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ヴィダル・サスーンさん死去 世界的ヘアアーティスト
（2012年5月10日）
ヘアアーティストのヴィダル・サスーンさんが死去した。米ロサンゼルス市警が９日午前、ロサンゼルスの自宅で死去を確認した。８４歳。市警は「自然死」としている。米メディアによると、白血病で闘病していたという。
ロンドン生まれのユダヤ系。１４歳で美容師となり、１９６０年代に当時斬新な手入れの簡単なショートカットを発表、働く女性らの人気を集めた。英米などに美容院や美容学校を展開、俳優やモデルらの髪形を手がけた。自らの名を冠したヘアケア製品も世界各地で売られている。
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一般で【ヴィダル・サスーン】という名称が、ひとまず
なんだか？はよくわからないけど、「知ってる！」と
言う方々がいるならば、【人物名】としてより、恐らく
ヘアケア商品の【商品名】として・・（笑）
まあ、ヘアケア商品に関しては、もうヴィダル・サスーン氏
の手を離れ、確認も無く勝手にやられていたんだと思う
から、安物の質の低いどうでもいい商品になっちゃって
いて悲しい末路ですが、自分の時代の人間でこの方を
知らない理美容師はいない・・。
とはいえ、すでにヴィダル・サスーン氏は自分が生まれる
前から有名になっていた方・・（笑）
一応、勉強した記憶をちょっと辿ってみる・・。
ヴィダル・サスーン氏を一躍有名にしたのが、あまりにも
有名な1963年に発表されたファッション雑誌【ヴォーグ】
の表紙になった
【クラシックボブ】
それまではカーラーを巻き、スプレーで固めた大きなヘア
だった時代に「ウォッシュ＆ゴー」という事で、ハンド
ドライですぐにセットが終わり、女性の社会進出さえをも
大きく貢献したのがこのスタイル・・。
翌年、1964年に発表された、
【ファイブポイントカット】
星条旗の星の形がモチーフで、頭でっかちな髪が主流
だった時代に、なんと建築技術からヒントを得て生み
出されたというジオメトリック（幾何学的）カット・・。
もう【斬新】などという言葉は失礼な！というか、この
スタイル・・ファッション誌の女性編集長が授賞式に
出席するので、何か新しいカットをしてほしいという
リクエストに答えたもの・・この時代にこのスタイルを
思いつくかぁ？ってレベルで凄いこれまた有名な髪型・・。
そのさらに翌年は
【ザ・ジオメトリック】
1966年には、これまた美しく斬新な、
【ザ・エイシンメトリック・ジオメトリック】
を発表・・事故で片目を失った客のために考案した
のだという・・もう斬新且つ美しすぎ！(>_<)
【ツイッギー】
ツイッギーがメジャーになるきっかけはミニスカート
の発案仕掛人マリークワント氏とヴィダル・サスーン氏
のこのカット・・。
何度も繰り返しになるが、本当に美しい・・。
26歳で自分のサロンをオープンした・・という自分と
ほとんど変わらない環境下・・なんだ？この差は・・（爆）●～*
心よりお悔やみを申しあげます・・m(._.)m