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一番搾り・地域限定飲み比べ対決【Part.1】

さ、一番搾りの地域限定モノ!
何だかんだで9種類中の6種類が
揃った!(^^*)

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ひとまず【絶対に当たる9種類】は
申し込んだので、一足先に通常の
一番搾りと限定6種類を飲み比べて
みる・・まずは北から・・といきたい
ところだが、

「大して差が無いだろう・・」

と、飲み比べの前に、実は漠然と
手に入ったモノから飲み始めた
のだが、完全に地域によって
大きく味が違うだけでなく、なんと
アルコール度数すらも違うのだ・・(^-^;

という事で【Part.2】へ続く〜(^^*)

これには本当にビックリした!

なので、爽やかな順番で飲まないと
最強の地域にやられるので、順番は
決めている・・(笑)
とはいえ、仕事をやっている人間
として、1日に比べるのは通常の
一番搾り+2種類が限度・・(笑)

まずは、個人的に一番爽やかと
いうか、「???」だった

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【神戸づくり】

アルコールは5%で、原材料は麦芽・
ホップ・米(兵庫県産山田錦)との事。

飲んでみると、爽やかというより、
苦さもまろやかさで覆われている
ような、全体に平らでメリハリがなく
さっぱりしすぎていて、個人的には
バドワイザーみたいで、今回の中で
一番面白くない・・。

一番搾りのウマサはどこへ??

って感じ・・(-_-;)
しかも、最後に軽く甘さがくる・・。
この後味の甘さ・・個人的に苦手・・
というか俺には必要ない・・(-_-;)

で、次に、

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【仙台づくり】

これも、アルコールは5%、原材料は、
麦芽・ホップ・米(宮城県産ササニシキ)
岡山は日本酒で有名な「山田錦」だった
のが、仙台は「ササニシキ」・・。
米に詳しい人は、ココで「あれ?」と
思うだろう・・。
そう・・「ササニシキ」は実は冷害に
弱いだけでなく、茎が細くて弱いために
倒れやすい品種として、今や作られなく
なった品種・・。
調べたら宮城県あたりだけで作られて
いる・・という事で【仙台づくり】に
使った・・という訳かぁ〜と納得する。

でも、これは、神戸の次に面白くなく、
やはり一番搾りのウマサはどこへ??
ってビール・・(-_-;)
それでも神戸よりももうちょい苦さが
ある分まだいい感じ・・。
個人的には仙台と神戸を目隠しされたら
わからないレベル・・(笑)
でも、神戸と仙台2種類を何口も飲み
比べて、やっと最後の方にいくにつれ、
神戸の甘さの差がわかる感じ・・(笑)

この2種と通常の一番搾りを比べて
みると、通常の一番搾りの苦さが
尖っているようにすら感じられる・・。
どちらかというと世間に出回っている
ビールの中では、一番搾りは個人的に
「マイルド」なイメージなのだが、
この2種と一緒にのみ比べると通常の
一番搾りは「力強い」と感じる・・。
不思議なものだ・・(笑)

【Part.2】へ続くぅぅぅ~

無濾過原酒「旦(DAN)」

以前、飛騨高山の観光の時に見学した
のが「笹一酒造」・・。

メーカー指定も無く単純に「無濾過原酒」
を探していたら


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【無濾過原酒「旦(DAN)」】

を見つけた・・。

このラベルは、あのダウン症の

「女流書家・金澤翔子さんの書」


という事で、目が止まって、偶然
見つけたのが「笹一酒造」の
【無濾過原酒「旦(DAN)」】
だった・・(^^*)

メーカーによると、この【旦(DAN)】
というラベルの意味は、「日」と「一」から
日本一の酒、富士山から見える日の出
も、一文字に込められている・・そうだ。

麹米には新潟の酒米「五百万石」、
掛米には長野原産「美山錦」を使用し、
磨きは60%との事・・。

ワイングラスでの飲み始めの香りは、
穏やかで軽く甘い香り・・。
口に含んだ時はスーっと入ってゆく感じ
で、まろやかな感じなのですが、後から
純米酒の感じがグンとくる!
これで1200円ちょっとというのは
大当たりだと思います!
美味い!♪(´ε` )(笑)

那須 森のビール

妻のお土産で買って来てくれた

【那須 森のビール】

折角なので、3本を飲み比べてみる!
まずは、一番期待している

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【ピルスナー】

おお!飲み始めのフルーティな軽い
甘みが感じられたと思うと、奥から
【ピルスナー】らしく苦味がグンと
湧いて来る感じ!コレ・・結構、
好きです!美味しい!(^^*)

次、一番期待していない

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【ヴァイツェン】(笑)

