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朝まで生テレビ!から見えた恐ろしさ【後編】

【前編】からの続きぃぃぃ・・!

個人的に【大阪都構想】は大阪の
事だから一歩下がっていられるが、
中でも一番ビックリし、驚愕した
のが、反対派のほとんどの人間が

【君が代を起立して歌わない公務員の処罰】

【個々の教職員の世界観、歴史観に基づく行為】

であり処罰すべきでないという
考え方だという事だ・・。
いやいやビックリを通り越して
恐怖すらかんじた・・。

その上で、橋下市長の

「一部ルールを守らない教師がいてもいいんですか?」

という問いに、元教育委員会だった
池田知隆氏は

「いいと思いますよ」

と答えた・・。
もう重ねてビックリである・・。
教育委員会の認識がコレって・・
怖すぎる・・(((( ;゚Д゚))))ブルブル
元教育委員会の人間の認識が
これなのですから、この認識の
教育の現場というのは、大阪だけ
じゃないんだろうな・・。

しかも、重ねて共産党の山下氏が
そこに被せてきたのが、最高裁の
判決・・。
山下氏のブログにも記してあるが、

【日の丸・君が代問題は、個々の教職員の世界観、歴史観にもとづく行為であり、セクハラや体罰などの行為とは異なる、学校の式典は少なくとも年2回あり、4回で停職とすると2年で教壇に立てなくなり処分としてはあまりに重過ぎる、とあります。】

【東京都教育委員会が、学校の式典で日の丸に向かって立たず、君が代を斉唱しなかった教職員を処分したことの是非が問われた裁判で、1月16日最高裁の判決が下されました。結論から言うと、「行き過ぎた処分は違法であり、職権乱用にあたる」という判決です】

という事・・。
橋下市長の繰り返し言う、

【ルールを守らせる】

という単純且つ、もう当たり前の部分
を上記の理由から納得できない
という・・(-_-;)

大阪維新の会の【教育基本条例案】
は、1回目で戒告または減給、2回目
で停職、公務員なのだから憲法と
条例に従った行いをするようにという
研修を間に入れ、その後、その
先生らが態度を改善しない場合は、
3回目で免職・・すなわちクビにする
という仏の顔も3度まで・・ではないが、
至極真っ当な【教育基本条例案】で
ある・・。

【公務員である教師は各々の思想を公の場で主張するな!】

という猿でもわかる当たり前な事が、
【公務員】という身分が守られて
ヤメさせられない立場になると、
途端にわからない
らしい・・。

橋下市長の言うイヤなら自分の
思想に合った私学へ行ってくれ!
というのも横暴らしい・・。

日の丸という【国旗】と君が代と
いう【国家】に対して、教育委員会
まで猿行為を暗黙に認めている
教育現場・・。
さあ、自分たちはこうした【猿】達に
対してどうしたら良いのだろう?・・
途方に暮れてしまう・・。

朝まで生テレビ!から見えた恐ろしさ【前編】

いやいや、先日(1/28)の
【朝まで生テレビ!】・・。
個人的には大阪市がどうなろうと、
自分の生活には直接関係ない
のだが、第三者的な目で冷静に
見られるために、今回は無能な
論者に絶句した!(笑)

今回は【激論 大阪市長 独裁・
橋下徹は日本を救う?!】と
いう事で、

○橋下徹氏(大阪市長)
○東浩紀氏(批評家、早稲田大学教授)
○香山リカ氏(精神科医、立教大学教授「橋下主義を許すな!」共著者)
○山下芳生氏(日本共産党・参議院議員)
○柳本顕氏(自民党・大阪市会議員)
○薬師院仁志氏(帝塚山学院大学教授「橋下主義を許すな!」共著者)
○池田知隆氏(元大阪市教育委員長「どうなる!大阪の教育」編集・著者)
○吉富有治氏(ジャーナリスト「橋下徹 改革者か壊し屋か」著者)

が出演、

【橋下大阪市長vs反対派+1人中立派】

というあからさまな構図での展開・・(笑)
そう・・橋下市長自身が、田原氏に

【私を一番批判している人たちを呼んでください】

といって集められた人達だと
いう事は事前にわかっていたので、
興味津々だった・・(笑)

しかし、始まってみると、精神科医
の香山リカ氏などは

【強い者の世界はダメ】

の論点だけで、批判を繰り返す
頭の悪さ
・・。
この人こそが精神をやられて
いるんじゃないか?と錯覚する
程だった・・(-_-;)

さらに、帝塚山学院大学の薬師院
教授が持ち出したのは、昨年11月
の大阪市長選における橋下市長の
選挙手法だった・・。

個人的に、最初は真っ赤な顔
までして何を言っているのか?
わからなかったが、どうも<住民
で区長を選ぶ【公選制】>を
マニフェストとして橋下市長が
掲げていたのに、現状、それを
行うには、法律を変えなくては
いけないので、今回最初は改革
をしたいという人達を集め、
<大阪市が区長を専任する
【公募制】>を始めた事に矛盾が
あると指摘しているとしばらくして
理解する・・(笑)

この教授・・自分でも言っていたが
自分はそんなの理解していないし、
代案もないから【大阪都構想】に
話を持って行きたくなかった・・と
いうのが本筋だった
という
悲しさ・・(-_-;)

また、共産党の山下芳生参院議員
は、市長選挙の際、橋下市長側
から頒布されたビラに

【大阪市をバラバラにしません】
【大阪市は潰しません】

と書いてある事に対し、現実には
【大阪都構想】によって大阪市が
バラバラにされるという・・もう
重箱の隅を突っつくような、
今までの大阪市を何も
変えられなかった無能な議員が
その点だけを何度も批判を
繰り返す
・・。

でも、中立派の東氏が指摘する

【大阪都構想のどこに本質的な
 問題があってどこを批判して
 いるのか】

という単純な質問においては、
誰一人として明確に答え
られないお粗末さ
・・(-_-;)

で、結論としては、本を出してまで、
一番批判をしていた人間達を
集めたにもかかわらず、橋下市長
のレベルの議論ができる反対派は
誰一人といなかった・・。

なんじゃこの討論・・┐('〜`;)┌(笑)

市議レベルだから仕方ないと大甘
に見て、赤点を逃れた反対派は
自民党の柳本顕氏くらい・・(笑)

さらに、橋下市長が常に言う、

【では、あなたが大阪をこうしたい、
 こう変えたいというアイデアとか
 対案はあるんですか?】

という点については、これまた誰一人
として明確に答えられない
・・。
もう、自分の大嫌いな人間のひとつ
である

【自分の意見を持たずしてただ反対だけする】

という典型的な人間達・・。
普通の時はなんとかなっても、
討論会においては悪いがただの
【クズ人間】
である・・。

とまぁ【大阪都構想】は大阪の事
だから一歩下がっていられるが、
個人的に一番ビックリし、驚愕した
のが、反対派のほとんどの人間が

【君が代を起立して歌わない公務員の処罰】

【個々の教職員の世界観、歴史観に基づく行為】

であり処罰すべきでないという
考え方だという事だ・・。
いやいやビックリを通り越して
恐怖すら感じた・・。

【後編】に続くぅぅぅ・・!

ミッション イン ポッシブル・ゴースト プロトコル【ネタバレご注意!】

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(  ̄ ̄ ̄ー ̄ ̄ ̄)フフフ・・・訳あって、観てきました!(^^*)

【ミッション イン ポッシブル・ゴースト プロトコル】

やはりこういう作品は単純に楽しい!
年末に【ミッション イン ポッシブル1&2】をやっていた
ので、こちらを先に観てから行きたかった所だが、先に
書いたように訳あってなので、その前に観るハメに・・(笑)
監督も違うとの事で、そちらも興味津々!

だからか、冒頭から激しいアクションシーンの展開!
一気に引き込まれる・・この手法は個人的に好き!(笑)
【ダイハード】もそうだが、どんどんと扱うスケールが
大きくなり、今回の【ミッション イン ポッシブル】も
とうとう出て来た【核兵器】・・(笑)
ハント(トム・クルーズ)の最初の仕事は、クレムリン
に潜入して核兵器に関する最新の情報を盗み出して
破壊する事だったが、もうすでに何物かによって
盗まれており作戦は失敗、さらにクレムリンが爆破
され、IMFが怯えた事により、ハントのチームを

【ゴーストプロトコール】

としてIMFから抹消する形で前半が始まる・・。
要は、ハントからバックボーンを失った展開にした訳だ・・。
このストーリーなら、この第三弾の映画的結果を見て
から今後どうするか?これでこの映画で終わらせても
いいし、次に復活の形で繋げても良い・・となかなか
うまい示唆だ・・(笑)

とはいえ、スパイ映画はストーリーも大切だが、やはり
使う武器や小道具にワクワクする・・(笑)
今後の未来へ向けたメッセージ・・みたいなね・・。
今回もその期待は裏切らなかった。

まず、ハントの乗る車はモーターショーのコンセプト
カーであったBMWのガルウイングのマシン!
これカッコイイなぁ・・(゚.゚)(笑)
その車のフロントガラスに手をかざすと、携帯電話
から地図が転送され敵を追いかけるナビになったり、
コンタクトレンズが、転送型スキャナーになって
いて、どんどんと見たモノがコピーされていったり、
ある時は敵が変装していても見分ける事が出来たり
する・・自分の未来の想像は【ヘッドマウント】での
未来だったが、なるほど・・未来は【コンタクトレンズ】
なのかぁ・・これもすでに研究開発はされていたり
するんだろうなぁ・・(^-^;(笑)
しかし、見たモノがコピーされていくコンタクトは、
できたら、みんな本を買わなくなるだろうね・・(笑)
まあ、あのドバイのビルを登るためのグローブは
もう現実にあるんじゃなかったっけ?(^-^;

