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国以前に人としてこれはひどい・・

平野博文官房長官と北沢俊美防衛相がルース駐日米国
大使と3月2日に会い、沖縄県内に絞った複数案を
検討している現状を説明した事が明らかになった。
今月中に政府案をまとめ、アメリカ側と交渉を進める
そうだ・・その複数案とは、

○キャンプ・シュワブ陸上案(国民新党案)
○ホワイトビーチ沖合埋め立て
○普天間条件付き継続案

だというが、なんじゃ?これはひどい・・(怒)
【国外】はもちろんの事【県外】の案さえひとつも
ないという・・よく恥ずかしげもなく今になって
こんな案を発表する事が出来たな・・。
この案の出方を見ると、【県外】だとか【国外】
なんて無理な事は初めからわかっていて、表向き
考えていたフリをしていただけであって最初から
全く考えていなかっただけでなく、自民党が掲げた
【現行案】じゃなければいいんだ!とでも思って
いるだだっ子のわがままとしか考えられない・・。
その証拠に、報道で知る限りでは、政府が【県外】
の自治体に【粘り強く説得に動いた】様子は
聞こえてきていない・・。

それ以前に、そもそも鳩山政権は負担軽減を求める
沖縄県民の声に答える事が大前提だったんじゃ
ないの?【国外】は夢物語にしても、民主党として
も選挙で声高に叫んでいた【県外】は必須条件
だったんじゃないの?
すでに決まっていた【現行案】にしたって「珊瑚礁
のきれいな辺野古海を埋め立てるなんてひどい!」
というような事を言って反対した人間達が、珊瑚礁
のきれいな

【ホワイトビーチ沖合埋め立て】

を案として出す・・。
これは、沖縄商工会議所が主張する案に便乗した
案だが、生態系への影響や、騒音やその他の弊害も
含めて、1996年に頓挫した案である・・こうなると、
すでに決まっていた【現行案】がなぜダメなのか?
全くわからない・・。
さらに、キャンプ・シュワブ陸上案は住宅地が近く、
同じく騒音やその他の墜落などの弊害も含めて、
普天間と状況があまり変わらなくなる可能性がある
ために頓挫した案。そうした紆余曲折の末に妥協案
として出来たのが【現行案】の辺野古案である・・。

しかし、最後の【普天間条件付き継続案】というのは
この中で一番極悪な案だな・・。
【緊急時のみ使用】などの条件を付け、普天間を
そのまま継続して使う・・って、そもそも普天間基地
を返還してもらうのが【現行案】の辺野古案だった訳
で、この狂った鳩山内閣は何をしたいのだ?
そんな中、鳩山首相・・それを受けて、

【当然、沖縄に対しても心を通わせる必要がある
 と思います。】

と述べた。今まで自分がついてきた嘘を水に流して
もらい、心を通わせて、沖縄県内にとどまる事を
許してもらう!ってか?(笑)
人生で苦労をした事がない人間というのは、何も
わかっていない・・そして、そんな輩が日本の
総理大臣である虚しさ・・。
そして、総理大臣以前に、嘘をつきまくったあげく
正反対の事をする・・人間として失格である。