ああ・・フルーティ?軽い?平ら?
苦みも軽すぎて【ピルスナー】の
後だと、バドワイザーのような軽い
ビールを飲む感じ・・(-_-;)
順番を間違えた・・こっち先!(笑)

気を取り直して、

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【ドゥンケル】

おお!ロースト臭がきちんと!(^^*)
期待していた苦さや、今までに飲んで
きた、いわゆる【ドゥンケル】という
代物と比べると、ちょっと軽い・・。
これ【ドゥンケル】と言われると
飲んだ瞬間に、ちょっと悲しくなる
かな・・(^-^;(笑)

という事で、あえてリピートすると
したら【ピルスナー】だけだな・・。

でも日本ではスーパードライのような
平らなビールが人気ある事を考えると、
万人に合わせ、嫌われないようにした
地ビールですね!(^^*)

コノスル【ピノ・ノワール リザーヴ】と【ピノ・ノワール オーガニック】

そもそも、普段飲みでは個人的に
評価が高い「コノスル」!(^^*)

通常は紫キャップで紫シールの
【ピノ・ノワール ヴァラエタル】
を飲むのだが、今回は

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【ピノ・ノワール オーガニック】

と、もう一段格上の

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【ピノ・ノワール リザーヴ】

を飲み比べてみた!(゚-゚)b
ま、個人的な結論はどのワインでも、
どうしても「オーガニック」は
美味しくないんだよなぁ・・(^-^;

なんでだろ?

コノスルもその例外無くのお味・・(笑)

で、【ピノ・ノワール リザーヴ】の方は、
時間が経つにつれ、開栓後の風味が
開いていく変化がある事に気付くと、
なかなか美味しい!(^^*)

スクリューなので年度変化は望め
ないが、これが1000円なんだから、
【ピノ・ノワール リザーヴ】は、
かなりコスパ良いんじゃないの!(笑)

お薦めです!(゚-゚)b
あ、冷やさず、本当のぬるい位の
常温で大きなグラスに注いで
30分後位を楽しむとベストかな(笑)

ロジャー・グラート・カヴァ・ロゼ・ブリュット【2003】

実は、この2003年ビンテージは9年前に
飲んでいる
・・。

この時は、テレビ番組「人気者でいこう」
の中の『芸能人格付けチェック』という
コーナーで

「ドンペリニョン・ロゼ(1975)」

と、この

「ロジャー・グラート(ビンテージはわからず)」

を目隠し比較試飲し、過半数の3人が、
この「ロジャー・グラート」を

「こっちの方が美味しい。こっちが
 ドンペリ・ロゼ!」

と、言わせたという事で、一気に有名に
なったスペインのスパークリングワイン
のロゼだ・・。
しかも、これが1500円という手軽な値段
だったので、当時、ある程度の本数を
買い込んでいた・・。
そんな1500円レベルのスパークリングを
実験も兼ねて、1本だけは、10年くらい
セラーで寝かせてみよう!と、自分の
安セラーで試みていた・・。
それを先日、気付いたらもう12年も経って
いるので、そろそろ飲んでみるか!という
事で、開栓してみました! (゚ー゚☆キラッ

グラスに入れただけで、すでにもう

「わお!別次元!(◎_◎;」

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そう・・「ロジャー・グラート」は実は
ビンテージから2~3年ものを開けると
真っ赤っかなのだ・・。
それが、色が全然違うのだ・・。

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いわゆる10年以上経った赤ワインの
ようなくすんだ色!
で、飲んでみると、ちょっとちょっと!の

「おお!なんとまろやか!(*´◡`) ポワワ」

こういう形かぁ~いわゆる

「シャンパンが美味しい」

というのは!w(゜o゜)w
現在、泡セットに入っていた2010年の
ビンテージが2本あるので、これは2020年
まで再び寝かせておこうと心に誓った
日でした(爆)●~*

ドメーヌ・ラファージュ・キュヴェ・ニコラ・グルナッシュ・ノワール 2010

久々のワインネタ(笑)
最近、重すぎるカベルネ系が辛く
なってきたお年頃・・(笑)
重すぎず、かといって軽すぎず、
これは久々に感動したワイン!(^^*)

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【ドメーヌ・ラファージュ・キュヴェ・
 ニコラ・グルナッシュ・ノワール 2010】

その店で紹介された時には、普通は
8000円台で提供されているワインとな・・。
確かに、これなら外でその値段でも
納得いくなぁ・・しかも、店から
帰って来て調べてみると、

「大当たり2010年ヴィンテージは
 パーカーポイント92点獲得」

とな・・なるほど・・ (゚ー゚☆キラッ
ネットでも手に入らない感じなので、
また飲みに行こうと思う・・。

獺祭 磨き二割三分 遠心分離 おりがらみ 元旦届け

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非常に貴重と言われる獺祭の【おりがらみ】。
しかも【元旦届け】と名している通り、

「元日のために用意された、獺祭二割三分の特別品」

であり、元旦に楽しむ為に、磨き二割三分の
もろみを年末に遠心分離機で搾り、更に
「オリ」の部分も残す・・という通常の磨き
二割三分とは異なる手法・・。

余談だが、遠心分離器を使うと何が違うか?

