記事一覧

USJは損害賠償請求をせよ!

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USJへの迷惑行為、同志社大生も
(2013年4月9日・読売新聞)
https://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130409-OYT1T01268.htm
 同志社大(京都市)は9日、米映画テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ、大阪市此花区)で3月、男子学生がアトラクションの乗り物から飛び降りて一時休止させる迷惑行為をしていた、と発表した。
 同大学によると、学生は同月12日、アトラクション「ジュラシック・パーク・ザ・ライド」の水上を移動する乗り物から陸地部分に飛び移り、約30分にわたって運行を止めた。このアトラクションなどで迷惑行為を繰り返していた、神戸大生との関係は不明という。
 同志社大は「USJの関係者や来園者に迷惑をかけたことは遺憾で、深くお詫(わ)びする。学生として責任ある行動をとるよう指導する」とのコメントを出した。
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USJ迷惑行為、関西外大生も…大学が謝罪文
(2013年4月11日・読売新聞)
https://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130411-OYT1T01092.htm
 神戸大や同志社大の学生が大阪市のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ)で迷惑行為を繰り返した問題で、関西外国語大(大 阪府枚方市)は11日、外国語学部2年の男子学生(19)が行為の一部に加わっていたとして、ホームページ上に謝罪文を掲載した。
 大学は男子学生の処分を検討している。 同大学によると、男子学生は昨春以降、USJを6~7回訪れ、アトラクションで身を乗り出したりボートを転覆させたりしたという。ブログや簡易投 稿サイト「ツイッター」に男子学生の写真や名前、迷惑行為の内容が記載されているのを同大学が確認。事情を聞いたところ、学生は、神戸大生らと中学時代の同級生で、一緒に迷惑行為をしたことを認めたという。
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まあ、マスコミが総動員で報道しているので、
改めて言うまでもないですが、本当に

【バカ】

ですね・・(-_-;)
ありがちな関西人独特の「笑いを取る」のとは
ちょっと次元が違う・・。

中でも最悪なのが、昨年7月の行為のひとつ、
【ペパーミントパティのスタント・スライド】で、
ボートを故意に傾けて転覆させ、その際に、駆け
寄って来た係員に対して因縁をつけ、一時運転を
休止させ、その際、一緒にいた仲間が

「なんか・・お詫びのアトラクション券とかないんすか」

と【アトラクション無料券】を要求するという行為・・。
これはどこからどうみても明らかに【恐喝】である・・。
結果、受け取ったんだか、遅疑のアトラクションを
優先してもらったんだか定かじゃないが、USJが
彼らを特別優待扱いしたという本末転倒な話・・。

ココに、全貌が説明されているが、文中にあるように
どんなところにも【バカ】や【おかしな】奴はいる。
それを想定して、他のお客様への迷惑や影響・・
それらを一番に考えるならば、こんな輩を1年以上も
放置しているUSJの危機管理・・それこそが大問題
である・・。

もちろん、本人が好きでやっている訳ですから、
どう怪我しようと勝手だが、単純に他の客を
巻き込む危険性も考えられる訳で、USJは、
もっと毅然とした対処をすべきだったのである。

自分じゃないが、横浜から行くとしたら、数万円
のお金を出してUSJに行く訳で、こいつらのお陰で、
待たされたり、アトラクションが一時休止になる。
まだ1回だけならまだしも、1年に渡って繰り返し
行っていたというのは相当、悪質!仮に自殺なら
まだしも、遊びで電車を止めたら大変な損害賠償
が請求される・・。

USJは未成年という事で、これ以上問題にしない
つもりのようだが、本当は損害賠償請求をしないと
いけない・・。
それはお金云々ではなく、今後のこうした若者への
【抑止力】のためである・・。
損害賠償請求により、USJのイメージダウンの
部分は出てくるかもしれないが、きちんと責任を
取らせましたよ!という暁には、東日本大震災に
寄付でもすれば良い・・。

しかし・・つい盛り上がっちゃって1回ふざけた・・
ならまだしも、1年やり続けるってレベルって、
何なんだろう?全くわからないわ!!

人生で先に生きている者が行動で示すということ

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「ごみひとつなく感激」新幹線の清掃担当からお礼の手紙 生徒「最高の思い出」/毛呂山・川角中学校
(3月2日・埼玉新聞)
「通路にごみがひとつもなく大変驚きました」「大変きれいにご利用いただき感激した」―。こんな文面の一通の封書が1月下旬、毛呂山町立川角中学校(毛呂 山町川角、生徒数369人)に届いた。差出人は、東京駅で新幹線車両の清掃業務を担当する会社の女性社員。同校の2年生が修学旅行で東海道新幹線を利用した際、生徒らの行き届いた清掃に感激した女性からのお礼だった。大里冶泰校長(54)は「30年間の教師生活で初めて。当たり前のことをやって、それを認めてくれる人がいることに感謝の気持ちでいっぱいです」と話している。
 送付された手紙は便箋2枚。「貴校に利用いただいた車両の清掃を担当した者です」と始まり、車両にごみがなかったことに触れ「貴校の普段の教育ならびに 引率教員の方の行き届いた指導を、生徒の皆さまがよく理解され、大変きれいにご利用いただき、感激した」とつづられている。
 さらに「おそらく生徒の皆さまが素晴らしい学園生活を送っておられるだろうこと。そして校長先生をはじめ諸先生方の行き届いた学生の皆さんに対する思いを深く感じながら楽しく清掃をさせていただきました。ひと言お礼を申し上げたく、筆を取りました」と、送付理由を記している。
 封書には、「見ると幸せになれる」という都市伝説のある東海道新幹線の軌道を検査する車両「新幹線電気軌道総合試験車(愛称・ドクターイエロー)」の写真も同封されていた。
 同校によると、2年生123人は1月20日から22日まで2泊3日の日程で、京都・奈良に修学旅行した。最終日の22日は清水寺などを見学した後、京都駅から午後1時6分発の「のぞみ」に乗車。同3時23分に東京駅に到着した。
 生徒らは東京駅で降車する際、用意したごみ袋にごみを入れ、椅子は元に戻すとともに、ヘッドカバーを張り直し、床に落ちたお菓子などのごみを拾った。ごみ袋はまとめて車両の出入り口脇に集めた。
 同校ではあいさつなど5項目の達成目標を設定し、指導している。ただ、大里校長は「車両のごみを持ち帰る指導はしていない」と話す。
 女性からの手紙が届いたのは1月25日。校長らは学年集会で手紙の内容を生徒に報告するとともに、学年主任の教諭が女性宛てにお礼の手紙を送付した。手紙のコピーと同封された「ドクターイエロー」の写真は2年生の教室前の廊下に貼り出されている。
 修学旅行の実行委員長を務めた斉藤望さん(14)は「思い出に残るイベントにするため、マナーを守ることを目標にした。車両のごみは実行委が率先して片付け、周囲の生徒らも協力してくれた。自分たちで実行したことに感謝され、最高の思い出になった」と喜んでいる。
 大里校長は「使命感を持って行ったことが評価され、生徒らは自信がついたように見える。生徒の良さと取りえを伸ばすためにプラスのスパイラルになってくれれば」と目を細めている。
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うれしい話だね!(^^*)
引率の先生&生徒達は「当たり前のことをやった」、
清掃された女性は「筆をとらずにはいられなかった」
と、実は双方の価値観が一緒にならなくては
こうした美談も生まれていない・・。

よく今の年配者は「若い人は席を譲らない・・」と
口にする。
自分が良く乗る横浜市営地下鉄でも高齢者が

「全席優先席なのに51%の席を譲ってもらえない!」

と文句を言う(詳しくはこちら)・・。
では高齢者は今までに譲られた時に

「本当に譲ってくれてありがとう・・」

という気持ちをきちんと若者に伝えているのか?
譲られた人間としての態度でマナーを守って
いるのか?譲ってもらうのが当たり前だと座って
いないのか?

少なくとも、大して多い機会がある訳ではないが、
自分が席を譲った中の1/3の高齢者は

「こんな奴に譲らなきゃ良かったよ!」

という高齢者だ・・。
例えば譲ってもらってお礼もない、譲ってもらって
席に着くなり携帯電話で大声で話し始める、譲って
もらって隣の人がいなくなるとすかざず手荷物を
横に置いて隣に座れないようにする・・などなど。
ウソのような話だが、現実に自分が体験した残念な
事案だ・・。

だけど、こうして嬉しかったら

「嬉しかった!」

と素直に形にして伝えるだけで、こんなにもお互いに
気持ち良く、そして記事にまでなって、誰が読んでも
ほっこりし、自分の事でもないのに嬉しくなってしまう・・。
やはり、人生で先に生きている人間が、きちんと若い
人達に形にして感謝を示す・・こうするだけで、全然
違う世界が広がる事を教えてくれる素敵な話である・・(^^*)

【PC遠隔操作事件】ほぼ誤認逮捕確定

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片山容疑者を再逮捕 ハイジャック防止法違反容疑
(2013.3.3 ・日本経済新聞)
 パソコンの遠隔操作事件で、警視庁などの合同捜査本部は3日、IT関連会社社員、片山祐輔容疑者(30)=威力業務妨害容疑で逮捕=について、大阪府の男性のパソコンを遠隔操作して2件の犯罪予告をしたとして、偽計業務妨害容疑とハイジャック防止法違反(航空機の運航阻害)容疑で再逮捕し た。
 再逮捕容疑はウイルスに感染した大阪府吹田市の男性のパソコンを遠隔操作。昨年7月に大阪市に大量殺人予告メールを送ったほか、同8月、日航に航空機の爆破予告メールを送って同機の針路を変更させた疑い。
 吹田市の男性は大量殺人予告メール事件で誤認逮捕、起訴され、その後起訴が取り消された。
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さあ、雛祭りのこの記事を最後にこの事件
の話が今現在まで何も出て来なくなった・・。
一応、様子を見ようと思っていたので、雛祭り
の記事が今になったが、この状況下から見て、
この事件は完全に誤認逮捕(罪になっては
いないがわかりやすく説明するなら【冤罪】)
である可能性が99%の確率だと断言して
良いだろう・・。
さあ、その根拠は、以前にここでも江川氏
の記事と共に書いて来た・・

【PC遠隔操作事件】またもや誤認逮捕の様相

もう、完全に【様相】ではない・・。
なぜそう断言できるのか?

【片山容疑者を再逮捕】

という事しか書かない日本経済新聞は完全に
警察側に立つ!という【悪意】を感じる・・。
なぜならば、【再逮捕】と言う事は、最初の
事件に関しては、証拠不十分で

【釈放】

されたという事・・。
読売新聞などはその事をきちんと書いている。
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パソコン遠隔操作事件、片山容疑者を再逮捕
(2013.3.3 ・読売新聞)
 パソコンの遠隔操作事件で、警視庁などの合同捜査本部は3日、大阪市のホームページに殺人予告を書き込んだり、日本航空に爆破予告メールを送ったりしたとして、東京都江東区白河、IT関連会社社員片山祐輔容疑者(3 0)を偽計業務妨害とハイジャック防止法違反の疑いで再逮捕した。
 一方、遠隔操作された愛知県内の会社のパソコンから殺人予告が書き込まれた事件で、東京地検は3日、威力業務妨害容疑で逮捕、勾留されていた片山容疑者を処分保留で釈放した。
地検は理由について、「一連の事件の特殊性にかんがみ、一層の慎重な捜査が必要と考えた」としている。
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【処分保留】とは、拘置していた被疑者に犯罪の
嫌疑が認められない、もしくは不十分である場合
に釈放する事なのだが、捜査は続行される・・。

【PC遠隔操作事件】またもや誤認逮捕の様相にもある
佐藤博史弁護士がおっしゃっているように、

○猫に片山容疑者が首輪をかけた映像も写真もない。
○1月3日に猫に首輪がついている映像も画像もない。
○100円ショップで片山容疑者が首輪を2つ買った証拠もない。
○携帯電話の画像に猫の写真がない。
○ウイルウスに使われていたプログラミング言語【C#】を
 片山容疑者が使えた証拠もない。
○冤罪にされては困るから取り調べは可視化して欲しい
 という片山容疑者側の要求に警察は応じない。

という、まるで報道ではその証拠が揃っている上で逮捕
した様相だったのに、そんな【有罪にできる証拠】なんて
無かったという事を結局は証明してしまったのが今回の
【釈放】・・>大方の予想通りである。

3月16日付けのスポーツニッポンで江川紹子氏のコラム
「私の快答」があるのだが、そこでも個人的に新たに
知る事が記載されていた・・。

○「真犯人」のメールにリンクされた画像には「暗号は
 ・・・です」という手書き風のハングル文字が書かれて
 いるのに、彼は韓国語は全く出来ない。
○米国のサーバーから片山氏の派遣先の彼専用PCで
 ウイルスを作成したという「痕跡」が見つかったと
 報じられている。ところが、派遣先(勤務先)のPC
 には、このウイルスソフト作成に不可欠なソフトが
 入っていない。

さらに、未だに、警察も検察も片山氏側の要求である
取り調べの録音、録画の【可視化】を要求しているのに
それを受け入れられないでいる自信の無さ・・。
あとは強引にでも自白を引き出すしか逮捕ができない
と警察も検察もわかっているのだ・・。

しかも、今回再逮捕としての理由が

【ハイジャック予告をした】

という事なのだが、この容疑自体が、PCの遠隔操作を
した!という事の上に成り立っていなければいけない。
でも、この再逮捕が驚きなのは最初の【PC遠隔操作事件】
で、PCの遠隔操作したかどうか【ハッキリしない】事が
【釈放】という形で確定したのに、PCの遠隔操作で
ハイジャックする書き込みをした容疑で逮捕する・・
という全く訳のわからない警察の行動・・(-_-;)
端から見ると往生際が悪すぎるのだが、要は、

【拘留期限が切れるから理由は何でもいいから再逮捕】

という事・・。
【PC遠隔操作事件】での立件は無理・・でも警察のメンツ
として今回の【無罪放免】は、何としても防ぎたいという
警察が何でもいいから罪を次から次に並べ時間を稼いで、
なり振り構わず何かの罪で立件しようとしてる・・という
様相になっている・・(-_-;)
本当に警察というのは恐ろしい・・ ((((;゚Д゚))))ブルブル

ただ、残りの1%の疑問は何か?というと、やはり今なお
【真犯人】からのアクションが無い・・という事・・。
ただ、前回の【真犯人】の暴露メールは、自白強要して
裁判ででなく、警察としての有罪の方向性が確定した時
だった・・。
一番警察が困る時を狙っていますから、恐らく片山容疑者
が強制的に自白する時、もしくはメチャクチャな罪で起訴
が決定でもした時・・を狙っているのでしょうから、
【真犯人】も今はまだ恐らく様子見の段階・・。
まだその部分の補償がないので、1%マイナス・・(笑)

【友達の定義】とは何?>「ぼっち」を考える・・

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独りぼっちが怖い・・・トイレで食事 レンタルフレンド
(2013年1月7日・読売新聞)

「気が合いそうな相手とペアになって」と促され、約70人の若者が2人ずつ向き合い、自己紹介を始めた。
 関西福祉科学大(大阪府柏原市)に入学予定の高校3年生らを集めた<顔合わせ会>。行われたのは初対面同士、相手の得意なことを聞き出す「インタビューゲーム」だ。雰囲気は徐々に和み、あちこちでメールアドレスの交換が始まる。
 友達作りの一助に、と3年前から開かれているこの会。「友達ができないからと、休学や退学してしまう学生もいるので」。司会を務めた准教授の長見まき子が、事情を打ち明けた。
    ■    □
 文部科学省によると、2012年度の大学の休学者は過去最高の約3万1000人に上り、ここ10年で1万人近く増えた。一方、内田千代子・福島大 教授が57の国立大に行った09年度の調査では、休学理由は意欲減退などの「消極的理由」が31%で最も多く、この傾向は2003年度以降、続いている。
 関西の国立大に通う翔太(24)(仮名)の場合、入学1か月で不登校になった。
 中学や高校と違い、大学では自分で履修する授業を決め、その都度教室も変わる。待っていても誰も声をかけてくれない。でも、自分から話しかけるのは、変に思われそうでできない。気がつけば1人。「めしを食う相手もいない」と思われたくないと、トイレの個室にパンやおにぎりを持ち込み、息をひそめて食べた。
 インターネットの掲示板を見ると、周りから孤立する学生は「ぼっち」と称され、バカにされていた。「大学に向かうだけで手が震え、腹が痛んだ。他人が怖かった」。6年前の苦悶(くもん)を、翔太は振り返る。
 大阪大非常勤講師の井出草平らの調査では、大学で不登校となった学生の8割以上が、高校までは普通に登校していた。「今の学生はサークルや部活にかつてほど参加していない。友達作りで最初につまずくと、ずっと孤立してしまう」。井出はこう指摘する。
    □    ■
 「ついてきてもらえませんか」。浩一(25)(仮名)が昨夏、電話で依頼した先は東京都内の便利屋「クライアントパートナーズ」。ダンスを楽しむ若者でにぎわう「クラブ」に行きたくなり、「レンタルフレンド(友達代行)」という有料サービスを申し込んだ。
 友達役の女性2人が同行し、3万円。フリーターには痛い出費だが、1人で行くのは嫌だし、知り合いを誘って断られるのもつらい。
 1週間後の深夜。「浩一さん、踊れますか」。女性たちは笑顔を絶やさず、気さくに話しかけてくれた。1時間ほどでクラブを出た後も、レストランで明け方まで楽しく過ごした。
 「無条件に受け入れてもらえる安心感がある。孤独が癒やされた」。そう喜ぶ浩一は学生時代、仲良くなれると思った相手に自分の話ばかりして嫌がられた。「傷つくくらいなら、お金を使った方がいい」と言う。
 同社へのレンタルフレンドの依頼は月数十件。多くは、他人との距離感に戸惑い、悩み、自信を失った若者からだ。代表の安倍真紀(37)は「確固たる自分の価値観がないから、他人の評価を必要以上に気にしてしまう。でも彼らは往々にして、ネット上では交友関係が広い。それは相手の顔色をうかがう必要がない一方通行のコミュニケーションですからね」と話す。
 親に勧められてのぞいた自助グループに通い、その後、立ち直ることができた翔太には、レンタルフレンドを利用する若者の気持ちが、痛いほどわかる。「本来、友達とかと一緒に行くべき場所に、1人で行くという選択肢はないんです。こんなところに1人で来ているやつって思われるのって、しんどいんですよ」(敬称略)
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どんなに素敵な大学に進学できても、どんなに
有名な素敵な会社に就職できても、確かに
【友達】に恵まれるのか?といえば、当たり前
だがそれは答えは【NO】だ・・。

上記の記事を読みながら、

「そんなに深く考えなきゃいいのに・・」

と思う自分と、記事を読めば読む程、感じてくる

「果たして【友達】って何だろう?」

と考える自分がいる・・。

【友達】・・いつの時代も【友達】ということ
について、多かれ少なかれ悩んだ事が無い人は
いないだろう・・(笑)
【友達】というレベルをどこまでハードルを
上げているか?によっても随分違うしね・・。
でもそれは深く考えた事がなかっただけで、
考えてみれば謎といえば謎な訳で、尚且つ、
すごく哲学的になってしまって、明確な答えを
求められたら答えられない自分がいた・・(-_-;)(笑)

そこで今回は無い頭で少し考えてみる事にした・・(笑)

例えばどうだろう?

