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予約制の功罪【中編】

予約制の功罪【前編】からの続き~

【前編】では、早稲田大学のサークルが
新入生歓迎コンパで居酒屋50人予約を
するも連絡をせずドタキャンする話でしたが
予約にまつわる話しは、銀座の鮨の水谷の話
も記憶に新しい・・。
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差別? 予約拒否された外国人が憤るミシュラン寿司店の対応
(2015年4月26日・日刊ゲンダイ)
 ショッキングな話である。2015年の「ミシュランガイド東京」で2 つ星を獲得した銀座の「鮨 水谷」が、予約をしようとした外国人に差別的な対応をしたという。実際に店側とやりとりし、「がっかりした」と話すのは、在日 30年の中国人ジャーナリスト・莫邦富氏だ。今月8日、莫氏の秘書(日本人女性)が「水谷」に電話をし、5月12日に4人で訪れたいと伝えたところ、「空いています」との返事だった。ところが、連絡先や氏名を伝えると、「えっ、海外の方ですか?」と聞かれ、日本在住であることを伝えても、「日本人は同行しますか」「調整が必要です」の一点張り。莫氏本人が電話を代わり、4人とも中国人で、しかし自分は来日30年でジャーナリストとして仕事をしていること、 今回の食事が莫氏側の招待であること、招待客の1人は日本に留学経験があり、日本の政官界とも仕事をしている社長であることなど、本来なら伝える必要のな い個人情報まで明らかにしても、「調整が必要です」とハッキリしない態度だったという。
 「水谷」はカウンター10席で、夜のおまかせコー スが2万円からという超高級店。常連客によると「金持ちの白人がしょっちゅう来て、大声でしゃべっている」という。外国人を受け入れている店なのに、莫氏へのヒドい対応は何なのか? 莫氏の電話を受けた店の担当者に取材すると、こんな言い分だった。
「店の雰囲気づくりのため、海外の客と日本人客の比率を半々にしています。海外の客については予約をしたのに来ないなど、トラブルが多発したので、ホテルのコンシェルジュ、もしくはカード会社を通じた予約だけに限定しています」
 ただ、莫氏は海外からの旅行客ではなく、日本に永住している。
「旅行客かそうでないかは、電話だけでは判別できません。海外の客には、一律でこういう対応をしています」
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レベルは違うかもしれませんが、
同じ小さな店舗として、結構、
考えさせられる記事だった・・。

水谷氏は、2004年まで横浜・関内
で「次郎よこはま店」を営んだ後、
2005年に銀座で「水谷」を開店
なさった・・という横浜にも縁が
あるお方・・。

同時に、ミシュランで星がついて、
大量の外国人の対応を早急に求められ
試行錯誤は仕方の無いところ・・。

こうしてこんな偏った人間の感情レベルの
記事を、店名の実名表記で書く、ゲンダイ
もゲンダイだが、結局はこうした暴露炎上
目的な記事で騒ぎを起こさせるレベルの
人間である事からみても、この中国人の
莫氏は【クズな客】だったという事・・。
店の目利きは確かだった。

ま、皮肉はこの辺までにして・・(笑)

店の説明として、

「店の雰囲気づくりのため、海外の客と
 日本人客の比率を半々にしています」

という説明・・。
恐らく、日本人相手だけで「水谷」は
全く困っていないだろう・・。
世間への体裁を繕っているだけで、
本音は、

「文化的背景が違うマナーのわからない海外のお客様は断りたい」

すなわち

「どこの国の人か?」

が問題なのではなくて、本当は

「きちんとしたお客さんかどうか?」

を知って予約を取りたいが、それが外国人は
判別できないからの苦肉の策ってところ
なんじゃないかな?

そして、こうした文化的背景が違う人たちに、
こちらの常識を求め、その常識が真っ当に
なるまでは、随分先になるだろうから、
ある意味、システムで対応するしかないと
思うんだな・・。
で、個人的には、申し込みを受け付けない・・
というのではなく、ホテルのコンシェルジェ
かクレジット会社経由の方法でなら予約を
受けると言っているのだから、その方法で
申し込めばいいだけで、何も問題ない対応
だと思うし、そんなに怒るなら、その店に
行かなきゃ良いだけの話・・(笑)

こんな意図的に貶める記事にする必要性は
全く無い・・。

予約制の功罪【後編】に続く~