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【死ぬ権利】さえあれば防げた事件

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踏切事故:女性はねられ死亡 男性を救助? JR横浜線
(2013年10月01日・毎日新聞)
 1日午前11時半ごろ、横浜市緑区中山町のJR横浜線鴨居-中山間の川和踏切で、東神奈川発橋本行きの 下り普通電車(8両編成)に女性がはねられた。横浜市消防局によると、女性は死亡し、踏切内にいた高齢の男性もけがをした。神奈川県警緑署によると、女性 は男性を助けようとしていたとみられる。
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今さらだが、どうにかならない事
だったのか?
過ぎてからの「たら」「れば」は、
誰にでも言える事だが、最近の報道で
徐々にその時の状況が分かってきた訳
だが、どこをどうみても、まるで
死にたがっていたとしか思えない人間
が生き残り、未来のある女性が命を
落とした結果は本当に悔やまれる・・。

意外にも、同乗していたお父さんが
気丈で、ちょっとビックリした・・。
自分なら今まで隣にいた娘が目の前で
死んで、あんなに冷静にマスコミの
取材は受けられないと思うもの・・(^-^;
逆に、この事件の根本的な原因である
線路に寝た男を「迷惑な奴だ!」と
罵るのは簡単だけれども、生きる事が
【美学】であるこの世界・・美しく
死ねる場はどこにも無い・・。

それがこの事件を巻き起こしたのかも
しれない事についてはマスコミも
述べる事は無い・・。

実は自分が死ぬ時までに、もっと
大きな範囲で【死】を自由にして
欲しいという願いがあります。

いわゆる【尊厳死】・・・。


事前に家族と医師同席の元で話し合い、
公正証書などで、自分の【死】を
求めるレベルや年齢を決め、確認し

【自分の意志で死ぬ事ができる権利】

である・・。

今でも今回の事件のように【自殺】
という形で、自由に死ねるとも言え
ますが、こうして他人を巻き沿いに
する危険性が多々ある訳だ・・。
また、残された者への配慮がない・・
という身勝手さも懸念として残る・・。

こうした問題を解決でき、自分なりに
人生を全うできたと思え、思い残す事
がない、老化と共に残された者達へ
迷惑をかけたくないなど、価値観は
それぞれでも今は【死】を自由には
選べない・・。


だからこそ、家族など残される者とも
話し合い、公的に

【自分の意志で死ぬ事ができる権利】

で死を自由にして欲しいのです・・。


そうは言うものの、自分で決意して
【今日死ぬ】とわかっていても、現実
には相当怖いだろうけど・・。
しかし、やはり自分が老いるまでに
【尊厳死】が実現して欲しいです・・。
きっと、今や、傷みも無く眠る様に
死ねる薬はあるのでしょうから・・。
で、無いなら作って下さい>頭の良い人達(笑)
それを使って安らかに【死】を迎える・・。

自分の【死】を知ることができれば、
その前に、懐かしい友人など、色々な
人達に会いに行く事もできれば、仕事で
忙しくてできなかった旅行三昧をしても
よい・・。

もちろん、財産の事も使い切るも、残す
もどちらも計画的に行える・・。

この先、どれだけ生きるか?どれだけ
医療費がかかるか?どれだけ子供達に
病気など、その他で迷惑をかけるか?
わからない・・と考えるから、
お金も
使えない・・。


少なくとも自分の年金や医療費などは
別な人達へ回す事もできる・・。

結果、自分1人分の圧迫を減らす事も
できる訳だ・・。

当然、起こりえる事は、いざ死ぬ時に、
怖くなってしまって死ねない、

「生きたい!」

という感情が出てくるという事・・
でも、その時には、当然個々にある
権利の【生きる権利】で、その後も
生き続ければいい・・。(゚-゚)b


もちろん、人生を自然にまかせ全う
したいという方も、今まで通り
【生きる権利】で生き続ければ良い
だけの話だ・・。


【そんな先が決まった人生は面白くも何ともない・・】

そういう厚かましい正義の価値観を
押し付ける人間も多々いる・・
もちろん、そうした方々は、どうぞ
長生きして下されば良い!(゚-゚)b
別にその事に関しては何も言っていない・・。
ただ満足した時点で、もう俺はいいかな
・・と思ったら【自由に死ねる権利】が
あるとしたら、もっと思い切り生きる事
が出来ると思うんだがな・・。

その権利があったら、今回の事件で、
老人男性は線路に首をのせて横たわる
事も無かっただろうし、それを助けて
無くなった女性も車から降りる事無く、
お父さんと普通の生活を今も続けて
いられた・・。

そう思うのは自分だけでしょうか?