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ヱヴァンゲリヲン新劇場版・Q【Final Impact】<ネタバレ注意!>

【1st Impact】はこちら・・・
【2nd Impact】はこちら・・・
【3rd Impact】はこちら・・・
【4th Impact】からの続き・・・

さ、ここで出てきた!新たな言葉

【アダムスの器】(笑)

前回書いたように、レイはリリスの魂を持つ人間・・。
そのための器がレイの肉体な訳ですが、それならば

【リリスの器】

な気がするのですが、【Q】では【アダムスの器】・・。
という事は、そもそもエヴァは【アダムの器】ですから、
マリのセリフから解釈するに、レイが乗っている
【Mark.9】は首を切られた時に、ムニュムニュっと
顔が出てきましたから、例えば初号機もエヴァが覚醒
すると、手を復元したりしていた訳で、もしかしたら
【Mark.9】はこの時点では覚醒している状態、もしくは
第12使徒(ここまで第11使徒まで出現している)で
あると予測できる・・。
で、レイは【リリスの魂】を持って【リリスの器】に
取り込まれているが、覚醒している【アダムの器】=
【Mark.9(エヴァ)】だと、何らかの際に、そのまま
取り込まれてしまうという事なのか?、第12使徒なら
【アダムの器】そのものである・・。

さらに疑問が【アダムの器】でなく、複数形である

【アダムスの器】

だったという事なのだが、新劇場版の【破】では
【セカンドインパクト】らしき描写があり、そこに
光の巨人らしきもの四体と、槍が四本描かれて
いた・・。

ファイル 2001-3.jpg
ファイル 2001-2.jpg

そこから考えると、もしかしたら【アダム】は複数
(四体)いるのではないか?と・・そのため複数形
なのでは?という勝手な解釈・・(爆)●~*
まぁ、これもまだ答えは出ていませんが・・(笑)

さらに、アスカに

「オリジナルのあんたはもっと愛嬌があったわよ」

と言われ、レイは模索するかのように

「オリジナルの私?」

と自問自答していた感じ・・。
ここからも、シンジが【破】で助け出した綾波レイでは無い
事がハッキリとわかる・・。
ここまでで、あやふやだったレイの姿がハッキリしてきた。
なかなか良い描き方ではないでしょうか!(^^*)

さぁ、一方のずっと戦闘もせずに考え込んでいたカヲル・・(笑)
いきなり弱々になって、

「やめようシンジ君、あれは僕らの槍じゃない」

とシンジに告げるがさらにシンジ暴走加速!(爆)●~*
さらに、

「第1の使徒の僕が第13使徒に落とされるとは・・」

と、意味深なセリフ・・。
単純にここまでで【第12使徒】まで出て来ているから
順番で【第13使徒】なのか?それとも、カヲルは
【第1の使徒】=【アダム】をセカンドインパクトの際に
ゼーレが人型に復元したものではありますが、
テレビ版ではカヲル=【第17の使徒・ダブリス】であり、
最後の使徒だった・・。
この最後の使徒であったはずの大きな存在を【第13使徒】
として軽々しく今回使ってきた・・(^-^;
いやいや、この存在の使徒以上のものが、次に4つ出てくる
という事ですから、次回が本当に想像できないな・・(笑)
とはいえ、この【第13使徒】へ落とすという意味はどういう
意味なのか?(・_・?)
これはその後の物語で示唆していたのではないだろうか?

ゲンドウはゼーレに対し、

「定款された人類補完計画と【神殺し】をやってのけます」

と語り、ゼーレを消してゆく・・。
まず、ここで【神殺し】というキーワード。

さらに、暴走中のシンジは思い切り槍を引き抜く・・。
カヲルが不安視していた通りに、この槍はゲンドウ(もしくは
ネルフ)の罠のようで【フォースインパクト】が起こる・・。