そのドバイのタワービル【ブルジュ・ハリーファ】の
シーンはスタントなしだそうだが、高所恐怖症の方は
なかなかつらい映像・・(笑)>迫力はすごい!
後半のイーサンとテロ組織の立体駐車場での闘いも、
駐車場の構造をうまくつかったおもしろい展開で、
これまた迫力あり、で、おもしろい!(^^*)

【24】のジャック・バウワーと一緒で、ここでの
イーサン(トム・クルーズ)は絶対に死なない!(爆)●〜*
車ごと飛び降りても死ななければ、満身創痍でビルから
トラックに飛び移っても死なない!(爆)●〜*
水の中でも呼吸もすごい時間止めていられる・・(^-^;(笑)
でも、途中の言葉のやり取りなんかも、きっと脚本が
いいんだろうな・・実にテンポがよく、ウィットに
富んでいる・・。
サウンドも常識では到底ありえないような演出も
今回は控え目で、今までのような裏切りとか謎とかが
ほとんどなく、豪華にたっぷりお金や人手をかけて
作られた大型アクション映画って位置付け・・。
それも無駄に裏読みしないで単純に楽しむ映画として
観ていられるので、それはそれで良い!(^^*)
でも、エンターテイメントとしては思っているより
レベルが高いっすよ!(゚-゚)b(笑)

おくりびと【ネタバレご注意!】

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遅ればせながらTVでやっと観た【おくりびと】・・(笑)
なんでも、正月にこんな映画やりやがって!って事で、
ゴールデンタイムにもかかわらず、視聴率は【3.4%】
だったとか・・(爆)●〜*
でも、自分は観た事無かったので、しっかり録画して
おきましたよ!って事で・・(^-^;(笑)

【モントリオール世界映画祭グランプリ受賞】という
冠付きなのだが、個人的な先入観としては、いわゆる
【受賞作品】というのでおもしろかった・・というのが
ない・・(^-^;(笑)
よって、結構、小難しかったり堅苦しかったりする
のかな?という感じで、期待せずに観たのだが、
以外や以外、随所に笑いをもたらすユーモアもあり、
モッくん(本木雅弘)の演技の良さもさることながら
山崎努、吉行和子、余貴美子、笹野高史・・と脇を
固めるベテラン俳優陣、久石譲の音楽効果も手伝い、
秀作でございました・・(笑)

改めて書くまでもないが、山形の美しい風景や色の
綺麗さに心が洗われる中、【納棺師】の目線で誰もが
避けて通れない【人の死】を通して【死への尊厳】
と【生】の素晴らしさを描いております・・。
こうしたゆっくりとした映画は日本映画の得意とする
ところ・・観ていて疲れずリラクゼーション感すら
ありました・・。

そもそも、恥ずかしながら

【納棺師】

という仕事があるという事を、自分はこの映画を観て
初めて知りました・・(^-^;(笑)
だって、こうした事は葬儀屋さんが一連の流れの中の
ひとつの仕事で普通にやっている・・自分に例える
ならば、カットとパーマが別々な職種で分担されて
いないのと同じみたいな感じでいましたから・・(^-^;(笑)

その【納棺師】のお仕事・・自分の仕事もそうですが、
技術職というのは、どんな仕事でも、その行程には
ひとつひとつにそれぞれの意味がある・・。
遺体に死に装束を着せるまでの丁寧な体の使い方、
動き・・死を死と思わせないような化粧を丁寧に施し、
さながら崇高な儀式、崇高な芸術とも呼べる仕事で、
あの世へ送り出す・・。
それを丁寧に入念に厳かに作業のひとつひとつが
描かれており、作業中の音ですら崇高さを感じるだけ
でなく、改めて

【人間の死】

というものを真正面から考えさせられる・・。

そんな崇高さを見事に映し出している作品だが、
強いて難点を上げるならば、

【仕事のイメージが綺麗すぎる・・】

と感じる点・・現実、遺体はこんなに綺麗ではないはず
だし、もっと吐きたくなるような遺体の方が多いはず・・。
病死ならガリガリだったり、体臭がすごかったり、自殺
ならどのパターンでも綺麗な遺体ではない・・。
【納棺師】に頼むという時点できれいな遺体が条件なの
かもしれないけど・・もちろん、汚い遺体を映像にして
公開できないだとか、作品の雰囲気を壊す・・みたいな
ある種の御都合主義ではあるのだろうけど【汚い】と
いう部分もリアリティとして存在させるべき・・。
そして、そのリアリティを描かない割に極端にそれを
強烈に

【汚い】

と罵る(妻の美香<広末涼子>、親友の山下<杉本哲太>)と

【差別的な人間が身近に対比して極端に構成されている】

という点・・。
普通なら映画として当たり前の対比だから、まあまあまあ・・
となるのだが、風景や仕事、大悟(本木雅弘)の凛とした
演技が想像以上に清楚で綺麗すぎるために、そこがやけに
目立ってしまうんだよなぁ・・。
しかも、妻・美香が仕事を聞いて、すぐさまに

【汚らわしい】

とまで言い放つのは展開として急すぎるよな・・(笑)
しかも【納棺師】が誰かがやらなくてはいけない必要な
仕事という部分のフォローもない・・(笑)
もちろん、映画としての限られた短い時間の中でのメリハリ
としては仕方のないところなのかもしれないが・・(^-^;

そして、仕事だけでなく、

【環境までもが綺麗すぎる・・】

という点・・。
手に職を持った理解ある妻、親は他界、自由に使える実家・・
とありえない位にうまく綺麗に環境が整っている・・(笑)

【映画なんだから・・(笑)】

ってことなんでしょうけれども、この映画が無菌培養された
ような崇高で優しい気持ちになる素晴らしい作品である事は
否定しないんだが、同時に人の死を通じて人生の機微を描く
ならば【汚い】という部分が【汚らわしい】と罵る極端さ
だけでない【汚い】部分を映し出す目配せが欲しかった・・
と個人的には思うのです・・。

しかし、こうした【死】というものを真正面から感じる事が
できたのだから、これを機に、もっと【死】について論議が
起こればいいのにね・・。
例えば根本的に【死】というのは誰のものなのか?
こうして残された者が満足する為のものなのか?
本人が満足する【死】をこの世ではなぜ選ぶ事が出来ない
のか?などなど・・日本ではタブーなのか?そうした論議
が出ても来ない。良い機会だと思うだけどな・・。
でも、論議の部分はともかく、映画としては心洗われる
なかなかの秀作でした!(゚-゚)b

猿の惑星・創世記(ジェネシス)【ネタバレ注意!】

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映画通のお客様からも友人からも「良かった!」
と言う声が多かったので、観てきました!
>【猿の惑星・創世記(ジェネシス)】
本当は、上映期間中にUPしたかったのですが、
なかなか書き終えられずに、ズルズルと・・(^-^;(笑)

最初のあの名作【猿の惑星】は、すでに人間と猿の
立場が逆転した世界を描いていた・・ラストこそは
衝撃的だったが、そもそも最初の謎である

【人間と猿の立場がどのような形で逆転したのか?】

については、まあ、ひとまず理由云々でなくそういう
ストーリー設定だった!という所から否応なく開始
していた・・。今回はその【猿の惑星】をふまえ、

【なぜそうなったのか?】

を描いている・・。
舞台は21世紀初め・・主人公のウィルは 遺伝子工学
の研究者で、アルツハイマー治療薬【ALZ112】の
研究をしているところから始まる・・。
設定に難癖つける訳ではないが、21世紀初めにおいても、
まだアルツハイマーが治せないらしい・・(笑)
・・と、ウィルの父親はアルツハイマーを患っていて、
その後、治療薬【ALZ112】を自分の父親に投与、
今までの能力以上になってアルツハイマーが治る事が
わかる・・。

しかしその後、父親へ薬がどんどん効かなくなり、
逆にもっと症状が悪くなる副作用が見つかり、
ウィルはさらにその強化版の【ALZ113】を開発
するのだが、父親は「もう充分だ・・」という
意思表示をし、ウィルは研究を断念する決意をする。
でも、研究所の方では研究を継続、この新薬をテスト
するために注射された猿が突然暴れだし、逃亡しよう
としたため銃殺される・・が、その猿は妊娠しており、
その赤ちゃんが猿の主人公となるシーザー・・。

母親を介して、新薬による驚異的な能力をもった猿
となる・・その後シーザーは事件を起こし、霊長類
保護施設に収容され、酷い扱いを受ける事から
人間不信に陥る・・。
そこで猿たちで力を合わせ施設から脱出する事を
決意する・・手話が出来るオランウータンの登場が
ちょっと強引だが(笑)、まあ、短い尺での表現
をしなければならないので仕方ない・・。
そもそも、ほぼ人間のような秀でた知能を持つ
シーザーは緻密に施設から脱出するルートを研究、
脱出に成功!その足で、ウィルの家まで自力で戻り、
ウィルが父親に使わず、保管していた強化版新薬
【ALZ113】を持ち出し、施設の中でバラまく!
それにより、施設内の捕獲された他の猿達が人並み
の知能を獲得、驚異的な進化をする・・。

シーザーがリーダーで一気に猿の反乱が始まり、
施設の人間は抹殺され、外へ逃げ出してからも、
壮絶な警察のと闘いとなる・・。
しかも、シーザーが戻る本当の家が、ウィルの家
ではなく【森】であるという葛藤もきちんと
描かれている・・。本当におもしろい!

