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末期症状なのに気付かない鈍感さ

もう【末期症状】である・・(-_-;)
1月14日、皇居での認証式を経て発足し、発表された
菅第二次改造内閣・・。
【官房長官】仙石氏、【国家公安委員長】岡崎トミ子氏、
【国交相】馬渕氏をはずすための安易な取り繕った
改造人事といったところ・・(-_-;)

国民はマニフェストを替えるんだから改造よりも、
信を問うて欲しいと思っているのに、それが鈍感で
わからないのは民主党だけ・・(-_-;)
それがわからないから、こんな内閣になる・・。

それを少し挙げるならば、まず【官房長官】に仙石氏
と蜜月の枝野氏を抜擢した・・しかし、枝野氏は、
先日の参院選で大敗をした際に責任を取って【幹事長】
を辞めた
ばかりの人・・。
その枝野氏が、今度は【官房長官】に大出世するという
前代未聞の人事・・>もうみそぎは済んだのか?(笑)

そして、最大の珍人事なのが、【たちあがれ日本】の
与謝野氏の経済財政相・・。

ファイル 1646-1.jpg
と、こんな本をお出しになって、貶していた民主党を
手伝うために、わざわざ【たちあがれ日本】を前日に
離党して、もう立ち上がるのをやめ、大臣のイスに
座った
・・ってコントですか?(爆)●〜*
所詮、新党の【志】など、目の前の大臣のイスには
敵わないみたいだな・・ (-_-;)

この事により、現在【経済財政相】の海江田氏は
【経済産業相】へスライドした・・。
いやぁ〜これは海江田氏はおもしろくないだろう・・。
先の総選挙で、同じ東京1区で海江田氏に与謝野氏は
負け、敗者復活の自民党の比例枠で当選した経緯を
みれば安易にわかる・・負けた与謝野氏に、勝った
海江田氏がイスを譲る
んだからねぇ・・(笑)
屈辱的でしょうな・・。

とはいえ、与謝野氏は【消費税推進派】、海江田氏は
【TPP推進派】なので、結果論では適材適所。
党派を超えて登用する考え方は、やっとこういう時代が
来たか・・と大胆さを評価したい。
ただ【TPP】推進であっても、民主党そのものが
【TPP】においてはまとまっている訳ではない・・。
本来は党で【TPP】参加をきちんと決定し、推進派の
海江田氏に任せるという手順にしないと、後日ゴタゴタ
になる可能性が大である・・。
こうした部分が菅首相が無能と言われる、何もわかって
いないと言われる所以である・・。
というのはお世辞的な良い方向での見方・・。

悪い見方をすると、民主党はマニフェストでは

【増税しない】

と言っていたところに、マニフェストをきちんと国民
に書き直した事を伝えた上での人事ではない・・。
という事は、民主党の党としての路線は、まだ

【増税しない】

という路線のままなのに、消費税を【増税しよう】と
いう与謝野氏が大臣で入ってくるという民主党を
信じて票を入れた人達を大きく裏切る人事
でもある
という側面も持つ・・。

さらには、【法相】には江田五月氏・・。
国権の最高機関の国会の代表が【議長】という立場
なのだが、江田氏はその【参議院議長】という
言うならば立法府でも上のポジションの方・・。
その人間が、そのポジションよりも下の行政区域の
閣僚になる
という・・そんな馬鹿げた人事が民主党では
起こる驚き・・(-_-;)

【そ・ん・な・に・民・主・党・に・は・
      人・が・い・な・い・ん・で・す・か・?】

小沢派の方から、誰も入れない!となっているから
菅、仙石、岡田、枝野の4人だけで決め、このような
人材の中で【たらいまわし】しかなくなる・・。
まるで中国である・・。
菅首相は代表戦で【挙党体制】と豪語したが、今や
民主党は小沢派との【家庭内別居】状態・・。
という事は、代表戦での菅首相の言葉も嘘だった訳だ。
結果、民主党で【責任を取った】人が誰もいないという
驚くべき政党になり、全く国民に説明できない政党に
成り下がってしまった・・。
先にも書いたが、もう【末期症状】である・・。
その事に気付いていないのは民主党だけ・・_| ̄|○