記事一覧

違う実験をやっちゃったんじゃないかと・・

*************************************
<衝突回避乗用車>試乗会でフェンス衝突 運転手ら2人けが
(毎日新聞 ・2013年11月11日)
 埼玉県警深谷署は11日、同県深谷市山河の自動車販売店「坂田自動車工業」の駐車場であった試乗会で、障害物を感知して自動的にブレーキがかかる「衝突 回避システム」を組み込んだマツダ(広島県)社製の乗用車がフェンスに衝突、運転していた男性会社員(39)=埼玉県本庄市=が首に軽傷、助手席のマツダ 車販売店の男性社員(22)=深谷市=が腕の骨を折る重傷を負ったと発表した。同署は運転ミスの可能性やシステム上の問題を含め慎重に事故原因を調べる。
 同署によると、事故があったのは10日午後0時40分ごろ。試乗会は坂田自動車工業の主催で、約7メートル先につり下げたウレタンマット(縦60セン チ、横98センチ)に向かってマツダ社製のスポーツタイプ多目的車「CX-5」を走らせ、自動ブレーキを体験させていた。事故前に3、4人が試乗した際は 不具合はなかったが、事故時にはマットにぶつかり、さらに前方のフェンスに衝突したという。
 マツダによると、このシステムは「スマート・シティ・ブレーキ・サポート(SCBS)」。時速4~30キロで走行している場合、前方の車に接近すると自 動的に減速。衝突の危険を感知した場合に急ブレーキがかかり、30キロを超えると作動しない。広報担当者は「(このシステムの)事故は記憶にない」と話している。【奥山はるな、大平明日香】
*************************************
これ・・メチャメチャ怖いですよね・・(^-^;
まあ、実際には、こんなにリアルに意識がある正常時
ではなく、コクっと寝てしまった時・・だとか、
心臓発作や脳梗塞などで自分の意識が飛んでいる時・・
みたいな場合に補助的に使うのでしょうから、あまり
痛みも感じず、お陀仏か、ケガして激痛で意識を
取り戻す・・みたいな状況下になる事が想定される
けど、本当は車を買ってこのシステムを1回でも
使う人間がいちゃいけない訳だから、凄いニュース
でもないとも言える・・(笑)

で、良く読んでみると、通常の時速60kmくらいで
走っている時の意識が飛んだ時とかは止まらないのね・・

「時速30kmを超えると作動しない」

システムのようですから、事実上はあまり使い物に
ならない気もする・・(^-^;
せいぜい渋滞でのコツンがなくなるくらい?(笑)
あ、あと最近よくある急発進で突っ込むのも防げる
のかな?でもそれが防げるなら意味がありますが、
確か、皆さんアクセルをブレーキと間違えている
訳ですから、猛烈に踏み込んでいる・・(笑)
となると、実際は時速30km以上は出ている気も
するから、何とも言えないけど・・。

個人的には、今回の事故は、それをもしかしたら
実験しちゃったのかな?とも思っている。
なぜなら、別な記事で、実は今回、衝突する面に
「柔らかく衝撃を吸収するフェンス」を使っていた訳
だが、そのフェンスに衝突した際に、エアバッグが
動作していたという・・。

実は、エアバッグは固定された壁的な物に

「時速20~30km以上で正面衝突した場合」

に動作する・・。
さらに、今回の事故では、衝突する面に

「柔らかく衝撃を吸収するフェンス」

を使っていたため、固定壁に比べると衝撃が弱い事を
考えると、動作速度は「時速20~30km以上」なんて
レベルではなく、「時速40~50km以上」みたいに、
速くなっていたと考えるのが普通だ・・。
そう考えると、個人的にはアクセルをブレーキを踏み
間違えた想定で、一気にアクセルを踏んでみるという
実験をやっちゃったんではないか?と・・(^-^;
実際、望めるならば、その部分を抑え込んでくれれば、
老人達の不幸な事故は大幅に減る訳で・・(^^*)