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少し「光」が見えたかな・・【後編】

【前編】からの続き・・(^^*)

しかし今回、「光」が見えた事がある・・。
もちろん誰かの知恵なんだろうけど、ご両親
は5月29日の月曜日、文科省に第三者委員会
の調査中止と解散を申し入れに行く・・。

すると文科省は素早かった。

すぐに取手市教育委員会を指導する。
すると取手市教育委員会は5月30日に
「いじめによる重大事態に該当せず」を
即座に撤回し「いじめがあった」と認め、
31日には両親へ謝罪に出向く・・という
必殺「上から言われて掌返し」の流れ・・。

今回のご両親の対応を見てくると、実名を
公表する、自分達で生徒達に聞き取り調査
をする、文科省へ直接出向くなどなど、
果たして自分だったらこんな発想が出来、
行動できただろうか?と感じる位の流れ
である・・。
それ以前に、教育委員会をすっ飛ばして
文科省に直接申し入れをしていいんだと
いう事を自分は今回初めて知った・・。
これは多くのいじめられているお子さん
がいらっしゃる親御さん達に本当に強い
「光」になるんじゃないかな・・。

それと同時に、やはりいじめられている
子供達も、残念ながら「それなりの証拠」
を残してくれないと両親は闘えないと
いう事が今回の事でも良くわかる・・。
いじめられていただろう証拠や証言が
こんなにあっても、文科省の力が無ければ、
こんなにもご両親は無力なのだ・・。

先に書いたように、人がそれぞれに「個」
があり「考え方が違う」故に、大人同士、
いや先生同士ですら、いじめがあるの
だから、この世からいじめはなくならない。
いじめられていると感じる感受性の違いは
個々にあるように、加害側の感覚だって、

「いじめていると思っている」
「いじめていると思っていない」

の境界線も大きく違う訳ですから、時代が
進んでも非常に難しい問題だと思う・・。
個人的にはいじめは出来るならば、闘う
よりは、逃げて新しい生活を始めた方が
得策だと思っていますがね・・(^-^;