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中小零細企業経営者が勘違いしている消費税というもの

最近テレビでよく出てくる消費税の話・・(゚-゚)b
もちろん、テレビの持って行き方が、そう話して
くれる人たちを探して、意図的にその人だけの話
を流すから、仕方ないと言えば仕方ないのだが、
それをふまえても、気になるのが、そこに使われて
顔を出す中小零細企業の経営者達の姿・・。

意図的なのか単なるバカなのかわかりませんが、

「家賃などの経費を売り上げた分で支払いをしちゃう
 から残らない。」

「収める消費税の金がないんだ」

「全部、個人の預貯金をこわして消費税を払うと
 いうのが今の現状」

「この商売をやっていて消費税上がったとき本当に
 消費税を支払っていけるのか?不安が先立つ」

みたいな、いかにも

【消費税を払うのはこんなに大変なんだ!】

という個人事業主、零細企業経営者、中小企業経営者が
偉そうに被害者ヅラしてほざく・・(-_-;)

まあ、番組的には、消費税を反対する方向性で番組を
作る方が、きっと視聴率や食いつきが良いから、
こうした間違った事を言っている経営者にツッコミ
も入れずに、国民の声のように報道するが、上記の
ような事を本気で言ってるんだとしたら、こいつらは
経営者ではない・・【横領者】である。

我々の業界でも、わかっていない人も多いのだが、
消費税はお客様から、

「あなたの方から、私の今払った消費税を国に
 支払って下さいね!」

と、代わりに受け取っている【預り金】である。
すなわち、

【売上の純粋な部分+国に代わりに払うべき消費税】

を相手、いわゆるお客様から支払われているのだ・・。
それは、相手もしくはお客様から、こちらを

「信用して消費税を預けますよ!」

ということである・・。
よって、繰り返しになるが、逆に受け取る側は、
その消費税を

「国の代わりにお預かりししておきますよ!」

ということである・・。
ですから消費税別の封筒なり、別の金庫なりに
保管しておかなければならないのである。
それを使うということがどれだけ酷い事なのか?
と言えば、

【相手が信用して預けたものを使い込む】

いわゆる

【横領】

だということである・・凸(-""-)
仮に本当に生活がままならないとするならば、
本来はお客様から預かった消費税は、別に保管して
おいて、純粋な売上の中から、足りない分を預貯金
で崩していて、家賃や従業員の給料、そして自分達
の生活費などにあてがっていく・・。
消費税このようにして必ず売り上げに付属してきた
もの以上のものはかからない。
ましてや仕入れ時に、自分が払っている分もあるので、
差し引きすれば実際には半分くらいしか払わない。
絶対に払えないなんて言うことになるはずがないのだ。

するとコメンテコメンテーターは零細中小企業は
切実ですねと同調する・・バカか!

「この人たちのやっている事は横領ですよ!」

と、つっこめよ!凸(-""-)