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人類の絶滅が正しい道

先日、国連の気候行動サミットに登壇し、
怒りを込めたスピーチで話題になった
スウェーデンのグレタ・トゥンベリさんが
スペインで12月2日から開幕した「国連
気候変動枠組み条約第25回締約国会議
(COP25)」参加のため、隣国ポルトガル
のリスボンにヨットで上陸した。

彼女は自身を「アスペルガー」であると
明言している。
「アスペルガー」の特徴として、非常事態
であっても融通性のない「こだわり」が
あって、他の手段への変更ができないそう
だが、あのスピーチ自体その典型的な形
だろうな・・。
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<国連でのグレタ・トゥンベリさんのスピーチ全文>

私から皆さんへのメッセージ、それは「私たちはあなたたちを見ている」ということです。私は今、この壇上にいるべきではありません。私は海の向こうで学校に行っているべきです。それなのに、あなたたちは私に希望を求めてここにきたのですか?よくそんなことができますね!あなたたちは空っぽの言葉で、私の夢そして子供時代を奪いました。それでも私はまだ恵まれている方です。多くの人たちが苦しんでいます。多くの人たちが死んでいます。全ての生態系が破壊されています。私たちは大量絶滅の始まりにいます。それなのにあなたたちが話しているのは、お金の事と、経済発展がいつまでも続くというおとぎ話ばかり。恥ずかしくないんでしょうか。30年以上にわたって、科学ははっきりと示してきました。それに目をそむけて、ここにやって来て、自分たちはやるべきことをやっていると、どうして言えるのでしょうか。必要とされている政治や解決策はどこにも見当たりません。あなたたちは私たちに“耳を傾けている”、そして緊急性を理解していると言います。しかしどれだけ私が怒り悲しんでいようとも、私はそれを信じたくありません。なぜなら、もしあなたたちが状況を理解していながら行動を起こしていないのであれば、それはあなたたちが邪悪な人間ということになるからです。私はそれを信じたくありません。二酸化炭素排出量を10年で半分に減らしたとしても、地球の平均気温を1.5℃以下に抑えるという目標を達成する可能性は50%しかありません。そしてそれによる取り戻しのつかない連鎖反応を埋め合わせることは、制御不能になります。あなた方は50%でいいと思っているのかも知れません。しかしその数字には、ティッピング・ポイント(小さな変化が集まって、大きな変化を起こす分岐点)やフィードバックループ(フィードバックを繰り返して改善していくこと)、空気汚染に隠されたさらなる温暖化、そして環境正義や平等性などの要素は含まれていません。そして、私たちや私たちの子供の世代に任せっきりで、何千億トンもの二酸化炭素を吸っている。私たちは50%のリスクを受け入れられません。私たちは、結果とともに生きなければいけないのです。「気候変動に関する政府間パネル」が発表した、地球の温度上昇を1.5℃以下に抑える可能性を67%にするために残っている二酸化炭素の量は、2018年1月の時点で420ギガトンでした。今日、その数字はすでに350ギガトンにまで減っている。なぜこれまでと同じやり方で、そしていくつかの技術的な解決策があれば、この問題が解決できるかのように振舞っていられるのでしょうか。現在の排出量レベルを続ければ、残っているカーボンバジェット(温室効果ガス累積排出量の上限)は、8年半以内に使い切ってしまいます。しかしこの現状に沿った解決策や計画は作られないでしょう。なぜならこの数字は、とても居心地が悪いから。そしてあなたたちは、それを私たちにはっきりと言えるほど十分に成熟していない。あなたたちは、私たちを失望させている。しかし、若い世代はあなたたちの裏切りに気づき始めています。未来の世代の目は、あなたたちに向けられている。もしあなたたちが裏切ることを選ぶのであれば、私たちは決して許しません。私たちはこのまま、あなたたちを見逃すわけにはいかない。 今この場所、この時点で一線を引きます。世界は目覚め始めています。変化が訪れようとしています。あなたたちが望もうが望むまいが。
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間違っていると気付かないフリをしている
のか?純粋に間違っていないと思っている
のか?もう、ある大人達に洗脳された数字
がいくつも出て来る・・。

それが正しいか?正しくないか?は横に
置いておいて、ひとまず専門家の温暖化
理論が正しいとするならば、一番の問題は
これを止めるには産業やその他の発展を
止めなければダメだという事。

このグレタさんは

「下の世代にツケを回した」

「経済成長しか考えていない」

と言うが、スウェーデンという先進国で育ち
ながら、病気に殺される事無く薬や医療の
お陰で今まで育ち、裸で来たならともかく
服を着ている。
恐らく現在の宿泊はどこか建築技術によって
建てられた屋根のある所だろう・・。
野宿ではないはずだ・・。
ヨットで来るのだって、プラスチックや生地、
金属加工の技術が無ければヨットが出来上が
らないし、彼女がSNSで発信するスマート
フォンだって出来上がらない・・。
単純に簡単に思いつくこれらの部分だけでも、
産業や経済の発展の恩恵がなければ成り立た
ないし、グレタさんもこのCOP25に間に合う
ように参加も出来ないのである・・。

で、世の中は先に産業や経済が発展し維持
しようとする先進国と、今まさに発展しよう
としている途上国がある。
そしてどの国にも人が暮らしている。
どの国も原始時代に戻りたい国などひとつも
無いだろうし、他国の為に自国だけ理由を
つけられて大きな負担をさせられるのはイヤ
だし、先に発展した先進国は温暖化の事など
考えず勝手な事をしてきて、今、後進国は
温暖化の事など考えてコレはダメ、アレはダメ
というのはズルい!と考えるのも理解できる訳だ。

結果、どの人間も多かれ少なかれエゴイスト
(他のこうむる不利益を省みず、自らの利益
だけを求めて行動する)である。

だからどこぞの国は積極的でもどこぞの国は
消極的・・となる訳で、要はそのバランスを
取るのが難しい・・だから大人の世界は難しく、
先に進まないんだわ。┐('~`;)┌

個人的にこの温暖化対策・・そもそも
平均気温が下がったらそれで良いのか?
って話。
仮に真ん中のゾーンの温度変化が昨年と
変わらなかったとして、どこかで氷点下
50℃が3ヶ月も続いて、どこかで最高気温
50℃が2ヶ月だったから、平均を取れば
昨年より平均気温が下がったので、温暖化は
良い方向へ向かっているのか?じゃないが、
平均が変わっても、氷点下と高温問題の
どちらも解決しないんだわ・・。

何が言いたいのか?というと、これは
人間の手に負える事では無いという事。
グレタさんが語るカーボンバジェット
(温室効果ガス累積排出量の上限)を
仮に8年半以内に使い切らず15年まで
保たせたところで、細かい部分での色々な
地域の環境の変化などほぼ変わらないよ。

要は地球がなるようにしかならない訳で、
暑くなったり、寒くなったりの幅が大きく
なりすぎて人類が死滅したのならば、
それは地球が選んだ道であり、もっという
ならこの世の中で一番地球として邪魔なのは
人間ですから、それを死滅させるための実は
地球の働き・・自浄作用っていうかね、
そんな感じなんじゃないか?と思うわけよ。

それを防ぐ為に人間の理論でこうすれば
うまくいくはず・・などと考える事自体、エゴ
であり、結果、人間の存在自体がエゴと
いう事は、やはり生態系の為にも早く絶滅
するのが正しい道・・。
地球の怒りを受け入れなさいという事・・。
人間は皆、自分がかわいいんですから・・。