と言うと、通常使われる、絞る際に使われる
布だとか、器具類のパッキンなどの香りが
つかないなど、 香りの質が変わるのだと
いう・・。

今回の【おりがらみ】は、獺祭だけがやって
いるのではなく、普通の日本酒でも多数
出ている・・。
いわゆる、下に「オリ」が沈殿している。

まずは、「オリ」を混ぜずに、上澄みだけで
飲んでみると、通常の磨き二割三分よりも
残念ながら味気ない感じ・・。
次に、「オリ」を混ぜてみる・・。
するとグンと香りが立ち、少し濃厚な味と
甘みが一気に来る・・甘酒をかなり上品に
した感じ・・。
でも、ワイングラスで頂くと、時間が経つ
につれ、雑味の残香が鼻につく・・。

これは残念ながら磨き二割三分や磨き
三割九分と違って、ワイングラスで
飲む形の獺祭ではない・・。

次に、軽く沈殿を待つが「オリ」が思った
以上に軽いため、ちょっとやそっとじゃ
沈まないので、次の日まで待つ事にする・・。

やはり次の日の夜でも軽く混ざっているが、
狙っていたのはこの混ざり方! (゚ー゚☆キラッ
すでに沈殿している「オリ」はもう混ぜずに、
軽く混ざっている上澄みを頂く・・。

「これはうまい!」

そして、ワイングラスにも完全に混ぜた時
の鼻についた雑味の残香もしない!(^^*)
あくまでも個人的な好みだが、自分はこの
「軽く混ざった」形が一番美味しいと感じた。

でも、こうした楽しみ方ができるのも
【おりがらみ】ならではであり、大晦日から
元旦にかけての贅沢な時間でありました!
ありがとうございます!(^^*)

フィリップ・ルクレール・ジュヴレ・シャンベルタン・アン・シャン [2006]

実はこのワイン・・人より思い入れが
強い・・。

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【フィリップ・ルクレール・ジュヴレ・シャンベルタン・アン・シャン [2006]】

もう20年前くらいになるだろうか・・
当時、まだワインについて、訳も
分かっていなかった時に、ワインに
詳しかったお客様に

「【ジュヴレ・シャンベルタン】あたりをまず飲んでみたら?」

と薦められ、一番始めに飲んだ・・
という自分がワインの道に入る
きっかけになったのが、ラベルが
カッコイイ!というだけで浅はかに
選んだというのがこの

【フィリップ・ルクレール】

で、これが本当に美味しかった!(^^*)

今回も2006年という事で、10年
を目標にしていたが、2014年の
結婚記念日を祝して開栓!(笑)
色合いもピノとは思えない濃い色
で、この色を裏切らない濃縮感は
やはり美味しい!(^^*)

また、いつか手に入れておこうと
思うワインです!(゚-゚)b

天使の誘惑(芋焼酎・鹿児島)

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西酒造の芋焼酎「天使の誘惑」最高金賞
(2014年08月14日・読売新聞) 
 焼酎メーカーの西酒造(鹿児島県日置市)の本格芋焼酎「天使の誘惑」=写真=が、国際的な酒類品評会「インターナショナル ワイン&スピリッツ コンペティション(IWSC)2014」で最高金賞と焼酎部門の最高賞 (トロフィー)を受賞した。焼酎が最高金賞を受賞するのは初めてという。
 「天使の誘惑」は、鹿児島県産のサツマイモ「黄金千貫(こがねせんがん)」を白麹で仕込み、カシ製の樽やタンクで計約7年間、長期熟成させた。口に含むと舌の上でとろとろとした旨みや、まろやかな味わいが広がるのが特徴。IWSCでは洗練された風味が高く評価されたという。
 今年は1~2月と6~8月の期間限定で出荷している。希望小売価格は1本(720ミリ・リットル入り、税抜き)3095円。
 IWSCは、英国で創設され、歴史が古く、権威がある国際的な酒類品評会の一つ。
***********************************
なんて言われているなら飲んでみる
しかない!
という事で、飲んでみました!(^^*)

