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耳を澄ますところが違うでしょ!

さあ、7月開始ですね!(゚-゚)b
同時にもう半年が終わっちゃいました・・。
早いなぁ・・(^-^;

と、東日本大震災&福島原発問題で隠れちゃった
感がある

【君が代問題】

なのだが、最高裁において相次いで

【教職員に君が代の起立斉唱を求める職務命令は合憲とする】

という【当たり前の判決】を言い渡している。

朝日新聞がやはり社説をもって不満を表してきた。
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君が代判決—判事の声に耳を澄ます(2011年6月28日)

 公立学校の卒業式などで教員を起立させ、君が代斉唱を命じることは、思想・良心の自由を保障した憲法に違反するか。この問題をめぐり、最高裁の三つの小法廷が相次いで判決を言い渡した。小法廷の審理には加わらない長官を除く計14人の裁判官の見解が出そろった。
 うち12人が命令は合憲と判断した。これに対し「精神的自由権に関する問題を、一般人(多数者)の視点からのみ考えることは相当でない」(宮川光治判事)などと、反対意見を明らかにしたのは2人だった。学説の多くが違憲説をとるなか、民主主義社会の基盤である基本的人権の重みを、憲法の番人はどうとらえているのか。疑問と懸念を残す結果となった。
 一方で注目すべきは、すべての小法廷が「命令は、思想・良心の自由の間接的な制約となる面がある」と指摘したことだ。一、二審判決の多くが「教員に特定の思想を強制したり、告白を強いたりするものではない」として、比較的あっさりと原告側の主張を退けたのに比べ、ぎりぎりのところでの合憲判断だったことをうかがわせる。
 一連の判決では、民事訴訟法の定めなどから、命令に違反した教員に対する処罰の適否は直接の審理対象にならなかった。だが個別意見でこの問題に言及した裁判官が複数いる。
 反対意見を書いたもう一人の田原睦夫判事は「処分は慎重であるべきで、命令に違反したからといって直ちに処分すれば裁量権の乱用が問われ得る」と述べ、岡部喜代子判事は命令は合憲としつつ「処分の程度や影響などによっては裁量権の逸脱・乱用になる」と警告した。
 ほかにも、合憲とした判事らから、過度の不利益処分を背景に起立斉唱を強制することに危惧を示す見解や、教育行政の担当者に「寛容の精神」を求める意見が示されている。
 日の丸・君が代に関しては、戒告処分は社会通念に照らし重すぎるとして取り消した高裁判決と、逆に停職処分を追認した高裁判決があり、ともに最高裁に上告されている。これらの事件の審理では処分のあり方が正面から議論されることになる。今回示された様々な意見を踏まえ、最高裁が次にいかなる判断を下すか、注目したい。
 大阪府の橋下徹知事は、起立斉唱命令に複数回違反した者を免職とする条例の制定を唱えている。合憲という多数意見の結論だけでなく、最高裁が発したメッセージの全体を受け止めて行動してほしい。それは他の首長や教育関係者も同様である。
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もう典型的な

【何回でも裁判を起こし、ひとつでも違憲判決が
 出るまで続ける為の裁判】

なのだが、税金使って本当にバカバカしい・・(-_-;)
だって、我々の税金で給料をもらっているんだから、
職場で思想を展開するのではなく、

【お願いだから普通に職務を全うしてくれ!】

という事だけをお願いしているだけだからだ・・。
そんな事を自分の思想に合わないと税金を使って
最高裁まで・・アホじゃないだろうか?