また、この猿の動きやら何やら全てがCGだと
いうのだから驚く・・(◎_◎;
本当に壮絶で、うまく描かれていて、本物の猿が
人間的知性を持ったら、こんな感じで反乱するん
だろうなぁ・・と本気で思わせる・・凄い!
それだけでも結構ウットリする・・。

途中で気付くのだが、実は、シーザーがウィル
の家で遊びまくるシーンが結構長い尺で時間かけて
作り込まれている事に気付く・・。
ここが短いと、単なる製薬会社の内輪もめと家族
問題の物語みたいな展開になってしまい、確かに
飽きが来る・・。
それを一気に吹き飛ばし、映画という画面を最大限
に奥行きや幅を広く感じさせるスピーディーな
猿アクション!
そして、2回目のシーザーの遊びまくるシーンは、
今度は【森】となり、しかも、これまたかなり長く
そのシーンを続け、フィニッシュに今後の【自由】
を示唆するかのような、一番高い梢から「こんな世界
があるのか・・」とでもビックリしているような
サンフランシスコ湾を一望する、まるで昔のSONY
のWALKMANのCMを思わせるショットが素晴らしく、
まさに【圧巻!】という程だ・・。
それを伏線とし、一転して狭い施設への監禁へと、
一度我々の目線や心境を閉じこめ、フィナーレの
施設の脱走&警察の闘いへと、用意周到に監督の
作戦に我々もまんまと導かれ放たれてゆく・・。
実に素晴らしい!

それだけでなく、シーザーは当たり前だが進化の
過程では、言葉を話せない訳で、という事は、嬉しさ、
楽しさ、哀しさ、怒り、憎しみ・・と猿の表情や
仕草だけで、あらゆる表現をしなければならない・・。
それがCGと思えない程にきっちりと【瞳】を中心
に表現され、いつしか、自分たちがシーザーと
重なってしまう程なのだ・・。
これからご覧になる方は、是非、シーザーの【瞳】
に注目して頂きたい。

よって、実は個人的にちょっと疲れ気味で、眠さ
が絶頂の時に観たのだが、もう始まるとちょっと
オーバーではあるが、瞳孔が開きっぱなし状態な
感じだった・・(笑)
猿が知性を得て、言葉を絞り出すまでの設定も、
無理なく難しい事も考えないでいられ、なかなか
わかりやすく辻褄が合い、納得できる展開である・・。

さあ、では猿が人間を闘いで殺戮し【猿の惑星】に
なってゆくのか?というと、そこにはきちんと伏線
があり、先の強化版の新薬【ALZ113】は、猿には
大丈夫だが、人間に入り込むと伝染性の出血性の
病気になり死亡するという、今後起こってもおかしく
ないようなゾッとする副作用の【オチ】があり、
無駄なく、人間が自分たちの手によって終了して
ゆく・・と、ひとまず乱暴に完結する・・(笑)
でも、猿の隆盛と人類の衰退をひとつの要素に
まとめたのはわかりやすし、本当にうまい!

実際今回だけでは、まだ【猿の惑星】ではなく
【猿の反乱】という感じだ・・別に【猿の惑星】
のくくりでなくとも良い感じで、新しい物語と
考えても良い程だ・・。
これを起点に、次回作でシーザーの生涯をかけて
この後どのように【猿の惑星】になっていくのか?
を丁寧に描いて頂けたらなぁ・・と切に思う・・。

正直言うと、【猿の惑星】は何度もやっているネタ
なので、おもしろいという評判とはいえ、実は半分、
興味本位で映画館に入館したのですが、ごめんなさい
大変面白かったです・・はい・・(^-^;(笑)

EVANGELION WORLD【エヴァンゲリオンワールド】

富士急ハイランドネタ・・まだ引っ張ります!(爆)●〜*

実は富士急ハイランド到着して、パビリオンを見つけるまでは
全く忘れていた【EVANGELION WORLD】・・(^-^;(笑)
もう【絶叫優先券】をどのような作戦で取るか?【絶叫優先券】
の販売場所はどこか?何時の電車か?帰りは何時まで電車が
あるのか?【高飛車】の場所はどこか?みたいな色々考える
事があったんですもの・・(笑)

という事で、お台場の【ガンダム】に負けじと昨年の夏に
オープンしたパビリオン【EVANGELION WORLD】。
出来た当初は「行きたい!」といえど、お台場のように
簡単に行ける場所ではないし、富士急ハイランドの入場料が
別途かかっちゃうし・・みたいな感じで意気消沈していた。
だから、今回も全く忘れていた訳で・・(^-^;(笑)

普通800円だそうですが、フリーパスで入れるので、今回は
何回も入れる!(^^*)>なので4回入りました!(゚ー゚)\バキ(笑)

まずは【ロンギネスの槍】が頭上に(意味がわからん(笑))

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【エヴァンゲリオン初号機】

のフィギュアがお出迎え!カッコイイです!(笑)
で、パビリオン内は、いくつもの部屋を行き来できる形で
構成されています。まずは、

ファイル 1781-2.jpg
【ゼーレ・モノリス】

の部屋から・・実物大モノリス7体に囲まれた中心に碇ゲンドウ
の机があり、そこに座ってゼーレの会議に参加でき、エヴァの
コクピットである

ファイル 1781-3.jpg
【エントリープラグ】

の操縦席で有料で撮影できるのですが恥ずかしいのでパス!(笑)
また【A.T.フィールド】をこじ開ける写真や【ヤシマ作戦】
の会議室の一員になって参加している写真が撮れたりします!
まあ、これは撮影してもネタになるだけで大した事はない・・。

あとはもう有名だが、シンジが初めて【エヴァンゲリオン初号機】
と出会った【第7ケイジ(格納庫)】が、これまた忠実に再現
されており、ちょっと感動する・・で、

ファイル 1781-4.jpg
【1/1 リアル エヴァンゲリオン初号機】

まあ、お台場のガンダムのように動く事はないので、そこは
ちょっと残念・・。
ただ、15分に1回【暴走】するイベント・・(笑)
個人的には1回観ればいいかな?(^-^;(笑)
・・と、それ以上にちょっと感動したのが、実は、

ファイル 1781-5.jpg
【1/1 リアル エヴァンゲリオン弐号機】

しかも、これ、真希波・マリ・イラストリアスが【THE BEAST】
として、【弐号機】が獣化し、ひとりぼっちのシンジの所へ
突っ込んで行ったシーンの再現・・これはゾクっとした・・。
本当に素晴らしい出来である・・(◎_◎;

あと、等身大キャラクターフィギュア、展示となかなか見応えは
あり・・。
そして最後は、出口の直前に自分の店の4〜5倍ありそうなスペース
の日本最大級の【エヴァンゲリオン・ショップ】があるのだが、
ここがもう楽しくって仕方が無くて飽きなかった・・(^-^;
要は、ここに4回行っちゃった訳だ・・。
ダメおやじ決定である・・(爆)●〜*

ヤマト発進!(^^ゞ

・・って、もう映画発進しちゃったじゃん・・_| ̄|○
思いっきり撮影していたの忘れてたよ・・(笑)

ファイル 1624-1.jpg

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もう備忘録としての写真UPだけ!
しかし、カッコイイなぁ・・(^^*)

ヱヴァンゲリヲン新劇場版・ロッテリア2011カレンダー

危ないところだった・・(-_-;)
昨年は11月の下旬からの発売だったロッテリアの
エヴァカレンダー・・今回は10月7日(木)よりだった
らしく、それも気付いたのは、11月23日の実家からの
帰宅途中の駅前にあるロッテリア・・。
しかも、エヴァキャンペーンのポスターをじっくり
見てみると、もうすでに第1弾のカレンダーキャペーン
の次の第2弾が始まっているという恐怖の顛末の中、
見本のカレンダーらしきものがディスプレーすら
されていない事に不安を覚え、聞いてみると、

「もう、終わりました!」

とおねえさんに笑顔で言われる・・_| ̄|○

【ショック!ショック!ショック!ショック!ショック!
 ショック!ショック!ショック!ショック!ショック!】

と頭の中を【ショック!】がグルグル回る・・(笑)
辺鄙な実家の傍のロッテリアにないんだから、横浜の
ロッテリアになんて残っている訳ないよなぁ。。と
ポルタのロッテリアで期待せず聞いてみると

「ありますよ!」

というおねえさんの声・・天使に見えました(爆)●〜*

ファイル 1615-1.jpg

■ヱヴァンゲリヲン新劇場版・ロッテリア2011カレンダー■

前回はブラックの表紙でかっこよかったが、今回はなんだか
チャチというか完全に【萌え】狙い・・ちょっと残念!!
中身は、今回も新劇場版【序】【破】の2作品から
表が【破】裏が【序】とチョイスされた画像で構成。

ファイル 1615-2.jpg

昨年同様、1枚1枚の紙の厚さもあり、写真のレベルも
かなり金かけて印刷されていおり、セル画並みの立派な
仕上がりは健在!

そこに、使うのを悩ませる

ファイル 1615-3.jpg

エヴァキャラのドリンク1杯無料券3枚

付き・・(笑)

さあ、どうする自分・・難問である・・_| ̄|○(爆)●〜*

極悪詐欺住職親子問題

9月5日に放送されたTBSの【噂の東京マガジン】・・。
毎週録画して観ているのだが、最近、激怒する程の
内容って全然なかったのだが、今回だけは他人事
ながら激怒した。

内容は、YouTubeに上がっていたので時間がある
方は下記からどうぞ!
https://www.youtube.com/watch?v=N2arelUAvAY

そんな時間ねえよ!観てらんないよ!という方の
ために簡単な放送内容を・・。
**********************************
1年前に引っ越してきたおばあさんが、茨城県日立市
の日蓮宗慈好山蓮光寺(https://www.renkouji.org/
に、お金を払い、お墓の土地として一区画の永代使用権
を得ました。そこに石材店の方と住職(岡田堅龍氏)
立ち会いの下、その区画全体に土台(基礎)を造り
ましたが、現在、身寄りのないおばあちゃんは、
その後自分の墓を面倒をみてくれる親戚などが出て
来たら、その横にお墓を建てられるように・・との
願いを込めて左側を空けて、お墓を土台の中央では
なく、右側に置きました。
完成後、おばあさんは何回か掃除には来ていたが、
頻繁にお寺を伺う事はありませんでした。
その間に、おばあさんの区画の半分が空いていたので
「これは放棄した!」という事で、お寺は、なんと
空いている半分の区画(土台の上)に、他の人(この
方はお寺からおばあさんの区画だという説明は受けて
いない)のお墓を建てさせた。
もちろん、おばあさんはお寺から何の連絡も相談も
受けていませんから、お墓に行ってみると、知らない
人のお墓が自分の区画の土台の上に建っているの
だからビックリ!でも、住職は

