今、日本のテコンドーがやばいらしい・・。
やばいのはテコンドーの競技そのものではなく、いわゆる「政」。
1998年に日本テコンドー連盟が分裂。日本テコンドー連盟と
日本テコンドー協会に分かれた。
しかし、日本オリンピック委員会（JOC）には大きな1団体が
加盟しなくてはならず、日本テコンドー連盟と日本テコンドー協会
が双方譲らず、じゃ、アテネ五輪の時だけ2つくっつけりゃイイじゃん！
という素人考えも通用せず・・（笑）
しかし、その分裂も3月いっぱいまでにはなんとかしなくてはいけない
のだがあと12日で解決しそうにないという。となるとどうなるのか？
メダル間違いなし！と言われている女子テコンドーの岡本依子選手が
アテネ五輪に参加できなくなるのだ。
このアテネ五輪の前は、昨年の9月の釜山アジア大会に同競技の
選手派遣を取りやめてしまい組織の分裂問題という
「大人のいがみ合い」
だけで、現に岡本依子選手が出場できないでいるのだ。
まったく、規約も規約だが、選手にはまったく迷惑な「政」で
左右されるスポーツの背景も背景だ。
これはテコンドーだけでなく、全てのスポーツ、さらには日本の政治に
も言える事だが、「政」でその被害を被るのは、いつの時代も末端の
選手や国民だ・・。
さあ、日本テコンドー連盟と日本テコンドー協会・・あと12日で
どんな「大人の決断」を下す？