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ためしてガッテン「気になる毛髪トラブル最新対策」

先日放送された「ためしてガッテン」の

「気になる毛髪トラブル最新対策」

シャンプーの語源、ハゲている人は長い髪よりも
成長途中の短い毛が抜けている、シャンプー方法、
円形脱毛は今は病気の位置づけであるという事、
なぜ男性型脱毛症が起こるのか?など、結構、
わかりやすく、番組始まりから2/3は問題定義の
位置づけでは、きっちり「今」の情報で発表されていた。

で、ここまで詳しくやっているからには、最後に
どんな解決方法が待ちかまえているのだろうと
ワクワクして待っていると、専門家をお呼びして
おりますという事で、医者が出てきたので、
嫌な予感がし、急にワクワク感が消えた。
結局の所、最後がどんな対処法が出てくる
のか?と思ったら、出てきたのが

「ミノキシジル」と「フィナステライド」・・_| ̄|○

これらは、脱毛を治す薬ではない。脱毛を
おさえる(対処法の)薬だ・・。
だからどちらも、やめたら元に戻る・・。
一生使い続けなければならない薬なのだ・・。
しかも、薬というのは必ず副作用がある・・。
短期間で使うのなら、それほど心配はいらないが、
これら「薬」はずっと使い続ける事に恐ろしさが
あるのだ・・。

「ミノキシジル」は一般的に頭頂部(頭のてっぺん)
が薄くなった人で、直径が10cm以下で、
脱毛歴5年以内の場合となっている・・。
副作用として「血圧に影響」「心臓や腎臓に影響」
「むくみを増強させる」「傷等を悪化させる」という
可能性があります。
日本のものとして「リアップ」などでは「かぶれ」
「炎症」「断毛」などの副作用も報告されて
いますので、かなり注意が必要です。

「フィナステライド」は番組内でも言っていた通り、
テストステロン(男性ホルモン)を活性化された
ディヒドロテストステロン(DHT)に変化させるのは、
還元酵素によって行われていますので、この酵素の
活性阻害剤として見つかったのが「フィナステライド」。

前立腺肥大症で悩んでいた男性がこの薬を
服用していたところ頭や体に毛が生えてきた!
という事で一躍脚光を浴びることになった薬です。
男性ホルモンを抑制する薬ですから当然「性力減退」
「インポテンツ」「性欲減退」「精子の減少」などの
副作用が報告されています・・。

さらに、耐性についてはこれがステロイド剤である
ことから、2年目で1年目の効果の約半分になり、
さらに次の年はその半分にというように、効果が
加速的に減る形で耐性がついていくという情報も
あります・・必然的に若い人には向かない薬、
やはり常用する薬ではないのです。

まるで夢の薬が発明されているかのような発表は
やめてほしいなぁ・・。
テレビの影響は大きいんだから、徳島大学の先生
も夢ばかりでなく、巨大な副作用もきちんと話して
くれないと・・。
シャンプー方法は、指をスライドさせなければ、
あの方法で良いでしょう!(゚-゚)b