【定期的に会ったり飲んだり食事をする】

レベルが【友達】なのだろうか?

【メールや電話などを頻繁にする】

レベルが【友達】なのだろうか?
1年に1回、もしくは数年に1回しか会わなくても
それは【友達】なのだろうか?
そんな【レベル】を考えたらキリがない・・(^-^;(笑)
ことさら【親友】なんてレベルという事になると

【どんなレベルが?】

という疑問が沸々としてくる・・(笑)

・・と考えてみたら自分もわからなくなってきた
ので、色々と自分なりの答えを探す旅に出てみた!
といってもネットでしっくりくる答えを探す旅って
事なだけだけど・・(爆)●~*

で、個人的に一番しっくりときたのが、

【自分が友達だと思ったら友達】
【自分が親友だと思ったら親友】

・・相手の気持ちは関係無し!(笑)
要は誰にも【友達の定義】などというのは定め
られない
・・という事・・。

そうは言うものの、実際には自分ばっかが
そう思っていても、相手が自分の事を
【友達】もしくは【親友】と思ってもらえて
いないとしたならば、やはり辛いよなぁ・・(^-^;

で、レンタルフレンドを借りてしまう人達は、
そこをもっと深く探っちゃうんだろうなぁ・・。
そうすると、すごく疲れちゃうから記事にある
ようにレンタルフレンドの方が楽になってしまう
訳で・・(-_-;)

でも、このレンタルフレンドが商売繁盛すると
いう事は、こうした事例が深刻化していると
いう事・・。
そして、そこまで深刻な人間に対して、形を変えた

【キャバクラ嬢の店外デート】

と何ら変わらない事を気付かせずに、レンタル
フレンドなんてものでオブラードに包む手法は
さすがで、これぞ商売!という手法と、レンタル
フレンドに癒しを求めている人間と、正反対の
目的ベクトルなのがとても痛い・・_| ̄|○(笑)

【PC遠隔操作事件】またもや誤認逮捕の様相

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【PC遠隔操作事件】被疑者の素顔を弁護人に聞く
(江川紹子・2013年2月19日)

4人を誤認逮捕し、うち2人から虚偽の自白を引き出したことが明らかになっているPC遠隔操作事件。威力業務妨害 容疑で逮捕された片山祐輔氏は関与を否認している。当初は、事件と片山氏を結びつける決定的な証拠があると報じられ、警察は絶対的な自信を持っているよう に見えたが、その後も160人もの捜査員を動員して証拠集めを続けるなど、苦労している状況も伝わってくる。
片山容疑者の弁護人となったのは、足利事件で菅家利和さんの無実を証明するなど、刑事事件の経験豊富な佐藤博史弁護士だ。佐藤弁護士に、2月19日時点での弁護人としての考えや主張を聞いた。

【弁護人となるいきいさつ】

ーー佐藤先生がなぜ弁護人に?

報道で彼の逮捕を知った時には、他の方と同じように、警察がこれだけの発表をしたのだし、まず間違いないのだろ う、ただ本人は否認しているんだな、と思っただけでした。彼が当番弁護士を要請し、その時にたまたま当たったのが、以前、うちの事務所にいた竹田真弁護士。その竹田弁護士から頼まれたんです。私はすでにいくつも刑事事件を抱えていて忙しかったのですが、竹田弁護士が「接見は私が毎日行きます。要所要所で出てきて下さるだけでいいですから」と言うので、「分かった」と。この時には、これほど頻繁に自分自身が接見に行くことになるだろうとは思ってもいませんでした。

【江ノ島の監視カメラには何が映っていた?】

ーー容疑者とはどういう話を?

まずは警察の取り調べ状況を聞きました。江ノ島に行ったか、猫に触ったか、と聞かれたので、本人は1月3日に 行ったことを認めて、4~5匹の猫と接触して、写真を全部で10枚か15枚くらい撮ったかもしれない、と説明したそうです。ところが、その後は猫について聞いてないんですね、警察は。それで、変だなと思いました。
私が、あの猫について聞くと、「(顔の模様が)ハチワレで…」となどと、色のことを説明し始めるんです。あの猫の写真を撮ったかどうかを聞くと「撮ったかもしれません」と。なぜかというと人なつっこい猫で、「膝にのっけたかもしれない」と言うわけです。そんな風に、全然包み隠さず話す人です。警察に対しても、過剰なくらい供述をしています。それで、彼の話を聞いた後、新聞記事を精査してみると、話が全然違う。これはどういうことだ、と思いました。

ーー足利事件の菅家さんの時には、面会してすぐに無実を確信したとのことでしたが、今回はどうでしたか。

当初は半信半疑でした。新聞には決定的な証拠があるかのように書かれていましたし。でも、取り調べで警察はそういうものを本人に示していないんですね。なので、接見の後、取調官に「もし決定的な証拠があるなら、早く示して欲しい。それで(否認しても)ダメだと分かったら、弁護人からも本人を説得しますよ」と言ってみたが、警察は「はい、分かりました」と言うだけ。「本当はそんな映像ないのでは?」とも聞きまし た。すると、「そういうこと(=決定的な証拠があるというような情報)はマスコミが勝手に書いているだけ」と。検事にも、「(本人が猫に首輪をつけたこと を示すような)防犯カメラの映像はないのでは?」と水を向けたところ、沈黙しか返ってこなかった。
私がそう指摘した翌日は、取り調べもせずに捜査会議をやっている。その後も、彼が猫に首輪をつけたことを示す映像は本人に示されていません。報道でも、いつの間にか映像の話は立ち消えになりました。
こうした経過から見ても、警察は1月3日に彼が江ノ島にいる映像は持っているが、彼が猫に首輪をつける映像もなければ、(彼が江ノ島に行った)3日に首輪がついている状態の猫の映像もないことを、確信しています。

ーー江ノ島で猫の写真を撮ったカメラはどうなりましたか。

その時使っていたのは富士通製のスマホですが、新機種に買い換えて、1月の中旬にショップで売っています。ネットの方が安いので、ネットで新機種を買い、古いものはショップに持って行ったところ、店員が初期化して引き取ったそうです。もし、彼が真犯人であれば、自分で入念に初期化するはずでしょう。この時に彼は、すでに警察に尾行されていて、売ったスマホはすぐに警察が回収したようです。

ーー警察は猫の写真を復元したと報じられています。ならば、彼に示して説明を求めるのが普通だと思うのですが。

彼には示されていません。彼は、犯人が送った写真が自分のスマホの中にあるわけはない、と言っています。復元したとして本人に示されたのは、友人とコスプレをやる所に行って、鎧かぶとをつけてポーズを撮っている写真など、事件に無関係の3点だけです。

ーーそれだけ証拠が希薄なのに、よく逮捕しましたね。

前回の事件の時、彼は任意の調べでは否認しましたが、逮捕されてすぐに自白しています。今回も、逮捕してしまえばすぐに自白する、と警察は思ったんじゃないでしょうか。

【不利な証拠と有利な事情について】

ーー江ノ島の監視カメラ以外にも、雲取山に行ったとか、真犯人が送ってきた写真に写っている人形を買ったとか、最近は彼が仕事をしていた会社のPCでウィルスが作成された痕跡があるとFBIから情報提供があったという報道もあります。

山、海、前科、人形、猫、それにFBI情報。これだけ彼に不利な事柄が重なっておきる偶然はない、と捜査機関は考えているようです。ただ、猫の話もそうですが、そういう不利だと思われることも、彼は全く隠そうとしない。彼は自分が山に行ったことや、人形を買ったことなどは認めている。人形はAmazonで買っているので、購入したことはメールを見れば簡単に分かるし、彼も隠していません。
前科については、彼は反省し、警察や検察を恨んだりしていません。それどころか、私が「(取り調べの時に)黙っていた方がいいんじゃないの」と言っても、「僕はそういうのは不得意なんで…」と。それで、「じゃあ、無理に黙秘は勧めないよ」という会話をしたくらいです。後に、録音もしくは録画をしなければ取り調べに応じない、ということにした時も、警察から「話せることはないの?」と聞かれて、彼は「雑談なら」と言って、応じているんです。

ーーなぜ録音・録画をしないと取り調べに応じないことにしたのですか。

実は、問題のウィルス「iesys.exe(アイシス・エグゼ)」に使われたプログラミング言語はC#ですが、 彼は「僕はC#は使えない」と言うんですね。ところが、警察が最初に取った身上調書に、彼が使えるプログラミング言語が列挙してあり、その中にC#が入っていたそうです。彼は、C#は他人が書いたプログラムがあって、それが実行できるかどうか確かめろと言われて確かめたことはあるが、自分では書けない、と説明したそうです。そういう大事なことをさりげなく調書に入れ込もうとしていたことが分かったので、調書ができる時のやりとりはちゃんと記録してもらわないと危ない、と思いました。
最初に一般的な録音・録画を求める書面を送りましたが、それに加え、計3回に渡って、強く録音・録画を求めまし た。本人も、録音・録画をしなければ話せないと警察に明言したところ、捜査官がパソコンで仕事をする前で何時間も黙って座らされることになりました。その後、「話せることはないの?」と言われて雑談に応じたところ、捜査官は雑談に紛れ込ませて事件周辺の話をいろいろ聞いてきた。そういう事実上の取り調べが 3時間50分も行われたんです。
なので、検事調べでは、録音・録画をしなければ、留置場の房から出ない、ということにしました。私が彼に接見する時刻までに検事から連絡がなければ、そういう対応をすると通知をしました。時間までに録音・録画に応じる連絡がなかったので、彼には出房拒否をアドバイスしました。決定的証拠があって、供述なしで起訴・公判維持ができる事件とは思えないのに、取り調べを犠牲にしても録音・録画をしないというのは、いったい何なのでしょうか…。

ーー彼がC#を使えないというのは、彼にとって有利な事情ですね。

そうなんです。「それだけで、君は真犯人でない、ということになるのでは?」と聞くと、彼も「そうですね」と答えるんです。でも、彼がその話をしたのは、逮捕されてから6日後のことなんですよ。それで、「そんな大事なことを、何でもっと早く言わないのか。このことを、警察は知っているのか」と聞いたら、最初の身上調書の話が出てきたので、これは録音・録画をしないと危ない、と思ったのです。

ーー彼が普段使っていたプログラミング言語は何ですか。

Javaです。

ーーC++はどうですか。

専門学校の時に資格は取ったと言っていました。

ーーウィルスとか遠隔操作などに興味は?

「ない」と言っています。それで、「セキュリティの開発のためには、(日々進化する)ウィルスとデッドヒートを 演じている演じているわけで、そういうことに関心を持つこと自体は悪いことじゃないんだよ」と水を向けてみました。でも、本人は「セキュリティには関係ないし、MALWAREには全く関心がない」と。ハッカーの情報を交換するサイトがあるらしいけど、と聞いても、「そういうのは見たことがありません」と。
それで、彼自身がウィルス対策をどうしているのかを聞いてみました。すると「Win8はウィンドウズディフェンダーがついているし、その前 のWin7の時にはマイクロソフトで無料のソフトを手に入れた」とのこと。その程度で大丈夫なのか、と聞いたら、「危険なリンクには近づかないから」と言っていました。

【被疑者の人間像】

ーー片山さんは、実際に会っていて、どんな人ですか?

「オタク」だと言われてましたから、そのつもりで会ったら、印象が全然違った。すごくコミュニケーションが取りやすい人なんですよ。確かにゲームは好きで、「全機種持っています」と言ってましたけど、年に2、3回は山に行ったり、バイクで出かけるなどアウトドアの遊びもしていました。コンパにも出ていましたし、女性とデートしたこともある。今年1月にはパックツアーでイタリア旅行をしているんですが、その時には老 夫婦と仲良くなって一緒に食事をしていたそうです。
亡くなったお父さんのことはとても尊敬しています。愛情深い両親のようで、前の事件の時も刑務所に面会に来るなど、彼の立ち直りを支えました。弟一家とも親しく交流していて、幼い姪はテレビで彼のニュースが流れると、「あ、おじちゃんだ」と声を挙げているそうです。報道されている彼のイメージと、実際の彼とはずいぶん違います。

ーー逮捕前に、警察が尾行したりマスコミが写真を撮ったりしていましたが、彼はそれをどう見ていたんでしょう。

全然気付いていないんです。

ーーあんなに多くのカメラが、あんなに近くから撮影しているのに?!

新聞に載っている猫カフェでの写真を見せたら、「こんなの撮ってたんですか?!」と本当に驚いていました。警察は江ノ島の猫から記憶媒体を回収して6日後には彼をマークし始めたと報じられていますが、彼は逮捕されるまで、警察に尾行されているのも知らないままでした。真犯人にしては無防備すぎませんか?

ーー前の事件の時と姓を変えたのは何故ですか。

彼の名前を検索すると、いつまで経っても事件のことが出てきて、これでは就職できないと気にしたからです。両親が協力し、分籍して彼だけの戸籍を作ったんです。そして、今度こういうことになって、彼は「これからどうやって日本で生きていけばいいんだろう」と悩んでいます。

【報道のあり方】
当初、江ノ島の防犯カメラで猫に首輪をつける彼の映像があり、それが決定的な証拠だと報じられました。でも、弁護人がそうした映像がないはずだと指摘すると、いつの間にか立ち消えになって、その後仕事先で使っていたPCに痕跡がある とかいうFBIの話にすり替わっている。あの映像の話はどうなったんですか?報道機関なら、そこをしっかり検証すべきでしょう。なのにそれはやらないまま、警察(の情報操作)に使われている。我々弁護人の主張は、あまり載らない。足利事件や村木さんの事件の教訓は、いったいどこに行ったのですか。
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いやいや、この江川氏の記事・・正直、かなり
ビックリした・・(◎_◎;

確かに、今回の事件、そもそも遠隔操作した時は
あんなに巧みに発信元の特定を困難にする匿名化
ソフト【Tor(トーア)】が使われて高度な偽装をして
いたのに、その後の犯行予告時には、会社からの
痕跡を偽装していない(犯罪予告が書き込まれた
時間帯に、片山氏が勤務していた会社のPCから、
遠隔操作に使われたレンタル掲示板に接続した
履歴が残っており、それにはトーアは使われて
おらず)
と、その時だけ

【証拠を安易に残しました!】

っていうのが、あまりにもずさんすぎて
個人的には同一人物にしては非常に

【???】

だった・・。
さらに、片山氏が仕事をしていた会社のPCでウィルス
が作成された痕跡があったとFBIから情報提供・・。
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遠隔操作事件、FBIがウイルス痕跡の情報提供
(読売新聞・2月16日)
 一連のパソコン遠隔操作事件で使われた遠隔操作型ウイルスが米国のサーバーで保管されているのが見つかり、その中に威力業務妨害容疑で逮捕されたIT関 連会社社員片山祐輔容疑者(30)の関係先で作成されたことを示す痕跡が残されていたことが捜査関係者への取材でわかった。
 米連邦捜査局(FBI)からの情報提供で判明した。警視庁などの合同捜査本部は、片山容疑者がウイルスの作成に関与していないか調べを進めている。
 捜査関係者によると、遠隔操作型ウイルス「iesys(アイシス).exe」が保管されていたのは、米国のデータ保管サービス「ドロップボックス」のサーバー。このウイルスの中に、片山容疑者の関係先を示す記録が残っていたという。
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と、あれだけ高度な偽装をしていたのに、痕跡が確実に
残る

【ドロップボックス】

のサーバーって・・そんな所に普通ウイルスを作って
隠すか?しかも、他に人の目もある、会社でどのように
痕跡が残されているかわからない状況下で、犯行声明
など普通書くか?

