野古移設への地元の反発が一段と強まりそうだ。【朝日弘行】
 これに対し稲嶺進名護市長は14日、「抑止力論が辺野古回帰の大きな理由だった。その論拠がなくなり、合意を順守する菅政権も根拠を失った」とし、日米合意見直しを求めるコメントを発表した。【井本義親】(毎日新聞 2011年2月14日)
************************** 
こんなレベルの人を祭り上げ、選挙で勝ってしまった
民主党の自業自得と言えばそれまでですが、ちょっと
この方に関しては、民主党も災難ですな・・気の毒で
同情しちゃいます・・(笑)
しかし、この方はどうしてこう・・空気を読まずに
無駄に邪魔ばかりするのでしょう?
墓の中まで持っていかなければならないものが政治家
としてあるでしょうがね・・。
それなのに、まるで、いつも先生に自分を気にして
欲しいがために意味もなく騒ぐ目立ちたがり屋の
小僧のようです・・(-_-;)
20%を切った支持率のところに、こんな発言をしたら
どうなるのか?全くわからないようである・・。
まぁ、何億円もの【巨額子供手当】が母親から提供
されているのがわからない程の鈍感さですから
仕方ないといえば仕方ないのですが・・(-_-;)

当事者の琉球新聞の社説も痛烈ですな・・。
************************** 
「抑止力」は方便/政治音痴の素人首相 政治不信と混迷を増幅
(琉球新聞・社説 2011年2月14日)

 政治音痴の素人政治家に、国政を委ね、安保・外交政策を左右されることの怖さに、身震いした。
 全てが浅はかな思い付きと行き当たりばったりの政権公約、理念と信念なき政策運営だったことが、あらためて明らかになった。
 鳩山由紀夫前首相が、本紙などのインタビューに答え、明らかにした普天間撤去・移設問題の“真相”のことだ。
 政治家の言葉の軽さ、政党の約束の無意味さ。そして、この国を動かす主体は首相や閣僚、政治家ではなく「官僚」であることを、前首相は明確に証言した。

万死に値する大罪
 この国の民主主義の底の薄さ、基盤の危うさを知った今、国民は日本を真の民主主義国家とするために早急に政治・行政改革に取り組む必要がある。
 鳩山民主党代表が普天間問題で、普天間飛行場の移設先は「国外、最低でも県外」と公約したのは紛れもない事実だ。
 だが、総選挙で大勝し、政権交代を実現するやわずか8カ月で「国外、県外はやはり無理」と、県内・辺野古案に回帰し、県民の怒りを買い、政治不信を招いた。
 辺野古回帰の理由を問われ「学べば学ぶほど(海兵隊や各部隊が)連携し抑止力を維持していることが分かった」と語った。
 「海兵隊抑止論」が、沖縄に海兵隊の継続駐留を認め、普天間基地の辺野古移設を正当化する論拠とされた。
 だが、それから8カ月後、鳩山氏は「辺野古移設しか残らなくなった時に理屈付けしなければならず、『抑止力』という言葉を使った。方便と言われれば方便だ」と、あっさりと認めた。
 これほど言葉の軽い政治家を見たことがない。そして、自らの言葉に無責任な人も。政治音痴の素人政治家が国を動かし、国民を翻弄(ほんろう)し、政治不信を高める。万死に値する大罪だ。
 鳩山氏が論拠に挙げた「抑止力」は「ユクシ(うそ=沖縄方言)力」であると、沖縄県民の多くが指摘し、やゆしてきた。
 米国防長官すら「海兵隊の機能」を疑問視し、米軍幹部ですら「有事の米国民救出」を第一の機能と明言し、米議会は「海外駐留削減と海外基地閉鎖」の論議を始めていることを、県民は知っているからだ。
 知らないのは鳩山氏と民主党政権の閣僚、そして米国追従が国是と自己保身的に信じる防衛、外務省を中心とする官僚らだ。
 首相を辞め、正直に語れるようになった鳩山氏は「抑止力」は方便で、県内回帰のための後付けの説明と認め、謝罪した。
 鳩山氏は公約実現に否定的な北沢俊美防衛相、「県外」公約自体を否定する岡田克也外相(現幹事長)、くい打ち工法(QIP)で辺野古移設を進言する岡本行夫・元首相補佐官の存在なども、辺野古回帰の要因と語っている。