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「西酒造」といえば、【富乃宝山】
【吉兆宝山】【一粒の麦】などを醸造
している事で有名!
どちらかというと、個人的にはサッパリ
している種類の焼酎を出している所・・
という印象が強い。

さすがに今回の【天使の誘惑】は40度・・。
ガツンとくるが、長期熟成だからか?
ブランデーのような香りと共に
まろやかな口当たり・・。

これは間違いなくロックかストレートで
いきたいね!(゚-゚)b

芋の香りはするが、通常の芋焼酎で
香る力強い香りは、全く無い・・
芋焼酎の香りが苦手な自分でも、
この軽やかに感じるくらいなのが
さらにイイ!(^^*)

調べてみると、専用の樫樽で 7年以上
もの間、貯蔵・熟成させたものらしく、
なるほどウイスキーのようになる訳だ・・
とちょっと感動!

サントリーの【白州】といい、この
【天使の誘惑】といい、従来の思考から
挑戦を続けた新しいお酒の形・・
今後もこうした試行錯誤の新しいお酒
に出会えるのかと思うと、日本のお酒
もワクワクしますね!

サッポロクラッシック【富良野ビンテージ2013】

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先日、お客様に頂いた

【富良野ビンテージ2013】!


この秋収穫の生ホップ「フラノスペシャル」
を使って醸造されているという・・。
そもそもホップが売りのビールに
関しては、余韻をじっくり味わうのには、
料理はいらないので、空きっ腹に
一気に行くのがGood!(゚-゚)b(笑)

おお!香りは華やかなホップ香と同時に
苦味もしっかり!

この華やかなホップの香りは個人的
には好き!
この苦みもいいですな!(^^*)
ワイングラスで香りをしっかりと感じて
飲むのもありだと思います!(゚-゚)b

獺祭 磨き三割九分(槽場汲み・無濾過生原酒)

「獺祭」のいわゆる【本生】である

【無濾過生原酒】

は、【槽場汲み】というものだけ・・。
その言葉通り

「汲んで帰って、店で売る」

という保存を目的でなく、出来立て
をその場で飲む・・という粋な目的で
出来た酒だそうだ・・。
その、

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【獺祭 磨き三割九分(槽場汲み・無濾過生原酒)】

は春と秋限定で発売される・・。
その秋バージョンが10月27日に解禁
された。
そもそも地元・山口県内限定流通で、
しかも、山口県外は数店舗の特定店舗
のみの限定流通、その上、1ヶ月以内
に売り切れる量だけ・・という獺祭の中
でも、なかなか貴重な種類・・。

折角、10月28日に届いたので、
出来立てホヤホヤを開栓して
飲んでみる!(゚-゚)b

おお!通常の「磨き三割九分」よりも、
奥深い濃厚さがグイっとくる!

これ個人的には獺祭の中では今の所、
一番好きかも! (゚ー゚☆キラッ

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このあたりの獺祭は大きなワイングラス
で飲むと、香りが綺麗で、通常の小さな
グラスやぐい飲みで頂く日本酒の飲み方
では非常にもったいないと切に感じる・・。

【磨き三割九分(通常)】と【磨き三割九分
(遠心分離)】の2本が運良く手元に
あるので、ぜひその2本を交えた
贅沢な3種飲み比べを、後日、やって
みたくなってきた!

サンタ・ヘレナ・シグロ・デ・オロ・メルロー 2010

うちは、贅沢にもワインセラーの他に、
安ワインを保管しておく倉庫みたいな所
があるのですが、その倉庫みたいな所
の端の方で忘れ去られて眠っていた
チリワイン・・(笑)

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【サンタ・ヘレナ・シグロ・デ・オロ・メルロー 2010】

いやいや、コレがちょっと意外にも
美味かった(笑)
でもこれは美味しい事が分かっていて、
確か、横浜のワインバーで飲んで
美味しかったために買ったやつ
なんだよな!

いわゆる濃厚系ですが、嫌な苦みも無く、
安ワイン独特の刺激もなく、まろやかな
感じ・・。

これで1000円前後とはデイリーとしては
なかなかの高いパフォーマンス!
これはまたいきたいな・・(^^*)

俺のフレンチ・イタリアン赤坂【ワイン編】

今回、「俺のフレンチ・イタリアン赤坂」。
自分としては、料理だけでなく、ワイン
にもビックリした・・。
なんと、全てのワインが

【ほぼ定価】

なのだ・・。
その【ほぼ定価】に【999円】が加算
される仕組み・・しかも、自分でワイン
を持ち込んでも【999円】が加算される
だけなのである・・。

もうワインは入れ値の3倍、持ち込み
には持ち込み料が別途かかるのが
当たり前の飲食店の常識を根底から
覆している仕組みにもうビックリ
である・・。

でも料理と同様、従来のシステムの
店が悪い!安くしろ!と言っている
のではない・・。
これで成り立っている事がやはり
ビックリするのである・・。

で、社長曰く

「ワインは凄く儲かる!」

やはり大量に仕入れる事になるので、
仕入れは相当安くなるという・・。
仮に普通の酒屋で定価3000円で
売っているワインがあったとする・・。
単純に常識的に7掛けで店が仕入れる
とすると