社説で書く新聞社も新聞社で、こうした輩は本当に
やっかいで、今後ひとつでも【違憲判決】が出よう
ものなら、金科玉条のごとく

【判決を重く受け止めるべき】

と、大喜びで騒ぎ、いつまでもいつまでも

【違憲だ!】

と書く・・(-_-;) だから、書き口は

【学説の多くが違憲説をとるなか】

だとか

【個別意見でこの問題に言及した裁判官が複数いる】

と、14人中12人の賛成した大多数の判事の意見は
無視し、自分の都合のいい意見だけが正しいかの
ごとく社説に書くのは、いつもながらお見事
である!
そこを主張するならば、それ以前に民主主義国家で
ある中、絶対大多数の意見に従えよ・・結果を素直に
受け入れろよ・・。

いずれにしても、【国歌】と【国旗】の問題が最高裁
までいく国など世界中を探しても日本だけであろう・・。
仮にあったとしても、それを【普通の公に携わって
いない国民】が訴えているならともかく【公務員】が
訴えている国などある訳がない
・・(怒)
しかも、大阪府の橋下徹知事への苦言は呈すが、ならば
朝日新聞として

【どうする事が双方にとって素晴らしいのか】

については何も書かれていない・・本当に卑怯だ。

過去を遡れば、戦時中、政治が教育を支配した・・。
その反省に基づいて教育を【独立】させ、政治が教育に
不当介入してはいけないという趣旨で【教育委員会制度】
ができた・・よって、本来は大阪で政治が介入し、
そんな【条例】など作る必要なんて無いのに、教育現場
が学習指導要領で、日の丸・君が代は国旗・国歌だと
きちんと教える事になっていて、教育委員会が儀礼の
所作として起立斉唱をやっていきましょう・・と
決まっているにもかかわらず、自分の【歴史観】という
【わがまま】で思想が合わないから言う事を聞きたくない!
というアホな先生が出て来ただけでなく、校長を中心に
教育現場をまとめられなくなった・・。
さらに、府民はそんな先生(公務員)に税金から給料を
払いたくない・・という事は民意で選ばれた人達で
払わない選択を出来るようにするために【条例】を
作らなくてはいけなくなった・・という苦肉の策な訳で、
本来は教育現場で【普通に職務を全うして】くれれば
良いだけの話
・・。

それでも、そのアホ先生の立場を考え、仮に考え方を
個人尊重し、【何でも自由だ!】となったとしよう・・。
自分が生徒だとして、自分の晴れの卒業式で【国歌斉唱】
とみんなが起立している時に、ふんぞり返って座って
いる先生を見て、自分の最後の花道としてうれしいだろか?
さらに百歩譲って【思想・良心の自由を保障】という事
で認めたとしよう!その時は、生徒や生徒の親にだって
【思想・良心の自由を保障】がある訳だ。

極端な話、ある生徒が

「私は新興宗教【自由に寝ちゃおう教】だ!自由に寝る
 事を教えとしており、座るという行為は神の教えに
 反する!卒業式でイスに座る事を強要されるのは
 自分の思想と合わない。さらに寝るため、後ろじゃ
 見えないので一番前で寝かせてもらう」

という思想があったら【思想・良心の自由を保障】と
いう事で許すのだろうか?

もちろん1億人以上もいる日本人の思想が一致する事
など、どの事項においても存在しない・・。
よって、生徒の中にキリスト教の生徒もいるだろう・・。
創価学会の生徒もいるだろう・・。
天理教やイスラム教の生徒もいるかもしれない・・。
でもそこを超越し、生徒や親は個人の思想を持ち込まず、
学校が示すひとつの形の卒業式を人間として【尊重】を
している
んだろうが!ヽ(`Д´)ノ

公共の場で自分勝手な主張をする・・これは日本では、
いや世界においても、

【わがまま】

と言うんじゃないのか?
個人的な主張を公然と主張したいのならば、職場でなく
自分の家の前だとか、庭やベランダなど好きな場所で、
自分の主張に合った好きな旗を振っていればい良い・・。
その時は誰も止めないから、安心して旗を好きなだけ
振り続ければいい!
なんなら、公務員を遠慮無く辞めて下さって構わない。
それも誰も止めないから・・(笑)

要は、何度も繰り返しになるが、公務員として、
【普通に職務を全うしてくれ!】生徒や先生(公務員)
の立場を【政治に利用するな!】って普通な事をお願い
しているだけ
なんだけどな・・。