「お墓を区画の中心に作らず、右に寄せて造り左側を
 空けたおばあさんが悪い!」
「檀家から出て行って欲しい!」

と今後跡を継ぐだろう息子と共におばあさんを罵った。
**********************************
という内容・・。単純に、この極悪住職親子・・最初は
息子が人を見下すような態度で「取材はやはり受けない」
的な言い訳をして極悪住職をカメラから隠す・・でも、
定石通り、悪い奴は顔も醜い・・。
息子の極悪顔もさることながら、親である住職が出て
来てみると、隠したくなる理由もわかる。
住職も顔にその心が表れている程に見事に醜い顔・・。

●同じ区画を二度売っている。
●契約書は渡していない(取材の時に初めて渡した)。
●その契約書に「お墓が一基建ったら、それ以上は
 造れない」という条文は記載されていない。
●さらに「区画の真ん中にお墓を建てなければならない」
 という条文も記載されていない。
●おばあさんがお金を出し整備した土台を無断で
 人に売っている。

これは明らかな【詐欺】でありながら、この【詐欺】を
相手が弁が立たない優しそうな女性である上、さらに
老人と年配者という世の中においては【弱者】なのを
いい事に、勝手な理屈を並べて、極悪住職親子2人で、
全て

【おばあちゃんが悪い!】

と罵り詐欺を正当化しようとする・・。

こんな頭のおかしい人間が、僧侶である【日蓮宗】・・。
これは【日蓮宗】としても大問題でしょう!
檀家も檀家で、こんな極悪詐欺住職に、この先色々な
事をして頂くんでいいんですかね?(笑)
でも、今回、おばあちゃんは引っ越してきたばかり
だからこうして告発できたのであって、この土地に
代々住んでいると、過去にこうした不条理が多々
あったにせよ、何も言えないのかもしれませんね・・。
でも、言えない環境があるのだとしたら、やはり
【日蓮宗】として改善にのりださないとダメでしょう!
いずれにせよ、こんな極悪詐欺住職親子は、共々
この仕事をしていてはいけない質の人間である事
だけは確かである・・。

告白【ネタバレ注意!】

ファイル 1547-2.jpg

久しぶりの映画・・暑かったし、ボヤボヤしていると
公開終了しちゃいそうだったので、重い腰を上げて、
観てきました話題の【告白】・・。

ショッキングな内容故、映像化が難しいとされていた
原作を、【下妻物語】や【嫌われ松子の一生】と、映像
に豊かな彩色を遣い表現する中島哲也監督が、一体
どのように表現するのか?非常に興味があった。
で、観終わって・・いやいや、やはり噂通り&評判通り
の【大傑作】でした!!(^^*)
また、中島ワールドの色遣いも、今回は濃淡を中心に
【血】の赤を鮮明に表現されていた。
なんで今回は豊かな彩色が遣われていないのか?と
ちょっと気になっていましたが、観終わると

【飛び散る血の赤】

を鮮明に描きたかった事や、その【飛び散る血の赤】
をバイオレンス映画やスプラッター映画と一線を
引くために、Radioheadの音楽と共に実に無機質で
淡々とストップモーションを駆使しながら緩やかに
描いていた事もわかると、映像の奥深さを観終わって
からヒシヒシと感じる素晴らしさ・・。

と、前置きが長くなったが、本題の映画の内容だが、
娘を殺された女教師(松たかこ)の凄まじい静なる
憎悪での復讐が根幹の話・・。
冒頭の30分程、松たか子さん演じる森口先生の告白
による【教室】内での映像なのだが、もう、ここが
本当に素晴らしい・・。
恥ずかしながらリアルタイムでは「なんだ?この
バカ共は!!それにしても、生徒をバカ共に描き過ぎ
だろう・・中島監督!」みたいな浅はかな目線で眺めて
いた・・が、観終わるとそれは大きな間違いであった事
に気付く・・。
徹底的に自分勝手な生徒達のリアクションだと思って
いたが、森口先生の告白をメインの軸に置き、バラバラ
でありながら実は【的確に】生徒達のリアクションを
織り交ぜて、その後に続く物語に

【それぞれが他人を気遣う余裕が無い中で起こる】

という事を伝えていた・・これまたなんと奥深い
中島ワールド・・_| ̄|○
【少年法】で守られた子供達を命を殺す事でない心
を殺す手法で追い詰めてゆく・・。
その根幹に基づいて【呪怨】のような方式を使い、
森口先生のセリフを借りるならば、1人は殺意があった
が殺人者ではない(少年A)、1人は殺意は無かった
殺人者(少年B)、そして1人はそれをつなぐ人物の
主要3人の生徒それぞれの目線から良くも悪くも自身を
肯定し心を明かしてゆく手法・・この方法はうまい・・。
(ここは中島監督が・・ではなく、原作がこうなって
 いるようですが・・)
その3人の背景は、どの家庭にも頼る【父親の姿】が
不在という事を軸にして展開されている・・。
そのひとつ、殺意は無かった殺人者(少年B)の姿を、
なんとモンスターペアレントの母親の目線を通して
描くために、暗闇に追い詰められてゆく迷える母子の心
が壊れていく様がグイグイと迫ってくる・・この母親役
の木村佳乃さんが実に見事で、少年B役の藤原薫くんの
演技もかなりの迫力である。
対照的に殺意があったが殺人者ではない(少年A)の
姿は、逆に母親を求め、母に注目されたい一心で有名に
なる事に憧れる狂気目線から描かれているのだが、物語
のバランスのために、きっと対比し肥大させた形なの
だろうが、どちらも、その辺に転がっている

【現代の家庭の多かれ少なかれ歪みを抱えた姿】

である・・。
そこから自分も含め、親として子供の【歪みに気が付いて
いない】だけかもしれない恐怖心に襲われます・・。
同時に、自分の子供が劇中のような少年達に殺され、犯人
が13歳以下で結果【少年法】に守られる・・という事に
いきなり直面した時に、自分はどうなるのか?その上で、
主人公である森口先生の行動をどう考えるか?この歪んだ
社会構造だからこそ、自分が娘を殺された主人公という立場
で観ると、この復讐の仕方はなんとも気持ちが良かったり
する自分が存在する・・。
それこそが、実は人間の弱さであり恐ろしさでもある・・。

そんな中、最後くらいは救われるのか?と思いきや、
【カイジ】じゃないが、最後の最後まで救いようがない
・・本当に誰も救われないのである・・(-_-;)(笑)
【少年法】【死刑廃止】などなど、被害者など無視し置き
去り声高に【命を大切に!】【殺人犯にも人権がある!】
などと、生きている者に最大限に人権を尊重するこの
世の中・・。
この映画はこの点を大きく皮肉っている・・が、単純に
白黒つけるための復習劇でもない・・。
全てにおいて【やられた】映画でした・・。
大満足です・・はい・・(^^*)

偏った報道に光【後編】

■偏った報道に光【前編】■
https://www.hearts.jp/user-cgi-bin/diarypro/diary.cgi?no=1519

〜前編からの続きぃ〜

(以下、番組より)

宮根氏
「ちょっと行ってみましょうか・・授業中すみません・・
 あっどうも~宮根と申しますが、あっ、先生よろしく
 お願いします。」
「これ先生、テキスト?これ何?あっ、面接で恐らく
 こういう事聞かれるよと・・ What job are you
 applying for?(あなたは何の仕事がしたいですか?) 
 もう忘れたわ~英語(笑)」
「Why do you want to work on a military base?
 (何故、米軍基地内で働きたいのですか?)あっ、
 これ必ず聞かれますねぇ。聞かれると思いますよ。」
生徒
「アメリカの文化に触れながら英語使う仕事ができるのは、
 沖縄だったら基地くらいしかないかなぁと思って・・」
「給料も安定してるっていうのも聞いてるし・・」
宮根氏
「安定してるの?やっぱり?」
生徒
「ちゃんとリタイアするまで(仕事が)出来るって
 聞いてるし、女性なので妊娠とか産休も取れたり、
 就職したら多分万々歳だと思います。」
宮根氏
「家族もようやったと?」

沖縄県全体の平均月収およそ23万円だという・・。
これに対し、米軍基地で働く県民の平均月収は
およそ29万円・・エンジニアなどの専門職だと
年収1千万円を超える人もいるという・・。

宮根氏
「基地があるの嫌だなぁとかって思ったことはないですか?」
生徒
「なくはないです・・はい・・やっぱりうるさいのとかも
 あるし・・」
宮根氏
「すごい(反対)集会が沖縄で行われたじゃないですか?
 ああいうの見てるとどうですか?それは分かる?」
生徒
「はい・・自分、矛盾するんですよ。やっぱり(基地が)
 無いに越した事はないけど・・うん・・自分も生まれた
 時から基地はあるし・・」
生徒
「今後、20年先に(反対してる人が)そんなにいるのか
 なぁ?と思います(笑)どうだろう?」
宮根氏
「20年経ったら、あんな大規模な反対集会とか起きない
 だろうか?今のままで?」
生徒
「わかんないですね・・(基地が)あった時から生まれて
 いるので、これが生活の一部になってしまっているので」
宮根氏
「例えば普天間、移設されても、この辺野古ってすっごく
 きれいな海じゃない?」
生徒
「辺野古はすごい反対です!反対です!自然はやっぱり
 沖縄のすごい一番の魅力的なところなので、そこを基地
 とかで壊されるのは嫌です!自然は戻ってこないから・・」
宮根氏
「でも、じゃあじゃあ【沖縄から基地を全部なくします!】
 っていったらどう?」
生徒
「う~ん、それも嫌だ!(笑)」

