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原油高騰の消費者への転嫁

今日から日本において原油高騰の消費者への転嫁が始まる。
もちろん、市場に関しては、蓋を開けてみなければわからないが、
今の所、東京などのガソリンの価格は【6円】も上がり150円台になる
可能性もあるそうだ・・。
今日、見回った訳じゃないから実際の価格はわからんが、たぶん調整的に
【3〜4円値上げ】くらいでとどまると思っているが・・。

報道では、電気、ガス、食料品を始め【値上げ】の波が来るとの予測だが、
実際、食料品などは【定価】で買っている人は少ないだろうから、
それほど【値上げ】の波は感じられないだろう・・。
100円均一のショップなどはかなり大変だろうな・・。
明らかに100円以下に見える商品は消費者も賢くなり、今や100円以上
に見える商品以外は買っていかないという。
その消費者の動きと、前回の高騰の時に、200円、300円、500円などの
商品を増やしてきて100円からのシフトが始まっていたが、これからは
もっとシビアな世界になるだろうね・・。
100円均一のショップも含め、デフレの時に頭角を現した【安売りの世界】
の商売達が一気に悲鳴を上げるだろうなぁ・・。

さあ、今回の原油の高騰・・>原因は何なのか?
普通、原油の価格は【夏に上昇・冬に下落】というのが相場である。
夏はアメリカでガソリンの需要が増えるのと、ハリケーンなどの予測懸念から
一時的に原油価格が上昇する。
で、そのまま在庫となるのだが、アメリカの原油在庫はすでに8月には、
昨年の2006年を下回り、11月には在庫の少なかった2005年をも下回る様相・・。
さらにトルコ、イラクなどの中東情勢やメキシコのハリケーンなどの要因も
重なり、この先も需要があるという投資家の判断だけでなく、その時期と、
アメリカのサブプライムローンによる金融への信用不安が始まったあの8月に
アメリカの【株】【債券】の【693億ドル】もの投資資金が流出し、
【原油】【金】などの投資に流れた。
それが証明されるかのように、今年に関しては8月に【1バレル/70ドル】レベル
まで夏なのに大幅に下落していた所、金融への信用不安が始まった途端に、
一気に資金が流れ込み、一昨日にはすでに【1バレル/90ドル】を突破!
多くの専門家の話では、この先【1バレル/100ドル】まで上昇する可能性が
【大】だそうだ。

決して、原油が足りなくて原油高騰しているのではなく、いわゆる【マネーゲーム】
の結果が今日からの日本での原油高騰の消費者への転嫁という嫌な展開・・。
でも、うちは車使わないので【ガソリン】も関係なし!というだけでなく、冬も喉を
やられるのがイヤで、ファンヒーターも石油ストーブも使わずコタツだけで
過ごす家族なので【灯油】も関係なし!(笑)
なんだか、いつの間にか知らず知らずに【エコ家族】??(爆)●〜*