で、今一度、警察の言い分をまとめると、片山氏は、
それまでは匿名化ソフト【Tor(トーア)】を巧みに
操っていたのに犯行声明を書く時だけは、

【自分の会社のパソコンから痕跡がわかるように
 「ドロップボックス」にウイルスを保管し、
 自分の会社のパソコンから「Tor(トーア)」を
 使わずに掲示板に書き込んだ】

という、まるで「逮捕して下さい!」とでも言って
いるかのような方法
を使った訳だ・・。
さらに驚きは、なんと今回の逮捕において、確かに
片山氏がやった!という情報というのが、またもや、
この2つのパソコンの通信情報だけ
なのだ・・。
・・と、冤罪の匂いがプンプンしてくる訳だ・・。

まあ、以前からまことしやかに警察がマスコミに情報
をバラまく時は、決定的な証拠が無い時・・と言われて
いて、今回の逮捕も、片山氏側の弁護人とはいえ、
江川氏が最後に語るように、自分も含め、今までの
マスコミ報道を信じている人間は、当然、江ノ島の
防犯カメラにおいて、

【猫に首輪をつける片山氏の映像がある】

という決定的な証拠が大前提であった上で、その他
の小さな証拠も裏付けが取れて逮捕しているのだろう
・・と常識的に思っていた・・。

しかし、驚きなのが、この佐藤弁護士のインタビュー
をじっくり読ませてもらうと、

【警察は1月3日に彼が江ノ島にいる映像は持って
 いるが、彼が猫に首輪をつける映像もなければ、
 (彼が江ノ島に行った)3日に首輪がついている
 状態の猫の映像もない】

片山氏が猫に首輪をつけたことを示す映像が本人に
示されていないだけでなく、その3日の段階での例の
猫に首輪がついている状態の映像もないのだそうだ・・。
さらには片山氏のスマートフォンから警察は消去された
とする猫の写真を復元したとして本人に示されたのは、
事件に関係のある写真ばかりなのかと思いきや、事件に
無関係の3点だの写真だけ
・・という状態で逮捕されて
いるという恐ろしい内容・・(-_-;)

この江ノ島の一件に対し、江川氏はTwitter
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ファイル 2038-2.jpg
【PC遠隔操作事件】江ノ島の猫の首輪について、片山氏は「まったく知りません」と購入したことはないと弁護人に明言。100円ショップで買ったと報じられているが、購入の証拠を警察から示されたこともないとのこと。報道(警察の見立て)によれば、犯人は同じ首輪を2つ購入しているはず。

【PC遠隔操作事件】なぜ2つかというと、片山氏が江ノ島に行ったのは1/3。ところが、「真犯人」から送られてきた写真には、1/4の神奈川新聞に同じ首輪がのせられていた。これは偽装工作だ、というのが警察の見立て。なので片山氏が犯人なら、彼が同じ首輪を2つ必要
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と指摘する・・。
なるほど・・確かに、1月3日に江の島で首輪をつけた
なら、4日の日付の神奈川新聞が写っている写真
の存在が問題となる・・。
偽装工作であるなら、1月3日に江ノ島で猫に
付けた首輪と1月4日付けの新聞の上で撮影
するための首輪の2本の首輪が必要
で、そこを
きちんと警察は裏付けが取れていないといけない
のだが、まず、すでにその首輪は100円ショップで
買ったとマスコミは報じているところをみると、
その情報の出所は間違いなく警察である・・。
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PC遠隔操作:容疑者、メールと同じ人形購入
(毎日新聞・2013年02月15日)
 パソコン(PC)の遠隔操作事件で、真犯人とされる人物が昨年11月に報道関係者らに送った「自殺予告」メールの添付写真に写っていた人形を、片山祐輔容疑者(30)=威力業務妨害容疑で逮捕=が2011年にインターネットで購入していたことが捜査関係 者への取材で分かった。警視庁などの合同捜査本部は真犯人と片山容疑者を結びつける証拠の一つとして調べている。
 メールには「ミスしました。ゲームは私の負けのようです」などと自殺を示唆する記述があり、PCケーブルで囲まれたアニメキャラクターの人形の写真が添付されていた。
 捜査本部が調べたところ、片山容疑者が一昨年に同じ人形をネットショッピングで購入していたことが確認されたという。アニメは11年1~4月、深夜帯に放映され、同8月から人形が販売された。
 一方、神奈川・江の島で記憶媒体がつけられていた猫の首輪は100円ショップで販売され、記憶媒体にあった文書ファイルの内容も新たに判明した。ファイルには「セキュリティーが甘いサイトを探すのは大変なので、どんなサイトでも通用するように遠隔操作ウ イルスを作った」という趣旨の内容が書かれていたという。昨年6月の横浜市のホームページへの小学校襲撃予告については「セキュリティーが甘いので狙った」と記されていた。
 一連の事件のうち、横浜の事件はウイルスではなく、インターネットの掲示板に張られたURLをクリック すると、事前に用意された犯罪予告などの文書が自動送信される仕組みだった。遠隔操作ウイルスは横浜の事件後に作成されたとみられ、その後も感染したPC のデータなどを送らせる「ファイル送信機能」などが随時追加されていた。捜査本部は片山容疑者が手口を高度化させていたとみて調べている。
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という事なので、そりゃもう逮捕前にその裏付けは
取ってある上で逮捕しているのかと思いきや、
片山氏が100円ショップで購入しているという証拠
を警察から今現在も示されたこともない
・・というこんな
状態で逮捕されてしまうという警察の恐ろしさ・・。

そして取り調べも、警察が

【取り調べを録音・録画に応じない】

って・・警察は実は完全に証拠が無いのを裏付け
ちゃうんじゃないの?と勘ぐりたくなる状況下・・。

こうなると、警察のメンツをかけて、どんな手を
使っても

【自白させる!】

という、先に逮捕されて誤認逮捕だった横浜の少年を
強引に嘘の自白をさせた愚策を、またしてもやろうと
しているようにすら思える恐ろしさ・・。

もちろん、今の段階で片山氏がシロか?クロか?は
わからない・・。
だがこんな状態では、もう、今回の逮捕も誤認逮捕の
様相が濃くなってきました・・┐('~`;)┌

さあ、このまま証拠の提示もなく、拘留期間切れで
釈放・・となったら、1つの事件で2度の冤罪・・。
警察はどう説明するのでしょう?

ひとまず、警察の次の一手が、

【拘留期間延長】

ならば、警察は証拠が未だに無いという事・・。
さあ、警察の次の行動が見物である・・。

ロシアに落下した隕石は広島原爆の30倍?

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ロシア隕石の衝撃波、広島原爆の30倍、NASA分析公表
 ロシア南部のウラル地方チェリャビンスク州で落下した隕石(いんせき)について、米航空宇宙局(NASA)は16日、大気圏突入前の重さは推定で 1万トン、直径は約17メートルとの最新の分析結果を公表した。また、時速6万4000キロのスピードで、広島型原爆の30倍にあたる500キロトンの衝 撃波が放出されたと上方修正。前日はロシア科学アカデミーが重さ推定10トンと解析していたが、想像を絶する巨大隕石だったことが分かってきた。
 世界に衝撃を与えたロシアの隕石落下のすさまじさが明らかになってきた。NASAはこの日、人間の耳には聞こえない低音の観測データを解析した結 果を公表。前日に重さ7000トン・直径15メートルとしていたが、約1万トン・約17メートルに上方修正した。大気圏突入のときの速度は時速6万 4000キロ。約マッハ50(音速の50倍)という猛烈なスピードだったことが明らかになった。
 衝撃波は、原爆の30倍の500キロトン。直径は、地球近くを日本時間16日未明に通過した直径45メートルの小惑星「2012DA14」の3分 の1以上。被害を受けたチェリャビンスク州の警察当局などによると、窓が割れるなどの被害は半径100キロにわたり、負傷者は約1200人。ロシア非常事 態省によると被害建物は集合住宅を中心に計4480棟に達し、被害総額は約10億ルーブル(31億円)以上となる見通しだ。
 ユレビッチ州知事は、損壊した窓ガラスの総面積が同州だけで20万平方メートル(甲子園のグラウンド部分の約15倍相当)に及ぶと試算。夜間の気 温が氷点下20度以下になることがあるため、窓ガラス復旧に優先的に取り組む考えを表明し、既に30%を終えつつあり、2週間でほぼ復旧できるとの見通し を示した。
 これほどの巨大隕石だが、事前予測については千葉工業大惑星探査研究センターの松井孝典所長(66)は「17メートルレベルだと、小さすぎてとて も観測できない」という。さらに「これくらいだと、実は何十年に1度ぐらいで落下している。今回は人口密集地だったから発見されたが、普段だと人目につか ない海などに落ちてくるケースが多い」と、予測不能な天災であることを明かした。ちなみに、事前に地球との接近が予測されていた小惑星 「2012DA14」については「(直径45メートルは)ギリギリ観測できるかどうかのレベル。以前にも地球に近づいたことのある天体なので軌道も推測で きた」と説明した。
 NASAは、小惑星を追跡していたにもかかわらず発見できなかったことに「明るい昼間の空から飛んできたので望遠鏡で発見するのは困難だった」と 説明。隕石は北から南に進んだが、小惑星は南極方向から北極方向へ抜けており、軌道が全く異なっているため、2つの事象は全く関係ないとしている。
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いやいや、ロシアに落下した隕石の衝撃波は、

【広島原爆の30倍の500kt(キロトン)】

だとか・・(^-^;
確かに、広島の原爆は被害面積は爆心地から
半径2km・・で、今回の隕石は、

【半径100km】

ですから、単純に被害面積で比較しても

【約50倍】

だから、なんだか笑っちゃうくらいに大袈裟な
数値だなぁ・・と思いながらも、衝撃波だけの
比較ならそんな感じなんでしょうね・・(^-^;

爆心地だけにスポットを当てると、広島の建物の
破損状況を見ても、とても今回の隕石にそん
パワーがあるようには見えないよね・・(^-^;(笑)
ま、隕石は中性子の嵐が無いから一緒にしちゃ
いけませんが、破壊力で比較するとせいぜい、
多く見積もっても、

【広島原爆の1/10倍】

くらいにしか見えませんよね・・(笑)
だって、広島の状況って、爆心地に関しては

ファイル 2036-2.jpg

コレですから・・(^-^;
被害を見る限りでは、この30倍って事は無い
ような気がしちゃいますね・・(笑)

しかも、直径17mもあるのに、レーダーとかで
捕捉できていないのか?迎撃できなかったのか?
と思って調べてみたら、大きさも捕捉できるギリギリ
の大きさ、そして何よりも

【時速6万4000km、約マッハ50(音速の50倍)】

と、速すぎたようですね・・(^-^;
ただ、1km以上の大きさの隕石だったら、レーダー
でも捕捉できるし、起動も計算できるそうで、
宇宙に鏡を置き、太陽光を集約して隕石に照射
すれば、蒸発する・・そうなると事実上は自ら
ジェット噴射やっているようなものなので、
起動を変える事はできるそうだ・・。
とはいえ、本当にそんなにうまくいくのか?は
現実に起きてみないとわからないんだろうけど・・(^-^;

でも、恐竜の絶滅は直径10km程度の小天体が
ぶつかって生物が死滅した訳だから、もしかしたら
地球の終わりは隕石というあっけなさなのかも
しれないな・・(^-^;

【悪の巣窟】の解体は当然である!(後編)

【前編】からの続き・・!

テレビでは端折られて報道されているため、
橋下市長の真意が伝わっていないがTwitter
ではきちんと話している。
********************************
桜宮高校体育科の入試中止については賛否両論がある。ただ、これは子どもに責任を取らせたわけではない。桜宮高校体育科が生徒を受け入れる状態ではないということ。実態解明も済んでおらず対応策も何も決まっていない。こんな状況で生徒を受け入れることはできない。顧問の暴力を誰も止めることができなかった。周囲の教員も、生徒も、保護者も。そして生徒が死に至った。この実態解明、原因究明せずしてなぜ新入生を受け入れることができるのか。体育科を目指して頑張ってきた受験生には申し訳ない。しかし、今、桜宮体育科は新入生を受け入れる状態ではない。中学校の現場から特に中学校長から、「受験生のことを考えているのか!」と声が上がっているらしい。そのままそっくり返す。桜宮高校のこの現状を、どこまで中学校の現場は知って進路指導していたのか。桜宮高校に求める生徒や保護者の期待の在り方そのものも問題だった。受け入れ態勢が整っていない学校に新入生を受け入れるわけにはいかない。在校生についてはそのまま継続。そして受験生には普通科枠の増員。これが混乱回避のギリギリのところ。生徒や受験生に責任を取らせたわけではない。なによりも実態解明。なぜ桜宮高校がこのような状態になってしまったのか。生徒や保護者意識も含めて解明する必要がある。その上で対応策。それができて、初めて活動再開。それまでは活動は停止だ。それが子どもたちのためである。
********************************
これに対し、市教育委員会には16日、同校に受験を
予定している中学生の保護者や在校生、一般市民らから

「受験生は悪くないのに影響を受けるのはおかしい」
「この時期の中止は受験生の混乱が大きい」
「子供たちの夢をつぶすようなことはやめてほしい」

など、電話やメールが殺到したそうだ・・。
殺到と言うからどの位か?と思ったら、蓋を開けて
みると50件位だそうで、「子供の人生をどうするんだ」
と泣いて市に抗議する保護者もいるというのだから、
テレビのコメンテーターなどの知りもしない知識の
中での無責任な発言の影響などは大きい・・(-_-;)

やらせなのかどうかはわからないが、入試中止の決定を
受け、テレビなどでは子供達のコメント映像が流れて
いるが、

「部活だけでなくスポーツトレーナーなどになりたかった」

的なコメント・・しかも、コメンテーターによっては

「その道が閉ざされた!」

などとぼざく・・。
バカ言っちゃいけない・・この学校に進まなくては
スポーツトレーナーになれないほどスポーツトレーナー
が安直な道である訳がないだろう・・(-_-;)
この世の中に何人のスポーツトレーナーがこの学校の
卒業生なんだよ?バカか!
今や、スポーツトレーナーなど、海外で修行を積み、
心理学を勉強し、相当凄い知識と資格を持たないと
できない仕事・・。
その後、体育大学とかに進学すりゃいい話だし、
専門学校だってあるからそんなものは心配ない!
そもそも高校より上の進路で決まるんだよ!
自分の進路が高校でなんて決まっちゃったりは
しないんだよ!
周りの大人達は何をしているんだ?
そうした事をきちんと子供に教えてやれよ!凸(-""-)

最悪なのは在校生代表として運動部キャプテンの8人
が市役所で記者会見を開くという愚・・。

「なぜ高校生の私たちがこんなにもつらい思いをしない
 といけないのかわかりません」
「体育科をなくしたからといって、クラブ活動の中で
 体罰がなくなるとか、そういうことにつながらない
 と思う」
「いまひとつしかない一瞬のことを全部潰されている
 ようにしか思えない」

と、この言葉が生徒達の本意だとしたら、まだひとつ
の命が教師によって潰された事を全く感じていない
という恐ろしさを感じるし、個人的には、在校生が
記者会見を開きたいという事で、市役所がマスコミを
集めて場所を提供・・。
もう完全に後ろに絵を描いている

【プロ市民】

がいて、橋下市長叩きのために子供が利用された
典型的な例であり、非常に腹が立つ・・。
そして、これを桜宮高校の先生達や親が止めずに、
やらせる環境も本当に恐ろしい・・。
しかし、なんで学校側はこうして自分たちの首を
締める無能な事ばかりするのだろう?
【悪の巣窟】のような体制を裏付け狂った感覚の
体質の学校である事を露呈するだけなのに・・(・_・?)

さらに、「顧問の入れ替えもやめてほしい!」とも
在校生が懇願していたが、公立学校の場合は、先生の
異動は普通は最長でも6年くらいでどこでも普通に
行われて、顧問なんていつかは替わるんだよ・・。
それも今までが異常だった恩恵なんだという事を
ちゃんと身近な大人達は子供達に教えてやれよ!

また、保護者が市役所の前に集まって抗議活動を
している図・・。
そのうちの1人の保護者の弁が放送されていたが、

「今、残されている700人の子供達の【人権】を
 考えたら橋下市長をどうしても許す事ができません」

とマイク掲げて話していた・・。
そのままその言葉をお返ししたい・・(笑)
校長先生に無視され、異常な体罰が繰り返され、
【悪の巣窟】のような体制である体育科に今まで

【人権】

があったんですか??(怒)
本当にそもそも保護者達は子供達の【人権】など
考えていたんですか?
保護者達が子供達の【人権】など見て見ぬ振りを
してきて、先生のやる事、学校のやる事に意見を
できずに、教師や学校に従属していた結果、こう
なったんじゃないですか?
結果、こんなに学校が【悪の巣窟】になるまで
のさばったんじゃないんですか?
そして、そこまで考えていたならば、保護者は
こうなる前になんで自浄作用をしようと立ち
上がっていなかったんですか?
自分達に大きな一因がある事を、都合良く棚に
上げ、橋下市長叩きをするんじゃないよ!