その中に辺野古がある名護市に住む生徒もいた>島袋諒さん。

宮根氏
「そやけど(基地が)辺野古行くで・・下手したら・・」
島袋さん
「海汚されるのとかは、やっぱり嫌だし・・でもやっぱり
 沖縄の経済状況って支えられているのは基地があるから
 なんですよ。だから(基地が)無くなるのはちょっと
 嫌ですね・・」

自然や騒音、事件などの事を考えると、基地はいらない
とは思うが、働き口としての基地としてはなくなるのは
困るという、矛盾したものを抱えているのだ・・。

宮根氏
「おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さんは
 何てゆうてるの?」
島袋さん
「あ~やっぱり、おじいとかおばあは(基地に)反対
 するんですよ・・反対っていうかやっぱり昔の人じゃ
 ないですか・・だから【ちょっと・・】みたいな気持ち
 はあると思うんですね。」
宮根氏
「じゃあ反対してて、息子が基地に就職するって言ったら
 【けしからん!やめとけ!】って言わない?」
島袋さん
「あ~言わないですね・・やっぱり自分の子供には安定
 した就職に就いて欲しいんじゃないですかね・・」
宮根氏
「という事は、もし基地に就職できたら(握手しながら)
 【よくやった!】ってゆうてくれるの?」
島袋さん「はい!言うと思いますね(笑)」
宮根氏「難しい~・・・」

そして、そのまま島袋さんの家で、ご家族に色々聞いて
みると、基地と戦ってきた世代でであろう祖母は、

「(孫の基地就職は)うん、上等と思います。」

と、近くに基地が来るのは嫌だが、孫が就職するのは
OKであるという・・また、母親も同じで

「基地は反対だけれども、そうかと言ってまた、 子供が
 就職するってなったらまたそれもいいかなぁって思う」

と述べる・・。

そう・・基地は就職先としては素晴らしい場所でも、
安全や騒音を考えると基地はいらない・・自然も破壊
して欲しくない・・これが実は沖縄の本当の現状・・。
いや、損する事はいらなくて得する事だけ欲しい・・
という沖縄という事ではなくて、人間の本質なのだ・・。

だから、名護の市長選挙も基地反対が勝った事ばかり
報道されるが、それでは基地賛成派はどれだけいたのか?
前にも書いたが、実は

■名護市長選の確定得票

当 17950 稲嶺  進(64)
  16362 島袋 吉和(63)  

とその差は1588票と非常に僅差なのである・・。
でも、マスコミは反対運動しか映し出さない・・。
基地賛成である事を基地反対のように胸を張れない
ところが大きな問題である事をもっと伝えて欲しい・・。

でも、今回のこの特集・・うれしいのは登場する若者も
母親も祖母も本当に【自然体】であるという事・・。
ホッとしたのは自分だけでしょうか?

偏った報道に光【前編】

テレビでの沖縄の報道は【基地反対】の映像ばかり・・
まるで沖縄全体で【反対】をしているかのように錯覚する。
靖国問題と一緒でマスコミが意図する方向の報道に偏る・・。

【本当にこんなに反対の人間達ばかりなの?】

と個人的に感じるそんな中、先日【Mr.サンデー】で、

【沖縄、もうひとつの現実】

として、沖縄の米軍基地がもたらす恩恵という視点で
行われた川満氏と滝川クリステル氏の
沖縄取材はなかなか有意義な内容だった。
この報道と、自分の知っている事を織り交ぜ書きたいと
思います。

まず向かったのが、沖縄屈指のリゾート地と言われる
【北谷町】・・海辺に広がるビバリーヒルスを彷彿させる
高級住宅街・・アメリカ人向けのアパート&賃貸物件を
ドンドンと造っているエリアだそうだ。
ここで驚きなのが、なんと沖縄の人(日本人)と基地
関係者(アメリカ人)の家賃は違うのだそうだ。
では、どの位違うのか?不動産関係者によると、例えば
3LDKのマンションの場合、

○日本人の相場→約7万円
○基地関係者の場合→約25万円

と3倍以上の違いで搾取しているのだそうだ。
それはなぜなのか?
沖縄県内の米軍基地外に居住する米軍人には、米国政府
から階級に応じ1カ月当たり16万~27万円が、日本から
出す【思いやり予算】から住宅手当が支払われるので、
高くても借り手はいるという・・。
そう・・日本の税金が回り巡って沖縄の不動産業の方々
に支払われているのだ。

次の映像は【ネイルサロン】・・あるサロンの女性店主は

「7割から8割以上は外国人のお客様でいっぱいです」

と話す・・「基地がもしなくなったら?」の問いには、

「やっぱり営業が出来なくなるっていうのがもう現状です」

もちろん、上記の方々は、不安や騒音、危険をもたらす
基地を歓迎している訳ではない・・。
歓迎はしていないが、日本全国において沖縄は失業率は
ワースト1という現状がある。
その上で【国際コミュニティカレッジ】という専門学校
が紹介される・・なんとこの専門学校は

【祝・昨年度基地就職合格率100%】

という触れ込み・・そう・・基地に就職するための
専門学校・・いや予備校なのだ。
現地では米軍基地は特化した専門学校に通ってまで
就職したい場所でもあるのだ。
番組によると、基地の施設において働いている沖縄県民
は約9000人・・そこでの宮根氏と生徒のやりとりは
興味深いものだった。

〜後編に続く〜

■偏った報道に光【後編】■
https://www.hearts.jp/user-cgi-bin/diarypro/diary.cgi?no=1520

もう1回、誘拐して・・

先日、個人的に大賛美した【Mother】・・。
https://www.hearts.jp/user-cgi-bin/diarypro/diary.cgi?no=1505

子供を奪い母親になった【松雪泰子】の逮捕、
虐待をしていた母親【尾野真千子】&同居男の
逮捕、【松雪泰子】の家族が反社会的な家族として
世間からバッシングを受けるのも想定の範囲内
だったが、今回のラスト3分は突如、涙が溢れ出た・・。

【もう1回、誘拐して・・】

とくるとは・・(T_T)
【松雪泰子】の大人の立場はこちらにおいておいて、
こうした場合の法律はどこまで子供の幸せに沿うのか?
ラストはそこまできちんと描ききる事ができるのか?
さぁ・・次は最終回(6/23)である・・。

ユニクロ×エヴァンゲリオン コラボ

そういや、初めてユニクロでTシャツ買った!(笑)
【ユニクロ×エヴァンゲリオン】のコラボ。
さすが1500円・・生地がペラい・・(笑)
乳首が透けそうです・・(^-^;(爆)●〜*
数種類あったが、できが良かった

ファイル 1512-1.jpg

知っている人にしかわからない【NERVバージョン】
を購入・・(笑)
ん??【旧・NERVマーク】?と思いきや、葉っぱの形と
文字の長さが違う【新劇場版仕様】にしっかりなって
いました・・で、メインはフェルト使用、さらに、
皮をむいたリンゴは通常のTシャツプリントの方法で
重ねてプリントされています!>なかなか・・(^-^;

ファイル 1512-2.jpg

で、裏・・こちらもフェルトで英文がビッシリ!の
構成なんですが、なんとも洗濯したら剥がれて
しまいそうな感じなのが気になります・・(^-^;

ファイル 1512-3.jpg

で、英文拡大!
英文は第一話のミサトとシンジの車内〜ジオフロント
でのセリフが時系列に並んでいます。

ファイル 1512-4.jpg

で、襟元・・結構ここ気に入っている・・(-.-)ボソッ
着てしまったらば、誰にも見えない所が、わざわざ

【非常事態】・・(爆)●〜*

この見えないところが凝っているのは好きです・・(笑)

あと残りの種類は思っていたよりもデザインが
安っぽかったので購入を見送りました。
洗濯したら背中の英文が何文字が消えていそうですが、
飲みに行く時にでも着よう・・(爆)●〜*

【Mother】というとんでもない秀作

今回のドラマの中で、ダントツのレベルで秀逸なのが
松雪泰子主役の

 ファイル 1505-1.jpg

【Mother(https://www.ntv.co.jp/mother/)】

である・・。
このドラマの中枢に据えるキーワードの【母性】
というのはわかるのだが、幼児虐待からの開始に・・
ゴミ袋で子供が捨てられる・・赤ちゃんポストに
入りたい・・と、虐待の描写が生々しくて、一気に
【闇の子供たち】をフラッシュバックさせるというか
【闇の子供たち】をインスパイアしているのか?
真似ているのか?わからないが相当観ていて辛くなる・・。
物語の中で、どうしてこの子が虐待されるに至った
のか?については実は語られていない・・。
でも、自分から離れていっては困る彼の虐待の傍観
(同時に若い彼との情事に邪魔)、その彼の幼児性愛
(ペド)への嫉妬という大きな2つの示唆がきちんと
表現されている・・。
子育てをするにあたって、子供が悪い事をしても
両親2人で怒るのは子供の逃げ場が無くなる・・。
ここでは怒っているのではなく母親と情事の彼の
2人で虐待を行う・・だが、昨今のニュースでも
転がり込んで来た男の虐待は嫌なくらいに耳にする。
そんな事と重なり合うから、この日本においても、
こうした環境にいる子供達がたくさんいる・・と
いうところまで考え込んでしまう・・。

そんな【Mother】・・第1話から、映画のレベル
での絵作りと、下手な役者が1人も出てないという
のもあるが、その中でもとんでもない輝きの子役が
道木怜南役の

ファイル 1505-2.jpg

【芦田愛菜(あしだまな)】ちゃん

個性的な顔立ちにちょっと舌足らずな口調が、
めちゃめちゃ可愛いのだが、この子役を見るだけ
でも時間の無駄にはならない・・。
しかも、この子役・・ドラマ内では7歳という設定
なのだが、実際は5歳で、あの演技を幼稚園児が
しているという信じられない天才さにぶっ飛んだが、
そのまわりを囲む、田中裕子、高畑淳子、山本耕史、
倉科カナ、酒井若菜も空気感を崩さないしっかりと
した支え方なども秀逸である。
中でも、田中裕子の演技の素晴らしさは上質に
作品をグッと締める・・本当に素晴らしい・・。
個人的に主役の【松雪泰子】の設定に、イマイチ
疑問な感じを持っていた・・。
しかし、現在の第6話まで進んでくると【松雪泰子】
の主役は、この無愛想な役柄が的確にハマっている
事にも気付く・・。

