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御嶽山噴火・残念な遺族提訴

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御嶽山噴火で遺族提訴=「警戒レベル引き上げ怠る」
(2017.01.25・時事通信)
 死者58人、行方不明者5人を出した2014年9月27日の御嶽山(長野・岐阜県境)噴火で、気象庁が噴火警戒レベルの引き上げを怠ったなどとして、死亡した登山者5人の遺族11人が25日、国と長野県に総額1億4000万円の損害賠償を求める訴訟を長野地裁松本支部に起こした。
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残念ながら、人間は過去に経験した事
からでしか未来を予測できない・・。

311の津波の避難の訴訟もそうだけど、
あんな津波が来る事は誰一人思って
いなかっただろう中、みんな救う為に
頑張ってくれた結果なんだから、結末に
おいては仕方が無いんだよ・・。

後からなら何とでも言える・・。

でも、どうしてこういう狂った遺族が
出て来るんだろう?
こういう事は次の世代の為にやっちゃ
ダメだよ・・(-_-;)

とはいえ、他の良識のある遺族の方々の
為にも断っておかなければならないのは
「全ての遺族」ではなく狂っているのは
今回の「5遺族」・・。
もちろん、弁護士とかに唆されている
のかもしれないけど、この「5遺族」
以外は断っているんだろうから、結果、
そう判断されても仕方が無い・・。

この狂った「5遺族」・・危険な状況下に
捜索してくれた方々に遺体回収をして頂いて
しかも、国費を使って捜索して頂いている
のだから、

「国民を始め捜索隊の皆様、遺体がきちんと戻って来ました。ありがとうございました。」

となるのが普通なんじゃないの?
自治体が遺族に「棺」と「ドライアイス」
の請求をした事を遺族が怒っていたらしい
が、自治体の税金からそれらのお金が先に
支払われているんですから、綺麗に棺に
納めて頂いて遺体を腐らないように保管
して下さっていたのでしょうから当然
でしょう・・。
それが全部「タダ」だと思うこの遺族達の
頭の構造に驚く・・。

普通なら

「きれいにして頂きありがとうございました」

と、その費用の他に、お心付け位までも
お礼するのが普通の感覚じゃないの?

しかも、そもそも「火山」を山登りするに
あたって、普通に考えて行政が責任負えない
事くらいは初めから分かっているだろうよ。
その上でケースによっては、最悪、噴火や
火山地震による落石で死ぬくらいの事を
覚悟していない部分の遺族の頭の構造に
さらに驚く・・。

今回、長野県と国(気象庁)に対し、山頂
付近などに設置した地震計2カ所が13年
から故障しているのを知りながら放置して
いたため、地震計のデータが気象庁へ届かず
精度の高い観測ができていなかった為、
噴火前に警戒レベルを引き上げる事を怠った
責任を謝罪し損害賠償金よこせ!って事らしい
が、そもそも民主党が火山活動調査費用を
削減したんだよ・・。

となれば、自分で行く山に関しては情報を
集めろよ!って話。
簡単に調べたって、2011年当たりから、
御嶽山・地獄谷の噴気孔から硫化水素など
の火山ガスを噴出し続けていたりしているし、
火山性微震は御嶽山にとってはある意味
「平常」の枠内だった訳で、そこまで
責任!責任!と言うなら、なんで家族は、
そんな状況の御嶽山の愛する人達の登山を
身を挺して止めなかったんだよ・・(-_-;)

一緒にしちゃいけないかもしれないが、自分
も近くに箱根の大湧谷があるけど、常に多く
の白煙を吹き続けているが、いつかあそこ
から溶岩が出来たりするんじゃないか?とか、
少なくともあれだけ煙が出ている環境下で
「大湧谷は安全だ!」なんて今まで一度も
思った事無いわ・・。

しかも、自分はスキーもやるけど、常に
雪崩に巻き込まれる事や、いきなり火山噴火
したら逃げられないだろうな・・なんて
いつも考えているわ・。

でも、恐らく亡くなった登山者達はみんな

「すでに火山性微震のある火山の登山は自己責任」

と思って登っていたはず・・。
結局はその「登山者の心」がわからない外野
の人間達の狂った行動にしか見えない残念な
訴訟である・・(-_-;)