何と言っても首を傾げるのが、校長が生徒の直訴を
無視し、先生の狂った体罰が常習化し、これだけの
【悪の巣窟】のような体制である体育科をそのまま
にして今まで通り入試をするべきだ!そして、そこに
夢を求め、受験をしたいという心境だ・・(^-^;

最後の砦として、戸塚ヨットスクールに行きたい・・
というような心境なのか?
体育の先生になるのが夢で、目指すというのなら
先に話したように、別に普通科に入って体育大学を
目指す事で全然夢をかなえる事ができるし、ただ単に、
勉強ではなく、部活が強いから行きたい!という事なら、
今回の問題は部活の問題ですから、こうした状況が
わかってしまった以上、諦めるしか無い・・のも
仕方の無い人生である・・。
体育科の存在ではなく、体罰の体質が問題であるという
感覚では済まないのが今回の【悪の巣窟】の現状・・。
だから、学校全体の姿勢が問題なのだという橋下市長
の考えは間違っていない。

ただ、今回の市教育委員会の2つの科の入試を中止
するが、志願者を普通科に振り替えたうえ、試験科目
はもとの2つの科と同じにする・・という不自然な
折衷案になったのは残念だ・・。
橋下市長の本当の部分はきっと無期限の体育科の廃止
だったと思うが、それでは体育科の在校生、受験を
決めていた生徒がかなりかわいそうな結果になる・・。
ひとまずは、そうならないように、体育科の復活に
含みをも持たせた最大限の温情が今回の折衷案・・。

「入試中止で体罰がなくなるか?」

などと、またおかしな理論を展開する新聞もあるが、
橋下市長はそんな事を言っているのではない・・。
もちろん、完璧な代替案はない・・。
そして、これからさらに調査や作り直しやら色々な
事を考えると、

「受け入れ態勢が整っていない学校に新入生を
 受け入れるわけにはいかない」

「入試中止をするだけで解決しないのは分かって
 いるが、入試を継続すればもっと解決しないので、
 解決策として教員、外部識者、生徒、保護者に
 よる学校の見つめ直ししかないのでその環境を
 新たに作る」

という事だ。

だから、橋下市長は、「看板の掛け替えにすぎない」
と批判があっても、体育系2科の希望者をいったん
普通科で受け入れ、入学後に編入を検討するよう
提案している・・。
入学偏差値は普通科で44、スポーツ健康・体育で51
と、体育科の方が偏差値が高いのだから、まず、
体育科を狙っていた生徒が普通科へ行く事に関しては
学力的には問題ない・・。
そもそも、この学校も1年目は普通科も体育科も同じ
カリキュラム、2年目から普通科で言うなら文系と
理系に分かれるように、体育科は体育に特化してゆく
そうで、2年目からクラス分けの授業をするように
変更するなんていうのは校長が教育委員会に申請
するだけで可能、単位数も体育系のものは3割程度
なので、新入生に関しては後から変更してゆく
形で何も問題はない・・。

ただ、すでに体育科の在校生はどうするのか?
橋下市長は、

「在校生についてはそのまま継続」

という事だが、具体的な部分は

「教員、在校生、保護者で徹底的に議論する」

という事くらいで、ハッキリしていない・・。
ひとまず差し迫る入試に対しての対応を急いだので
今の所、入試に関してのものばかりしか情報が出て
こないが、在校生に関してはこれから考えるという
事なのだろう・・。

保護者も学校もある意味【体罰】を通して部活が
強くなる事には【信頼感と連帯感】があった・・。
今度はそこから【体罰】を除いて立ち上がる時が
来た訳だ・・。
しかし、未だに「部活はいつからできるのか?」
など、命がひとつ亡くなったという事などどうでも
よく、ある一部の生徒、保護者は自分の事しか
考えていない輩がかなりいるそうだ・・(-_-;)
そこが問題であって、今は大変な事が起こったんだと
きちんと子供と考える事も勉強である・・。
橋下市長を罵る力を、ぜひそちらに注いで欲しい・・。

【悪の巣窟】の解体は当然である!(前編)

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大阪・桜宮高:「入試中止」に批判噴出…譲らぬ橋下市長
(2013.1.19・毎日新聞)

 大阪市立桜宮高校のバスケットボール部主将の男子生徒(当時17歳)が自殺した問題を巡り、橋下徹市長が同校の体育系2科の入試中止を市教委に要請したことに波紋が広がっている。同校の保護者や市議会からは「受験生への影響が大きい」と批判が噴出するが、橋下市長は予算権を盾に一歩も譲らない。体罰を巡る議論が首長と教育委員会との権限問題へと広がるなか、市教委は21日に入試の是非を最終決定する。

 ◇実施求め要望書
 「亡くなった生徒が入試中止を望むのか」。18日の市議会では、市長に批判的な意見が相次いだ。公明市議は「出願が迫っている。調査結果も出ておらず時間を置くべきだ」と訴えた。だが、橋下市長は「態勢が整っていないところに生徒を迎える方が無責任」と反発。公明、自民、民主系の3会派は入試実施を求める要望書を出した。
 市には18日までに700件を超す意見が寄せられた。大半は実施を求め、「子どもの人生をどうしてくれるんだ」と泣きながら訴える中学生の保護者もいたという。桜宮高校の保護者や弁護士ら約20人も18日、実施を求める要望書を市教委に提出。次男が同校に通う男性(43)は「大半の保護者は体罰を知らなかった。生徒や保護者を加害者扱いするのは乱暴だ」と話した。

 ◇予算権は首長に
 「市教委の決定に自動的に予算が付くわけではない」。橋下市長は17日、市教委が入試中止を拒んだ場合、予算凍結などの措置を取る考えを示した。
 地方教育行政法では、入試の権限は教育委員会にあるが、予算執行の権限は首長にある。市教委によると、入試の関連予算のうち約130万円が支出されておらず、担当者は「予算を止められたらお手上げだ」と困惑する。

 ◇受験生負担重く
 橋下市長は、桜宮高の体育系2科の希望者をいったん普通科で受け入れ、入学後の2科への編入を検討する考えで、「普通科に入っても十分だ」と話す。しかし、現場の実態とは隔たりがある。体育系の試験が運動実技と国語・数学・英語なのに対し、普通科は理科と社会を加えた5教科で、配点も異なる。入学後の編入も、必要な単位数が異なりスムーズに進むかどうか不透明だ。【津久井達、茶谷亮】
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という中、どういう判断になるのか?という事で
答えが出た・・。
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桜宮高の体育系、大阪市教委が入試中止を決定
(読売新聞・2013年1月21日)
 大阪市立桜宮高校の体罰問題に絡み、橋下徹市長から今春入試での同高体育系2科(体育科、スポーツ健康科学科)の募集中止を要請された同市教委は21日、臨時の市教育委員会議を開き、体育系2科の募集は中止し、普通科に振り替えて入試を行うことを決めた。
 市教委によると、桜宮高の本来の普通科(定員160人)は、試験日程が3月11日で、国・数・英・社・理の5科目で行われる。
 一方、体育系2科(同計120人)から振り替える普通科は、体育系2科の試験日程(2月20、21日)のままで、試験科目も現行の国・数・英の3 科目と運動能力を測る実技検査で実施。募集範囲も体育系2科と同じ府内全域とした。入学後のカリキュラムもスポーツに特色のある内容を検討するとしてい る。募集中止を求める橋下市長と、募集継続を求める保護者らの双方に配慮した結果となった。
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全教員を異動させ、今までの学校としての自浄作用
が効かなかった体罰を容認する伝統や校風を断ち切り、
生まれ変わらせる・・市教育委員会が入試の中止を
拒否するなら体育科の先生には予算を出さない・・
という橋下徹市長の要請に市教育委員会が折れた形
だが、個人的には橋下市長の今回の主張は評価して
いる・・なぜなら、バスケ部は

【30~40回ぶたれ、腫れ、口が切れる】

という自殺した事で発覚、そのバスケ部顧問は
市教委の方針を無視し、ありえない長さの
19年間異動無しで同校に存続、バスケ保護者会は
学校・市教委に無届けでアパートに部の寮を作り、
管理者不在で顧問と共謀して10年間も闇の寮を運営、
そこに住むバスケ部員は飲酒喫煙・無免許運転・・。

最近では、自殺したバスケ部主将が顧問宛てに
書いた手紙の詳しい内容があきらかになってきた。
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明かされた桜宮高・自殺生徒の悲痛の手紙

【自殺する4日前】
○生徒は日ごろから「顧問と話すと頭が真っ白になり、うまく話を伝えられない」と家族に話していた(琉球新報)
○「悩んでいるのだったら、思いを手紙に書いてみたらどうか」と兄からアドバイスされ、顧問にあてた手紙を書いた(中国新聞)
○手紙の内容を見た他の部員からの忠告を受け、顧問に渡さなかった(SANSPO.COM(サンスポ))

【明らかにされた顧問への手紙】
○体罰が厳しくつらい(ZAKZAK)
○ほかの部員が同じプレーをしても怒られないが、キャプテンの僕だったらきつく怒られる(ZAKZAK)
○なぜ僕だけがしばき回されなくてはならないのですか(47NEWS)
○キャプテンをしばけば何とかなると思っているのですか(スポニチ)
○それは主将だからなのか。そもそも自分は主将に適任なのか(MSN産経ニュース)
○一生懸命やったのに納得いかない。理不尽だ(スポニチ)
○毎日のように言われ続け、本当に訳が分からない(中国新聞)
○僕に完璧な人間になれと言っているようにしか聞こえない(中国新聞)
○もう僕はこの学校に行きたくない。それが僕の意志です(SANSPO.COM)
********************************
もう好きだったバスケが嫌いになり、学校へ行きたく
無くなっている・・・。
自分が高校で野球をやっている時と同じ心境だ・・。
自分はそれを先輩から・・だったが、この主将は、
顧問からなのだから本当に逃げ場がない・・。

バレー部は1セット落としたら全員を体育館の倉庫
などに呼び、部員たちの中でも【倉庫イン】という
言葉があって、 殴る蹴るの虐待が完全に日常化、
発覚した事例として体育館の倉庫で

【およそ250回叩いたり蹴ったり】

して、バレー部顧問停職3か月の懲戒処分を受けて
いる、そのバレー部員は顧問の体罰に怒って部員
たちが協力して顧問の暴行記録を2年間取り、その
証拠とともに「二度と顧問にしないで」と校長に
直訴するも無視され、教育委員会に訴え発覚・・。
野球部は昨年9月に暴行事件で高野連から1ヶ月の
対外試合禁止処分・・と出るわ出るわ、その辺の
報道を集約しただけでも、普通に考えてこの学校は
相当腐っている事が安易にわかる凄さだ・・(-_-;)

これには基本的に【体罰容認】派の自分でも、
さすがにひどい・・とひどすぎる・・と
感じる程である・・。

【倉庫イン】なんて言葉ができるくらい常習化して
いた・・という事は、周りの先生も校長もそれを
見て見ぬふりしていた・・という事・・。
自分が気付いた記事だけで判断しても、この状態
である・・(-_-;)

橋下市長は、自殺事件が発生した直後から外部調査
チームの立ち上げを行い、調査している・・。
恐らく、橋下市長の元に届く内容はこんなものじゃ
ない事は安易に想像できる・・。
そもそも論として、校長と先生との力関係も逆転し、
先生たちのやり放題という【悪の巣窟】状態だった
のではないか?

もちろん、個人的な勝手な推測ではあるが、風格や
面構えもヤクザに近いような昔いたような竹刀を
持って廊下を闊歩していた体育の先生たちだった
のではないか?という事も感じてしまう・・。

これもあくまでも推測だが、例えば、誰か正義感
強い先生がいて、

「体罰をやりすぎじゃないでしょうか?」

とバスケ部の顧問やバレー部の顧問に進言した
としよう・・。でもその顧問から、

「俺はこれで部を強くした!きちんと俺の指導
 で成績を残しているんだ!お前は俺の指導方法
 を否定する程の結果を出しているのか?」

などと言われたら普通の先生は、それ以上は
言えないでしょう・・。
ある意味、学校なんて【村社会】ですからね・・。
新しい先生を入れたとしても、こうした19年という
腐りきったガンのような年期の入った古くからの
先生が居て、完全に風潮が出来上がっていたならば、
到底無理である・・。
だから、普通は最長でも6年くらいで移動させる
のである・・。

そうしたデータが恐らく調査結果として橋下市長
の元に届いていると思われる・・。
だから体育科の先生は全て取り替える!という事
なのだと推測できる・・。

そして、世の中を敵に回すと、色々な事が出て
くる・・Twitterなどでは生徒達の喫煙写真や
飲酒写真・・それで全部を判断する訳ではないが、
入学偏差値は普通科で44、スポーツ健康・体育で
51という現状と比例した内容なのが、擁護したく
とも、擁護したくなくなるレベルで非常に残念だ・・(-_-;)

桜宮高の女子生徒がTwitterで橋下市長に暴言
「部落民がええ加減にせぇよ、殺意芽生えるわ」
…飲酒喫煙も発覚

【後編】に続く・・!

小さな世界の中でも逃げ場がない状況【後編】

【前編】からの続き・・!

それ以外の所がひどかった・・という話だが、
自分は僭越にも中学、高校と1年生でレギュラー
に抜擢されている・・。
「へっ!それって自慢かよ!」って表面上を
罵られるかもしれませんが、実際にはレギュラー
になった!という華やかな表舞台とは相反して、
裏での先輩からの風当たりというのは、それは
それはとんでもないものなのである・・(-_-;)

中学以上にひどかったのがやはり高校である・・。

ただ1年先に生まれた

【補欠に甘んじているどうしようもないクズ先輩】

の教育的指導と言う名のくだらない行為だけは
どうにも許しがたいものだった・・。
でも、その内容はあからさまにするつもりは
無い・・なぜなら実はその部分の恨みつらみ
を書きたいのではなく、心の部分を書きたい
からだ・・。

その高校においては入学式を終えて一週間で
レギュラーになる・・。
でも、中学の卒業式が終了した次の日から
高校から「野球部に入るつもりならば練習に
参加して欲しい」電話が来て、すでに練習には
参加していたので実際にはちょうど1ヶ月後
の話だ・・。
やはり先輩達にしてみれば

「なぜ?大した練習もしていない1年生が
 レギュラー?」

という気持ちでしょうし、こっちはこっちで鳩が
豆鉄砲食らったようなキョトン状態である・・。
しかも、部活がというより、高校生活すらまだ
始まったばかりである・・。
この時のレギュラー抜擢の異例なスピードは、
やはり先輩達の気持ちを逆なでるのに時間は
かからなかった・・。
それはとにかく、授業の合間の休憩時間まで
よくもまぁしつこくやるものだと・・(笑)

話を戻すが、ここで今回のバスケ部の自殺した
生徒ではないが、こうやって【抜擢された】
という状態が、本人はどんな状態なのか?
自殺した生徒の心はもちろんわからないが、
自分はそこから時間が経つにつれ、辛くなって
ゆく・・。

まず自宅に帰れば親がレギュラーになった事を
喜んでいる両親の笑顔があるので、その顔を
見れば泣き言は言えない心境に陥る・・。
では友人は?という事で、同じ部活の同級生
に話してみると

「レギュラーになっておいて贅沢な悩みだ」

と結果は妬みになる事に気付き、もう絶対に
同級生には相談しない事に決めた・・。
そう・・結局は自分の事をわかってくれる
人間などいない・・

「所詮は人間はひとりぼっちなのだ・・」

という結論がすぐさま出て来た・・。
もちろん、この環境から逃げるのが一番楽だ・・。
でも、部活をやめる事も「もうやめたのか!」
というプライドも手伝って簡単にはやめられない・・
といったループの中で毎日を過ごす事になる・・。
小さな世界の中でも逃げ場がない状況というのは
それはそれはつらいもので、もちろん当の本人
にしかわからない心情・・。

他人は結果論で

「相談してくれれば良かったのに・・」

と口々に言う・・。
でも、現にその環境下に自分が置かれていると、

【相談しても絶対に安全だ!】

という相談処がわからないのだ・・_| ̄|○
でも、誤解を恐れずに言うならば、今回の
バスケ部の高校生は、部活から逃げる事が
出来なかったが、親に相談できていた・・。
相談できていただけに悔やまれる・・。
当事者しかわからない気持ちなので、責める事
はできないが、この【自殺】という究極の逃げ道
を実行できただけでも、当時の自分からすれば、
正直、この高校生はいざとなったら凄い強い
心の持ち主でもあった訳だ・・。
そのいざとなったら凄い心の強さを、別な形で
表現できていれば・・。

なぜなら、やはり今の自分を振り返ってみて

【生きていて良かった!】

と思えるからである・・。
ただそれは時間が経たないとわからないから、
人間というのは難しい・_| ̄|○

小さな世界の中でも逃げ場がない状況【前編】

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大阪・高2自殺:教諭「体罰8~10回」 市教委に説明、遺族と食い違い
(毎日新聞・2013年01月11日)

 大阪市立桜宮(さくらのみや)高校(同市都島区)2年の男子生徒(17)が、所属するバスケットボール部顧問の男性教諭(47)から体罰を受けた翌日に自殺した問題で、この日の体罰10+件について顧問が市教委に、生徒の頬と頭を計8~10回たたいた、と説明していることが分かった。生徒の両親は「30~40回と息子から聞いた」と証言し、大きく食い違っている。しかし、市教委や高校は当初の会見で「数回」などと過少に説明しており、対応のずさんさが明らかになった。市教委は顧問から再聴取する。【原田啓之】
 市教委によると、自殺5日後の先月28日に顧問から状況を聞いた。顧問は、同18日の練習試合では「平手で生徒の頬を2、3回たたき、側頭部もたたいた」と、同22日の練習試合では「頬を4、5回平手で、頭を4、5回指先でたたいた」と説明したという。
 これに対し、生徒の両親は取材に対し、「18日は10回くらい殴られたと本人から聞いた。22日は30~40回と言っている」と証言。18日に生徒が帰宅した際、口の周りに血がついており、23日に自殺した際も頬が腫れ、口が切れていたという。
 しかし、市教委や佐藤芳弘校長は今月8日の会見で「顔を数回たたかれた」「指先が当たる感じ」と体罰が軽微だったかのような説明に終始。生徒の両親から「30~40回」と指摘されていたのに、会見で説明しなかった。
 また、生徒への体罰の頻度について、顧問は聴取に18、22の両日だけだと話した。しかし市教委は、部員アンケートの結果などから「かなりの頻度だった」とみており、改めて話を聞く。
 聴取の際に顧問は、体罰10+件の理由を「選手の気持ちを発奮させるため」「気合を入れていた」と説明。「周囲の目を考えることもあったが、体罰10+件をふるっているときは考えられなかった」と冷静さを失っていたことも告白した。強豪校の監督として「プレッシャーがあった」「(生徒に)厳しすぎた」と漏らしたという。

