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新雪はさ、みんな滑りたいのよ!凸(-""-)

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スノボ遭難の男女3人救助、コース外を滑り迷う
(2015年01月05日・読売新聞)l
 新潟県湯沢町の「かぐらスキー場」にスノーボードに出かけて連絡が取れなくなっていた東京都の男女3人は4日、スキー場とは反対側の斜面を歩いているところを新潟県警のヘリが発見、救助された。
 発見されたのはスキー場から約2キロ離れた場所で、3人は手足に軽い凍傷のような症状はあるが、命に別条はない。3人は新雪を求めてスキー場のコース外を滑っていて道に迷ったという。
 救助されたのは東京都世田谷区、デザイナー練子広寿さん(45)と妻真美さん(44)、夫婦の友人で杉並区の会社員山本亜紀さん(40)。
 3人は2日午前11時頃、スキー場のある山の山頂・神楽ヶ峰 (2029メートル)付近でリフトを降り、コースの外の新雪を滑っているうちに戻れなくなった。
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全くね・・新雪はさ、スノーボーダーだけでなく、
我々スキーヤーだって滑りたいのよ・・。
でも多くの人はその欲望をこらえてルールを守って
コース内にいるのよ・・。
しかも、その蹴散らした新雪が元で、雪崩が起きる
かもしれない訳で、色々な要素があるから禁止な
訳よ・・。

「ダメでしょう!コース外滑走なんかしたら!
 こっちだって命がけなんだよ!何考えてるんだ!」

「こっちだって命がけ」・・無謀なスノーボーダー達
をそう叱責したのは新潟県警航空隊・村山和博警部補。
ホントよ・・その言葉通りで、助ける側にも大切な
家族がいる・・。
冬山は変化が激しい時には、恐ろしい程、天候が
めまぐるしく変わる・・(-_-;)
ヘリコプターだっていつ落下するかもしれない訳だ・・。

救助する隊員側の家族は、

「今日も生きて帰って来てくれ!」

と毎日思っているんだわ・・。
こうしたバカどもの事件は、御嶽山の噴火や、東日本
大震災など【自然災害】で救われるのとは、全く意味
が違うのよ・・。
涙ながらに記者会見していたけどさ、10代、20代の
若者ならともかくとして、40歳も過ぎて、大人として
見本にならなくちゃいけない年齢なのが今回のこの
体たらく・・非常に残念だわ・・。

自分など、コース外滑走している大勢のスノーボーダー
やスキーヤーを見ると、

「死ねばいいのに・・」

といつも思っていた。
実際には係員や警備員に捕まっても、リフト券の
取りあげ位で済む為に、後を絶たないんだな・・。
悪いけど、今回のこの3人が死んでくれれば、何らか
の厳しいアクションが世論とマスコミ共に巻き起こり、
今以上に、もっとコース外滑走への刑罰が厳しく
なればいいのに・・と不謹慎ながら思っていた・・。

とはいえ、逆にカナダに行った時に感じたが、カナダは
コース外滑走が禁止ではない・・。
よって、リフト券購入と共に保険に入る訳だが、日本も
そのシステムにすれば、救助する側にもきちんとお金が
入るし、スキー場に保険の広告が出て来るでしょうから、
困窮しているスキー場財政にも渡りに船かもしれない。

これを機に、日本もなんでも【提供する側の責任】に
せず、【自己責任】という考え方が出て来ると日本人
も成長する気もするのだが・・(^-^;