定価3000円×70%=2100円

となり、それを普通、飲食店でお客様
に提供するのは入れ値の3倍ですから、

2100円×3倍=6300円

という事で、飲食店で我々が飲む時には
6300円支払う事になる・・。

しかし、ここ「俺の~」では、

定価3000円+999円=3999円

となり、我々が飲む時には3999円
支払う事になる。
もうかなり安く感じる訳だ・・(^-^;

ではこれをちょっと逆に分解してみる・・。

3999円÷3=1333円

となる・・という事は3000円のワイン
をなんとか4.4掛けの1333円で
仕入れる事ができれば、普通の
飲食店の3倍売りをしているのと
同じになる・・。

もっと言うならば、店としておすすめ
していたワインが、2100円のワイン・・。

2100円+999円=3099円
3099円÷3=1033円

なんと5掛けで仕入れられれば、この
ゾーンは普通の飲食店の3倍売りを
しているのと同じになる・・。

ここまで来ると気づくと思うが、この
システムは加算部分の【999円】が
変わらないのですから、高いワイン
ほど、店としては儲からなくなる
仕組みなのだが、安いワインを
注文してくれる程、儲かる仕組みで
ある事がわかる・・実に見事である。

そういえば、お客様で激安酒店を
やっている方がいるのだが、その方も

「実は安いワイン程、儲かるんですよ・・(-。-*)ボソッ」

と笑っていたのを思い出した。

でもそうは言うものの、ココが不思議
なのが、パウチをして特別メニュー
として持って来るワインやシャンパン
は6000円台とかなんだよね(笑)
大抵、店がプッシュして来るものは、
利幅が高いものなので、恐らく
半値以下の仕入れ・・。
仮に半値で考えてみたい。

まずベースになる普通の店で7掛け
仕入れで3倍の値付けとすると、

6000円×70%=4200円
4200円×3倍=12600円

となり、12600円で飲むワイン
となる・・。
1万円を超えるワインとなると、
普通は1日の中で1本出るか
出ないかのワインになる・・。
仮に普通の飲食店で毎日この
ワインが1本出るとすると、

12600円-4200円=8400円

8400円の利益となる・・これが
普通の店・・。
では、「俺の~」が50%仕入れだった
場合を考えてみる。

6000円×50%=3000円
6000円+999円=6999円

となり、6999円と、ほぼ普通の店の
半値で飲むワインとなるだけでなく、

6999円-3000円=3999円

3999円の利益となる・・。
なんと2本出れば、普通の店の1本
の利益とほぼ変わらなくなる事が
わかる・・(^-^;
これまた見事である・・。

客数的には普通の店は1回転に対し、
この店は「3回転」で、半値提供・・
こりゃ、料理よりもワインが儲かると
社長が豪語する訳である。

でも、この店は先に書いたように、
自分のワインの持ち込みも【999円】
が加算されるだけ・・(^-^;
一番、利幅が出ないのがこのパターン
なのだが、条件があって、

「最初にワンドリンクを頼んでくれればOK!」

と、なっている。
仮に全員が最初にビールを頼んだと
すると、この店のビール提供がエビス
の580円。
生ビールは利益率70%くらいと
言われていますので、

580円×70%=406円(計算上400円とする)

これ、人数が1人なら利幅は

400円+999円(持ち込んだ時の加算分)=1399円

となり、この店においての2100円の
ワインを提供した場合と同じくらいの
利幅だが、人数が4人なら利幅は

400円×4+999円(持ち込んだ時の加算分)=2599円

となり、原価率70%だとしても4000円
のワイン、原価率50%だったら5000円
のワインを提供したのと同じレベルになる・・。

結果、一番利益率が低くなるのが、
一人客・・。
それを圧倒的にカバーするのが2人以上
の客・・(笑)
大勢程、儲かるシステムというのもいやいや、
本当に見事である・・ <(_ _)>

KAHO 香焙

以前、どこかで見て、1度飲んでみたいと
思っていた

「ワインボトル入り玉露ほうじ茶」

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【KAHO 香焙】

ロイヤルブルーティージャパンによると、
玉露の全国品評会で12年連続日本一という
名産地、福岡県八女市奧八女で採れる一番茶
から選別した茎茶を使用し、ワインボトルに
いれた玉露ほうじ茶で、国内に5人いる
茶師十段の一人、山口真也氏が製茶した
そうな・・。