 ◇バレー部でも体罰 保護者会で事実を隠す
 桜宮高校で、バレーボール部顧問の男性教諭(35)も昨年11月に部員に体罰をしていたことが分かった。市教委が10日発表した。バレー部の顧問は一昨年秋に体罰で停職処分を受け、昨年春に指導に復帰していた。佐藤芳弘校長は事実を把握しながら市教委に報告せず、自殺を受けた9日の保護者説明会でも公表しなかった。学校ぐるみでの隠蔽(いんぺい)が明らかになり、佐藤校長は「(昨年11月に)もっと本格的に調査していれば、今回のこと(自殺)に結びつかなかったことは考えられる」と謝罪した。
********************************
自分は部活としてスポーツを中学、高校と
やってきた人間としては、強くなるためには、
あるレベルまでは【体罰】は容認・・と
いうのが本音だ・・。
とは言え、こんなに凄い【体罰】?本当に?
という事で調べてみると、この大阪市立桜宮
高校というのは【普通科】の他に【体育科】
があるというスポーツにある意味

【重き】

を置いている学校である事から、結果、
スポーツの強豪高校・・という形のようだ・・。
となると、申し訳ないがやはり強くなる為
には常につきまとう【体罰】・・。

だから学校の保護者説明会でも、
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高2自殺 厳しい意見の一方、擁護する声も
(2013年01月10日)

 先月、大阪市立桜宮高校バスケットボール部のキャプテンだった2年の男子生徒(17)が、顧問の男性教諭に体罰を受けた翌日に自殺した問題で、9日夜、保護者説明会が行われた。部活動での指導について、保護者から、疑問や要望など厳しい意見が次々と上がるなど、学校側の対応に不満の声が多くを占める中、擁護する声もあった。
 保護者「僕も卒業生。正直、僕らの頃はもっと厳しかった。先生だけの責任じゃなくて、親の責任だと思う。友達を作ることも大事ですし、そういう友達がいたら、手を差し伸べるように言ってやるのも親の役目。先生はこれからも大変だと思いますけど、頑張ってください。僕は応援します」
 学校側「謝罪するしかありません。今度こそしっかりとやっていきたいと思います」
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とまぁ、精神的にも肉体的にも耐えて強くなり、
その環境下から一皮も二皮もむく事ができて
個々に強くなれた卒業生にしてみれば、
こうした気持ちの側面を持つのも事実・・。

こうした先生は大して指導方法は変わって
いないのと、18年も市立(公立)に居続けて
いられるというのは学校も手放したくなかった
先生だったのだと思う・・。
その十数年の中でこの教諭の【体罰】を含んだ
指導方針で死んだ生徒はいなかった訳ですし、
校長先生の時代のスポーツは立場上公言は
できないだろうが、恐らく【体罰】全盛の
時代で、やはりスポーツが強くなる為には
多かれ少なかれ【体罰】的な指導は必要・・
という奥底の認識はあったはず・・。

ただ、ここで応援しますと述べた保護者は、
仮に自分の子供が同じ目にあったら同じ言葉を
吐けるのか?というと、自分の子供が死んで
他の保護者から親の責任!と罵られる事に
耐えられるだろうか?
やはり当事者と第三者は大きく違う・・。

自分も校長先生の時代よりは軽くなったとは
思うが、【体罰】全盛の時代に育っている・・。
とは言え、この記事の両親の言葉がそのままなら、

【30~40回ぶたれ、腫れ、口が切れる】

というのはかなり常識を逸脱している・・。
自分もさすがにそれだけの回数ぶたれ腫れ上がり、
口が切れるという状況下は経験はない・・(-_-;)


とはいえ、自分も知らなかったが、昭和22年制定の
学校教育法(昭和22年法律第26号)の第11条で、

【校長及び教員は、教育上必要があると認める
 ときは、文部科学大臣の定めるとこ ろにより、
 学生、生徒及び児童に懲戒を加えることが
 できる。ただし、体罰を加えることはできない。】

と定められているそうで、自分が学生の時も、
完全に校長および教員が懲戒として体罰を加える
ことはできなかった・・。
でも、普通に黒板消しやチョークやサンダル、靴
は飛んで来たし、数学の定規や指し棒や出席簿で
頭をバン!とやられるのは日常茶飯事だったのは
どういう事だ?

そうは言うものの、自分は部活において、顧問や
監督から【体罰】にせよ、何かされるのは【指導】
という考え方なので全然辛くはない・・。
実際に指導者からの【体罰】は中学の頃にちょっと
あったが、それはミスの時くらいであり、自分的
にも納得だったので、逆に気合いが入る部分で
あったりもしたから、当時も今も恨みはこれっぽっち
も無い・・。

ただそれ以外の所がひどかった・・。

【後編】に続く・・!

キラキラネームの恐ろしさ・・

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キラキラネームに賛否「個性的な子へ」「読めないのは問題」
(8月10日・産経新聞)
 亜人夢(あとむ)、瑠美衣(るびい)、羅偉我(らいが)…。名付け相談に実際に寄せられた名前候補の数々だ。こういったアニメのキャラクターのような名 前の子供が増えているという。「キラキラネーム」と呼んで肯定的にとらえる人がいる一方で、不快に感じて「DQN(ドキュン)ネーム」と呼ぶ人も。このよ うな名付けの傾向について、命名研究家の牧野恭仁雄さんと、京都文教大の小林康正教授に見解を聞いた。

 ■「個性的な子への願い反映」小林康正氏

 ○90年代から増加

 --なぜ近年、奇抜な名前の子供が増えているのか

 「さまざまな要因が複合しているが、最も重要なのは“個性ある子に育ってほしい”という個性化願望だろう。常識外れの名前自体は昔から一定数存在してい たが、流行から外れず、しかも人と違って個性的という名前をうまく付けるのは難しい。それが1990年代半ば以降、名付けへの情報産業の参入で初めて可能 になった」

 --具体的には?

 「90年代に登場した『たまごクラブ』などの妊婦向け雑誌は、膨大な新生児名を集積し、データベース化して提供した。難読のものも少なからず含まれる人 気名を多数参照し、そこからさらに少しずらすことで、個性的な名付けが容易に実現できるようになったが、難読化も進行することになった」

 --親の自己満足や教養欠落の露呈として批判も多い

 「奇抜な名前は親の社会階層の低さと関連していると言われるが、学問的に証明された説とは言い難い。何をもって“DQN(ドキュン)ネーム”とするかの 基準もない。批判にも一定の意味はあるが、どういう名前にすればいいかの建設的な提言がなく、名付けに悩む親には届きにくいだろう」

 --読めない名前は不便で、いじめなどの不利益を招くのでは?

 「今後そうした名前が多数派になれば、不利益を被ることも少なくなっていく。社会生活上もっぱら使われるのは姓であり、名前の重要性は高くない。逆に覚 えてもらいやすいなどのメリットもある。そもそも大正から昭和後期という過去半世紀あまりが、読みやすい名前が非常に多かった例外的な時代だったので、他 人の名前は読めるのが当たり前だとみな思い込んでいただけだ。日本史をさかのぼってみると、そうした時代は一般的ではない。今は過渡期だ」

 --昔から難読名がある

 「例えば、武士の実名(じつみょう)は変わった読ませ方が多く、江戸中期の国学者、本居宣長も『最近は読めない名前が多くて困る』と著書に書いているほどだ。漢字一字に多くの読ませ方があるという日本語の表記システム上、読めない名前は必然的に出てくる」

 ○背景に子育ての変容

 --公共性の観点で批判もある

 「今の子作り・子育ては地域や社会という公共の干渉から離れ、父母だけのものとなっている。公共空間ではなく親子の親密空間のために子供の名前があるの だから、親にとってキラキラと輝くような名前でないと、子育てが楽しくなくなってしまう。そうした子育ての変容を考えずに、公共空間を意識していない名付 けだと親を批判するのは、あまり有意義とは思えない」(磨井慎吾)

 ■「読めないことに問題ある」牧野恭仁雄氏

 ●不利益生じる

 --子供に名前を付ける上で大切なことは何か

 「第一に『こう呼びたい』という親の正直な気持ちを表現していること。第二に、その子が喜んで使えて、周囲の人に迷惑にならないということ。名前は珍し かったり、奇抜だったりするからいけないのではない。読めないなど欠陥がある名前が問題なのだ。私の名前の『恭仁雄』は、初対面の人に『くにお』と読んで もらったことはない。これは非常につらいことで、先日も旅館に電話で予約をした際、私の名前の漢字を伝えるのに15分もかかってしまった。『恭』の字を伝 えるのが難しく毎回苦労する。私に対応してくれる人にも迷惑をかけてしまうことになる」

 --どういう名前は好ましくないか

 「まず男女の区別がつかない名前は良くない。漢字の読み方が正しくないのは重大な欠陥だ。例えば、事件や事故に巻き込まれた時などに個人を特定するのに時間がかかり、とんでもない不利益が生じる懸念がある」

 ●名前は公共財

 --個性を表現するため変わった名前を付けるという人もいる

 「名前は漢字を使って付ける。漢字は長い歴史のある、そしてこれからも長く使われる、日本人にとっての公共財だ。公共財を使う以上はルールを守るのは当 然だ。名付け相談の際に『その漢字の読み方は間違っていますよ』と指摘すると『私はそう読ませます』という人がいる。文字の読み方を個人が変えていいと考 えるのは不遜で傲慢なことだ。ルールを守らないのが個性だと勘違いしている人がいるが、そういう思いが親から子に伝わってしまったら大変だ」

 --ユニークな名前が花盛りだ

 「自分の子供をおもちゃにしているとしか思えないような乱暴な名付けが増えている。学校の中で自分の名前が呼ばれるのを嫌う子供は少なくないと聞いてい る。その子が大人になったとき、厳粛な席で名前を呼ばれることで失笑を買ったりしたら、精神的に傷つくことになるだろう。変わった名前を付けることは個性 を重視する新しい風潮だと思い、自分の子供にも、と考える人が多いようだが、無抵抗な赤ちゃんに問題のある名前を付けるのは残酷なことだ」

 --いつごろから増えたのか

 「平成になってからぽつぽつ出始めて、ここ10年で爆発的に増加した。間違った読み方の名前や暴走族の落書きのような名前に対し多くの人が不快や迷惑を 感じる。親が知的でないという印象を与えることにもつながり、社会で生きていく上で大きな障害になりかねない。子供の将来を考えて名付けをしてほしい」 (櫛田寿宏)
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これ・・以前に書いていたのだがUPを忘れていた・・(^-^;

誰でも、結婚をして子供が生まれ、もちろん、
家庭環境によっては、祖父や祖母が名付けて
しまう場合もあるだろうが、普通の環境下では
親として最初に子供にプレゼントするのが
【名前】である・・。

記事はさておき、自分も例外無く親となり
子供に【名前】をプレゼントしているが、
これが大変な作業なのだ・・。
まず、世の中の殺人者や事件になった人の
名前を避ける・・。
次に、友人や親戚、知り合いの名前を避ける・・。
次に、以前に交際していた彼女や彼氏の名前は
思い出したり、後にバレたら、いらぬ災いの
元になるので避ける・・(笑)
・・と、実は【普通の名前】がほとんど消えて
しまうのだ・・(-_-;)

ここで出てくるのが少し読み方を工夫する方法・・。
うちなどはこの方法をとっている・・。
ただ、これが行き過ぎると、記事のような状態が
出来上がってしまい、それなら何かのキャラに
リンクさせてしまおう・・という発想になるのも
わからなくもない・・(笑)
でも、夫婦も【名前】を付ける時には、どうしても
若い時だから記事のようなリスクをあらかじめ
想定しているか?といわれればなかなか難しいかも
しれない・・(笑)
でも確かに、飛行機の墜落などでも墜落してまもなく
は発表される名前はカタカナだったりしますから、
確かに身元の照合は遅れるでしょうね・・(^-^;
そう考えれば深刻な問題になっていると感じる・・。

さらに、下記のような事も水面下では起っている・・。
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大手企業役員 「正直キラキラネームの学生の採用ためらう」
(週刊ポスト2012年7月6日号)
 当て字や変わった読み方で、マンガのキャラクターのような個性的な名前の子供が増えている。いつからか、そうした名前は「キラキラネーム」と呼ばれるようになった。が、親が特別な期待を込めて付けた名前が、もしかしたら将来、裏目に出てしまうかもしれない。大手都市銀行の人事担当者は明かす。
「3年ほど前、子会社のキラキラネーム系の男性新入社員が入社半年ほどで出社しなくなった。間もなくその親が会社に乗り込んできて、『上司のいじめ のせいで子供が出社拒否になった』とまくし立て、会社に補償まで求めたのです。だが、人事が調べても上司に落ち度はなく、男性社員の被害妄想だっただけで した。
 その一件以来、人事ではエントリーシートや面接の際に、キラキラネームの人にはどうしても厳しくなってしまう。試験結果が同程度なら、やはり一般的な名前を優先して採用する。前例があるのに人事は何を考えてんだ、と責められる可能性があるからです」
 なんと、キラキラネームの学生は就職活動で不利だというのだ。一部の極端な例だけで決めつけることには問題があるが、このように採用試験の際にキ ラキラネームを気にするようになった企業は少なくない。ある大手メーカー役員は、「いいにくいことだが」と前置きし、「そういう名前を付ける親御さんの “常識”はどうしても本人に影響してしまうからね」と語った。
**********************************
これは非常に理解できる・・(笑)
自分も会社の人事での責任者なら、同じ事を考え
ちゃうよね・・よって、確かにキラキラネームの
学生は就職活動で不利だろうなぁ・・と思う・・。
でもそれは表面に出てこない・・。
人はどんな人でも第一印象で決まってしまう・・。
その後、交流をする事でその印象は変わってゆくが、
それはあくまでも下がった印象が普通のラインに戻った
だけで、やはり第一印象が悪い人は損をしている・・。
それと同時にすでに名前でも同じ現象が起っている訳だ・・。
親の責任はさらに重くなっている・・。

我が横浜市の教育の体たらく・・_| ̄|○

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横浜市教委:通知表の事前確認中止 批判受け通知撤回
(毎日新聞・2012年11月05日)
 横浜市教育委員会は5日、市立の全小中学校長に対し、配布前に通知表の内容を児童・生徒や保護者に確認 してもらうよう求めた通知を撤回すると発表した。通知表の誤記載が相次いだための措置だったが、市民だけでなく市教育委員や市議からも批判が強く、取りやめることにした。
 横浜市では昨年11月~今年10月、計235校2916人の通知表で誤記載があった。市教委や校長で構成するプロジェクトチームが、校内での点検徹底に加え、成績や出席日数を児童・生徒らが事前確認する方針を決め、市教委事務局が7月2日に市内506校に通知した。
 ところが、通知が報道された先月末以降、「学校の責任放棄だ」「教師の使命感やプライドの喪失につながる」などの声が市民や市議から次々と寄せられた。通知内容は市教育委員に伝えておらず、委員全員が反対したという。ある中学校によると、事前確認に対し、保護者から成績への不満が寄せられたケースもあったという。
 一方、市教委が小中学校全492校について事前確認の実施状況を調べたところ、小学校62校、中学校15校が全く実施していなかった。理由は「十分な組織的点検を行った」が多く、「違和感、不信感、混乱を招く」との声もあった。ただ、事前確認によって、 計187校で928件のミスも発覚していた。
 山田巧・横浜市教育長は「多くの批判を頂いたことを真摯(しんし)に受け止めたい」とコメントした。【松倉佑輔】
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元々の発端は、
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通知表内容を事前開示 横浜市教委 保護者に確認求める
(産経新聞・10月28日)
 横浜市教育委員会が、通知表の記載ミスを防ぐため、配布に先立って成績や出席日数などの内容を児童生徒や保護者に教え、確認を求めていたことが27日、わかった。学校側が事前に通知表の内容を示すのは極めて異例。
 同市教委によると、事前確認の実施は6月に決定。7月2日付で市立小中、特別支援学校など計506校の校長に通知した。背景には昨年11月と今年3、4月に相次いで発覚した大量の通知表記載ミスがあった。
 7月の通知では、通知表の誤記載を防ぐため、「担任の最終確認」などに加え、「児童生徒・保護者の事前確認」を必ず行うと明記した。確認後の通知表は、3学期制の学校で7月、2学期制の学校では今月、児童生徒に渡された。
 事前確認の方法は各学校長の判断に一任。コピーを渡したり、三者面談の場でメモや口頭の形で教えたりしたという。児童生徒側から訂正の申し入れがあった 場合の対応も任せており、同市教委は「(訂正要求などの)指摘を受けてもうのみにせず、見直しのきっかけにしたにすぎない」と話している。
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いやいや、批判を受けなかったら、これが【正しい】
と判断して、もっと先に進んでいただろう・・という
恐るべき【横浜市教育委員会】・・┐('~`;)┌

そもそも、こんな事があっていいのか?

