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喪服で食事をしたら塩をまけ!と言われた問題

先日テレビで「喪服で食事をしたら、寿司屋の
店主に塩をまけ!と言われた問題」をやって
いて、個人的には

「え?それって怒られる事なの?」

かなりビックリした・・(^-^;
しかも、塩をまかれる・・というのは

「二度と来るな!」

って行為ですから、

「え?そこまでやられる事なの?」

ダブルでビックリした・・(^-^;

もちろん、こういう風習って地域差とか、
個人的崇拝の度合いでの差がすごく激しい
から、どれが正解でどれが間違いとかと
いうのは無いんじゃないかな?

ま、世代的なマナーはよくわからんけど、
単純に自分が知っている知識だけで考えて
みると、そもそもこうしたトラブルは日本に
「神道」と「仏教」があるからで多くの日本人
は誕生、結婚の儀式は「神道」で、葬式は
「仏教」の場合が多く、色々な場面で「神道」
と「仏教」が混在しているのも、こうした結果
になるという背景があるんだよな・・。

本来、恐らく多くの方は「仏教」の形で
葬儀を終えて来ているでしょうから、
そもそも「仏教」は

「死を穢(けが)れととらえていないので清める必要がない」

のですから「お清めの塩」すらいらない
「穢(けが)れていない立場」な訳で、
堂々と街中を歩いて良いし、公共機関で
移動しても良いし、もちろん店に入っても
良い訳で・・。

それを「死を穢(けが)れ」た事として
とらえている「神道」の考え方で、今回は
扱われ追い払われている訳ですから、この
寿司屋の店主は、そこまでこだわっている
バリバリの「神道」ならば、入店時でお断り
するべきなのに、そこはきちんと商売をして
お金はちゃっかりもらった上で最後に店主
が個人的に崇拝する「神道」の考え方を
押し付けお客様を不快にさせる・・という、
客商売としてムチャクチャな手法な訳で、
これは自分だったら、かなり頭に来る
出来事だわな・・凸(-""-)

とはいえ、「神道」の言う「穢(けが)れ」
というのは、故人自体を指すのではなく、
死を招いたとされる「邪気」の事を指して
いる・・。
その上で、商売やっている人間として
言わせてもらえば、お客様を不快にさせる
だけでなく、そもそも人の死には必ず訪れる
当たり前の「邪気」くらいを塩で清め祓わない
と縁起悪いレベルで負ける商売をしている
くらいなら、そんな商売なんて悪いけど
とっととやめちまえ!と思うんですわ・・(笑)

あ〜くだらね。