それが、たまたまメニューにあったので、
ワイングラスで「1杯=999円」という
その店の普通のグラスワインよりも数段
高い値段で迷う所だが(笑)そもそも
このボトル1本が普通売りで、5000円弱
なので、そこまではお茶に出せない(笑)
ので、1杯だけ飲んでみた!(^^*)

どんだけ凄まじく玉露が香るんだろう?と
思いましたが、ある意味、それは期待外れで、
どちらかというとワイングラスで回せば
グンと香りが漂うが、そのまま飲んだら
浅い甘い香りといった感じですね・・。
渋みはあまり感じられないので、ガツンと
くる感じを期待するとスカされる・・。

恐らく、この形はお茶の世界ではきっと、

【美しい】とか【上品】

といった言葉で表現されるのでしょうが、
市販の150円くらいの玉露系のお茶とかと
飲み比べるならば大きな差が分かるかも
しれませんが、個人的価値観では、この
お茶で5000円なら、カレラ・ライアンとか
買いますわ・・(^-^;(笑)

純米酒 無ろ過【五人娘】

ノースポートモールの自然食品屋さん
で見つけ、【自然酒】というのが
気になって衝動買いした日本酒・・(笑)

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【純米酒 無ろ過 五人娘】 

米の栽培方法/無農薬米
麹米/美山錦 
掛米/コシヒカリ・美山錦 
精米歩合/麹米70%・掛米70%
酵母/自家培養 
アルコール度数/15.4%
日本酒度/+4 
酸度/2.1  アミノ酸度/1.9

初めて飲む「自然酒」・・
ところで、「自然酒」って何よ?という事
ですが、どうもお米が無農薬なんだとか、
無添加・生もと造りだとか・・ふ〜ん・・。
さらに調べてみると、どうも、斉藤一人さん
絡みの酒の様で、神憑った話がたくさん
あり、中でも

「化学物質過敏で農薬があると体が
 反応して全く飲めないけど飲める」

とか、

「二日酔いにならない・・」

とか・・現実離れした感想とかが満載で、
そうした部分は、ちょっと困ったちゃん・・(笑)
酒の最後の過程である製品に出て来る
農薬に反応する程の化学物質過敏の人は、
この酒以前に、この世の中で何も食べられ
ないと思うんだよな・・(笑)
「二日酔いにならない・・」つうのも、

なりますから!(笑)

それは酒の質の問題じゃないから・・(^-^;

味は・・というと、典型的な昔の日本酒って
感じのしっかりした味のお酒!
生もとや山廃系がお好きな方には好まれる
と思いますが今風の大吟醸とかがお好きな
方には全く向かないお酒です!

サイクルズ・グラディエータ【ピノ・ノワール】

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個人的に、カリフォルニアワインであり、
コストパフォーマンスが優れていると
評価の高い安ワインのひとつ
【サイクルズ・グラディエーター】・・。

ラベルも、2009年までは

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「全面図案」だったのだが、2010年からは、
空白が多い図案に・・きっと印刷代を大幅
に浮かせる作戦なんだろうなぁ・・(笑)
ラベルで買う訳じゃないしね・・。
個人的には2009年までのこのラベルは、
ワインラベルの中では、独創的でかなり
好きだったんですけどねぇ・・(^-^;

重ねて【サイクルズ・グラディエーター】
の中では、個人的にはシラーが一番
好きなのだが、思い切って今回は
ピノ・ノワールに挑戦です!

おお!シラーよりは、果実の香りが
溢れている!(^^*)
そして、シラーと同じく、それでいて、
控えめなタンニンと柔らかな酸味は
きちんと守られている!
シラーでは濃厚すぎると感じた時には
ベストな1本!

獺祭【磨き2割3分】【磨き3割9分】【50%】を飲み比べる

最近、時期的なものも含め、きちんと
定価で買えるようになってきた・・。
やっかいだったのは、実は、

【エヴァンゲリオン新劇場版「破」】

のワンシーンで、ミサトさんと
共に映ってしまっていた事・・(笑)

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これでエヴァマニアにも知る所と
なってしまった・・(笑)
でもこの頃は、そんなに有名な酒
ではなかったんですけどね・・
そんなこんなで、定価で買えなく
なってしまっていたのが昨今・・(^-^;

今まで、獺祭 純米大吟醸【50%】
しか飲んだ事がなかったのだが、
今回、【磨き2割3分】、【磨き3割9分】、
【50%】と手に入ったので飲み
比べてみる事にした。

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純米大吟醸【磨き2割3分】

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純米大吟醸【磨き3割9分】

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純米大吟醸【50%】

ラベルも精米の手間の度合いによって、
どんどんと普通になってゆく・・(笑)

こういうのは3つのグラスに入れて飲み
比べるのが、微妙な違いもしっかりと
わかるので、お薦めです!

