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東京駅開業100周年記念Suicaの皮算用

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東京駅記念スイカ、申し込み499万枚に
(2015年02月18日・読売新聞)
 JR東日本東京支社は18日、先月に販売を再開した東京駅開業100周年記念のICカード乗車券「Suica(スイカ)」(1枚2000円)の申し込みが約499万1000枚に上ったと発表した。このスイカは昨年12月、東京駅で1万5000枚限定で先着順に発売したが、希望者が同駅に殺到し、販売を中止。先月30日から希望者全員が購入できる条件で郵送とインターネットで販売を再開し、今月9日の締め切りまでに約499万枚の申し込みがあった。
 約10万枚は3月中に発送し、残りは6月中旬から来年3月頃までの間に順次発送する予定。発送時期は抽選で決め、4月頃までにメールや郵送で伝える。問い合わせは発売事務局(0120・771・568)へ。
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いやいや、自分も妻が欲しい!と言うので
1枚だけ申し込んだので、そのうちの迷惑な
一人でございますが(笑)、もちろん日に
制作できる枚数にも限定があるでしょうから
仕方がないと思いますが、来年の3月になって
しまうのでは「100周年記念Suica」でなく、
「102周年記念Suica」・・(^-^;(笑)
で、熱も冷めて、なんだかいらなくなって
きた・・みたいなわがままなキャンセルも
出そうだな・・(笑)

まぁこれだけテレビでやれば、そもそも、

「Suicaに限定があった」

ということを初めて知った人もたくさん
いるんじゃないでしょうかね?(^-^;(笑)
それと自分たちじゃないけれども平日休みの
人間は大抵の限定Suicaがは土日発売で、
買いたくても買いに行けない・・。
自分などは友人にお願いしたりして手に入れる
訳だけれども、今回は申し込めば必ず手に入る
のですから、自分たちのようなプレミアがついて
売りさばこうとしていない使う為に欲しい人間
には、本当にありがたい販売方法ですからね!(^^*)

でも、販売方法を聞いてビックリしたのが、

「送料無料」

いやいや、これは太っ腹である。。。
しかも「簡易書留」での送料無料・・(^-^;

なぜなら、販売価格が2000円といっても
実際には通常の普通Suicaにもある【500円】
がデポジット(預り金)である。
これはJRにSuicaを返せば、戻って来るお金。
そして、差額分の1500円分はこのSuicaには
チャージされてる・・と発表されている。
いわゆる差額分の1500円分は電子マネーでの
商品券みたいな位置づけになる訳だ・・。
という事は、この「100周年記念Suica」は、
先に2000円は支払うが、2000円はいずれ
返ってくるのと消費できるのとで、結果、
我々消費者側は、無料で頂くみたいなもの
なのだ・・(笑)
そこに、先に話した「簡易書留での送料」の
他に、

○Suica本体の原材料費
○記念台紙代
○封筒代&宛名印刷代
○Suica入金経費(電気代や事務員代)
○コンビニからの払込手数料
○事務局運営費用

と簡単に思いついたものだけでも、これだけの
経費としてのJRの持ち出し・・(^-^;
で、JRの正式発表は

【499万1千枚】

下種の勘繰りになりますが、複数枚申し込んで
いる人も多いでしょうから、送料や振込手数料、
封筒代、宛名印刷代は枚数分はかからないし、
それをも平均して、JR持ち出し分を計算し易く
単純に1枚あたり500円とすると、

500円×499万1千枚=24億9550万円

なんと、おいおいおい・・の25億円の赤字
ですわな・・(◎_◎;
どひゃー!と思ったが、実はそのまま記念で
使わず保管し続ける人が必ずいる。。。
仮にその枚数が1/3の割合、すなわち、160万枚
あるとすると、その枚数の2000円は市場で
使われない事になりますから、

160万枚×2000円=32億円

あら!JR・・黒字になる!(笑)
という事で、あくまでも上記で計算した25億円
の赤字だという仮定の上で分岐点を計算して
みると、

25億円÷2000円=12万5000枚

となり、12万5000枚以上が保管・・すなわち
使わないでもらえれば、JRは黒字になる・・。
普通に考えて、499万枚ものとんでもない枚数を
発売する訳ですから、間違いなく12万5000枚
以上の保管は起るでしょう・・(^-^;(笑)
ま、それを見越して赤字にはならない・・と
いう皮算用はできている・・という事なのかも
しれませんね・・(゚-゚)b(笑)

でも、今回はありがとう!>JR!(^^*)