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イスラム国も結構大変になっているんじゃないかな【前編】

イスラム国に日本人2人と交換に
身代金を要求されていた件・・。
イスラム国が戦争中なのを知り
ながら「自己ビジネスのため」に
行かれた2人・・。

ここはもう完全に自己責任ですよね。

一方、本人達に自覚が無くても、
イスラム国から見れば、日本人
なんて、存在自体が「現ナマ」が
動いているようなもの・・(^-^;
日本人が平和ボケなのはそこを
わからない事・・。

イスラム国だけでなく、アフリカや
中南米では誘拐は大きなビジネスに
なっており、イスラム国が身代金で
得た金額は

「年間2000万ドル以上」

とも言われている・・。
内訳もほとんどの国家は支払って
いない事から、支払っている多くは
企業や家族であると言われている・・。

となると、湯浅氏は昨年7月、後藤氏
は昨年10月に、シリアで捕まったと
みられていますが、今回の日本人
2人は誘拐してみたけど、1人が
武器商人、もう1人はフリージャーナ
リストでどちらも企業に所属している
人間ではなかったのはイスラム国
としては、誤算だったのかも
しれませんね・・(^-^;

ちぇっ、しょうがねえな、やり方を
変えるか・・という事で、2億ドル
という普通の身代金よりも2ケタも
多い信じられない身代金で
請求してきたのが今回の事件・・。

しかし個人や企業と違って、国家に
請求しても、ここで日本がいくらか
値下げさせて払ったとしても、その
金額まではこの国は払う!と分かって
しまえば、また日本人が狙われる事が
確定になりますから、実際には

「2人の命か?2億ドルか?」

ではなく、

「2人の命か?将来の多くの命か?」

という事で、日本に限らず、どの
国家も「国家は支払わない!」事は
イスラム国も分かっている事でしょう・・。

という事は、2億ドルの身代金を
普通は確保できるとは初めから
思っていない事は確定ですから、
これは完全にイスラム国を世界中に
存在を知らしめる為のプロパガンダ
であり、あわよくば、安倍総理が
中東で演説し確約した中東支援の
2億ドル・・すなわち自分たちの敵に
いく2億ドルを撤回させられたらラッキー
だった訳です。

すると今度は、後藤氏の静止画と共に、
自身を解放する条件として、今までの
2億ドルの身代金要求をあっさり取り
下げ、その代わりに自爆テロを失敗し、
ヨルダンで死刑判決を受け、収監中
であるサジダ・リシャウィ死刑囚を
ヨルダン政府に釈放させるよう要求し
始めた・・。

しかし、これをヨルダン政府がやると
したら、もうすでに捕まっている
ヨルダン人パイロットの時に行って
いるはずですから、まず今回も
ありえない・・。
という事は、これを見ても完全に
イスラム国を世界中に存在を
知らしめる為のプロパガンダであり、
あわよくば、サジダ・リシャウィ
死刑囚を解放できたらラッキーと
思っているだけ・・。

さらに、声明はなんと後藤氏で
ある事がほぼ間違いないらしい・・
となると、後藤氏の行動は
ちょっと理解できなくなる・・。

【中編】に続く・・!