そして、子供を奪い母親になった【松雪泰子】、虐待
をしていた母親【尾野真千子】、子供の【松雪泰子】
を捨てた【田中裕子】、養子縁組で【松雪泰子】を
育てた【高畑淳子】、子供を授かった【酒井若菜】・・
と、これでもかというあらゆるパターンの【母性】の
観点からの【愛情とは何か?】を考えさせる
ストーリーが展開しており、もう50分があっと
いう間に終わってしまう・・と、視聴率稼ぎのため
の【ジャニタレの学芸会】とは違う重厚な出来で、
常に観終わった後も、しばらく席から立ち上がれない
ような、全てにおいて素晴らしいとしか言いようが
ないドラマである・・。

個人的に結末は、どう転んでも誰かがアンハッピー
になる結末しか思い浮かばないが(笑)この先、
この展開をキーワードの【母性】と共に、どう
まとめてくれるのか?もう今から待ち遠しくて
たまらない・・。

一応、本日・5月23日(日)13時20分~15時
【Mother】第1話~第6話までまとめたやつを
放送するそうだ・・。
見逃していた方は、ぜひ見てみて下さい・・。

京浜家族【勝ち組コンプリートBOX】

知る人ぞ知る・・テレビ神奈川(tvk)で毎週金曜日の
深夜に放映されていた【京浜家族】・・それがすごく
好きで、途中から偶然見て好きになったものですから、
初期の話を知らないので、DVDになるのを待ちわびていた。
そのDVD

ファイル 1488-1.jpg

     【勝ち組コンプリートBOX】

を買いました。(笑)
無くなったら困ると思って早々と予約注文したんですが、
発売されても全然余っている・・って、マイナーさから
言ったら当たり前ですが・・(爆)●〜*
これを作っている【蛙男商会】・・現在有名なところだと、

【鷹の爪】

という同じようなアニメがあるのだが、そちらは
あまり好きではなかったりする・・(^-^;(笑)

主人公の【ト津川聡】が勤める【(有)京浜広告】の
社員などは、このように、

ファイル 1488-2.jpg

全部、中国顔負けのパクリだったりして、なかなか
そんな部分を探すのもおもしろい!
【宮崎チヒロ】はナウシカ(笑)【社長】は、「いやぁ、
映画って本当にいいもんですね〜」の名ゼリフで有名な
水野晴郎のカツラずれ姿(笑)【金子】はブルース・リー
死亡遊戯でブルース・リーが着用していた黄色の黒線
入りのジャージ(?)を模倣したスーツ(笑)【棟方】
は、版画家の棟方志功氏(笑)と、ちょっと興味を
持った方は、下記から

ファイル 1488-3.jpg

【京浜家族「社長の英断」「幸せのドス青い鳥」】
https://www.nicovideo.jp/watch/1270736603
(生ものなのでお早めに!)

をご覧あれ!ナウシカ、水野晴郎氏、ブルース・リー
死亡遊戯、棟方志功氏がわかる人ならば、結構ツボに
入るはず・・(笑)

さらに、主人公の【ト津川聡】のプライドが高くて
見栄っ張りでありながらのぼやきながらのヘタレっぷり
は、一番見所であるのだが、その奥さん【ト津川絵美】
の設定が、カリスマ料理研究家(卵料理専門)で、
マサチューセッツ工科大学を首席卒業、オックス
フォード大学でMBA(経営学修士)を取得、米海軍
特殊部隊SEALs教官の経歴を持ち、テロリストグループ
を一人で撃退する事も可能な60種類もの暗殺術を持ち、
様々な方面において天才的な能力を持ち世界各国の
要人から業務や相談に呼ばれるなど、様々な依頼の
超過密スケジュールと主婦業を完璧にこなす・・と、
【ト津川聡】とやりすぎな位までに対照的に描いている
のもなかなか計算されている・・。

さあ、みんなこれを観て勝ち組になろう!(゚-゚)b(誤)

愛を読むひと【ネタバレ注意!】

ファイル 1444-1.jpg

随分前に、お客様から紹介されて興味を持って観て、
その後、書いておいたのですが、UPするの忘れて
いました・・(^-^;(笑)

いやいや実は観る前、お客様からプッシュされた
ものの、大きな期待はしていなかった・・(^-^;
映画って、やはりラーメンじゃないが、好き好きが
あるし、自分などは恥ずかしながら【ダイハード】
や【ターミネーター】【24】みたいな

【ババババ!ズドドドド!】

的な、いわゆる【眠くならない】映画が実は一番
好きなものですから・・(^-^;(笑)

しかし、この【愛を読むひと】・・アバターじゃないが、
コンピューターグラフィック全盛の映画が氾濫する昨今、
久々に色々な事を考え、じっくりと展開を楽しむという
どっぷり漬かって、映画に入り込めた素晴らしい作品
でした・・。
ここ最近、この作品を超えている作品があったか?を
振り返ってみると、見当たらないくらいに、個人的
にはここ数年では一番素晴らしい作品でした・・。
(という程、観ていないが・・(爆)●~*)

しかし、主演の女優、前知識無しに観たのですが、
映画を観終わっても【タイタニック】のヒロイン
だった【ケイト・ウィンスレット】とは恥ずかし
ながら、わかりませんでしたよ・・(^-^;
というか、オシャレもしないような女性の役柄で
好演しているというのもあるが、12年の歳月は
重い・・と感じてしまうくらいに年をとって
見える・・(笑)

1958年のドイツの話なのだが、序盤は年上の36歳
の女性・ハンナ(ケイト・ウィンスレット)に恋する
15歳のティーン少年・マイケル(デヴィッド・クロス)
という図式・・大人のお姉さんに優しくされて、
恋愛経験の少ない少年が恋心を抱き、いわゆるSEX
を覚えて、やりたくてやりたくて仕方がない・・
という少年というか男なら誰でも通るだろうと
思われる【猿時代】の話から始まり、

【SEX→学校へ行く→SEX→学校へ行く
 →ちょっと本を読む→SEX】

の繰り返し・・(^-^;(笑)
まるで、映画【個人教授】を地で行くような
展開で、どこが【愛を読むひと】なんだよ・・と
思いましたよ・・(爆)●~*
でも、そうしたやりとりの中でも、自分も歳を
とったせいか、裸のハンナに食われる直前の
マイケルの初々しさ故の

【やばい!食われる!】

というドキドキする表現も、なかなかの体当たり
演技で、う~ん自分もこんな15歳なんて時代に
年上のお姉さんに襲われる感じを体験してみたい!
と下品ながら思っちゃいました!(゚ー゚)\バキ(笑)
ま、それも物語が進んでゆくと、実はSEXを中心の
【禁断の愛】を、描く事が目的ではなく、のちのち
ストーリーの重要な役割を果たす大切な場面で
あった事に後で気付く・・。

マイケルはSEXとの交換条件のように、ハンナに
「本の朗読」を求められ、きっと、当初は意味も
わからずに毎回朗読をするし、観ている側もマイケル
と同じで、意味がわからなかった・・。
その朗読に、ハンナは時には涙を流し、時には怒る・・。
そして、その本の朗読を通して2人の関係は一層
濃厚なものとなる・・。
デート中のレストランでのメニューを手に取った際、
自分で注文をせず・・という不可解な行動、仕事で
事務職への昇進を命ぜられ、喜ぶべき出来事なのに、
直後にいきなりマイケルに何も告げずに失踪・・と、
観ているこちら側もマイケル同様、終始マイケルの
青年らしいあやふやであいまいで訳がわからない的な
自信なさげな目線で追い続けていく・・。

1966年の8年後、マイケルは大学生となり法律を学ぶ・・。
ゼミに参加して傍聴したナチスの戦争犯罪を問う裁判で、
被告の中にハンナがいるのを見つける・・ここから
我々もマイケルと共に裁判を見守る事になるのだが、
ここでもハンナの法廷で不利な証言に対しての不可解な
行動を目の当たりにすると同時に、我々観ている側も
前半の疑問符の付くいくつもの流れが、この事への布石
である事に気付き、これまでのハンナの一連の行動と
初めてリンクを始める事になる・・。

アウシュビッツでの与えられた職務において、ハンナ
なりに看守として悪い悪くないは横に置いておいて、
仕事として忠実に全うしていた事が裁判でわかるのだが、
この姿も当時の車掌の仕事で昇進が認められる所と
きちんと対比させている・・。
その裁判に通ううちに、不利な証言を証明するために
ハンナは筆跡鑑定を求められる・・しかし、ハンナは
拒否、マイケルは彼女の【文盲】であるという秘密に
気付き衝撃を受ける・・さらにこの裁判で、ハンナの
【文盲】である事と同時に、当時、マイケルを年の差が
ありながら起伏の激しい感情・・激しく求めていた姿・・
これも、アウシュビッツでの部分をひと時だけでも
忘れたかったのではないか?などと色々な部分を示唆、
その上で、アウシュビッツの闇の問題をも、深い部分
までは描かれてはいないが我々に程良く問いかける・・
というように、いや~もうこうした映画の途中で
あるにもかかわらず、この作品の醍醐味の一部を
ひしひしと感じる事ができ、実は暗めの作品なのだが、
とても幸せな気分になる・・。

