■第11回~15回■
STAR CLUB「THE VERY BEST OF THE STAR CLUB」
第11回目のお気に入りMUSIC DISKは1980年代、パンクシーンで忘れてはならないバンドです。1977年~1987年の10年間のインディーズでのベスト版で全25曲というすごい量。今、聞くと古くさい感じはありますが、メジャーでのSTAR CLUBとはちょっと違う良さがたまりません。今や、45才前後であろうと思われるVo.HIKAGEはメジャーに行ったにもかかわらず、今だにこの時の姿勢を頑なに崩さないでいてくれるあたりはたまりませんわ。(1999.01.24~02.16掲載

人生「SUBSTANCE・」
第12回目のお気に入りのMUSIC DISKは、1980年代、日本のインディーズシーンはパンクに席巻されていました。その中で有頂天のケラが主催のナゴムレコードというレーベルが「有頂天」からはじまり「空手バカボン」(以後、筋肉少女帯への布石)「ばちかぶり」この「人生」と異彩を放つバンドを発表しました。この「人生」ですが、今や人気の「電気グルーヴ」の前身、石野卓球率いるテクノバンド(コミックバンド的な要素もでかかった(笑))であるのです!!このアルバムはその人生のベストアルバムで全30曲というすごさ!!ぜひ、お聞きあれ!!(1999.02.16~03.19掲載

EBO MAN「FROM THE EBO STATION E.P.」
第13回目のお気に入りのMUSIC DISKは「イーボマン」です。サンプリング・マッドネスのブレイク・ビーツ連射攻撃!というコピーにつられて買いました(笑)イーボマンことジェローン・ホフスが中心でケン・イシイ、ヤマカタ・アイがリミキサーとしてゲスト参加。1stEPの「ドーナッツ・ウィズ・ブッダ」2ndの「バウンズ・トゥ・ディズ」から選んだ内容になっています。ま、色々な音が無数にかぶせられています。やはりヘッドホンで聞くことが最適でしょう。コピー通り、音のシャワーとでも言っておきましょう!!日本完全編集。(1999.03.19~04.15掲載)

THE TIMERS「不死身のタイマーズ」
第14回目のお気に入りのMUSIC DISKは、タイマーズ です。これは2枚目なんですが、毒舌はさらにパワーアップ!しかも、自主制作でだしてきた所がすごい!ここが尾崎豊の「この支配からの卒業」と言いながら、自主製作でなく支配されているレコード会社から出した「卒業」とは違う(笑)よって、レコード会社に媚びる事なく作られています。「あこがれの北朝鮮」などと毒舌かませた後、やはり、世界はなかよくなれるはず!と説いてみせたり、「イツミさん」という曲も遺族の事を考えたら、ちょっとやばいんじゃないの?という歌い出しも今の医療への警告のメッセージを説いていたりと奥深いアルバムです。そこまで理解しない人達にはまったく良さがわからないアルバムだろうなぁ・・。もちろんファーストアルバムもお勧めですよ。(1999.04.15~05.05掲載)

村治 佳織「CAVATINA」
第15回目の今週のお気に入りのMUSIC DISKは、村治佳織の「カヴァティーニ」 です。CMでも使われている「SUNBURST」などは有名な曲ですが、完璧に弾きこなしている。イイ曲だなぁ・・。15才でデビューし、今や20才。ギターコンクールで最年少優勝しまくりの恐るべき女性ギターリスト!!とても一人で弾いているとは思えないのがこのクラッシックギターの魅力!!ただ、楽曲を自分で作るレベルにはなっていないようで、あくまでもクラッシックの曲を自分流に弾いているというアルバム。この先、脱皮するには自分の楽曲が必要と感じます。現在は、パリに留学中だそうで、そのパリから届いたのが、この第5弾アルバム。楽曲は素晴らしいモノばかりなので充分心が洗われますなぁ。(1999.05.05~05.25掲載

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