官僚主導政権の限界
 官僚については「防衛省も外務省も沖縄の米軍基地に対する存在の当然視があり、数十年の彼らの発想の中で、かなり凝り固まっている」と指摘している。
 そして首相でありながら官僚、閣僚すらリードできなかった自らの力量不足を敗因と認めている。
 事は謝罪で済む話ではない。辺野古回帰の論拠の「抑止力」は方便で、本当の理由は「閣内不一致」と「官僚の壁」、自身の「力量不足」と証言したからだ。
 指導力を欠き、官僚に翻弄され、身内の閣僚からも見放される。明らかに首相になってはいけない人が、この国を担う。民主党政権の限界も露呈している。
 普天間問題の解決策は「オバマ大統領との直接対話」と指摘した鳩山氏だが、それすら官僚の壁に阻害され、不発に終わっている。
 民意に沿おうとする首相が、沖縄への基地の過重負担を当然視し、対米追従を是とする官僚に牛耳られ、辞任に追い込まれる。これが、日本の議会制民主主義の現実。官僚主導政権の実相である。
 米国の論理に洗脳された官僚たちの言い分を検証もせず、辺野古移設を主張する菅直人首相の不作為の罪はより重罪だ。
 辺野古移設の根拠となった「抑止論」のうそが明らかになった今、菅首相はこの国の政治を「官」主導から「菅」主導に転換し、普天間の県外撤去のみならず、在沖米軍、在日米軍の駐留見直しに着手すべきだ。
************************** 
実は、鳩山前首相こそ、党員停止処分が必要なのでは
ないかい?>民主党さん(笑)

秩序ある革命へ【後編】

節分の話を挟んでしまいましたが【前編】からの続きぃぃぃ〜
https://www.hearts.jp/user-cgi-bin/diarypro/diary.cgi?no=1656

エジプト国民の背中を押す【アメリカの方向転換】・・。
その前にアメリカとエジプトはどんな関係なのか?

ここ重要なキーワードが、1948年から1973年まで続いた
ユダヤ人国家の【イスラエル】と、その周辺【アラブ国家】
との間での戦争を

【中東戦争】

と呼ぶ・・。
この【中東戦争】・・たくさんの【アラブ国家】が関わって
いるが、実態は中東最大の軍事力を持つ【エジプト】と隣国
である【イスラエル】との戦争がメイン・・。
その【エジプト】と【イスラエル】がアメリカの仲介により
ムバラク大統領が就任の2年前に

【和平条約】

が結ばれる・。
この【和平条約】を境に【エジプト】は【親米】となる。
アメリカも中東においてこの2国が戦争をしなければ、中東は
安定する・・イコール、石油なども安定供給される事になる
ので、アメリカにとっても非常にありがたい・・。
結果、中東和平のために【エジプト】の人権問題は目をつむり、
毎年15億ドル援助している・・。

今回のデモにおいて、エジプト国民は側は、

【民主主義と人権を尊重するのならばムバラク政権ではなく、
 平和的な手段で政権交代を試みる我々に味方せよ!】

とアメリカへ支持を求めていた。
そこで、今回アメリカは人権問題も含め、ここが発言のチャンス!
と、ムバラク政権支持ではなく、

【民主化体制への秩序ある移行を!】

と国民側を支持、自由な選挙が行われ、革新的な新政権が
生まれる事を願っている旨を伝える事となり、国民側のデモ
が勢いづく・・。
そこで、ムバラク大統領は2月1日に退陣を表明するが、

○9月に予定されていた大統領選挙に出馬しないつもりだった
○大統領選挙の時期を早めたい
○反政府デモを認める
○私はエジプトの地で死ぬ

という内容に「今すぐ辞めなければこのまま居座る」と
逆にデモは拡大・・。
その言葉を信じ、デモが消えたら発言を翻す可能性がある
かららしいが、国民が全く信じていないので、国外にでも
消えなければデモが収まりそうにない・・(^-^;

日本ではムバラク大統領の退陣表明を受け、2日の
日経平均株価は急上昇!>うれしい!(^^*)

と、話を戻すが、では次の大統領はどうする?という事だが、
報道によると、

○スレイマン副大統領
○エルバラダイ氏

の2人が有力とな・・。

【スレイマン副大統領】とはムバラク大統領が副大統領に
した軍出身の人間・・でも、軍出身ゆえ、軍は支持するが
反ムバラク派は反発の恐れ・・。
また、【エルバラダイ氏】は、前国際原子力機関(IAEA)
事務局長で、いわゆる国連の人間・・今までウィーンに
住んでいた為、エジプト人は知らない人が多く、反ムバラク派
は支持するだろうと言われ、軍も、実際政権を保つ為には軍の
支えがないとやっていけないから、ある程度は軍の言う事を
聞くであろう・・という思惑・・。
いずれにしても、2人のどちらが大統領になっても、軍は維持
されるという予測だが、軍が手を引き、民主化を達成し、
あらゆる政治勢力の連立政権になれば、アメリカとエジプトの
国益を守り、イスラエルとの和平協定を維持する可能性が高い
が、【エルバラダイ氏】支持を打ち出している最大勢力の
ムスリム同胞団が政権についた場合、ムスリム同胞団は
イスラエルとの和平を認めていないだけでなく、パレスチナの
イスラム組織ハマス氏は、このムスリム同胞団の支部から
生まれている為に、アメリカ&EUから政権を拒否される
可能性が出てくる・・この場合、中東を守ってきたイスラエル
との和平協定が破棄されてしまう可能性が出てきて、中東の
火種になりかねない・・ここはアメリカは阻止したい・・。

