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本当はアメリカ様の指示に従っただけさ!

5月13日、一般会計で約13兆9000億円に及ぶ

【2009年度・補正予算案】

が衆議院を通過した。そのうちの【約4兆3600億円】が
勝手に各省庁が使える【基金】の乱発・・。
【10兆8200億円】の【新規国債】の増発・・。
その内訳も【7兆3300億円】が【建設国債】、【3兆4900億円】が
【赤字国債】である・・(-_-;)
でも、この【補正予算案】・・良く計算され我が国に必要だから
出されたのか?答えは【NO】である。
実は、この14兆円というのは、アメリカが

【GDPの2%程度の財政支出】

を言いだしたので、日本においてGDPの2%というと、14〜15兆円
出さないと達成しないから出すお金なのだ。
だから、各省庁から予算を募ったため、【基金の乱発】という
馬鹿げた内容になったのだ・・。
中には、科学技術振興機構などは、予算要求をしていないのに、
予算がついているそうだ・・(-_-;)
このどん底の景気に即効性があるもの、少しずつでも将来の日本の
改革につながっていくようなもの、少子高齢化を支えるもの・・
そういうものが一体どれだけあるのかというと

【????】

である。
民主・社民・国民新党は【審議が充分ではない】と本会議を
欠席したが、そんな事をしても仕方ない。
予算案というのは参議院で否決されようが、憲法規定で

【30日後には成立】

してしまうので、最悪でも6月12日に成立する・・。
それは仕方ないにしても、この先これだけ大量の【国債の消化】が
できるのか?結局は日銀が間接的に引き受けるか、お金を刷るしかない。
という事は、インフレが訪れ、国民の資産が目減りするという事が
待ち受けているという事・・。
仮に、インフレを形よく防げたとしても、その為には景気が爆発的に
良くなるか増税しかない・・。
どこからどうみても、国民には負担しかない訳で、こうした未来が
確実に見える事が果たして景気対策になるのか?
次世代に大変申し訳なく思う訳であります・・。