記事にあるように、横浜市では昨年11月~今年10月
までに計235校2916人の通知表で誤記載があった
そうだ・・これは他の自治体よりも圧倒的に多い
誤記載数なのだそうだ・・(-_-;)

確認を求めたのは、宿題などの提出物やテストの結果
などに基づき【意欲】や【理解】などを評価する
【観点別評価】と【出席日数】などの部分・・。
保護者から訂正&要望があった場合は、教諭がミス
の有無を確認して訂正するかは判断するそうで、
一般的な成績への不満は受け付けないとしていた・・。

とはいえ、どこぞでも言われているように、それは
先生間でチェック体制ができれば良いだけの話・・。
それを親にチェックさせるという事自体、やはり
ちまたで言われている通り、

【学校の責任放棄】

と言われても仕方ないよな・・。
しかし、この【横浜市教育委員会】・・記者会見の
席には、今回の当事者でもある横浜市教育長は姿を
見せず、事務方の人間達だけの記者会見を行うだけ
でも、どれほどの体たらくな組織か?は想像がつく・・。

で、記者会見を開いた事務方の人間によると、

「(記入ミスを)ゼロにしたいという思いが強くあり、
 学校の責任放棄につながる認識意見は出なかった」

そうだ・・。
それもそのはず・・【横浜市教育委員会】は6人いる
そうで、今回の件は、教育長が事務方の人達と
話し合って決めたという事がわかっており、実は
残りの教育委員会5人には何も知らされていなかった
そうだ・・なんと教育長が1人で決めていたという
驚くべき現状・・。
でも実際には、事務方の行政の裁量で、ある意味、
独断でやってしまって、教育委員会内で検討すら
されないほど、【横浜市教育委員会】は機能して
いないという驚くべき末期症状・・(-_-;)

しかし、驚きの事実はまだ続く・・┐('~`;)┌
今回、事前確認(通知を受けた492校のうち)は、

○口頭確認→64校
○資料配布→102校、
○通知表コピー配布→48校、
○事前確認を拒否→77校。

という結果だったそうだが、【横浜市教育委員会】・・

「こちらの通達を無視した学校が77校ある」

事を組織として大変問題視しているという・・(笑)
その上で、上記の事前確認をしてみたら、なんと

【928件】

の誤記載が見つかったそうだ・・(-_-;)
含みとしては、

「我々がこうした事前調査をしていなければ、
 また大変な事になっていた!」

という事を、一応は主張したいみたいだ・・。
肩を持つ訳ではないが、昨今の先生方はやる事が
多くなって仕事量が昔と違って増えている・・と、
先生をやっている友人などからは聞く・・。
しかも、【担任】という城はとてつもなく大きく
頑丈で、なかなか第三者が指摘し合う事ができない
構図になっているという先生特有の世界が存在する
事も確か・・。

でもだからといって、親に事前に持ってこられても、
実際、多くの親が確認できる事といえば、出席日数
くらいなもの・・。
だって、親は授業を毎日みている訳ではないです
から成績については自分の子供のテストの結果くらい
しかわからないですからね・・。
で、どんだけ重症な感じなのか?と思ったら、今回の
記事の誤記載の原因の大半がパソコンの入力ミスだと
いう事らしい・・(-_-;)

そんな単純な事すらクリアできない教育と言う現場・・。
普通の企業だったら、もう潰れています・・_| ̄|○

【冤罪】なのに【自白】していたという恐ろしさ

***************************************
警視庁、ウイルス検査せず…発信元特定で逮捕
(読売新聞・10月19日)
 インターネット上でなりすましの犯行予告が相次いで書き込まれた事件で、警視庁が今年9月、福岡市の無職男性(28)を逮捕する際、送信元のIPアドレ スが一致することなどを理由に、パソコンのウイルス検査など必要な捜査をしていなかったことが同庁幹部への取材でわかった。
 遠隔操作型ウイルスの存在を想定していなかったためで、9月下旬に大阪、三重両府県警の事件でウイルス感染による遠隔操作の疑いが発覚して初めて実施し たという。IPアドレスによる容疑者割り出しを重視してきたハイテク犯罪捜査の限界が浮き彫りになった形だ。同庁は釈放した男性から19日に再度、事情聴 取し、誤認逮捕だったと確認されれば、男性に謝罪する。
 捜査関係者によると、8月27日夕、お茶の水女子大付属幼稚園に脅迫メールが届き、同庁捜査1課が送信元を調べて、IPアドレスから男性のパソコンを割 り出した。当初、男性は否認したが、捜査員から「このパソコンから送信されたのは間違いない」などと迫られると容疑を認め、9月1日に威力業務妨害容疑で 逮捕された。
 同庁はこの際、脅迫メールが送られた時間帯に男性が自宅にいたことは確認したが、パソコンがウイルスで遠隔操作される可能性は想定していなかったため、ウイルス対策ソフトでのチェックは行わなかった。
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遠隔操作ウイルスの公表されているファイル名は

【iesys.exe(アイシス)】

だとか・・。
いやいや、【exe】ファイルはWindowsファイルなので、
Macの自分には全く関係のないウイルス・・。
こうした事件の時は本当にMacは助かる・・(笑)
このウイルスが持つ特性もわかっているだけでもすごい!

○知らないまま自分のパソコンが乗っ取られる
○乗っ取った痕跡を消す事ができる
○海外のサーバーを経由して第三者が遠隔操作できる
○ウイルスの入ったファイル名を遠隔で変更できる
○ファイル名を遠隔で変更できる
○プログラムを自動削除する
○市販の対策ソフトでも検知されない

こりゃ、困ったちゃんである・・(^-^;
しかし、それと同じくらいに困ったちゃんは警察
&地検である・・なんたって、今回の遠隔操作
によって13件の偽脅迫メールが送られていた
事件で4人が逮捕され、2人が嘘の自白を
強いられた・・その割合は、なんと!

【50%】(◎_◎;

報道によれば、嘘の自白を強いられた【冤罪】2人
のうちの1人が少年だったのだが、その舞台は
神奈川県警・・。

市ホームページ(以後HP)に横浜市立小学校への
襲撃予告が書き込まれた事件・・。
神奈川県警は否認する少年の逮捕に踏み切る・・。
その根拠として、市HPのサーバーに足跡として
残されていた【IPアドレス】からその少年のパソコン
を割り出し、そのパソコン内から市HPへのアクセス
記録が残っていた為・・しかし、逮捕する前に、

<市HPに接続後、個人情報の書き込み欄も含め
【269文字もの襲撃予告文】がたった2秒間で
 書き込まれていた>

事を把握していた・・。
だがそれは【機械を使えば入力できる】と、本当に
少年が2秒間で書き込む事ができるか?などの
裏付け捜査を怠った
まま、神奈川県警は判断し
逮捕に踏み切った・・。

もちろん、逮捕当初は少年はやっていないのだから
当然のことながら容疑を【否認】する。
しかし、その後、少年は一転、容疑を認める・・。
市HPへ書き込み時のハンドルネームの由来も具体的
に話し、動機も「楽しそうな小学生を見て脅かして
やろうと思った」と説明した・・。

そしてそのまま、地検へ・・。

その地検が作成した【自白調書】も、少年が県警に
提出した容疑を認める上申書と同じ内容
だった事が
判明・・そして、家裁で保護観察処分になる・・。

その後、皆様ご存知の通り、実行犯が【偽脅迫メール】
・【犯行予告メール】の犯行声明を行う・・。
その結果、少年を含む逮捕された4人の冤罪が晴れる・・。
そう・・結果、少年の話は【作り話】だった訳だ・・(-_-;)

その後、少年は「認めないと少年院に行く事になると
言われた」「否認すると(取り調べが)長引くと言われた」

と告白・・こうした誘導と共に嘘の自白を強いられた
背景が見えてくる・・。
さらに、地検も見抜いてはくれなかった・・というより

【本当に少年が2秒間で書き込む事ができるか?
 などの裏付け検証】

も警察同様にやってくれなかったという恐ろしさ・・(-_-;)
しかも、この事件の

【自白率50%】

という高さを裏付ける結論は、警察が誘導すれば、
本当に犯人でない人間でも今回の件においても
【50%】が嘘の自白をしてしまう・・こうして
【冤罪】はつくられてゆく・・というのを地で行く
ストーリーだった訳だ・・。

でも、この恐ろしさが事実なのだ・・。
自分を含めた皆さんが、明日は我が身かも
しれない・・_| ̄|○

死んだら負けだ・・(-_-;)【後編】

<【前編】からの続きぃぃぃ!(^^*)>

すると、今度はこれだ・・。
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いじめアンケート結果、誓約書で口止め
 滋賀県大津市で、いじめを受けていた中学2年の男子生徒が自殺した問題で、警察が本格的な捜査に乗り出すことがわかりました。また、学校側が実施したア ンケートの結果について、学校側が、自殺した生徒の父親に口外しないよう誓約書を書かせていたことも新たにわかりました。
 これは去年10月、学校が全校生徒を対象に行ったアンケートの結果を自殺した男子生徒の父親に渡す条件として署名を求めた「誓約書」です。「部外秘」と するよう記されています。JNNの取材に対し父親は「やむなくサインしたものの真相の解明が遅れる原因となった」と話しています。
 学校側は去年11月に2回目のアンケートを実施、「自殺の練習で首を絞めた」や、「葬式ごっこ」などの記述がありましたが、父親に対しては「新たな事実が見つからなかった」として全容を明らかにしていませんでした。
 「『自殺の練習と言って首を絞める』『葬式ごっこ』との記載に気づかず、事実の確認も行っていなかった」(大津市教育委員会の会見)
 一方、これまで父親からの被害届を3回にわたり受理しなかった滋賀県警が、自殺から9か月たって本格的な捜査に乗り出すことがわかりました。捜査すべき事案が次々と明らかになり、アンケートの結果なども一部しか公開されていないため、実態の解明を進めるとしています。
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自殺後に【葬式ごっこ】だとか、本当に腐っている
奴らなのだが、そう・・いじめられていただろうが
いなかろうが、もうそいつが死んじゃった以上は、

【死人に口無し】

という事で、残された人間の方を守る・・現実には
世の中と言うのはそういう事なんだよな・・残念
ながら死んだら負けなのだ・・(-_-;)

その証拠に、生徒の両親は学校でのいじめが原因
として、大津市&加害生徒3人&その保護者などを
相手取り、総額7720万円の損害賠償を求めて
大津地裁に提訴した・・。

その裁判も、今年5月の第1回口頭弁論で市側は
「いじめはあった」としながらも、「いじめが
自殺の原因とは断定できない」と主張・・。
その主張を今回の大津市教育委員会も踏襲する。

しかし、第1回口頭弁論でも、被害者両親の
「担任の教師が見て見ぬふりをした」との訴え
に対しては、市側は5月に大津地裁に提出した
答弁書を踏襲し、弁護士は、

「誰が、いつ、どこで、 どのようないじめを
 目撃し放置したか具体的に指摘していない」

と言い放つ・・。
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大津市、遺族にいじめの日時特定要求
(2012年07月07日・京都新聞)
 大津市で昨年10月、マンションから飛び降り自殺した男子生徒=当時(13)=の遺族が、自殺はいじめが原因として市などに損害賠償を求めた訴訟 で、「校内で教師がいじめを見逃していた」との事実認定をめぐり、市側が遺族に対し、いじめの日時や現場を特定するよう求めていたことが7日、分かった。
 遺族側は「学校内部で起きたことを両親が特定できるわけがない。本来は市側が調査し、明らかにするべきことではないか」と反発。いじめの実態や自殺との因果関係を立証する責任は原告にあるとする市の姿勢を批判している。 学校が全校生徒に実施したアンケートでは、「一度、先生は注意したが、その後は一緒になって笑っていた」「見て見ぬふりをしていた」など14人の生徒が、教師がいじめを見逃していた可能性を証言している。
 遺族はこれらの証言などを基に、訴状で「教師が教室内や廊下で何度もいじめを見ていたが、慢然と見逃してきた」と指摘した。
 これに対し市側は5月に大津地裁に提出した答弁書で「いつ、誰が、どこでいじめを目撃したのか明らかにするように」と遺族に要求。さらに「いかなる措置を講じれば自殺を回避することができたか」と逆に説明を求めている。
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そう、被害者の親は何月何日の学校のここの場所で、
こうしたイジメられ方をした・・という事までを
きちんと把握しないといけないらしい・・(-_-;)
ならば、学校は親に対して学校の全ての部分にカメラ
でも付け、少なくとも3年間は映像を保管し、要望が
あったら、全て開示して確認できるようにでもして
もらわなければ困るだろうよ・・。
それが出来ない以上は、親は逐一学校にいる訳には
いかないのですから、こんな無茶苦茶な論理を
被害者側にぶつけてはダメでしょうよ・・(-_-;)

さあ、という事は、いじめられている側は、いじめていた
人間の【名前】を列挙、日記みたいな形で【いじめられた
方法&日付】、できたら【証拠(録音、録画)】あたり
まで用意されていないと、死に損になってしまう・・。

そう言えば、先日、尾木ママこと、尾木直樹氏が
いじめの問題に対して、朝ズバ!に出るというから、
いじめに対してどんな素敵で具体的な答えを出して
くれるのか?と思ってルンルンして見ていると、もう
その答えは絶望的にガッカリだった・・_| ̄|○

小松成美氏
「もし、今、いじめられている子がいたとしたら、
 どうすれば良いですか?」

の問いに、

尾木氏
「今、いじめられている子はたくさんいて、私の
 ブログに150万件のすごいアクセス件数で、
 いじめられているけど今日もまた学校へ行きます
 だとか色々な書き込みがある、だから死ぬな!と
 発信している、教育庁だとかが子供達にこれからは
 ちゃんとやるからね!と発信していない(要約)」

ってアホか?
子供がいじめられている今をどうすれば良いのか?を
聞いているのに、全く的を射てない【いじめの現状】
の話をしてどうする?
結果、質問に対する答えは何ひとつ答えない・・(-_-;)

諦めずに、

小松成美氏
「誰に助けを求めれば良いですか?」

と再度質問に対して、今度は

尾木氏
「だから、誰もいなくなっていると見えている所に、
 警察が入ってくれたというのはそういう子達に
 とっては救いだと思う」

・・って・・重ね重ねアホか?
そんな事誰も聞いていない・・。
いじめられている今、誰に助けを求めれば良いのか?
を聞いているのに、今度は【警察ありがとう】と答え、
その質問に対する答えは何ひとつ答えない・・。
挙げ句の果てに、

尾木氏
「お母さん方に、ひどいいじめを受けているなという
 ならば、もう学校へ行かなくて良いよ、お母さんが
 守ると言ってね、守ってやって欲しい」

これまた無責任な発言・・。
その後そのまま学校へ行かなかったらどうなるんだよ?
結果、不登校のレッテルを貼られ、卒業も出来ず、
その子の将来はどうなるんだよ?アホか?
さらに、いじめられて死のう・・とまで追い込まれて
いる子供が親になんて言うか?┐('~`;)┌
今までのケースを見たって、そんなの机上の空論
なのはわかっているはず・・。
最高の教育論者でも、この通りいじめの解決方法は
ないんだよ・・。
残念ながら、そもそも大枠で考えればこの大人の
世の中自体が学校の中なんだよ・・。

逆説を言うなら

【いじめている人間はいじめが一番辛い(嫌だ)と
 思っている】

例えばストーカーならストーカーで、ストーカーを
する奴はストーキングされたら一番辛い(嫌だ)と
いう事を知っているので、そいつよりも強い奴大勢
で見えるように自宅から職場から買い物まで近距離
でストーキングし、途中、ビデオや写真もわかる
ようにパシャパシャ撮影する。
さらにどうせ、テレフォンカードなど余っているから、
公衆電話から毎日携帯に電話し、機能をマヒさせる・・。
と徹底的に毎日ストーキングで懲らしめる・・これが
一番ストーカーには効果的・・。

同じく、いじめも、やはり力でねじ伏せるしか解決は
無い・・重ねて残念ながら、いじめている側よりも
強い力が無いとダメなんだよ・・。
それはさらに強い者がいじめる形になるだけじゃんよ!
とツッコまれそうだが、過酷ないじめはそれ以上の力
のいじめでしか解決できない・・これ自分の持論・・。
グループの大勢でいじめられているなら、その一番の
リーダーを闇討ちで構わないので、それはそれは
徹底的に卑怯な方法を使ってでもぶっつぶす!
で、また次に日以降に「この野郎!」といじめられる
だろう・・そうしたら、リーダーを再び闇討ちで今まで
以上のひどい仕打ちでぶっつぶす!
しかも、捨て台詞として、今後、どこかで幸せそうに
結婚して暮らしていても、将来、子供を始め、全て
お前の家庭はぶっつぶす!俺は根に持つタイプ
だからね・・と断言しておくといいだろう・・。

いじめはその位でないと絶対に解決しない・・。
ドラマのようにはいかないんだよ・・残念ながら・・。

死んだら負けだ・・(-_-;)【前編】

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大津市教委、2回目アンケートも公表せず「調査が不十分」
(2012.7.10・産経新聞)
 大津市で昨年10月、市立中学2年の男子生徒=当時(13)=が飛び降り自殺した問題で、同市教育委員会は10日、自殺直後に学校が在校生に実施し、男子がいじめを受けていたとする根拠にしたアンケートのほかに、同年11月にもう一度生徒にアンケートを行ったにもかかわらず、公表していなかったと発表した。市教委は「調査が不十分なため公表しなかった」と説明した。
 澤村憲次・市教育長ら市教委幹部が同日夜、市役所で緊急会見。2回目のアンケートは、1回目で書き足りなかったことを問う内容で、全校生徒を対象に実施。いじめについて、新しい情報などはほとんどなかったため、詳しい追跡調査をしていなかったとした。
 澤村教育長は「満足な調査ができなかった。不十分で、おわびしたい」と謝罪した。
 1回目のアンケートで、市教委は男子が死んだハチを食べさせられたり、ズボンをずらされたりするなどの行為を認めていたが、今月に入り「自殺の練習をさせられていた」「先生も見て見ぬふり」など、非公表だった内容が次々に発覚し、市教委の「隠蔽体質」が問題になっていた。
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昨年10月、滋賀県大津市の中学2年生がいじめを苦に
自宅マンションから飛び降り自殺した事件・・。
上記事にあるように、昨日(7/10)夜、大津市教育
委員会が2度目の会見を行なった・・。