最悪なのは、ムバラク大統領がやめずにデモを軍で制圧し、
その制圧により、エジプトを中心にテロが続発する世界に
なってしまう事・・。
現に、2日には往生際の悪さなのか?大統領の指示ではなく
反発なのか?ムバラク大統領派の人間達が、デモに参戦・・
国民の内戦になってしまっている・・。
この2〜3日のムバラク大統領の決断の遅さによっては、
エジプトが最悪の事態になる可能性・・。
中東の和平の為、世界の安定の為、軍による鎮圧でなく、
【秩序ある革命】を中東で最も影響力のあるエジプトには
なんとか実現してもらいたい・・重ねて日本はなんと
平和なんだろう・・とあらためて他国を認識する事で
幸せを感じる・・本当にありがたい・・。

秩序ある革命へ【前編】

防備録も含めて・・。
**************************
 エジプトのホスニ・ムバラク大統領(82)は1日夜、国営テレビで演説、今年9月に予定される大統領選に出馬せず、退陣する方針を表明した。約30年の独裁体制を続けた大統領は、100万人規模の空前の反政府デモなどで続投断念に追い込まれた。しかし、デモ参加者は即時辞任を求めており、デモが続く可能性もある。
**************************
エジプトがすごい事になっちゃっている・・。
ニュースで100万人デモとか聞こえてきて、すごい事に
なっちゃっているのはわかるけど、実はなんでそんな事
になっちゃっているのか?わかっている人は少ない・・。

あまり知られていないひとつとして、そもそもエジプトは

【軍事政権の独裁国】

として有名な国・・。
中国と同じで、電話は秘密警察に盗聴されるし、反政府の
首謀者は怪しいというだけで治安警察が逮捕&拷問をする。
よって、昔から、

【人権をきちんとしなさい】

と言われ続けている国でもある・・。
そんな【軍事政権の独裁】を、ムバラク大統領に関しては
約30年もの間行っている・・が、その前の大統領2人も
例外なく【軍事政権の独裁】で、2人合わせて延べ30年間
だったので、ムバラク大統領と合わせて約60年もの間、
【軍事政権の独裁】という現在に至るまでの長い背景
がある・・。

しかしおもしろいのが、実はエジプト国民は【軍事政権
の独裁】を、嫌がっている訳ではない・・エジプトが
植民地時代にイギリスからの独立をする際の立役者で
ある軍の功績もあるし、他国の侵略がある事も考えれば、
政権を取っているのは、別に構わなかったりする・・。

では、なぜ100万人デモ&暴動と、こんな状態になって
しまったのか?

まず挙げられるのが【貧困の問題】である。
エジプトはこの30年前は40万人だった人口が、現在では
8000万人という200倍に膨れあがっているという、
もの凄い現状・・当たり前だが、その速度に国の成長が
追いつくはずがない・・。
そこに経済の自由化&グローバル化の波により、うまく
いっている人とうまくいっていない人達の貧困の差が
激しくなると同時に、通常の生活コストの物価が上昇し
インフレになってしまった・・。
とはいえ、多くの国民は携帯電話を持ち、なんだかんだ
いっても【中流意識】は持っていた・・。

次の問題は【就職難(失業率)問題】・・。
国民の多くに【中流意識】が支えとしてあるとはいえ、
インフレの中、人口増加も手伝い、大学を卒業しても
就職できない・・イコール収入がないのだから政府よ
何とかしろ!という事になる・・。
そういう状態なのに、外国の工場などが誘致されても、
ムバラク大統領の身内や関係者へ仕事が流れ国民には
享受されない・・。
しかも、エジプトの人口の半分は25歳以下・・。
この年齢層の失業率が40%、というとんでもない数字・・。
日本が総務省が1月28日に発表した2010年平均の
完全失業率が5.1%なのだからどれだけ凄い失業率か?
がおわかりになるだろう・・。

そうした中、昨年の秋の総選挙を多くの国民がボイコットし、
現政権に不満と不信はすでに怒りという形に変わりかけて
いたところに、このデモの一番の大きな引き金になったのが、
隣の国【チュニジア】で起きた1月の

【ジャスミン革命】

という23年間続いた独裁政治の崩壊・・。
似た環境で隣の国にできて、エジプトにできない訳がない
という部分が根底から大爆発した・・。
そこへ、ムバラク政権を支持していたアメリカが大きく
方針を変えたのが今回のエジプト国民の背中を押す・・。

【後編】続くぅぅぅ〜
https://www.hearts.jp/user-cgi-bin/diarypro/diary.cgi?no=1658