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衆院千葉7区補選・小沢民主初陣飾る

4/23日の衆院千葉7区(松戸市北部、野田市、流山市)補欠選挙。

太田和美氏(26・民主党公認の前千葉県議)87049票
斎藤 健氏(46・自民党の前埼玉県副知事)86091票

と955票差。僅差でも公明党の支持ももらっていた自民党候補を
破った意味は大きい・・。
補選というのは盛り上がらず、投票率も30〜40%という時が
普通で、投票率が低い選挙はどうしても自民党が有利の場合が
多いそうだ。
しかし、今回の補選は、自民党前議員の松本和巳氏が公職選挙法
違反事件で辞職したのを受けた「自民党の悪」というレッテルで
始まったものだったのと、斎藤健氏陣営が

「太田和美はキャバクラ嬢だった。」

と実は本当の事だったらしいが、本当の事でも「怪文書を流した
のは斉藤陣営」という構図がみえみえになり、逆に嫌悪感となり
マイナスに働いたのと、投票率が

「49.63%」

と補選としては普通の30〜40%を軽く超え盛り上がって
しまったため、その超えた部分の票が

「小沢民主党への期待」

という事で流れた結果というのが今回の選挙評らしい。
しかし、同じく4/23の任期満了による「米軍普天間基地問題」
で揺れる沖縄の市長選でも

「自民党は敗北」

反対派の東門美津子氏(63・前衆院議員、無所属、社民、共産、
社大、民主、自由連合推薦)が当選、さらに同じく4/23に
「米空母艦載機部隊の移転受け入れ」で揺れる山口県岩国市長選も、

「自民党は敗北」

反対派の井原勝介氏(55・旧岩国市長・無所属)が当選、
さらにさらに、同じく4/23の広島県東広島市長選では
自民党・中川政調会長の二男で元秘書の中川俊直氏(35)が
出馬するも落選と、ここでも

「自民党は敗北」

蔵田義雄氏(54・無所属)が当選している。とこの日は
自民党は4連敗という非常事態であるという事になる。
やはり、前回の昨年9月の衆院選で

「自民党を勝たせすぎた」

という空気、そのため、米軍関連事項は自民党中心で勝手に
決まり、沖縄、岩国は反発したのと、国民はやはりアメリカ
のような

「2大政党」

現実化への期待の中、「新生・小沢民主党」への期待が高まって
いるという事だろう。
しかし、民主党はこれからが大変である。
また「メール問題」のようなくだらない問題でくじけない事を祈る。