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自然の脅威の凄まじさ&結局は人災かぁ・・

なんと凄まじい・・(-_-;)
地震がというよりも【自然の脅威】がだ・・_| ̄|○
「たかが」なんて表現は大変不謹慎なのかもしれないが、
あえて「たかが」【1分前後】の地震ひとつで、10m以上の
津波が押し寄せ、黒い濁流が大量の車を飲み込み、家をも
流し、まるで巨大な生き物のように街を浸食する光景から
一夜明けてみれば、まるで広島じゃないが【核爆弾】が
落ちた後のように街がリセットされてしまった・・_| ̄|○
日本のサイトよりも、海外の【mail Online】などの方が、
写真が大きくとんでもない凄まじさを物語る・・(-_-;)
今回の【東北地方太平洋沖地震】は【揺れ(直下型)】の
被害というよりも【津波(海溝型)】の被害というのが
特徴・・でも、以前から、東北地方では、宮城県沖で、
2005年1月1日を基準日に30年以内にマグニチュード
【7.5程度】の海溝型地震が99%の確立で発生する、
また三陸沖北部がマグニチュード【7.1〜7.6程度】の
【海溝型地震】が90%の確立で発生する、南関東が
マグニチュード【6.7〜7.2程度】が70%の確立・・と
すでに発表されていた・・。
今回はその3つが全て発生した感じだ・・。

で、最初の地震は三陸沖で、正式発表されたマグニチュード
は【8.8】・・それが本日【9.0】に修正された。
これは関東大震災の【7.9】を大幅に上回るエネルギー量で、
どの位違うものなのか?調べてみると、マグニチュードは
【1】増えるとエネルギーはおよそ【31倍ちょっと】違う
そうで、単純に数値だけから判断すると、関東大震災の
【31倍ちょっと】のエネルギーとなるのだが、その部分だけ
をみると、今回の地震で発表された【マグニチュード9.0】
というのは、ちょっと大きすぎないか?とも感じてしまう。
【直下型地震】と今回の【海溝型地震】の違いはあるのかも
しれませんが・・(^-^;
ちなみに、累乗されてしまうため、マグニチュードが【2】
増えるとエネルギーは【1000倍】になるそうです。
よって、最近の日本の地震でマグニチュード【6.8】と
いうのを調べてみると【新潟県中越地震(2004年)】、
【新潟県中越沖地震(2006年)】が揃って【6.8】・・。
【新潟県中越沖地震】も凄まじかったが、今回の地震は
その【新潟県中越沖地震】のエネルギーは【1000倍】・・。
んんん・・って感じがしますが、確かにあんなレベルの
津波は来ていませんから【1000倍】違うのもなんとなく
納得できたりもする・・(^-^;(笑)

で、うちは?というと、自分の住んでいる横浜・都筑区も
【震度5強】と自分の人生で一番凄い地震だった・・。
ちなみに、我が家で一番の損害場所は

ファイル 1678-1.jpg
娘の部屋・・>散らかった位のこんなレベル・・(笑)
∠( ゚д゚)/ライダーフィギュアは全く倒れず!(爆)●〜*

ファイル 1678-2.jpg
ライダーがんばった!(゚ー゚)\バキ(爆)●〜*

でも、家自体は、かなりギシギシ音を立てて揺れていて、
もう落ちそうなものを支え見守るしかすべはなく【1分前後】
という揺れの時間は2分にも3分にも感じ、さすがに家が
もたないのではないか?とすら思ったが、ヒビすら入らず
地面も何ともなく、家って思っていたよりも、そんなに
柔なものではない事を再確認しました・・(^-^;(笑)
ありがたい・・。

話はズレたが、この日本という国・・つくづく凄いと思う。
こんな混乱の時でも、給水やその他、きちんと順番を守り、
ここぞと混乱に乗じて、強奪や略奪事件が起こる訳でも
ない、できうる限りの情報を公開し、海外の救助隊を
素早く受け入れている・・。
やはりこの治安の素晴らしさは胸を張って良い・・。

そんな事を書いている時に、12日の15時半に福島原発の
一番古い第一原発1号機で【水素爆発】(原子炉格納容器と
その外側の建屋との間に漏れた水素が、建屋内の酸素と
反応を起こした爆発)で、原子炉建屋が吹っ飛び、高レベル
の放射線が検出される事故が起こった・・。

