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JR福知山線・脱線衝突事故

JR福知山線の快速電車脱線衝突事故・・すごいですね。

ただ写真や映像を見るだけじゃ、一体どのようにして衝突したのか?が
ちょっとわからない位にひどい有様だね・・。テレビで見る限りでは、
1両目はマンションの鉄骨を折って1階の駐車&駐輪場に潜り込んで、
2両目はマンションに巻き付いている・・・。すごい・・・(^-^;
車内には約580人いて、うち死者70人を超え、470人以上が負傷。
それ以前に、あの事故で大丈夫な人が30人もいる事自体が不思議だ。
運転手が23歳で免許を取得11ヶ月のせいではないか?みたいな報道も
あるが、同じ23歳で免許を取得して11ヶ月でも、きちんと運転している
人もいるのでしょうから、試運転での事故ならともかく、前線に送り込まれ、
金を払った乗客を乗せたからには、それは言い訳にはならない・・。
JR西日本の話によると、伊丹駅で8mオーバーランをして「1分半」遅れたそうだ。
それが2つ先の塚口駅の通過時には1分の遅れとなり30秒を取り戻したという。
店がヒマだったのも手伝って(笑)色々とジョルダンで調べてみた。
伊丹駅→塚口駅だと「各停」しか出てこないので「快速」の速度を調べるべく
伊丹駅→尼崎駅を調べてみた。距離は5.8km、「快速」での走行時間は5分で
着くと出てきた。ちょっと計算してみた。「5.8km÷5分=約70km」という事で
平均約70kmで走行、実際には5分の中に停車&発進&徐行があるから、事実上は
最高時速の時は約80km〜90kmで走っていたのではないかと思われる。(正常時)
で、伊丹駅→塚口駅の距離を調べてみたら3.3km。この距離を「快速」なので、
駅に止まらずに通過という事で、この3.3kmを平均80kmで走ったとする。
すると「3.3km÷80km=約2分半」となる。この2分半を正常時とすると、
今回の運転手はそれを30秒取り戻して走ったわけだから、2分で走った事になる。
となると「3.3km÷2分=約100km」の速度という事になる。
さらに疑ってかかる事にしてみる。「快速」なのでもう少し速かったとして、
伊丹駅→塚口駅を平均90kmで正常時に走っていたとしよう。
すると、「3.3km÷90km=約2分10秒」となる。それを30秒取り戻して走った
わけだから、1分40秒ほどで走った事となる。それを計算してみると、なんと
「3.3km÷1分40秒=約120km」という恐ろしい数字になる・・・。
この「快速」電車の最高速度は120kmと発表されているから、そうだとしたら
フルスロットルで走っていた事になる・・・(^-^;
運行の遅延に関しては厳しい罰則があったと一部報道で言われている。
その厳しさについてまでは言及していなかったが、それにおびえる新人・運転手
という構図、また、現場付近の線路に、白い粉のようなものがあったとの報告も
あり、置き石の可能性もあるそうだ。奇しくも「伊丹駅での8mオーバーラン」、
「運行の遅延における厳しい罰則」「速度超過には反応しない旧式のATS」、
「置き石の可能性」など一気に全てが重なった感の事故だが、事故をする時
なんて、どんな事故でも現実は、いくつもの要素が同時に一気に絡み合って
起こるんだよね・・・。(´ヘ`;)ハァ