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ざまみろ!と自己の戒め

スキーが大好きな自分としては、やはり気になる・・。
広島県安芸太田町横川の【国設恐羅漢(おそらかん)
スキー場】でのスノーボーダー行方不明事件・・
奇跡的に42時間ぶりに救出された。
スキー場のスタッフと共に禁止区域に入り【バック
カントリー】というコース外滑走を行った。
しかし、彼らは何度も今回と同じコースを滑って
いる常習グループで、そのコースの魅力的な事は
わかっていたそうだから、やはり【驕り】という
しかないだろうな・・。
そこに【雪不足】が重なり、雪を求め、そのいつも
のコースをはずれた。
やはり【慣れ】というのはさらなる【驕り】を
重ねる・・不思議なモノだ・・。

技術が上達すると【新雪】を求める気持ちは自分も
良くわかる・・これは【新雪】を滑れるようになり、
その上で滑った人間以外は全く魅力はわからない。
魅力を知ったら虜になる・・。
技術のない人間にとっては【新雪】というのは、
ただスキーやスノーボードが沈んで動けなくなる
だけで全くつまらない。
それをふまえた上で、今回の事件を考えると、
やはり個人的には

【ざまみろ!】

というのが正直な所・・(笑)
なぜなら、誰だって技術のあるスキーヤーや
スノーボーダーは【新雪】を滑りたい。
しかし、新雪が残されているスキー場はなかなかない。
ほとんどは圧雪されてしまうか、無圧雪の所でも
コブの上に新雪が乗っかるだけで、なかなか膝まで
隠れるような【新雪】にはお目にかかれない。
でも、カナダのように自己責任で我々にも解放して
くれるならともかく、そうした【コネ】を持った
人間だけが許される【コース外の滑走】。
さらに、それだけでなくスキー場内においても、
圧倒的にコース外滑走が多いスノーボーダー達・・。
いつもそうした奴を見る度に、

【立木にでもぶつかって死ねばいいのに・・】

と正直思う・・。
ただ、冬山の天候をなめてはいけない事だけは、
わかっているつもりだが、今一度、その部分だけは
今回の事件から自分をきちんと戒めたい・・。