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明らかな誤審・・でも色々とあるのね・・(^-^;

ベスト8への戦いとなると、こんなにも凄まじいのか・・
とビックリするような内容で、やはり日本も毎試合
強くなっていくとは言うものの、とても勝てないと
感じてしまったサッカーW杯で6月27日に行われた
決勝トーナメント1回戦の【ドイツ×イングランド】・・。

ファイル 1527-1.jpg

前半38分にイングランドの選手が放ったシュートが
クロスバーに当たって下に落ち、ゴールラインを
割って戻ってきた・・だが審判は認めず【ノーゴール】。

疑惑も何も明らかな誤審・・(-_-;)

ここで素人として沸々と湧いてくるのが、こんなにも
国の威信を賭けて、ミスして母国に帰ってヘタをしたら
殺されてしまうかもしれない程のサッカーW杯なのに

【なぜビデオ判定をしないのか?(・。・?】

という事・・で、調べてみると、

【再現不能論】【流れ重視論】【費用・平等論】【人間論】
というあたりが入り交じっている感じですな・・(^-^;

【再現不能論】だが、今回はクロスバーに当たり得点が
入った入らないという簡単な事例だから【再現不能論】
は適用されないが、例えば線審がオフサイドとしたが
ゴールは決まった・・でもビデオを確認してみたら
オフサイドではなかった・・線審はミスジャッジを認め、
主審はゴールとしたとすると、GKやDFが

「オフサイドでホイッスルを吹かれた瞬間にプレイを
 止めた、だから反応しなかった!得点には納得できない!」

となる可能性が出てくる・・じゃ、両方の言い分を認め
仕切り直そうとしても、どこから再現すれば良いのか?
わからない・・というもの・・(笑)

なるほど・・一理ある・・(^-^;

で【流れ重視論】だが、FIFA会長ブラッター氏の言葉
によると、【サッカーは動きの連続により構成される
スポーツだ。判定ごとにプレーを止めてチェックする
訳にはいかない。そんな事をしていては、試合のリズム
が失われるばかりでなく、チームからゴールチャンス
を奪う結果にもなりかねない。サッカーが本来持つ
勢いを失ってしまうだけで、全く意味がない】と・・。
確かに、先日の日本もスローインの時に遅延行為と
いう事でファウルになったし、悪質だとイエローカード
が出たりするもんな・・逆にファウルの度にビデオ判定
というのも確かにうざい・・(笑)

なるほど・・これも一理ある・・(^-^;

で【費用・平等論】だが、

【サッカー界に最新技術を導入するとなると、莫大な
 費用が掛かる。(FIFA会長ブラッター氏)】

と、確かに、カメラ台数や撮影スタッフ、編集スタッフ、
移動費用、雨や風、砂塵などからカメラを守る為の対策
費用・・と素人目に思いつくだけでも相当な金額になる
事が想像つく・・(^-^;

【フェロー諸島やアンドラの試合の為に、20台のカメラ
 を回す事に意味があるのだろうか?あらゆる機会に
 対して平等に動いていかなければならなくなる。
 (UEFA会長プラティニ氏)】

と、確かにW杯だけビデオ判定というのもちょっと
おかしい・・W杯だけが大切な試合な訳ではないしね。
となると、末端の大した試合でなくとも、どの試合も
平等にビデオ判定を取り入れないといけない・・か・・。

なるほど・・これも一理ある・・(^-^;

で【人間論】だが、

【いかなる決定も最終的には人間によって下されるべき
 (FIFA会長ブラッター氏)】
【サッカーというのは審判のミスもゲームのうち】

と、現在はここに落ち着いているみたいですね・・(^-^;(笑)

個人的に深かったのが、世界一のレフェリーと呼ばれる
ピエルルイジ・コッリーナ氏の言葉・・

【人間の犯す失敗を容認できるほど、文化が発展する事が
 唯一の解決方法だ】

深い!深いです!究極の悟りですなぁ・・(^^*)

しかし、色々な考え方があるものですね・・(^-^;
とはいうものの、個人的には野球くらいは審判が
増えてもいいかなぁ・・などとは思います・・。
せめてゴールをしっかり確認する審判くらいは・・(笑)