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横浜DeNA【全額返金!?アツいぜ!チケット】企画

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ショックだった返金企画 中畑監督「屈辱。二度とやらないで」
 DeNAは1~6日に実施した「全額返金!?アツいぜ!チケット」の結果を発表した。零敗だった1日のヤクルト戦は50人全員が返金を希望。3連勝中にも希望者が殺到し、5試合で売上額100万円に対して計47万円が返金されたことが分かった。
  中畑清監督(58)はこの結果を受けて「ショックだった」と率直な心境を告白。大勝した5日の中日戦でも50人中28人が返金を求めたことを挙げ、「『お まえらのプレーには金払えない』と言われたようなもので、現場にとっては屈辱以外の何ものでもない」と本音を吐露した。
 さらに指揮官は 「ひどい負け方をしたならともかく、最高のプレーをして『金返せ!』じゃ選手のモチベーションを下げるだけ」と選手を思いやり、「いろいろ営業努力をして くれているのはありがたい。でも、この企画に関しては二度とやらないでいただきたい」と、今回限りにするよう球団側に強く訴えた。
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とは言え、戦略としては【話題作り】・・でしょう(笑)
ですから、その戦略通り話題にしてみたいと思います(爆)●~*

そもそも、今までの球団の経営は、【優勝争い】をする
チームにするか、【巨人戦頼み】・・(笑)
【巨人戦頼み】はこちらに置いておいたとして、先に掲げた
【優勝争い】という事は、要はチームの【勝敗】や【調子】
に依存する形になってしまっている訳だ・・。
これじゃ、球団経営は立ち行かなくなる・・という事で、
実はプロ野球はここ数年間、球場の【ボール・パーク構想】
に全力を挙げている・・。

で、【ボール・パーク構想】とは何か?
要は、単に試合を観戦するだけではなく、各種イベントや
出店などの食事など色々な方向性と共に楽しむというもの・・。
そうする事によって、球団の収益がチームの【勝敗】や
【調子】に左右されるのを防ぐためだ・・。
逆の見方をすれば、チームの【調子】が悪く、負け続け、
最下位を独走していたとしても、それこそ握手会やサイン会、
撮影会などを開催し、球場に継続的にファンを呼び込めれば、
球団経営としては負けているチームでも収益をあげる事が
できる訳だ・・。

で、今回の本題だが、そうした部分を考慮しても、今回の
横浜DeNAの企画【全額返金!?アツいぜ!チケット】・・。
横浜スタジアム一塁側内野指定席の50席を、4000円で発売、
ファンの満足度により勝つか引き分けで【半額】、負ければ
【全額】まで返金する試みだった・・。しかし、結果は、

ファイル 1896-2.jpg

と、雨天中止の試合を除き、5試合で売上額100万円に対して、
計47万円が返金された・・という散々な結果・・(-_-;)
返金者割合も250人中213人と8割以上の人たちが返金要求!(笑)
所詮は単純に

【返してもらえる分だけは返してもらおう】

という心理が働くという実験になっちゃったな・・(笑)
とは言え横浜DeNA側にも、実は【試合結果】と【満足する金額】
との関連性をマーケティングする目的もあったそうだから、
そこがわかっただけでも【無】ではなかったんだろうけど、
その割にはコストがかかっちゃったな・・(笑)
ただ、そんな中で、「トイレが混んでいた」などの返金理由も
あった・・という事は、悪い見方をすれば【難癖をつけた】、
良い見方をすれば、【改善点を教えてくれた】とも言える・・。
横浜スタジアムのトイレは個数も無く、昔から評判が悪い・・。
男子トイレを女子トイレに改装したら、今度は男子トイレが
長蛇の列らしい・・(^-^;(笑)

さらに、DeNAも球場を所有する横浜市から、いまだ制約を
受けている事は知っているが、今回、そうした声がお客様
からあがり、そこをきちんと問題点として直視する機会を
頂けたのだから、横浜DeNA側も横浜市と話し合い直ちに
改善に動き出すべきである・・。

いずれにしても、球団経営は儲からないと言われているが、
本当に大変そうだ・・(^-^;
DeNAの球団経営はまだ始まったばかり・・こうして【挑戦】
する事は素晴らしいと思う・・ただ、コンプガチャのように
ボロ儲けとはいかないようだけど・・(笑)