ファイル 1678-3.jpg
さらに、地震による自動停止で原子炉内の圧力上昇と過熱を
引き起こし、冷却水減少による【炉心溶融】が起こっている
可能性を示唆、海水と中性子を飽和するホウ素の注入をし
原子炉圧力容器の内側に海水が満たされて冷却されている
らしいが、その後の報告がない・・。
ただ、この冷却が失敗すると、いわゆる炉心の燃料を入れた
金属の容器が露出、冷却できなくなるので、燃料の温度が
急上昇し、金属の容器が空だきの状態になり、やがては
その金属の容器が溶解【炉心溶融】→燃料自体が溶け出す・・
という事になるのだが、【炉心溶融】が起こっているという
報道・・なぜ【炉心溶融】が起こっていると示唆されたのか?
それは、原発の周辺で放射性物質の【セシウム】と【ヨウ素】
が検出されたからである・・この【セシウム】という物質・・
金属の容器が溶けない限り、外に出てくる事が無いからだ。
この金属の容器が溶ける温度は2700〜2800度とされている
という原子炉内の温度上昇が深刻なレベル・・。
この【炉心溶融】が起こっているとしたら、実は1979年の
アメリカ・スリーマイル島の原発事故と同じ状態である。
スリーマイルの場合は、同じく【炉心溶融】が起こったが、
幸いにも、内部の圧力容器も格納容器も損傷せず、爆発は
しなかった・・。
今回の福島原発も【水素爆発】は起こしているが、内部の
圧力容器も格納容器も、あの爆発では損傷はしていない
そうだが、さらに温度が上昇し、内部の圧力容器も格納容器
も溶け出し、その高温になったそれらの部品が、格納容器の
下にためている水と反応すると【水蒸気爆発】を引き起こし
格納容器を壊す恐れがあり、もしそうなった時には、あの
大惨事チェルノブイリと同じ状態になる・・。

しかし、この件で今わかっている情報の中でビックリなのが、
地震などの天災や不測の事態の時に動く砦である肝心の

【緊急炉心冷却装置(ECCS)】

という安全装置が動かなかったから・・という地震ではなく
安全対策を怠っていた事による【人災】であるという点だ・・。
結局、また原子力の事故というのは【人災】という【おごり】
なのか・・と個人的には絶望する・・_| ̄|○

さあ、先に書いた今回のような【海溝型地震】が2005年
1月1日を基準日に30年以内に起こると発表されている
別な場所は、

○東海にマグニチュード【8.0程度】が86%の確立
○東南海にマグニチュード【8.1程度】が60%の確率
○南海にマグニチュード【8.4程度】が50%の確率
○根室沖にマグニチュード【7.9程度】が30〜40%の確率
○日向灘にマグニチュード【7.6程度】が10%の確率

と確立が高い順に並べてみた。
そう・・確立的に次は我々・・あの来る来る驚かされて
いる【東海大地震】である・・。

また、横浜市の明日(3/14)の【地震に伴う計画停電】の
時間別区域が発表された。
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■地震に伴う計画停電について(横浜市) ■
横浜市都筑区の3月14日(月)の停電予定(東京電力より)
2グループ(9:20~13:00のうち3時間程度、及び18:20~22:00のうち3時間程度)
都筑区佐江戸町、都筑区川向町
5グループ(15:20~19:00のうち3時間程度)
都筑区荏田町、都筑区荏田東2丁目、都筑区荏田東3丁目、都筑区荏田東4丁目、都筑区荏田南1丁目、都筑区荏田南2丁目、都筑区荏田南3丁目、都筑区荏田南4丁目、都筑区荏田南5丁目、都筑区荏田南町、都筑区加賀原1丁目、都筑区加賀原2丁目、都筑区葛が谷、都筑区茅ケ崎中央、都筑区茅ケ崎町、都筑区茅ケ崎東2丁目、都筑区茅ケ崎東3丁目、都筑区茅ケ崎南1丁目、都筑区茅ケ崎南2丁目、都筑区茅ケ崎南3丁目、都筑区茅ケ崎南4丁目、都筑区茅ケ崎南5丁目、都筑区牛久保西4丁目、都筑区牛久保町、都筑区見花山、都筑区高山、都筑区桜並木、都筑区新栄町、都筑区折本町、都筑区川和台、都筑区川和町、都筑区大丸、都筑区大熊町、都筑区池辺町、都筑区中川1丁目、都筑区中川2丁目、都筑区中川3丁目、都筑区中川町、都筑区仲町台1丁目、都筑区仲町台2丁目、都筑区仲町台3丁目、都筑区仲町台4丁目、都筑区仲町台5丁目、都筑区長坂、都筑区東山田町、都筑区東方町、都筑区南山田町、都筑区二の丸、都筑区富士見が丘、都筑区平台
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うちの勝田町、隣の大棚町、早渕、大棚西、勝田南は
この辺の一次変電所である港北変電所から直につないで
いるらしく、停電してしまったら、巨大停電になるため
に計画停電入っていない・・(^-^;
なんか申し訳ない気持ちです・・。