そうした中、ハンナの【文盲】に気付いたマイケルの
心の葛藤が始まるのだが、ここまで観終わってもハンナ
が【文盲】だという事についての断定や説明もない・・
こうした断定する手法を用いない見事な味わいが、
マイケルの一貫した頼りない目線でアウシュビッツを
許さない世論と、自分が証言する事により、ハンナの罪が
軽減される可能性との葛藤を引き立てる・・。
しかし、マイケルは自分の将来を選び、証言をしない・・。
でも、マイケルの立場や将来を考えたら当然の事だと
自分も感じるので違和感はない・・そして、刑務所に
収監されるハンナと、この先、証言をしなかったハンナ
への負い目を感じながらのマイケルの未来・・。

原作を読んでいない先入観のない自分が、やはりワクワク
するのは、

【この先をどう描くのであろう?】

という事であった・・。
しかし、それさえも裏切らなかった。
その後、マイケルは罪滅ぼしのつもりなのかハンナに
自分が朗読したカセットテープを送り続ける・・。
それは、当時、ハンナに本を朗読したかのように・・。
そしてハンナは刑に服しながら獄中でマイケルの朗読の
テープを頼りに字を覚えてゆく・・。
なんという罪滅ぼしと愛がうまく重なったストーリー・・
と浅はかに感じていた自分は、最後にそのレベルで
ストーリーを追いかけていた事に恥ずかしくなる・・。
そう・・字を覚えたのは自分が罪を犯した相手である
ユダヤ人女性へ手紙を書く事だった・・それによって
ハンナ自身の罪を少しでも償おう・・という彼女の
気持ち・・それと同時に読み書き聞きにおいての

【文字という素晴らしい力】

そして現代に関しては、何も苦労する事無く、教育を
受けられ、我々は字を読む事も書く事も不自由なく
学ぶ事ができ、文字を駆使して我々は気持ちや感情を
他人に伝える事ができる・・日本の、そして現代の
人間の幸せ・・そんな事までも改めてこの映画で
感じ取る事ができる・・。

いやいや、どの方向から観たとしても間違いなく素晴らしい
映画でした・・個人的には超お勧めでございます・・。

【ヱヴァンゲリヲン新劇場版×ロッテリア】カレンダー

ダメ人間です・・>やはり欲しくなっちゃいました・・(^-^;
で、買っちゃいました・・(゚ー゚)\バキ(笑)
全国のロッテリアで、11月19日から発売の

■ヱヴァンゲリヲン新劇場版・ロッテリア2010カレンダー■
https://www.lotteria.jp/topics/2009/topics11190000.html

いやいや企画として卓上なのが良い・・ぶら下げるんじゃ、
大人としてなかなか家の中にはかけられないが、卓上なら
さりげなくひっそりと満足できる・・(誤)

と、苦笑はこの位にして、手に取ってみるとビックリ!!
ズシリと結構な重厚感・・その辺で景品に付いてくるペラペラの
卓上カレンダーレベルを想像していましたが、かなりきちんと
作られています・・表紙もブラックで、なかなか良い感じです!

ファイル 1401-1.jpg

開くと、表が【破】裏が【序】と本のようになっている。

ファイル 1401-2.jpg

ファイル 1401-3.jpg

写真のレベルもこだわっているんでしょうね・・かなり金かけて
印刷されているんだろうなぁ・・と思う程、セル画並みの立派な
仕上がりで、1枚1枚の紙の厚さもあります。
これで800円弱ならば個人的には納得です・・。
しかも、持ち歩けるように後ろには便利なメモ帳付き・・って・・

ファイル 1401-4.jpg

なんて便利!(゚ー゚)\バキ(゚ー゚)\バキ
・・って・・おい!持ち歩くのか?・・(爆)●〜*
こんな感じで・・ダメ人間決定ですわ・・はい・・_| ̄|○(笑)

20世紀少年-最終章-ぼくらの旗【ネタバレ注意!】

ファイル 1358-1.jpg

9月1日が定休日で毎月1日は近所の
映画館は全て1000円なので、もう一度
【ヱヴァ】を観ようかと思ったのですが、

【20世紀少年-最終章-ぼくらの旗】

を観る事にしました。20世紀少年は
原作を読んで緻密にできているので、
単発で観るとわからなくなるというか、
前の細かい部分を忘れてしまうような
気がしていたので、本当は最終章が
DVD化された時にでも、第1章、第2章、
最終章と一気に観るつもりだったのだが、
テレビで第1章、第2章とやっていて、
連続で観たので、記憶が定かなうちに
最終章を観たい!と思った次第で
ございます・・(笑)

総合的に感じたのは、やはり堤幸彦
監督の映像はおもしろい!
ただちょっと詰め込みすぎたというか
スピードが早い展開部分もあるので、
原作を知らないと、なかなか追いつけ
ない人も多かったかもしれませんね・・。
とはいえ、映画化は難しいと言われて
いた壮大な【20世紀少年】を脚本監修
を浦沢氏が手がけ、企画の部分で
長崎氏がちゃんと加わっているから
というのもあるが、よくぞここまでに
仕上げた!とビックリである・・。

しかも、それぞれの役者さんが、原作
のイメージを崩さずに演じている事にも
ビックリで、違和感のある役者さんが
一人もいなかった・・。
中でも、カンナ役の平愛梨も素晴らしい
が、実は小泉響子役の木南晴夏は
際立って良かった。
原作が素晴らしいだけに、映画は違和感
だらけになりそうだ・・という個人的な
予想は嬉しい方に大きくはずれた・・(^-^;

【ヱヴァ】みたいに三部作にしようかとも
思ったが、第1章、第2章は、すでに
昔なので、最終章に特化してネタバレも
含め感想を・・まだ観ていない方は、
この先はご注意!(゚-゚)b

第2章までは日本を【ともだち】が
【友民党】の名の下に支配・・。
洗脳施設【ともだちランド】ケンヂ達の
子供の頃の事件、【ともだち】の死亡
&生き返り、新宿の攻防、世界同時
細菌テロと、原作でいう、まだ

【最初のともだち】の正体

すらわからないまま、という、なかなか
素晴らしい引っ張りで最終章へ向かう。
脚本監修を浦沢氏が手がけているから
だろうが、原作の大枠は崩さずに話は
進んでいる・・。

最終章において、結局のところは
【ともだち】が誰なのか?

【原作とは違う結末】

が観たくて自分は映画館に足を運んだ。
先に結論を述べるならば、その期待は
全く裏切られなかった!(゚-゚)b

【ともだち】に関しては、結構色々な伏線
が仕込まれていた・・再び、ロボットが
始動するシーンがあるのだが、運転手
を捕まえると運転しているのは

【ともだち】・・(笑)

おお!新しい展開!と思ったら、マスクを
はずされると、実は個人的には予想通り

【ヨシツネ】・・。

これは、個人的に第2章で堤監督の
トラップに気付いていたから、驚きは
なかった・・その部分を明かすならば、
第2章で撃たれた【ともだち】は面長で
スマートな感じだったが、蘇ったとされる
【ともだち】は丸顔で体型がちょっと
ポッチャリになっていた。

さらに、その裏付けとして、蘇った後の
【しんよげんの書】の進行具合について
の会議の時に【ともだち】の声がボイス
チェンジしていない声で話すシーンが
ある・・その声は【ヨシツネ】だった
からね・・(゚-゚)b

なるほど、最終章を観てみると堤監督
が得意なトラップを最終章へ仕掛けて
いた訳だ・・。

さらに、そこでは終わらず、なんと最終章
では、【ヨシツネ】は、本当の【ともだち】
に影武者をしろと脅かされた!という設定!

なんと【ヨシツネ】は本当の【ともだち】
ではなかった・・。

う〜〜んとなると、やはり【ともだち】は
原作通り【フクベエ】がトリックを使って
死んでいないか、原作では顔が出て
こなかった【カツマタくん】が出てくるかの
どっちかしかないという予測が立つ・・。
でも【フクベエ】じゃ原作に近い終わり方
なので、やはりリアル【カツマタくん】の
ラストを期待して観ていると、お面を
はずした顔は、原作と同じくやはり
【フクベエ】でした。

【おお!】

と思っていたのも束の間・・なんと実は
【ともだち】は

【佐々木蔵之介】(笑)

と表現した方が正しいかも知れない。

なぜ、ここにきて役名でなく俳優の
名前なのか?

劇中の【佐々木蔵之介】は、実は
【カツマタくん】だったのだ。
映画においての【フクベエ】は、なん
小学生の時に急死していた。

【佐々木蔵之介】=【カツマタくん】と
【フクベエ】が似ていたのだろう・。
しかし、ケンヂ達みんなは、それを
忘れていて、同窓会の時に

【カツマタくん】

だったのに【フクベエ】と呼んでしまい
本人も否定しなかった・・というのが
真相・・。
よって、お面をはずした【ともだち】は
【カツマタくん】だという事・・。

この展開は予期してませんでしたよ!

原作よりもわかりやすく、みんな納得
いく締めだと思うな・・。

原作と同じく理科の実験大好き
【カツマタくん】という設定は変わって
おらず、ケンヂがバッチを万引きした
のを【カツマタくん】のせいになり、
それが原因でみんなからいじめられ、
無視され

【存在しない人】

と扱われてしまった・・とここまでは一緒!

しかし、映画はここから先の【ケンヂ】と
【カツマタくん】の関係を非常にわかり
やすくしていた。原作では、

【ケ〜ンヂくん、遊びましょ〜】

と言う程のケンヂとの接点が感じられ
なくて違和感があったが、原作の
【21世紀少年】と同じように、最後に
ケンヂがともだちランドの【バーチャル
アトラクション】の中に入る・・。
すると、原作では出現しなかった
【カツマタくん】が顔出しでガンガン
出てくる・・(笑)

で、【カツマタくん】に謝罪。

中学生の【ケンヂ】と屋上でともだち
になる。
ここで、驚くべき事がわかる・・。
なんと、【ともだち】の支配下の時に、
みんなを力づけてきていた

【グータララ・スーダララ】

の曲の【グータララ・スーダララ】の
歌詞は【カツマタくん】が考えたのだ!