さて!改めて【50%】から飲み進めて
ゆくが、日本酒の悪い所というか、
い受け取り方をするならば

「力強さ」

とも感じていたのが、飲んだ後に襲って
来る強烈なアルコール的なものと合体
した雑味・・ここが苦手な人が多いのは
事実だと思う・・。

それがこのレベルでも襲って来ないのは
見事である!w(゜o゜)w
もしかしたら結構、辛めに感じる人が
いるかもしれない・・。

いわゆる世に出回っている純米大吟醸
としては、質を考えると、やはりこの値段
では安い代物・・。

売れるのはわかる・・。

個人的には昔の「二級酒」的な雑な方
が好きなのだが、こうした澄んだものは
ワイングラスで飲むのに適しており、
ぜひ【獺祭】のこのシリーズは、ワイン
グラス・・しかも、ブルゴーニュの鼻まで
入る大きなグラスで飲んで頂きたい!
ぐい飲みでは感じられない勿体ない
贅沢な香りを感じる事ができるから・・。

そして、【磨き3割9分】・・
ここからは初体験である・・
いわゆる

【精米歩合39%( 米の残り61%は捨てる贅沢な酒)】

これまた香りが綺麗で、軽快・・
いわゆるまろやかな辛口の酒と
表現したら良いのだろうか?
しかも旨味もきちんとある・・。
これで720mlが2500円とは安い!(◎_◎;

最後に、【磨き2割3分】・・
これは720mlで5000円と結構な
お値段するのだが、いわゆる
「精米の極限」とも言われる

【精米歩合23% ( 米の残り77%は捨てる超贅沢な酒 )】

【獺祭】のHPによると、そこまで
磨くのに、

【7日間×24時間、都合168時間】

という精米時間がかかるそうだ・・。
JALの国内線ファーストクラスにも採用
されているそうで、味わいとしては、
これは賛否分かれると思う・・。

ひとことでいうと

【透き通っている】

と表現するとわかりやすいかな・・。
後味の雑味は全くないと言ってもいい・・。
酸味も強くなく、甘みもしっかりと感じ、
コクもある・・もう、完全に白ワインになど
負けないレベルに到達している・・。
ちょっとビックリした。(◎_◎;

ただ、昔からの日本酒(精米歩合80〜
70%あたり)が好きの人にとっては、
透明感がありサラっとしすぎて、
物足りない厳しい酒だと思う・・。

実は磨かない方が蔵の個性が
絶対に出るからだ。

しかし、これからの若い人が飲む・・
もくしは、世界の人達に向けて勝負する
なら、この形は間違っていないと思う・・。

要は、どこをターゲットにするのか?

そこが違うだけで、そこに当てはまらない
ターゲットからは、評価されない・・と
いう事・・。

恐らく、大の日本酒好きには支持
されないお酒・・。
でも、日本酒が苦手だった人、あまり
美味しくないと感じていた人、ワインなど
の流れから日本酒に来た人などにとっては
大変美味しい日本酒になると思う・・。

そして、日本酒はワインとは違って、料理を
選ばないという素晴らしい強みがある・・。

ここから先は売り方なんだろうけど、【獺祭】
はすでに世界進出して認められつつある・・。
こうした形が出てくれば10年後のTPPも
怖くない・・。
もう、日本酒のやるべき形は決まって来た
のかもしれない・・。

FIFA ワールドカップ ブラジル 2014 オフィシャル 日本酒5本セット

昨日、用があって横浜に行ったんですが、
そこでなんやらワインっぽいモノが売って
いたので、近寄ってみると、全然違って、
なんと日本酒!w(゜o゜)w(笑)>しかも、

ファイル 2269-2.jpg
【FIFA ワールドカップ ブラジル 2014 オフィシャル 日本酒5本セット】

そんなにお得感はありませんが、なんか
デザイン的に、しばらく飾っておいても
いいのと、マネキンのおじさんが全部、
試飲をさせてくれたので、おじさんの
頑張りに免じて買った部分もある!(笑)