昨年10月のアンケートだけでなく、昨年11月に行った

【2回目のアンケート】

の存在を公表・・その中に存在した

【自殺の練習と言って首を締めた】
【葬式ごっこ】

の記載には、なんと気付かないばかりか、加害者児童が

【自殺の翌日現場に行き3人で死体探しを
 したと言いふらしていた】

という記述も気付かなったそうだ・・(-_-;)
しかも、その記述した生徒達に事実確認をして
いなかったとも発表・・。

しかも、沢村憲次・教育長、

「全部見れば見えたはずなんですけど(中略)
実際には順を追って見たという事ができて
いなかったと思っています」

と相当なる他人事のように語る・・。
どういう事か?と言うと、今回のいじめの資料
はサッと見ていただけだった・・と言っている
のだ・・いじめ問題なんて適当で良いと完全に
バカにしているのである・・(-_-;)

で、昨日(7/10)までに、学校がアンケートを書いた
生徒に聞き取り調査を行なったが、生徒の記載は
全て他人からの情報で有力な情報とは捉えておらず、
本人は直接見ておらず事実確認できなかった・・と
いう事で、いじめと自殺の因果関係については、

「いじめはあり、自殺もあったが【このいじめ】に
よって【この自殺】が起こったという事がイコールで
結ばれるような、そういう因果関係そのものがなく、
そういう判断まではできません」(要約)

という見解を発表する・・。

でも、これも実は大津市教育委員会が自主的に出して
きたものではなく、越直美・大津市長が、沢村憲次・
大津市教育委員会教育長に対し、追加アンケートの
公表を約3時間にわたって説得してくれたお陰で出て
きたもの・・(-_-;)

1回目のアンケートの内容は、新聞記事になっている。
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「暴力」138件 大津の中2自殺で生徒ら回答

(2012年7月9日・読売新聞)
 大津市で昨年10月、市立中学2年の男子生徒(当時13歳)が自殺した問題で、市教委が自殺直後に全校生徒(約860人)に行ったアンケートの回 答からは、生徒が受けた激しいいじめの実態や、心配する同級生らの前で平静を装って耐える様子などが浮かび上がってくる。市教委は、いじめを示す回答計 335件の半数近くを「確証が持てなかった」として公表していなかった。いじめを止められなかった学校側の対応に、改めて批判が集まりそうだ。
 回答のうち「暴力」に関する記述は138件あり、「トイレで殴られた」「廊下でおなかを蹴られた」「鉢巻きで首を絞められた」「体育大会で集団リンチのようなものにあっていた」などと書かれていた。 「金銭要求」は13件、「万引きをさせられた」が11件。自殺の練習をさせられるといった「暴言・嫌がらせ」は173件で、「おまえの家族全員死ね」と言われたり、ハチの死骸を食べさせられそうになったりし、顔に落書きされたとの回答もあった。
 昨年の夏休み明けから始まったとみられるいじめは、次第に激しくなり、生徒の異変に気付いた同級生もいた。「いじめられているのを隠すかのよう に、つらそうな笑顔をしているのを何度も見た」「口数が減っていたような気がした」などのほか、「2学期の中間テスト(死亡の直前)の頃、極端に元気がな かったので心配した」との記述も。 生徒は、目の下にできた青あざについて「自分で殴った」と説明。同級生には「大丈夫」と言って平静を装っていたという。
 一方、回答からみえる学校側の対応はほとんど無策だった。「(生徒が)担任に泣きながら電話したが、翌日、担任から、加害者とされる生徒らの前で 『大丈夫か』と尋ねられ、『大丈夫』と答えていた」とした後、「いじめている人の前で聞くのはおかしい」との教師批判も書かれていた。
 教諭らが「見て見ぬふり」をしていたとの指摘は、伝聞で15件。生徒への暴力やいじめは教室、廊下、校庭など人目に付きやすい場所でもあったとされるが、生徒からのSOS、同級生らが気付いた生徒の異変は学校側に届かなかったようだ。
 いじめを示す回答335件のうち、昨年11月に市教委が記者会見で明らかにしたのは、同級生らが実際に見聞きし、記名があった内容のみで、約半数。市教委は「伝聞や無記名の回答は追跡調査が難しかった。加害者とされる生徒に、教育的配慮から確認できなかった内容もある」としている。
 いじめ問題に詳しい池島徳大・奈良教育大教授(学校教育臨床)は「いじめを見つけるには『かもしれない』という考え方を持つことが重要。今回は、多くのヒントがあったのに、なぜ学校が有効な対策をとれなかったのか。検証が不可欠だ」と指摘している。
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上記事に出てくる以外に確認されて裏付けがある
ものだけでも、

○昼休みに毎日、高所からの飛び降り、ロープでの自殺の練習をさせられる
○死んだスズメを口に入れろといわれる
○教科書とかを破られていた
○無理矢理ゴミを口の中に入れられた
○口の中にハチやカエルを入れられる
○顔にペンで落書きされる
○手をひもで縛られ、口に粘着テープを貼られ「歩け、走れ」と言われていた
○全裸にされ射精を強要した
○運動着に小便をかけ臭いと馬鹿にした
○2学期が始まってすぐ、廊下で思い切り肺、おなか、顔を殴ったり、跳び蹴りしていた。一方的だった
○首を絞められ顔がすごく赤くなっていた
○かつあげをされ、家族の貯金のうち、生徒の貯金だけ減っていた
○脅して銀行の口座番号を教えさせ、お金を取っていた
○万引きしたくないからお金を渡していた、そうしなければ殴る蹴るの暴行
○自宅を荒らされ財布を盗まれた
○恐喝した上、親の銀行から現金を引き出し遊ぶ
○メガネなどの持ち物を壊した
○はちまきで首を絞めた
○体育大会で集団リンチ、亡くなる2週間前に殴る蹴るの暴行

などなど・・(-_-;)
これは続けて読むとかなりすごく、こうして列挙
されているから酷さが増幅するが、実際には、
ひとつひとつが1日の単位などで恐らくバラバラ
に行われていただろうからジャブのように効いて
生き地獄にしか感じないよなぁ・・(-_-;)
さらに、周りの見ていた生徒の記述だけでこれだけ
出てくるのだから、隠れた所では恐らく少なくとも
この倍はやられていただろう・・。
せめて、日記でもあって同じ内容の記述でもあれば
【証拠】になるんだろうけどなぁ・・。

<書き終わらなかったので【後編】に続くぅぅぅ!(笑)>

高齢者がこういう主張をするから荒むのだ

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全席優先席なのに「最優先席」を新設する地下鉄
(2012年7月1日・読売新聞)
ファイル 1922-2.jpg
 横浜市交通局は、電車内の全ての座席を優先席に指定している横浜市営地下鉄に「ゆずりあいシート」を今月下旬から新たに設置する。
 高齢者や体の不自由な乗客、妊娠中の女性などに利用してもらうための座席で、9月から全車両での実施を目指しているが、市民からは「全席優先席で根付いてきた譲り合いの精神に逆効果を与えるのではないか」との指摘も出ている。
 ゆずりあいシートは1車両に最大14席設けられ、現在、各車両に1か所、オレンジ色のつり革で区別している「携帯電源オフエリア」にステッカーを貼って表示する。2003年12月からスタートし、国内唯一となっている全席優先席の制度も継続する。
 ゆずりあいシートを新設するきっかけになったのは、市交通局が11年8月に行ったアンケート調査だった。高齢者約340人のうち、「席を譲られ
る」と回答したのは49%にとどまり、市交通局が「全席優先席がシステムとして機能しているとは言い難い」と判断。どうしても譲ってもらいたい乗客向けに
「最優先席」の設置を検討していた。
 ただ、「最優先席」が「優先席」と車両に混在することに対しては、利用客らから「優先席が普通席のようになってしまう」と心配する声も上がっている。同局担当者は「議論があるのは分かるが、新たな席を設けることで譲り合いの精神をさらに啓発できれば」と話している。
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実は、世の中、若者や中年の自分も含めて、そんなに
考えて乗り物に乗っていないんだよね・・正直・・。
だから、年配者は【席を譲ってもらう気満々】で
乗ってくる・・しかし、若者や中年の自分などは
【何が何でも年配者を探して席を譲らなゃ!】・・
なんて事は、アンテナを立てて周りを見渡してまで
そんなに考えていないところに、スマートフォンを
いじくりまわしている訳だから余計に気付かない・・。

でも、今にも倒れちゃいそうな高齢者や障害者が
目の前にいらっしゃったら、恐らく若い人や自分も
含め、ほぼ100%の確率で席を譲ると思うんだな・・。
でも譲られないという事は席を譲ってもいいのか?
迷う若さに見られている高齢者もいるという考え方
も出来る訳だし、もちろん、若い人達にもマナーが
無い人間もいるだろう・・。
でも、若い人にも理由があるかもしれない・・。
例えば少年だと言っても、部活やその他でクタクタ
かもしれないし、サラリーマンなら今やリストラで
職場の人数も減らされ仕事量が増えている昨今、
1日が激務だったり、前の日が激務だったり、
家族サービスをしていたりで、実は朝でも夜でも
クタクタなのかもしれない・・。
そうした体調が優れなければ若者であっても、
座っている事に、なんら恥じるべき事ではないし、
ましてや決しておかしな事例ではないのだ・・。

上記の割合だって、もしかしたらかなり数になるかも
しれない&気付かない・・と、そうした色々な事例を
考えられる状況下の中で、【49%】という数字は、
決しておかしな数字ではないと思うんだな・・。
340人の内、【49%】が席を譲られる・・と
言う事は、計算してみれば【166人】もの高齢者
が席を譲られているという計算・・。
言い換えれば【2人に1人】は譲っているという
数字ですから・・(^^*)

自分の母などは、もう70歳を超えた高齢者だが、

「立っている時はトレーニングとして、譲って
 頂けたら、きちんとお礼を言って座らせて頂く
 ・・高齢者も譲られる事が大前提で乗り物に
 乗るから気持ちが荒む・・」

と良く言っている・・。
高齢者こそ、そういう気持ちを持つようになる事から
始めるのが、人生を先に生きている人間達の姿では
ないのだろうか?>背中を見せるのはもう時代じゃ
ないのかもしれないけどね・・。

【レッテル】ではなく【基準】なのだ

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がんばっペン:多様性こそ社会/茨城
(2012年05月31日 毎日新聞・地方版)
 大阪市で行われた全職員を対象としたタトゥー(入れ墨)調査を、私は疑問に感じている。調査をしなけれ ば分からない程度であれば人目に付くこともなく、職務に支障が出るとは到底思えない。調査の発端は、児童福祉施設の職員が腕の入れ墨を児童にあえて見せたこと。入れ墨の有無ではないはずだ。
 私は米国留学中にタトゥーを入れた。もちろん今も体にある。人種差別を批判する米国の音楽を好きになり、タトゥーに興味を持った。米国でファッションとして浸透していることもあった。同時に、社会問題に関心を抱くきっかけにもなった。そのおかげで今の私がある。取材の時は人目に触れない服装を心掛けている。タトゥーを彫ったことを後悔したことはない。
 タトゥーを入れている人は日本社会では少数派。嫌悪感を感じる人が多くいるのも分からなくはない。しかし、なぜレッテルを貼って管理する必要があるのだろうか。自分が嫌いなものを排除すれば、楽だろう。しかし、そういう社会を望むのならば、ロボットの社会を作ればいい。
 日本には四季がある。春夏秋冬、違う表情を見せる。人間も、それぞれが違うからこそ面白い。私は、そう思う。【杣谷健太】
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先日、大阪市で行われた【タトゥー(刺青)全職員調査】
を擁護しているらしい・・(笑)
でも、擁護は同じ環境下の人間が行っているため、
大阪市の調査を利用した単なる自己擁護になって
しまっている・・(笑)
それ以前に、毎日新聞はよくこんな記事の掲載を
許したな・・(-_-;)(笑)

この記者の甘い所は、自分の【タトゥー(刺青)】という
価値観を他人にも認めてくれ!と言っている点・・(笑)
もちろん米国の音楽を好きになって【タトゥー(刺青)】
を彫るのは自由だ・・。逆にそれに対してそれを見た
人間が「不快だ!」「頭がおかしい!」「バカ!」
「きちがい!」「怖い」などなど不快感を持つのも
自由
なのだ・・。

さらに、日本には古くから残念ながら【刺青】は
【反社会勢力】の象徴だったりする側面がある・・。
その上、公務員は【公僕】で、少なくとも、国民(市民)
と行政との接点となるべき存在なんだから、老若男女
どんな人達にも受け入れられるような存在でいなければ
ならないのは、法律や条例や規則に定められていなく
とも、ガキじゃないんだから、大人の常識として
最低限、踏まえなくてはいけない・・。
それを多くの国民(市民)が「イヤだ!」と思うなら、
税金では雇えませんと言っているのだから、それは
常識の因果応報という事で自由を受け入れなくては
いけない・・。

この記者、おもしろいのが

【タトゥーを彫ったことを後悔したことはない】

のに、

【取材の時は人目に触れない服装を心掛けている】

というように、記者自身も普通の人間から見たら

【問題がある】【人様を怖がらせる】【批判される】

事はきちんと自覚しているという点・・(笑)
でも、

【しかし、なぜレッテルを貼って管理する必要が
 あるのだろうか。自分が嫌いなものを排除すれば、
 楽だろう。しかし、そういう社会を望むのならば、
 ロボットの社会を作ればいい】

と、【タトゥー(刺青)】に理解あって自分だけは
違うような意見だが、なら、この記者は全身に
【タトゥー(刺青)】をしている人間が全員窓口の
人間だったら、そんな所で市民サービスを受けたい
だろうか?
居酒屋でお酒を飲んでいて、全身に【タトゥー(刺青)】
の人間に囲まれたら気持ちの良い酒だろうか?
自分の家の近所が全身に【タトゥー(刺青)】の人間達
の集まりだったら、仲良くなって、永遠にここに住もう!
と気持ちよく住んでいこうと思えるだろうか?
単純に考えてみて普通の感覚の人間ならば簡単に
生きてゆく良質な環境と、【タトゥー(刺青)】を彫って
から変わる周りの環境が劇的に変化する、事の重さ
を理解できるだろう
けどな・・(笑)

また、

【レッテルを貼らない】、【見た目で人を判断しない】

という人間なんていうのは、断言するがこの世に1人も
いない!いや、俺は【見た目で人を判断しない】よ!と
言う方がいたら、冷静に考えてみて欲しい・・。

例えば前からヨロヨロと汚い浮浪者のグループが来た
としよう・・【見た目で人を判断しない】と言う事は
その人達を見て「浮浪者だ!」とか「汚いなぁ!」
「嫌だなぁ」「ああなりたくないね」とか、直感ですら
思う事の無い人間だという事だ・・。
そう思った時点で【見た目で人を判断した】事に
なりますからね・・(笑)

で、その浮浪者は、もしかしたら、彼等なりにがんばって
仕事している最中なのかもしれないし、服も身なりも
ワザと汚くしているファッションなのかもしれないし、
大多数が近寄ると「臭い」と不快に思っても、その人達
の中では「美しい香り」かもしれないのだ。
ボロボロのジーンズを身にまとっている輩も、浮浪者の
ファッションも、普通の人からみれば、「変なの!」と
思う部分は変わらないのだ・・。

そう・・【価値観の違い】なのだ。

浮浪者のにおいがクサイのと、香水でクサイ女と何が
違うのか?どちらも自分の好きな香りでなければ、
同じ「迷惑」と思う部分は変わらないのだ・・。
これも【価値観の違い】だ・・。

このように、それぞれ人間は自分の価値観が基準と
なって人を判断する・・。
それを多くの人間を束ねる組織ではどうすれば良いのか?
やはりある一定の【基準】を誰かが作り、それに
準じて統制をとるしか無い
のだ・・。
そして、それは【レッテル】ではなく、

【多くの国民(市民)が不快に感じないだろう】

という所の、あくまでも【基準】なのだ・・。
それがイヤだ!と言うのならば、橋下市長の言うように、

「どうしても入れたいという職員は民間企業に移ったらいい」

そう・・おそらく、そういった人たちの作っている会社なら
大丈夫でしょうから、そうした会社に移って、さらに
【タトゥー(刺青)】を全身一面とかに彫って楽しめばいい・・(笑)
そう・・自由なんだから・・(爆)●~*

すると、昨日(6/26)付けで、とうとう出て来た・・(-_-;)
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「入れ墨教師」いた!教職員対象の調査、教師1人含む10人が彫る
(2012年6月26日・産経新聞)
 大阪市職員113人が入れ墨をしていると回答した全庁調査に絡み、所管の教職員約1万7千人について独自調査を行った市教委は26日、学校園の教 職員10人が入れ墨をしていると申告したことを明らかにした。現業職員9人(管理作業員8人、給食調理員1人)のほか、小学校教諭も1人いた。教諭は人目 に触れる可能性がある部位に入れ墨をしているといい「これまで子供たちに見えないよう留意していた。今後消したい」と話しているという。
 市教委は今後、勤務時間中の留意事項として「身体に入れ墨がある職員は、それを市民にみせないこと」などの規定を追加し、「入れ墨の施術」を禁止するよう改正した23日施行の市職員倫理規則について周知を徹底する。
 市教委による今回の調査は、記名式だった全庁調査とは異なり、各校長らに教職員から自己申告で入れ墨の有無を聞き取って報告するよう求める形で調査を実施した。
 入れ墨をしていると回答した10人のうち、児童生徒の目に触れる可能性がある部位にあるとしたのは、小学校教諭と管理作業員の各1人。目に触れる可能性のない部位に入れ墨をしていたのは職員8人だった。
 市教委の担当者は「10人という数字は予想より多く驚いている。特に教員にはいないと思っていたので残念だ」と話した。 橋下徹市長は、入れ墨があると回答した教諭については「反省をして消すという態度に出ている」と理解を示す一方、調査について「管理責任者は市教委なのに、校長に(調査を)丸投げしていいのか」と批判した。
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教員までとは唖然とする・・バカにつける薬はない・・_| ̄|○

