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楽天・田中将大投手〜プロ野球史上初【無敗の最多勝投手】

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凄い!としか言いようが無い・・。
楽天の田中将大投手は10月8日のオリックス戦
に先発し、7回2失点で開幕から、

【無敗】

【24連勝】

を飾ったと同時に、自信の持つ昨年8月26日からの
連勝記録を

【28連勝】

に伸ばし、開幕連勝と同一シーズン連勝と記録を
更新、【1シーズン20勝以上】挙げた投手が
【無敗】で終えるのは、表題にあるように

【プロ野球史上初】

となる・・(◎_◎;
そして【運】も完全に味方している・・。
どんな人間でも人生において【運】というのは、
「認めない」と否定しても残念ながら大きく
左右する・・。

今回の田中投手も【無敗の最多勝投手】ではあるが、
今季の防御率は【1.27】失点は【35点】であり、
一試合で平均1点は取られているのだ・・。
今回の最終登板も【7回2失点】を取られている。
という事は、当たり前だが、その自分の登板の時に、
その失点以上の点数を味方が取ってくれなければ
ならないからだ・・。

自分も投手だったがアマチュアレベルなので、
田中投手の土俵と一緒にするのは大変失礼なのだが、
投手の使命は【無失点】がもちろん望ましいが、

【2失点】

までは投手ので責任ではないと言われていて、
自分の中では、どんなに強いチームでも、
理想は最低でも【2失点に抑える】という使命・・。
そして味方の打線の援護をジッと待つ訳だ・・。
逆に打線が2点を取れない場合は、打線の責任
になる・・。

でも、これがチームプレーのおもしろさであり、
野球の面白さ・・だからこそ、田中投手の記録は
自分の力だけでは実現できない【運】と【実力】
が、まさに合わさらなければ実現できなかった
凄い記録なのだ・・。

もっと言うならば、3月までのWBC(ワールド・
ベースボール・クラッシック)で、田中投手は
絶不調だった・・。
でもその事が、実はきっちりと早めの調整に
なっていて、シーズン突入と共に他の投手
よりも【トップギア】で望めた側面もあるかも
しれないので、やはり偶然とはいえ、これも
不思議な【運】だ・・。
しかし、田中投手が凄いのは、仮に早めに
【トップギア】で望めたという事は、逆に
シーズン中の【息切れ】も早めに来る可能性も
高くなるのに、そうならないという事は、
【実力(肉体・体力など)】もきちんと鍛え
上げている証拠な訳で、どの側面から見ても、
【運】と【実力】が最適な形で交わった結果だと
いう事がわかる・・。

「沢村栄治投手、スタルヒン投手が凄かった!」

と言われても全くピンとこなかったが、いやぁ~
本当に凄い投手を生きているうちに見る事ができた。

田中将大投手に感謝! <(_ _)>