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危機管理の初期行動の重要さ

刻々と状況が変わる日大のアメフトタックル
問題・・(笑)
そんな中、多くの人間の溜飲を下げたのは
恐らくは宮川選手の男らしい、顔出しで腹を
くくった会見&関東学生アメリカンフット
ボール連盟(関東学連)が、多くの人が
感じている通りの解明内容と日大への処分を
発表した事だろう・・。

で、完全にベクトルは

「宮川選手頑張れ!日大ふざけるな!総攻撃だ!」

・・ともう完全にマスコミが大好きな展開へ
・・と非常にわかりやすい構図・・(笑)
そんな時に大塚吉兵衛日大学長が出現。
何しに出て来たんだか?わからない会見で
火に油を注いだところで、大学生の面接など
の選考活動が6月1日に解禁され、日大生が
とばっちりを受け就職活動に支障が出る
というある意味、あらゆるバッドタイミング
を重ねて来る日大の上層部って凄いなぁ・・
と思うわ(笑)

その上で、勝手に深読みさせてもらうなら、
就職活動において、日大生に罪は無いが、
各社、通常通り日大生を受け入れると、
あの大塚学長が

「日大フランドは低下しなかった。就職率がきちんと証明した!」

などと満面の笑みで、再度、調子に乗って
記者会見でもされたら非常にムカつく事を
考えると、残念ながら非常に優秀な学生以外は、
各社、日大生の採用を低下させる可能性は
非常に大きい気がする・・。
また来年からの入学を考えている学生には、

「日大は学生を守らないだけでなく、いざとなったら全ての責任を学生に押し付け、幹部を徹底的に守る大学」

という正体がバレてしまいましたから、日大
しか合格しなかった・・みたいな事情でも
なければ、日大入学を回避する学生は多く
なるだろうなぁ・・。

そう憶測するとこの事件は、内田監督が
「何か聞かれたら俺がやらせたと言え」と
断言したとされた一番最初の報道通り、

「宮川選手はじめ、他の選手、コーチは何も悪くない!全部、私の指示!そして監督である私の責任!」

と男らしく言い切り責任を取れば、一気に
収束しただろうになぁ・・(-_-;)
やはり危機管理の初期行動の重要さをしみじみ
感じるわ・・。

それでも、まだ日大人事部長、日大の部活を
統括する事ができる保健体育審議会事務局長
の位は保持で日大への影響力はあるようです
から、いつの時代も、巨悪はいくつもの
予防線を張っていて、一筋縄ではくたばり
ませんな・・(笑)