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こうした人間達が原子力に携わっている事が恐ろしいのだ

九州電力・玄海原子力発電所問題・・。
ここにきて、色々な事が続々と噴出・・その中でも
まさに今問題となっている【やらせメール問題】・・。
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九電やらせメール:前副社長ら関与 番組周知を部下に指示(毎日新聞・2011年7月8日)
 九州電力玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)2、3号機の運転再開を巡る「やらせメール」問題で、原子力担当の副社長ら役員2人(ともに6月末から子会社の社長)が指示していたことが8日、関係者の話で分かった。組織ぐるみの疑いが強まったことで、眞部利應(まなべとしお)社長ら経営トップの進退に発展するのは避けられない情勢となった。
 同社関係者によると、6月26日の県民向け説明番組が決まった後、副社長と当時原子力発電本部長だった取締役の2人が、部下の部長(執行役員)に説明会開催を原子力部門の社員らに周知するよう口頭で求め、「よろしく頼む」「国の説明番組を支援、協力してやれ」などと語ったという。
 さらに、この話を部長から伝えられた課長級社員が番組開催4日前の同22日、子会社4社の幹部に「発電再開容認の一国民の立場から、県民の共感を得るような意見や質問を発信してほしい」とメールで発信。番組への投稿を依頼する「やらせメール」へと発展した。九電社内でも原発関係の3部署の社員に同様の趣旨のメールを送っていた。
 九電社員らによると、同社では以前から「やらせ」的手法が慣習化していたという。原発周辺の住民向け説明会を開催する際などには「住民」として出席するよう、社員や関連会社従業員らに呼びかけて求めるなどしていたといい、こうした習慣が、今回のメール問題の温床になっていたとみられる。
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と、副社長クラスからきちんと関与している
おぞましさ
・・_| ̄|○
こうした事が【おかしい】と感じない人間達が
原子力をやっている事が恐ろしいと国民が感じて
いるのに、当の人間達が福島原発があんな状態に
なっても【おかしい】と気付いていないから
原子力は恐ろしい
のだ・・凸(-""-) (怒)

さらに、九州電力と佐賀県玄海町の岸本英雄町長の
実弟が経営する建設会社【岸本組】との問題・・。
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玄海町長実弟企業が九電工事、15年で56億円(読売新聞・2011年7月11日)
 九州電力玄海原子力発電所が立地する佐賀県玄海町の岸本英雄町長の実弟が経営する建設会社「岸本組」(本社・佐賀県唐津市)が2008年度までの15年間に、九電発注の原発関連工事だけで少なくとも約110件、総額約56億円分を受注していたことがわかった。
 原発の再稼働を巡っては、九電が岸本町長の了承を条件の一つにしている。再稼働の判断を握る立地自治体の首長の親族企業が、九電から多額の工事を受注している実態に、識者は「一種の隠れ献金ではないか」と指摘している。
 岸本組の工事経歴書などによると、同社は1994年度以降、消防倉庫、固体廃棄物貯蔵庫、原発従業員の社宅修理など様々な原発関連工事を受注。2008年着工の温室熱供給設備設置工事など1億円を超える事業を多数請け負っている。
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ま、そもそも原発関連施設を作るのに、小さな町の
一番大きな特定の業者が受け持つしか道は無い・・。
よって、こんなのどこでも一緒・・。
ただ、町長になったら、自身の関連企業については
【癒着】に見える訳ですから、速攻に首長や議員が
権限や影響力を悪用して自分か特定の第三者の
利益を図ることを防ぐ【政治倫理条例】を設け
ないからこうした事になる
・・。
でも、みんな金、金、金・・。
原発の稼働は【電気】のためではないんですよ・・。
みんなどの方向も【金】のため
・・。

次の問題は、玄海原発の【緊急安全対策】・・。
【緊急安全対策】として終了したのは、4つの原子炉
ごとに【低容量電源車】の配置と、原子炉に水を
入れるため【仮設ポンプの設置】の2つである
・・(-_-;)
【大容量非常用発電機】や、原子炉を冷やすための
海水を汲み上げる【予備ポンプ】の確保、水素爆発
を防ぐための【装置の設置】等の項目整備は、なんと
1~3年後と後送りする事になっており、抜本的な
【緊急安全対策】のほとんどができていないのに
再稼働の許可がおりているのだ・・(-_-;)
しかも緊急安全対策は

【地震による損傷がない】

という事が大前提であるというものを本気で

【安全】

と言っていたのだ・・。
海江田経済産業相を始め、玄海原発稼働に関わった
人間達の認識がどれだけいいかげんだったのか?が
わかる・・とにかく、関係者総動員で

【原発を稼働させる】

という大義名分が欲しいのだ・・。

さらに、玄海原発の全電源喪失の想定訓練が
とんでもなく酷い・・(笑)

【玄海原発「全電源喪失」想定で訓練 冷却手順など確認】

詳細を説明してくれているブログ

原子力をやってい人間達がこんなどっぷりと驕って
いるレベルである事が、福島原発があの状態に
なっているにもかかわらず【安全対策】のほとんど、
【訓練】までもが、まるで人ごと
・・こうした
人間達がこの国の原子力に携わっている事が
一番恐ろしい
のだ・・。

以前、複数の番組で、東日本大震災での保育園での
被害が1人もなく、全園児が救われていた!それは
なぜか?という特集が組まれていた・・。
そこに登場する保育園の取り組みは、全ての保育園で

【子供達は自力では逃げられない】
【子供達は早くは逃げられない】

という目線の徹底・・。
よって、先生達は何度も何度も避難経路を確認し、
田畑の中でも、農道でも、雑木林でも、もっと早く
逃げられる道はないか?早く逃げられるルートに
田畑があれば、そこの管理者に避難の際には通り抜け
させて欲しい旨を伝え、許可をもらっておくだとか、
有事の際にみんなが車を使った場合、この道が渋滞を
起こした場合のために、別なルートを何種類も考えて
いたり、こんな軽い地震の時に逃げなくても・・と
笑われても【子供達は早くは逃げられない】という
大前提を崩さず、住民のほとんどが避難をしていなく
とも、とにかく避難する事をやっていたそうだ・・。
この姿には観ていて涙が出て来た・・(ノД`)ウル
本気で人を守ろう・・守りたいと思った場合には
こうした事を本気で考えるのが人間なのだ
・・。

でも、上記の【玄海原の訓練】から保育園の先生に
匹敵する【熱いもの&真剣さ】が伝わった人が
1人としているだろうか?(-_-;)

まあ、ここにきて菅首相は仲間を裏切ってでも
【偽装の脱・原発】の地盤を、どんどんと築いて
くれているのだが、この際【偽装】でもいいよ・・(笑)
ひとまず【ストレスチェック】を完了しなければ
玄海原発稼働はありえないような動きに変わったので、
核兵器を作る事以外で、ただ電気を作るという事のみに
原発が使われるならば【不必要】であるという事が
この期間にもっともっと暴かれるとうれしい・・(笑)