ま、でも、今回のこの大阪市の【タトゥー(刺青)】問題・・。
本質は【同和】問題なんだけどな・・(笑)
そこまで気付いている人たちはどれだけいるだろうか?
そうした意味合いでも橋下市長がんばって欲しいなぁ・・(゚.゚)

【和民】は果たしてブラック企業か?(後編)

<(前編)からの続きぃぃぃぃ~>

で、調査が進めばやはり出て来た・・(-_-;)
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残業で不正手続き ワタミ過労死 労使協定形だけ
(2012年5月17日・東京新聞)
 居酒屋チェーンを展開するワタミフードサービス(東京)に入社二カ月後に自殺した森美菜さん=当時(26)=が、長時間労働などを理由に過労死と 認定された問題で、同社が労働基準法で定められた労使間の手続きを踏まず、従業員に時間外労働をさせていたことが、会社側への取材で分かった。手続きが形 骸化すれば、経営者側の思うままに従業員側に長時間労働を強いることも可能だ。同様の違反はほかの企業でもみられ、専門家は「適正な手続きが担保されない と、過労死を助長しかねない」と警鐘を鳴らす。 
 この手続きは「時間外労働・休日労働に関する協定(三六(さぶろく)協定)」。厚生労働省労働基準局監督課は、ワタミフードサービスについて「適正なやり方とは言えず、労基法に抵触する」と指摘している。
 労基法上、時間外労働は禁じられているが、労使間で三六協定を結べば認められる。三六協定を結ぶには、経営者側は店や工場ごとに労働組合もしくは、従業員の過半数の推薦で選ばれた代表との合意が必要となる。
 ワタミフードサービスは毎年、「和民」など全国五百三十のチェーン店(四月一日現在)で三六協定を結んでいる。同社は労働組合が無く、協定を結ぶには、店舗ごとに社員やアルバイトの過半数の推薦を得た代表と合意しなければならない。しかし、実際は違った。
 親会社ワタミの法令順守部門を担当する塚田武グループ長は「店長がアルバイトの中から代表を指名し、協定届に署名させている」と、手続きが形骸化していたことを認めた。
 同社は全店の協定届に、従業員の代表を「挙手で選出」と明記していたが、塚田氏は「挙手している前提で記載していたが、実態として行っていなかった」と釈明した。
 森さんが勤めていた神奈川県内の店では当時、月百二十時間まで時間外労働を認める三六協定が結ばれていた。ワタミは「次回の三六協定の更新時から、適正な手続きに改める」としている。
 森さんは二〇〇八年六月に自殺。労災を認めた神奈川労働者災害補償保険審査官によると、月の時間外労働時間は厚労省が過労死との関連が強いとする八十時間を上回り、約百四十時間に及んだ。
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渡邊美樹社長がどんなに言い繕っても、やはり、
こうなると、ブラックに近いグレー企業と言われても
仕方ないだろうな・・。

その後、【神奈川労災補償保険審査官】が労災適用
を認める決定をした事について、ワタミ会長の
渡邉美樹氏がTwitterで以下のようなコメントを
していたそうだ。
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【労災認定の件、大変残念です。四年前のこと昨日のことのように覚えています。彼女の精神的、肉体的負担を仲間皆で減らそうとしていました。労務管理できていなかったとの認識は、ありません。ただ、彼女の死に対しては、限りなく残念に思っています。会社の存在目的の第一は、社員の幸せだからです】(Twitterより引用)
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との事・・。ここで新たな事が見えてくる・・。
月の残業140時間というのは、彼女の精神的、
肉体的負担を仲間で減らしていた上での時間
だった・・という事がだ・・(^-^;
となると、普通にはその時間よりも遥かに多い
労働時間が課せられている・・と渡邉美樹氏
ご自身が裏付けた発言でもある訳です・・。

【カンブリア宮殿】出演時も、
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渡辺美樹氏「【無理】というのはですね、嘘吐きの
      言葉なんです。途中で止めてしまうから
      【無理】になるんですよ」
村上龍氏「?」
渡辺美樹氏「途中で止めるから【無理】になるんです。
      途中で止めなければ【無理】じゃ無く
      なります」
村上龍氏「いやいやいや、順序としては『【無理】
     だから→途中で止めてしまう』んですよね?」
渡辺美樹氏「いえ、途中で止めてしまうから【無理】に
      なるんです」
村上龍氏「?」
渡辺美樹氏「止めさせないんです。鼻血を出そうが
      ブッ倒れようが、とにかく一週間全力で
      やらせる」
村上龍氏「一週間」
渡辺美樹氏「そうすればその人はもう【無理】とは口が
      裂けても言えないでしょう」
村上龍氏「・・・んん??」
渡辺美樹氏「【無理】じゃなかったって事です。実際に
      一週間もやったのだから。【無理】という
      言葉は嘘だった」
村上龍氏「いや、一週間やったんじゃなくやらせたって
     事でしょ。鼻血が出ても倒れても」
渡辺美樹氏「しかし現実としてやったのですから【無理
      じゃなかった。その後はもう【無理】なんて
      言葉は言わせません」
村上龍氏「それこそ僕には【無理】だなぁ・・(^-^;」

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普通は村上氏の反応なんだろうけど、自分は【体育会系】
なので、簡単に二言目には「無理!」とかいう若い人の
事を考えれば、甘えた性根を叩きつぶすには【自分で
限界を作ってはいけない。作った段階でそのレベルの
人間にしかなれない】と考えているので、渡辺氏の
考え方は、結構理解できる側だ・・(笑)
ましてや、自分の仕事などは、刃物をお客様に直接使う
ので、手を抜くとお客様を傷つける・・という結果で
ご迷惑がかかる・・。
さらに、技術で差が付く故、誰にも負けないレベルの
技術向上を目標にすると、なかなかハードな仕事内容
になってしまう・・。

でも、我々理容師と森美菜さんには大きな違いが
ある・・それは【未来】が違う・・。
なぜなら、我々理容師の場合は、実家に帰って親の
店を通じて自分に引き継いでもらって【独立】する、
自分のように一代で【独立】する・・など、我々の
未来には形は違えど【独立】が完全に見えた上での
自分が課したハードな仕事、ハードな練習&特訓、
ハードな勉強・・でも、一度身につけた技術は全く
無駄にならず、ほとんど全部が自分の【未来】へ
繋がる事象を過酷に自分に課して行ってゆく・・。
でも、森美菜さんにはこの時点では【独立】して
会社をおこす夢はなかったように思える・・。
ここは実はかなり大きな差・・。

しかし、【独立】して会社を起こすでもなく、会社に
従属するだけの若い人たちが、こんなに過酷な状況下
で働かなくてはいけないのか?と思うと、大変な時代
である・・。

こんな同じ過酷な環境下で働くなら、我々の仕事
の方が数倍魅力的だと思うんだけど、やはり
全体的に勉強ができた人間達の集まりでなく、
勉強できなかったり、アウトロー的な人間達が
多いから、いわゆる社会的地位は低く、大卒の
方々には全然魅力的じゃない・・という現状が
あるんだろうな・・う~~ん・・(-_-;)

【和民】は果たしてブラック企業か?(前編)

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ワタミ社員の自殺、労災認定 入社2カ月の女性
 居酒屋「和民」を展開するワタミフードサービス(東京)の神奈川県横須賀市の店に勤め、入社2カ月で自殺した女性社員(当時26)について、神奈川労災 補償保険審査官が労災適用を認める決定をしたことがわかった。横須賀労働基準監督署が労災を認めず、遺族が審査請求していた。
 決定は14日付。決定書や代理人弁護士によると、女性は2008年4月に入社し、横須賀市内の居酒屋に勤務。連日午前4~6時まで調理業務などに就いた ほか、休日も午前7時からの早朝研修会やボランティア活動、リポート執筆が課された。6月12日、女性は自宅近くのマンションから飛び降りて自殺した。
 審査官は、深夜勤務で時間外労働が月100時間を超え、休憩や休日も十分に取れなかったと指摘。不慣れな調理業務に就いていたことにも触れて、「業務による心理的負荷が主因となって精神障害を発病した」と認定し、業務と自殺の因果関係を認めた。
 女性の父親(63)は「過酷な労働条件で、会社に責任があると認められたのはよかった。同じ状態で働いている人を少しでも救ってほしい」と話した。
 親会社の「ワタミ」は「内容を把握していないため、コメントは差し控えさせていただきます」としている。
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これ・・なかなか人ごとではない・・。
自分も基本は体育会系な人間なので、ちょっと
考えさせられた・・(-_-;)
記事の内容が正確だとして、「早朝研修会や
ボランティア活動、リポート執筆」・・と
いずれも【社の考えている事の勉強】だとか
【店にいてのお客様目線で・・】という感覚
の勉強だとか、【弱者とふれあう事によって
見出される・・】感覚だとか、【リポートを
書く事によって自分や未来を客観視する】感覚
だとか、自分など経営側に立つ人間から見ると、

【スキルアップも含めて、みんな、あなたの為
 なんだよ!】

ってポジション・・(^-^;>会社側の考え方は
理解できる・・しかも、今はすぐに即戦力に
したい・・という側面からスピードが速いから、
なおさら詰め込む速度も速くなる・・。

普通の人間なら、

【死ぬくらいならやめりゃいいのに!】

と考える・・でも、彼女はやめなかった・・。
ここに鬱になる人と、そうでない人の差が出てくる・・
【辞めよう・・】と思えるうちは【死のう・・】
なんて発想には至らないからね・・(-_-;)
そう・・良い意味でも悪い意味でも【真面目】と
いう事・・なんとか、ついて行こうとしていたん
だろうし、うまく自分が表現できなかったりして、
ましてや入社したばかりの人間が、会社の方針を
否定などできない・・。
そして、同じに入社した他の人が器用にできて
いたりするとなおさら自分はダメだと自分自身で
追い込んでゆく・・。

今度は神奈川労災の記事を見てみたい。
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就職2カ月で過労自殺 居酒屋チェーン「和民」の26歳女性
異常な長時間労働が原因と両親が労働災害認定を申請
森美菜さんは26才という若さで08年6月に自殺しました。名古屋から希望に胸を膨らませ「和民」(ワタミ)に就職するために上京した2ヶ月後に…こんな悲惨なことになるとは予期しないことでした。
亡き美菜さんは京急久里浜店に配属され(1)一週間の座学後、強制的に長時間労働(2)最大7日間連続の勤務(3)研修もまったくないまま、なれない大量の調理業務(4)休日や勤務終了後もレポート書きに追われ、十分な休息時間がとれなかった(5)体調不良を訴えていたにもかかわらず会社はなんら適切な措置をとらなかった(6)さらに朝3時に閉店後も電車が動いていないため帰宅できずお店にいて始発電車で帰ることとなり、過度な疲労と精神的負担が蓄積されました。
名古屋に住む両親が横須賀労基署に労災を申請。労基署は残業時間100時間を超える労働に従事していたことを認めましたが、業務外と決定しました。その理由は、「心理的負荷評価表」の評価の当てはめかたに、大きな問題があります。美菜さんは一週間の会社の研修が終わり、いきなり交代深夜勤務さらに残業もさせられたことについて、「勤務形態に変化があった」として評価表の1にランク付けされました。そして長時間労働は認めましたが総合評価は「中」であり業務外としました。
「和民」の働かせ方に大きな問題があります。所定労働時間、労働基準法を無視して「長時間労働」「連続した深夜勤務」の常態化により美菜さんは心身ともに疲労困憊し26歳という短い生命を絶ちました。
現在、業務上と認めさせるために、両親は労災保険審査官に対し審査請求を行いました。働くもののいのちと健康を守る神奈川センターは両親といっしょに業務上の認定になるよう奮闘しています。3月下旬には結論が出る予定となっています。皆さんのご支援をお願いします。
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【労働災害認定】がされ【神奈川労災補償保険審査官】
が2012年2月14日付で発表した内容が、

【月約140時間以上もの時間外労働で適応障害を発症】

・・と、単純計算で、週休2日無かったかもしれないが、
週休2日だったとして、【1日7時間も残業】していた
事になる・・数字だけみるとこれはすごい・・(◎_◎;
と思ったのだが、個人的にわかりにくいので、自分の
仕事に置き換えてみた・・。
すると、笑っていられないのが、理美容業界も、
そうした部分は大きな差がない・・。
深夜勤務ではないが、我々の営業形態からいって、
月に100時間の残業なんてレベルは、いっちゃう
お店は多い・・。

月30日勤務として月間の休みは6日。勤務は24日。
140時間÷24日=5.83時間(約6時間)
朝、掃除などを含めて開店前の1時間前の8時に出勤。
19時半営業終了、終わりの掃除やミーティングまで
考えると平均21時終了だ・・。
で、我々の仕事は特例で1日8時間(週48時間)が確か
認められていたと思う・・。

となると、労働基準で考えれば16時までが定時勤務、
その後は残業という扱いから計算すると、平均残業は
1日5時間となり、大して変わらない感じだ・・(笑)
その上、店的に強制的な部分の練習会や講習会もある。
もちろん練習会や講習会も便宜上、自分から行って
いる事になっているが、実際には断れない半強制的な
ポジションを一般社会の常識で考えると、練習会や
講習会も個人的には【残業】という位置づけになる
という認識・・しかし、多くの経営者側は店が定めた
練習会も、店が強制的に出席させる講習会も

「自分の意志で勝手に従業員が練習している、
 講習へ行っている」

というポジションだから、統計を取ればそれほど残業
が無い仕事・・というデータが出るかもしれない・・。

さらに、やる気がある店ほど【早朝ミーティング】や
【早朝練習】がある店も少なくない・・。
それも、店のために従業員が自主的に・・という事に
なってはいるが、出なくていいという選択肢が
ほぼ無い事をこれまた一般社会の常識で考えると、
【早朝ミーティング】も【早朝練習】も【残業】と
いう位置づけになるはずだ・・。

でもそれを【残業】という位置づけにしていない
現状においては、それらは、今回の彼女の

「休日も午前7時からの早朝研修会やボランティア
 活動、リポート執筆が課された。」

というポジションと何ら変わりはない・・。
で、調査が進めばやはり出て来た・・(-_-;)

<(後編)に続くぅぅぅぅ~>

【完成されたものに身をゆだねる】思考から脱皮せよ

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就活失敗し自殺する若者急増…4年で2・5倍に
(2012年5月8日・読売新聞)
 就職活動の失敗を苦に自殺する10~20歳代の若者が、急増している。
 2007年から自殺原因を分析する警察庁によると、昨年は大学生など150人が就活の悩みで自殺しており、07年の2・5倍に増えた。
 警察庁は、06年の自殺対策基本法施行を受け、翌07年から自殺者の原因を遺書や生前のメモなどから詳しく分析。10~20歳代の自殺者で就活が 原因と見なされたケースは、07年は60人だったが、08年には91人に急増。毎年、男性が8~9割を占め、昨年は、特に学生が52人と07年の3・2倍 に増えた。
 背景には雇用情勢の悪化がある。厚生労働省によると、大学生の就職率は08年4月には96・9%。同9月のリーマンショックを経て、翌09年4月には95・7%へ低下。東日本大震災の影響を受けた昨年4月、過去最低の91・0%へ落ち込んだ。
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大人になった、年齢を重ねた今は

「もったいないな・・」

ってところなのですが、これは親が殺している
側面もあると思うんだな・・。
偏見かもしれないが、赤ん坊の頃から幼児教室
で色々習わされ、ヘタすれば遊ぶ時間も無く、
幼稚園でお受験が始まり、小学校、中学校、
高校と受験と塾と共に

【良い高校、良い大学、良い会社】

と毎度のように言われ、親の言う通り良い大学
出てみたら、そんな事だけじゃ世間様は認めて
くれない事に初めて気付く・・。

そこに【名の通った会社=良い会社】という
親の狭すぎる価値観でプレッシャーをかける
のだから、ただでさえ親の言う通りに生きて、
多くを自分で考える事もしてこなかった軟弱くん
には耐えられないだろうなぁ・・>大人(親)の
責任は重い・・。

さらに、「大学出て公務員になりたい!」理由
は「安定しているから!」なんてギリシャ人
みたいな奴ばかりが増える昨今・・日本の終了
が見えてくるようだ・・(-_-;)
それもこれも、学校や親を始め、大人達が

【完成されたものに身をゆだねる】

事ばかりを教える弊害でもある・・。
例えば、大学出たら片っ端からベンチャーを
創って競う!、中小企業に入って、その会社を
10年後には大きくしたい!・・そういう考え方
が出来たら、就職の考え方も日本の今後も大きく
変わると思うのだが・・。

バブルに向かう時の高度成長期には、大企業の力
というよりも、大企業を支えた中小企業をみんな
がそうやって盛り上げたから世界でも類を見ない
スピードで成長したんだけどね・・(-_-;)

ちなみに自分の理美容業界は就職率100%で
ある・・が、大学生などこない・・。
そうした頭脳を欲しがっている店(会社)は多く
あるんだけどな・・。

・・とは言え、今や、全ての仕事で生き残るのが
難しい時代・・同時に、このように全ての人間が
生き残るのも難しい時代・・。
さらに10年後にはTPPで安い外国人労働者に
単純作業は全て持って行かれ、日本人の求める
サービスのハードルはさらに高度になり、
普通の能力の人間では働けない時代もすぐ目の前
なのかもしれない・・。

でも過去には戻れないのだから、前を見つめ
思考&工夫してゆくしか道はない・・。
そう考えれば一番楽な死ねる勇気があるだけ
凄いのかもしれないな・・。