記事一覧

衝撃は交通事故並みだったはず・・

***********************************
スキー授業の小6女児、スノボ男性と衝突し死亡
(2016年02月03日・読売新聞)
 2日午前11時45分頃、広島県北広島町中祖の「芸北国際スキー場」で、町立芸北小学校のスキー授業で滑っていた同小6年近藤江里菜さん(12)(北広島町奥中原)と、スノーボードをしていた長崎県佐世保市、飲食店経営の男性(38)が衝突。
 2人は、ドクターヘリなどで病院に運ばれたが、近藤さんは約2時間後に死亡が確認され、男性も脊髄損傷などの重傷を負った。
***********************************
これって、スキーなどを経験している人は、
死ぬ事はなくとも、

「ぶつかる」
「接触する」

というのは1回は経験あるのではない
だろうか?

恥ずかしながらスキーが大好きだった
自分などは何回も経験しているし、
中には本当にガッツリと衝突した事も
あるだけに、ケガや死亡事故に
ならなかっただけ、そこは本当に
ツイていたなと感じる・・。

報道ベースでは、顔同士がぶつかり、
亡くなった近藤さんは、その時に胸を
強く打って大動脈が破裂、血液が心臓
を圧迫、外傷性大動脈解離による
心タンポナーデと発表されている。
スノーボードの男性は脊髄損傷、首を
骨折し、手足がマヒし重傷・・と、
凄まじい・・(^-^;
正直、どんなぶつかり方をすれば
こんな状態になるのか?

ここからはあくまでも自分の仮説だが、
スノーボーダーの男性が脊髄損傷をして
いる事を考えると、その男性の背後から
スキーヤーの近藤さんが激突したと
考えるのが自然だ・・となると、スノー
ボーダーの男性が近藤さんと同じ速度
くらいで滑っており、やや男性が1~3m
先にいる形だったのではないか?と思う。

そして、スノーボーダーには、必ず意識
をしないと見えない背面に隠れてしまう
死角ゾーンが出来るという致命的な部分
がある・・初心者だったら、そのゾーン
はもっと広くなる・・。

恐らく男性は初心者で、近藤さんに背を
向けた状態でその死角の中で、近藤さん
の姿を見失い、近藤さんの進路を塞ぐ
ように背面側のターンをして来た・・。
そこに近藤さんが真っすぐ男性に激突、
小6とはいえ、アルペンの選手で初心者
だった訳ではなく、きちんとヘルメット
をかぶっていた為に、男性の脊髄には
恐らく、顔とヘルメットの部分が激突!
それでも、近藤さんの直進する力は
防げないでしょうから、不幸が重なる
なら、その男性に乗りかかる形で、前へ
突っ込むはずで、男性の首に近藤さん
の胸を中心にぶつかりながら、胴体が
乗っかる形になり、男性の首が骨折・・。

しかも、例え初心者コースであっても、
その先にゴンドラ乗り場や、高速ロング
リフトなど「長い距離」を網羅する系
のリフトなどがある場合、心理として、
緩斜面故に、乗り場までにたどりつく
までにできるだけ停まりたくない
(停まると歩かないといけない)ので
余計に加速するのが普通の考え方である。

となると2人共にそれなりの結構な速度
だったと想定できる・・。

スキーもスノーボードも、凄い初心者
でも時速10km位は出る。
今回のようにアルペンの選手なら、小学生
であっても、最低でも時速30~40kmは
出ているはずだ・・。
スノーボードの男性も同じくらいの速度で
滑走していたらしいので、仮に上記の通り
にぶつかっていたとするならば、近藤さん
が30km位、男性はターンをしたので、
20km位になったとしても、互いにくる
衝撃は50km、もっと出ていたとしたら、
近藤さん40km、男性が30kmにもなって
いたとすれば、互いにくる衝撃は70km・・
とどっちにしろ、歩いていた歩行者に70km
の車が突っ込んで来た交通事故の衝撃と同じ
レベルですから、打ち所によっては死ぬ
のは当然ですよね・・(-_-;)

今後、この男性の人生がどうなるのか?
気にはなるが、今は男性の回復と、近藤
さんに哀悼の意を表します・・。