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【違った格差】が広がる政策は大迷惑 

「政府は2007年度から、【家族の日】を制定する方針を決めた。続き
 安倍首相の重視する家族や地域のきずなの重要性を考えるきっかけにしてもらおうというもの。
 11(いい)23(ファミリー)の語呂合わせなどから、祝日でもある11月23日を軸に調整している。
 安倍首相は、所信表明演説で【家族の価値を社会全体で共有できるよう意識改革に取り組む】と
 表明している。【家族の日】制定は、そのための具体策の一つ。首相や有識者による家族を
 テーマにしたフォーラムの開催や、家族や地域のきずなを深める活動を表彰することなどを
 検討している。また、家族の日の前後に【家族の週間】を設け、期間中は残業などをせずに
 早く帰宅することなどを、国民や企業に呼びかける方針だ。飲食店や映画館などに賛同を
 呼びかけ、家族割引などのサービスを実施することも検討する」

また、サラリーマン主体の【土・日・祝日】が休みの家族の事だけしか考えていない。
例えば、東京豊洲のららぽーとにオープンした子供の職業体験施設【キッザニア】で
親がこうした仕事が体験できる施設はうれしいなどと口々に言っていますが、
【キッザニア】にある仕事のほとんどは【土・日・祝日】休みでない仕事なんですよね。
さらに、

【飲食店や映画館などに賛同を呼びかけ、家族割引などのサービスを実施することも検討する。】

という事は、例えばサービス業は、そいつらの為に割引きして【利益率を下げて安価で働け】!
サービス業が親の子供は【家族の価値など考えずに我慢しろ】!その親は【休むな】!と
公然に発表している・・。 そうした

【裏で働いている人たちの家族】

の事を考えたら、逆にこういう日を作ってはいけないのだ。
さらに言うならば、国民のみんながホワイトカラーの仕事をチョイスしたら世の中が
成り立たないのに、【土・日・祝日】休みの家族しか恩恵を得られない政策はおかしい・・。
なぜ、そうした簡単な事がわからないのか?
そうした事を考えている官僚が【土・日・祝日】休みの仕事だからなのだ。
うちは子供がいますが、自分が【土・日・祝日】休みでない仕事なので、GWなどは
本当にどこにも行けない。GW終わって学校に行くと、GWにどこにも行っていないのは
うちの子供だけだったりする・・。そのかわり、夏休みに埋め合わせをするのだが、
子供はGWの時にこそ、友達と話す為にどこかに行きたいんですよね。
そこを騙しながらやっている【土・日・祝日】休みでない家族のツラさ・・。
こうした子供に対して【違った格差】が広がる政策は大迷惑である。

さらに、そもそも、今まではそうした事を考え、【家族】や【親族】とのつながりなどを
考えるのが

【お正月】

だったのだ。のんびりと時を過ごし語り合う。
それをお金を消費するだとか、家の中ではやる事を見つけられず、つまらないため、
外の刺激を求めないと家族のつながりを維持できなくなっている。
そして、学校を【週休2日】にしたのも、その【家族の時間を多くする】方向性だったのに
結果は、子供が家族とはバラバラにゲームをしている、塾に行くなど全然意味がなかった。
全てにおいて【家族】が破綻しているこの国で、そんな日は無意味なのだ。
とはいうものの、11月23日は、そもそも【勤労感謝の日】で祝日なので、いまさら何の日に
なろうが、どうでもいいといえばどうでもいいのだが・・(゚-゜)\バキ(自爆)w