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地震の怖さ【能登半島地震】

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またも、ノーマークの場所での大地震だ。
最近は、来る来ると噂されている【東海地震】なんて
全然こないのに、予測されていない所での地震が
目立つ・・。

石川県の友人の所がまさにその所で、電話は通じないし、
携帯も通じないし、メールも返ってこないしで、ちょっと
ビビったけど、夜には携帯がつながって無事を確認・・。
しかし、本人いわく

【テレビはすっとんでくるわ、タンスは倒れるわで大変。
 メチャクチャだよ】

との事・・。 そもそも電話で話している自体が恐らく
迷惑だと思い早々に切った。
でも、無事を確認できるとやはりちょっと安心。(^-^;

そうはいうものの、一夜明けてテレビでみる限りでは、
新潟や阪神大震災の凄さはないものの、道路の崩壊や、
家屋の崩壊はやはりすごいもんですね。
コンビニの映像などもテレビでやっていたが、すごい
揺れだもんね・・。
国土地理院の発表では、志賀町富来が南西方向へ約25cm、
穴水町大町が北西方向へ約13cm移動したと発表して
いましたから、陸地自体が移動している・・(^-^;

この地震の強さを示す目安の一つとして使われる【ガル】、
【能登半島地震】で記録された揺れの最大加速度は、
午前9時42分に石川県志賀町で観測された945ガルと
発表した。
1995年1月の阪神大震災の際、神戸海洋気象台での
観測値から算出されたのは891ガルで、それを上回るという。
しかし、2005年10月の新潟県中越地震の際に、
同県川口町で2515ガルを記録。
2000年10月の鳥取県西部地震では、同県日野町で
1584ガルの最大加速度が観測されており、 それよりは小さい。
あくまでも加速度だけを表現しており、揺れの継続時間
は反映していないため、被害の大きさと直接結びつく
わけではないそうだが、今回の【能登半島地震】は
【大地震】という位置づけよりも【中地震】の位置づけ
だそうだ。

もう20年も前になるが、1988年に発刊された【広瀬隆】著の

【北陸が日本地図から消える日〜能登原発恐怖の疑惑!〜】

15分間も臨界状態に陥っていたり、検査記録を改ざんで
有名になった【志賀原発】付近に大断層があり、危険と
指摘していた本だ。
しかしながら、今回は幸い、志賀1号機で平成11年に
発生した臨界事故の判明、志賀2号機の低圧タービン羽根
損傷や数々の品質管理上の問題などにより、現在、両機
とも運転を停止して いるという。
この時に今回の【能登半島地震】が起きたというこれ以上に
ない見事な【良い方への偶然】で本当に良かった・・。
これがまたも【臨界状態】の時だったら、もしかしたら、
本の通り北陸が日本地図から消えていたかもしれない・・。
あ、もちろん、土地がなくなる事はないから、人が住めない
土地になるという事ね・・。
原発だけは考えただけでもゾッとする・・。