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永松茂久氏セミナー【心の壁の壊し方】<後編>

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前編からの続き!(^^*)

【ワーク】で自分を吐き出し心の壁をぶちこわし、
最後に永松氏は、著書の「感動の条件」にある
【特攻隊】について語る・・。
これは著書に載っていた経歴で知っていたが、
永松氏は、鹿児島県の特攻隊記念館で有名な
知覧にある「ホタル館 鳥浜食堂」の特任大使を
努めていらっしゃる・・そう・・今回、最後まで
聞いてみると、著書の「心の壁の壊し方」と
「感動の条件」の合作内容である事に気付く・・。

【特攻隊】については個人的には普通の人間より
はそれなりに詳しく知っている人間ではあるので、
具体的な部分はどうでもいい・・。
永松氏のおっしゃる「個でなく公のために・・」
というのは、多くの方々が叫んでいる事・・。
ただ、自分も苦戦しなかなか説明しにくかった
【違和感】を永松氏が見事に解き明かしてくれた。

それを改めて考えてみたい。

まず、自分を中心に最大は日本国に設定し、その
パイを大きくし繋げてみる・・。
自分は横浜なので、当たり前だが下記のような
展開になる。

【自分→家(家族)→会社や店→町→区→市→県→関東→日本】

ここまでは別に問題はない。
でも、自分が感じている【違和感】は「関東」と
「日本」の間にある・・それは永松氏と一緒だ。
そこで永松氏はこう分けた。

【自分→家(家族)→店・会社→町→区→市→県→関東】

ここまでは【愛郷心】と言われ褒められる。

しかし、その先にある「日本」は【愛郷心】では
なく【愛国心】に変わる・・。
すると途端に煙たがられる・・。
そう・・自分の住んでいる国の事の過去や国民
として・・なんて話を始めると自分もいつもそうだが、

「お前、右翼なの?」

ネットでは、

「ネトウヨ」

と茶化される・・。

ちょっと分かりにくくなったので、細かく見てみよう。

まず「自分」・・自分の事を話したり、自分を守るため
に生きている!自分が好きなんだ!・・と別に違和感は
無い・・。
で、「家」・・自分のマイホームが好き!家族が好き!
家族の為なら頑張れる!・・と、これも【違和感】は無い。
そして次の「会社や店」・・これもこのために頑張って
行く事、勤めている会社が好き!経営している店が好き!
・・と、これも【違和感】は無い・・。
その先の「町」町内会で頑張ろう!自分の住んでいる町を
盛り上げよう!さらに「区」「市」も然りだ・・。
全然、【違和感】は無い・・。
今度は「県」「関東」だ・・これは高校野球やサッカーの
サポーター・・ではないが、みんなで応援をしたり、
被災地もそうだが「東北頑張れ!」と素敵な事だったり
する・・。
しかし、今度はその先の「日本」・・。
「頑張れニッポン!」とオリンピックでは旗を掲げて
応援する・・君が代を歌う・・。
でも、過去の戦争の話になると途端に眉をしかめる・・。
そんなに戦争を戦ってくれた人たち、国が悪だったのか?

「靖国で会ひましょう」

と死んで行った方々を、今の都合で中国と韓国が嫌がる
から、別な追悼施設を作って魂を移動しよう!
という現代の価値観で過去を裁く事の愚かさ・・。
「ネトウヨ」と言って茶化す愚かさ・・。
急に「日本」の事となると、急に周りの空気が変わる
ものすごい【違和感】を覚えるのだ・・。

当時、天皇主権の時代だった時に誰が一番の戦争責任者
なのか?と言ったら、悪いがA級戦犯ではない・・。

天皇陛下なのだ。。

別に天皇陛下を罵れ!責任を追及しろ!と言っている
のではない・・。
国民は天皇陛下と会えば、みんな笑顔になるじゃないか!
その当時は天皇陛下の代わりに時代の礎になって死んで
行った方々に分け隔てなく笑顔になってありがとうと
言えないのか?眉間にシワを寄せて「ネットウヨ」と
なるのか?

【愛郷心】のように【愛国心】を考える・・。
【個】のように【公】を考える・・。
これを【For You】という横文字してしまう事には、
違った意味で【違和感】を覚えるが、永松氏が最後に
解き明かしてくれた事を含め、素敵なセミナーでした。

ありがとうございました。