で、セット内容は、向かって右から、

ファイル 2269-3.jpg

○伯楽星(はくらくせい)純米吟醸 180ml
新澤酒造店 宮城県大崎市

○東洋美人 純米吟醸 180ml
澄川酒造場 山口県萩市

○八海山 本醸造 180ml
八海醸造 新潟県南魚沼市

○御湖鶴(みこつる)純米酒 180ml
菱友醸造 長野県諏訪郡

○上喜元(じょうきげん)純米吟醸 180ml
酒田酒造 山形県酒田市

ま、ワールドカップを見ながら日本酒を!
と買った時は思ったけど、考えてみたら、
今回は、朝5時から・・とかだった!(◎_◎;

飲めないじゃん・・_| ̄|○(爆)●~*

ワールドカップ目前ネタという事で!(^^*)

画期的な動きだけどまだ身内レベル・・

先日の「ワールドビジネスサテライト」。
ワイン好きとしては面白い展開の
話だった・・。

ワインを中心にお酒の小売店で
有名な「やまや」が居酒屋と組んで、

【やまやでワインを買った客に持ち
 込んでもらい代わりに持ち込み料
 として1本1000円を徴収する】

という・・これはなかなか画期的だ。
なぜならば、値段云々以前に居酒屋
はどこに行っても、チェーン店の
赤ワインは必ず、

【キンキンに冷えている】

のだ・・これ、どこの店の店長に
指摘しても、

「皆さん、冷えている物を好む」

と、これまた必ず良い訳をしてくる・・。
今までに、

「改善して常温のものも用意します」

と言った店長とは、今まで1人として
出会った事が無い・・だから、

【チェーン店の居酒屋で赤ワインを飲むな!】

残念ながら、100%後悔する・・
これが今までのワイン好きの常識
である・・(笑)

で、本題に戻るが、その居酒屋に
持ち込み料を1本につき1000円
払えば持ち込めるのですから、普通、
飲食店でのワインの設定値段は
3倍・・。
1000円のワインなら3000円前後、
800円のワインなら2400円前後
で提供される・・。

・・という事は、4000円のワインを
持ち込めれば、普通なら12000円
の提供になるが、実際にはそんな
価格帯のワインは、そもそもメニュー
に無いので、選ぶ事もできないのだが、
1000円で持ち込めば5000円
のコストという事だけでなく、諦め
なければならなかった価格帯のもの
が飲む事ができるようになるのだ・・。

こりゃ、持ち込むワインが高ければ
高い程、お得!という事になる・・。

だが、まだまだ敷居は高い・・。
なぜなら、この企画も、ただ単に
「やまや」が「はなの舞」の運営会社
であるチムニーを買収し、自分達が
上の立場であるからできる事であって、
他の居酒屋でもできるのか?と
いったら、おそらく対等だったら、
まだまだ利害関係を考えたら、
実現はしなそうな話である・・(笑)

自分はワインを持ち込ませて頂け、
料理も素敵な、イカした店を
きちんと知っているからどうでも
いいけどね!(゚ー゚☆キラッ(笑)

【サッポロ 空模様】シリーズWeb限定ビール

もうすでに一週間くらい前に届きました!(^^*)

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4月に注文したけど届いた時には、すっかり
忘れていました・・(^-^;(爆)●~*

まずは、

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【陽ざしのピルスナー】

この3種の中では苦みがしっかりしていて、
後味にまで苦みが残る、ラガーとかサッポロ
クラッシックとか好きな自分には、個人的
には一番お気に入り!でも、普通では、
一番人気が無さそうなビール・・(^-^;(笑)

ファイル 2263-4.jpg
【流れる雲のヴァイツェン】

アサヒのスーパードライとかが人気のある
日本では、これが一番好まれそうな、
バランス良く、苦さもかなり押さえ込まれた
感じで、悪く言えば「平ら」なビール・・(笑)
でも、スーパードライなんかと一緒にしては
いけない・・なんたって、フルーティーに
香るヴァイツェンの部分はしっかりと
感じられるからね!
これまた美味しいですな!(^^*)

ファイル 2263-5.jpg
【月夜のデュンケル】

ロースト麦芽なので色はブラウンなので、
目からの印象は結構、濃厚さというか
深みがあるのかな?と思いきや、その部分
はすかされた・・(笑)
苦みと甘味、酸味と味は全てバランス良く
揃ってはいるが深みがありません・・_| ̄|○
デュンケルタイプは深みが勝負なので、
ちょっとガッカリです・・。
あ、ビールとしておいしくないという事では
なく、デュンケルタイプとして期待して
飲むとガッカリするという事です・・(笑)
恐らく、多くの一般の人に向けて飲み易い
所まで調整をしたんでしょうね・・。
ビールとしては、十分に美味しいですよ!(^^*)

またこの330円という値段を出して買うか?
と言われたら、いらないかな・・(-。-*)ボソッ(笑)