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【ニコチンの中毒である】という位置づけが必要

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12月15日に白金高輪駅ホーム端から約150m離れている
東京都港区高輪1の地下鉄・白金高輪駅構内(東京メトロ
南北線・都営三田線)の引き込み線のポイント付近の側溝
から白煙が上がるトラブルがあり、都交通局と東京メトロ
は16日、引き込み線は同駅始発の折り返し電車の待機場所。
駅到着から折り返し出発までは約7、8分あり、この間に
複数の運転士が喫煙したタバコの吸い殻が原因とみられる
と発表した。都とメトロが調べたところ、この他にも都営
浅草線西馬込、新宿線新宿、大江戸線新御徒町、メトロの
丸ノ内線後楽園、日比谷線八丁堀、東西線妙典の計6線6駅
の引き込み線でも吸い殻が見つかった。指定場所以外での
喫煙は内規違反で、都とメトロは関係者を厳正に処分する方針。
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なんとも・・これだからタバコが嫌われ、その行為がさらに
自分たちの首を絞めている事に気付かないのが喫煙者・・。
吸ってはいけない場所と自分たちで決めておきながら、
乗客には強制し、自分たちは見えなければ関係ないと
どこ吹く風・・。さらに、恐ろしいのが、地下鉄という
トンネルの中だというという閉鎖的な場所である危機感
すらないというとんでもないもの・・凸(-""-)
で、12月22日には両社は調査結果が発表。
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12月22日に都交通局では、たばこを吸う運転士や車掌
計315人のうち、108人(34%)、東京メトロでは喫煙者
のうち54人(4%)が、引き込み線での喫煙経験があった
と発表。計162人の運転士らが引き込み線での喫煙を認め、
このうち12人が、発煙現場となった引き込み線の側溝で
1年以内に喫煙していたとの調査結果を明らかにした。
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が、両社とも、喫煙は十数年前から行われていたが、今の所、
発煙が起きた日に喫煙を認めた運転士はいなかったという。
そりゃ【関係者を厳正に処分する方針】と発表されている
以上、見られていないのなら、名乗りでないだろうな・・。
そもそもが姑息な人間なのだから・・(笑)
でも、そうである以上は、この喫煙者全てに損害賠償請求
をし、それをお客様に還元する!くらいの強い姿勢を出す
べきであろう。もちろん、やっていない運転手から反発が
出るが、名乗り出ない、しかも、互いにかばい合っている
事は明白である会社状況である以上は仕方がないだろう・・。

しかし、今回の事件、百歩譲って喫煙指定場所が、仕事中
にはなかなかいけない場所で、どうしても我慢できず隠れて
吸うのは仕方なかった仕事環境だと仮定しよう・・。
ここでタバコを吸わない自分にとって喫煙者の行動で不思議
なのは、なぜ、おのおので携帯灰皿を持たないのか?(・。・?
さらに、これだけ肩身が狭くなっているタバコを、もっと
肩身を狭くしようという運動をみんなで推奨しているかの
ごとく、路上や排水溝にポイポイ恥ずかし気もなく捨てる
のはなぜなのか?これは、今回の地下鉄のおいてという
よりも、世間一般においても感じる・・。

そして、こうしたタバコを長時間吸えない事が予測される
仕事、少なくとも火が危ないと考えられる仕事からは
そろそろ喫煙者を閉め出すべきだろう。
もっと言うならば、会社として喫煙者のためのシステムを
作るよりも、喫煙者を雇用しない方が、お金がかからない
ばかりでなく、能率的である事は、アメリカでも日本の
喫煙者を雇用しない会社などの実績などからもすでに
証明されている。
差別というのではなく、タバコがやめられない人間という
のは覚醒剤中毒者ではないが、

【ニコチンの中毒者である】

というハッキリとした病気という位置づけが必要であり、
もし雇うならば、そうした人間にあった職場への配置を
するべきである・・。
そうなれば、今回の事件は全く起こらない事件だっただけ
でなく、乗客もいつもと変わらない生活ができたのだから・・。