このラストには驚いた!(◎_◎!

この設定だからだろう・・原作ではフェス
ティバルで【ケンヂ】は、この曲を歌わない・・。
しかし、映画では、この歌こそが

【ともだちの証し】

と言いたげに歌い上げるのだ・・。
これは実にわかりやすく、原作とは違う
考え方が出来、その上、色々な【示唆】
をも感じ取る事が出来、もうひとつの
ラストとして個人的にはとても満足する・・。
そして予期できなかったラストである・・。

いやいや【20世紀少年-最終章-
ぼくらの旗】大満足である!!
そして、再び、浦沢直樹氏に脱帽である・・。

ちなみに、原作の方については、こちら
に書いています!

■20世紀少年【マンガの方(笑)】(ネタバレですのでご注意!)■
https://www.hearts.jp/user-cgi-bin/diarypro/diary.cgi?no=1187

原作をご存知の方は、合わせてどうぞ!(゚-゚)b

新世紀ヱヴァンゲリヲン・破【ネタバレ注意!】<弐号記>

前回の<初号記>からの続きぃぃぃ〜(* ̄∇ ̄*)v

さらにその前の<零号記>からの続きぃぃぃ〜(* ̄∇ ̄*)v

ま、そっからいつものシンジのウジウジ。(笑)
それは、個人的にどうでもいいので省略で、第10使徒。
ここでクローズアップは初っぱな出てきたマリ。
凍結されているはずの弐号機でいきなり単独出撃!(笑)
しかも、使徒を倒せずにいると、いきなり

【裏コード!ザ・ビースト!】

ひっくり返りそうになった・・なんじゃそりゃ!(爆)●〜*
弐号機のリミッター棒みたいのがニョキニョキ出て
リミッターがはずれて、その言葉通り猛獣と化す・・
って所なんですが、もっと我々をそそる名称は
無かったのかよぉ・・ダサダサな名称そのまんま
というのはエヴァにはめずらしい・・(笑)
旧劇場版のアスカ覚醒のような荒々しさはありましたが、
第10使徒のATフィールドがバカみたいに強力・・(笑)
しかも、ATフィールドに通常兵器では無理だって
わかっているので、ミサトが【やめなさい!】という
のも無視で、綾波が零号機でミサイルを持ち使徒へ
突っ込む!「う〜ん?なぜだ?」と思いつつ観ていると、
綾波はエントリープラグの中で

【もう碇くんがヱヴァに乗らなくてもいいように・・】

って・・かぁ〜これかい!(-_-;) 
これを綾波に言わせたくてこのシーンかい!(笑)
しかし、綾波・・このシーンでも人気独り占め
じゃんかよ!(笑)
で、零号機、予想通りATフィールド破れずいると、
弐号機がATフィールドを噛み切り無くなった瞬間に
零号機が弐号機を後ろへ突き飛ばし、ここで綾波

【逃げて!弐号機の人!ありがとう・・】

と言いコアめがけてミサイルをぶち込もうとするが届かず、
ミサイルそのまま爆発!>くぅ〜またも綾波・・(笑)
と、突き飛ばされちゃった弐号機・・ここは偶然にも
シンジが非難しているシェルターに突っ込んでくる・・
ってエヴァが乗っかって壊れるんじゃ、全然シェルター
の役割果たしてないじゃん!というツッコミはこっちに
置いておいて(笑)

【あぁ、そういう事ね。さっさと逃げなよ・・】

とマリが弐号機の手に乗せシンジを外へ出す。
で、外ではコゲコゲ零号機が使徒が捕食し取り込み
女性の姿に変化、が、マヤが【目標の識別信号が
<零号機>に切り替わります!】ときた!なるほど!
取り込むと零号機と認識させる力を持っていた訳か。
で、ターミナルドグマ(十字架にはりついたリリス)
を目指す・・この辺は初めて見る人は、ちょっと
わかりにくいかもしれませんね・・要は、あとから
きちんとリツコとミサトが叫びながら説明をする形を
とっているが、零号機を取り込み、サードインパクト
を引き起こそうとしているという事・・。
個人的にはこれなら合点がいくし、非常にわかりやすいし、
理解に苦しまない展開です。

一方ネルフでは、初号機はダミープラグが拒絶、ゲンドウが

【私を拒絶するつもりか、ユイ】

とつぶやく所から、初号機はシンジのお母さん【ユイ】
そのもの(コア)であるのでは?というテレビ版と
同じ仮説が立つ・・となると、零号機、弐号機のコアは?
実は、この部分はテレビ版ではある程度わかっているが、
今度こそはしっかりと説明してくれるとうれしいな・・。

この辺まではしっかりとしたテンポでの描写なのだが、
急にここからテンポが速くなる・・なんたって、シンジ、
ネルフ本部へ走りすぐに初号機に到着!(笑)

【僕はヱヴァンゲリヲン初号機パイロット、碇シンジです!】

とウジウジ草食系からまたまた急展開で男らしくなる
・・って、早い!早すぎる!(笑)
さらに、綾波を助け出す時も

【綾波は綾波しかいない、だから今助ける!】
【こい!綾波!!】

ときた・・どんどんと男らくなるシンジ・・劇中で
力強くなっているという事は、最後はテレビ版のような
シンジの心の物語の結末ではなさそうな気配・・(笑)
安心した(爆)●〜*

なんて観ていたら、初号機の頭には光の輪が現れた。
これはシンジは人から神の領域に達した?とでも示唆
しているのかな?でも、最後のカヲルの六号機も
光の輪が現れていた。
となると、何を意味しているのか?う〜〜ん・・。

しかしよぉ・・せっかくそんなシーンなのに百歩譲って、
参号機殲滅の【今日の日はさようなら】は目をつぶった
としても、この【翼を下さい】はよぉ・・全然ダメだろうよ。
内容やマッチング以前に、大問題は林原の歌・・これが
上手ならいいのだが、聞くに堪えないヘタクソすぎ!
それでもって、自分の感覚の中では【翼を下さい】は
全くマッチングもしていない・・。
が、そのヘタな歌に惑わされず、内容は綾波を救い出し、
シンジが望んでない(わかっていない)とはいえ、
初号機と零号機が融合してサードインパクトが起きよう
とする・・う〜んわかりやすい!
良いラストなんじゃないの!!(゚-゚)b
って感じで、宇多田ヒカルのエンディング曲を聴き
ながら予告編を楽しみにしていると、最後はまた
カヲルいいとこ取り!(爆)●〜*
どんだけ引っ張るんだよ・・(爆)●〜*

と、あのままだとサードインパクトで人類消滅、カヲル曰く、

【さあ、約束の時だ!碇シンジくん・・今度こそ
 キミだけは幸せにしてみせる!】

というところからも、シンジが望んでいないサード
インパクトは引き起こさせないという事で
【ロンギヌスの槍】という事かぁ?
いやいや、最後で【ロンギヌスの槍】とは・・
参りました・・(笑)

しかし、カヲル・・プラグスーツを着てエヴァ六号機
に乗っているんだが、どっから調達してきたんだよ(笑)
・・と、まあ、【序】の最後でゼーレに指示されて
いましたからゼーレから調達してきているんだろうけど、
いかにも普通になっちゃったな・・(笑)
だって、プラグスーツを着てまでの六号機とのシンクロ
・・という普通の人間パイロットと同じ手法での乗車
という事は、今回、カヲルはもしかして使徒じゃないのか?
って思っちゃうよな・・(笑)
ゲンドウの望むサードインパクトはやらせない・・という
【ロンギヌスの槍】の登場はいいのだが、それ以前に、
カヲルは【ロンギヌスの槍】をそもそもどこから持って
きたのよ?(笑)
今回はサードインパクトへの流れの中で、チラっと
描写されていた地下に封印されている【リリス】には、
きちんと【ロンギヌスの槍】は刺さっていたしね・・。
という事は【まごころを、君に】で量産型エヴァンゲリオン
は、これのコピーを持っていたから、今回出てきた
【ロンギヌスの槍】はゼーレのコピー品のという事か・・。
だから、予告編では六号機はドグマへ降りてゆく・・??
でも、先日、テレビで【序】をやっていたので、じっくり
観させてもらったのだが、ミサトがシンジをドグマに
連れて行くのだが、その時の【リリス】は面が違っていた
のも気になるが、それだけでなく、最後のカヲルが棺から
出てくるシーンに、【ロンギヌスの槍】が刺さっていない
【アダム】らしきものも存在していた・・。
この辺の真偽の解明も楽しみぃ!
そして、今回はメガネ・・メガネ・・メガネとメガネ
マニアを引きつけるためかと思うくらいにあざとかった
メガネっ娘マリの謎・・もしかしたら、左目眼帯の
アスカは式波でなく惣流だったりしてな・・(爆)●〜*

と・・こんなに謎をまたまた山積みにしておいて、
次回の【Quickening】・・ちゃんとこの辺の謎を
説明してくれんだろうな?・・(爆)●〜*
しかし、次回作は【Quickening=急】かと思いきや、
調べてみたら【Quickening=胎動】の事・・予告編では、

【胎動するヱヴァ八号機とそのパイロット】

という事から、新たな考え方でのストリーなのか?
それとも、アダムを卵の状態に還元しようとして
起こったのがセカンドインパクトだった・・テレビ版
では、加持がゲンドウに渡したのが、その胎児状態
のものだったが、それは南極大陸でアダムを卵に
還元したものだった・・よって、ゲンドウが語った

【人類保管の扉を開くネブカドレザルの鍵】

が、この辺のあたりを絡めてくる【胎動】のかも
しれません・・。
いずれにしろ【Quickening=胎動】という個人的には
予想外のサブタイトルには非常に期待大な2年後なのです!

という事で、今回の【ヱヴァンゲリヲン新劇場版・破】・・
期待を裏切らなかったなんてレベルでなく、良かった・・
本当に面白かった・・ (*´∀`*)