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【国家公務員法改正案】可決(三宅議員茶番劇編)

5月12日の衆議院の内閣委員会で民主党側は、野党側が
抗議する中、強行採決によって【国家公務員法改正案】
を可決した。
その際に、自民党議員を妨害するためのバリケードを
作っていたうちの一人、民主党・三宅雪子衆議院議員
が採決時の混乱で転倒し、右ひざなどを強打、病院で
打撲と診断されたそうだ・・。

テレビでやっていた映像を見る限りでは、民主党から
犯人と名指しされている自民党議員・甘利氏は三宅氏
に触れてもいないし、そもそも距離がありすぎる・・。
という事は、自作自演か、隣の民主党議員にバリケード
で腕が繋がっていたために、引かれる形で転倒して
いるかのどちらかである・・。
右は打撲、左足は何でもないに、次の日には車椅子で
登場と・・自民党への責任追及のためだろうが、
痛々しいそぶりで大根役者な演技までさせて
何やってんだか?民主党・・(-_-;) 

当の三宅氏は【昨日はたいしたことないと思っていたが、
内出血してきた・・】って・・骨折でもヒビが入った訳
でもないのに内出血で車椅子とは、誰が見ても
【そこまで・・大袈裟な・・(笑)】と感じる驚きの
パフォーマンスである・・(笑)

とまあ、そんな大根役者の茶番劇はこちらにおいておいて、
今回の【国家公務員法改正案】のまたもや強行採決。
これが民主党の目指した政治のあり方なのか?論議を
し尽くしていきたいと語っていた民主党の姿はもう
どこにもない・・。

さて、今回の【国家公務員法改正案】・・結局は完全な
【骨抜き法案】になってしまった・・。
自民党の小泉進次郎衆院議員が【委員長、それおかしい
ですよ!強行採決するなんて、委員長おかしいですよ!】
と批判したとおり、どうして強行採決までして決める
内容なのか?首を傾げざるをえない・・。

まあ、色々な所に問題点はあるのだが、今回の強行採決
に対しておかしいと一番声高に上がっている部分に
特化して考えてみたいと思う・・。
強行採決された民主党案では、自民党政権時にできた
事実上の天下り斡旋を行う事になると言われた
【官民人材交流センター】の廃止!を掲げる・・。
そして【早期退職勧奨】を止めた。
これでひとまずは【天下り】は無くなる。
しかし、民主党のその後の案が良くない・・。

その案とは【内閣人事局】というものを新たに設置し、
部長級から事務次官級まで約600人の幹部人事を
内閣に一元化する・・と言っても一見してはなんだか
よくわからない内容。
かなり噛み砕くと、官僚にはご存知の通り【出世競争】
がある・・最後は【事務次官】というたった1人しか
登りつめる事はできない場所まで続く・・。
その【出世競争】に敗れてしまった人たちはどうなって
いたのか?そう・・現在目の敵にされてしまっている
【天下り】という形で、色々な所へ行く事により、
違う形で給料を保障していた訳だ・・。
しかし、民主党案ではこの【天下り】を禁止にした。
ここでふんばれば、民主党がマニフェストで掲げていた

【地方分権推進に伴う地方移管、国家公務員の手当
 ・退職金などの水準、定員の見直しなどにより、
 国家公務員の総人件費を2割削減する】

という部分・・本気でやれば、ここが非常に効いて
くるはずであった。

<【国家公務員法改正案】可決(本編)へ続く・・>