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郵政民営化法案造反組・参院に大甘処分

衆議院議員には厳しい処分だった「郵政民営化法案造反」。
自民党の党紀委員会が10/28に参議院議員の処分が発表
されるとあって、かなり興味があったが、発表された
ものは大甘処分だった。

まあ、与野党勢力の差が少ない参院が危機的状況に陥る
可能性がある事をふまえれば仕方のない話なのかも
しれないが・・。
でも、衆院の「除名&離党勧告」と参院の「役職停止
止まり&執行猶予」ではやはり不公平である。
気になる所と言えば「女性宰相」に一番近いと言われて
いた野田聖子議員・・今国会は自己保身と受け取れる
「法案賛成」に寝返ったが「離党勧告」。
このままでは、次回の選挙でかなりの票が消えるのでは
ないかと思われる。2005年選挙得票も、

野田聖子  無所属   前  96985  
佐藤ゆかり 自由民主党 新  81189

という接戦だった所をみると、
次回の選挙までに、自民党へ「復党」しないと、
佐藤ゆかり議員に票が移動し、惨敗する可能性がある。
しかし、同じ地盤に佐藤ゆかり議員がいるとなると、
事実上「復党」難しい。
が、野田聖子議員は元郵政大臣をやる程の実力者では
ありますから、自民党のウルトラCとして、佐藤ゆかり
議員はそもそも「岐阜出身」な訳ではないですから、
他の地域にまわし、野田聖子議員復党というミラクル
な可能性もある。(ないかな?・・・(^-^;)
こうしてみると、結果論ではもしかしたら

「解散&総選挙をしたかった小泉首相は、今回の選挙
 の大勝利を確信していたから参院で反対させた」

という考え方もできるが、選挙前までに、あそこまで
の「自民圧勝」を想像できた人達は存在しなかった
でしょうからやはり小泉首相にツキがあり、小泉首相
以外に改革ができる次の人物がいない悲壮感なんで
しょうね。