まず、シンジが同じエントリープラグ内に連座でいるカヲル
に手を伸ばそうとすると、なんと【ATフィールド】っぽい
壁があって近づけない・・。
その後、カヲルは「僕が13の使徒で、トリガーだ」と語り、
シンジから奪った首輪が爆発してカヲルの首が吹っ飛ぶ・・。
そう・・この首輪が爆発するのは、最初のミサトが言って
いたのは、【ミサトが持っているリモコンで爆発】か
【無理に取ろうとしたら爆発】か【<覚醒>すると爆発】
という事だった・・。
ミサトのリモコンはもちろん圏外・・カヲルは無理矢理
首輪を外そうとは全くしていない・・。
という事は最後の

【覚醒】

したと考えるのが普通だ・・。
という事は【フォースインパクト】が起こった・・と
いう事である・・。
で、首輪爆発→カヲルの首が吹っ飛ぶ・・という事で、
【フォースインパクト】は止まった・・と示唆している
と考えられる・・ふむふむ・・わかりやすい・・。

「たとえ死んでも、意思や願いは残る」
「これは君の望む幸せじゃなかった」
「ガフの扉は僕が閉める!」

という、特有のカヲルの死ぬ前の自己解決な台詞の意味は
全くわからないが・・(爆)●~*

「カヲルくんが何を言っているのか全然わかんないよ!」

シンジ・・わかるよ・・その気持ち・・(爆)●~*

という事で、考えられるとしたならば、【13】とは外国、
特にキリスト教の世界では、最も不吉で裏切り者の数字・・。
そして、いわゆるキリストを裏切った【ユダ】の番号・・。
【第1の使徒(神)】から【第13使徒(裏切り者)】にされ
しかも【フォースインパクト】のトリガーにされ、まんまと
ゲンドウの【神殺し】も達成されてしまうという予想外の
カヲルの扱い・・おもしろいじゃないの!(^^*)

で、ゲンドウは冬月に

「ひとまずこれでいい・・。【フォースインパクト】は
 止まったが、ゼーレの使徒は始末できた・・」

だが、マリがここで意味深な発言!

「ガフの扉がまだ閉じない!わんこ君がゼーレの保険か!」

カヲルが【ガフの扉は僕が閉める!】、マリは【ガフの扉
がまだ閉じない!】・・。

この辺はなんともわからないが、ひとまず【ガフの部屋】
というのは、

【生命の魂が帰り、再生を待つ場所】

の事ですから、カヲルが扉を閉じる事に失敗している・・
という示唆ですかね?(^-^;(笑)

アスカは射出され落ちていた13号機の【エントリープラグ】
を開けると、そこには体育座りのシンジ・・(笑)
そりゃ、目の前でカヲルの首チョンパですから、廃人同然
にならない方がおかしい・・(^-^;(笑)

自己完結でアスカも

「立てこら!」
「自分の事ばっかり!黙っていれば済むと思ってんの?」
「あ~、あたしは助けてくれないんだ・・バカガキ!」

と、この状況下のシンジを足蹴にしていたが、ツンデレ
だとしても首チョンパシンジにはちょっと酷・・(笑)

最後に、そこへどっからともなくいきなりレイが来るが、
アスカは

「綾波タイプの初期ロットか・・」

とまたまた謎かけたセリフを言う・・。
この言葉から察するに【綾波タイプの初期ロット】と
いう事は【綾波タイプの別ロット】があるという事・・。
さらには【綾波タイプ】でないロットも存在する!
という読みもできる・・。

また、さらにアスカは、

「ここじゃL結界密度が強すぎて助けに来れないわ。
 【リリン】が近づける所まで移動するわよ!」

と言い、3人は歩き始める訳だが、【リリン】=【人間】
であり、現在3人がいるこの赤い所は新しい用語
【L結界密度】・・(笑)で、【人間】が近づけない場所
であった??
でも、アスカもシンジもエヴァから出て生存してる
じゃん!(爆)●~*

まぁ、エヴァの最後はいつもよくわからないのだが、
次回に続く事なのだろうと無理矢理納得しながら
【Q】を見終えた・・(笑)

いずれにしろ次のラストの作品の内容で、今回の【Q】
が愚作だったのか?良作だったのか?が全てが決まる・・。
次の2時間程度で解決しそうな謎の数ではないから、
自ずとぼやけて終わる事が確定ですけどね・・(爆)●~*