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勝烈庵の三元豚を食べながらエコロジーを考える

横浜でとんかつといえば【勝烈庵】・・。
しかも、食べるなら【三元豚】・・とんかつなら
【ロース】を食え!という事で【三元豚】の
ロースカツ定食(1680円)を頂きました。(笑)

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ま、個人的には【ヒレ】より【ロース】派なので
迷いは無し!脂は甘く、確かにおいしいのだが、
そうなんです・・

「わからねぇ・・_| ̄|○」

【三元豚】の【凄さ】が自分にはわからない・・(^-^;
肉が普通のロースよりもそんなに軟らかい訳では
ないし、味が特別すごく美味しい訳でもない・・。
ダメですな・・和幸の880円のロースカツ定食
との差がわからん・・素人でもわかる、もっと
圧倒的な差があるかと思ったものですから・・
(´・ω・`)ショボーン

そんなショボーンも吹き飛んだのが、食べる前に
手元に置いてあった本当にきれいな【割り箸】・・。

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手にとって見ると、箸袋の裏に・・

【世界遺産~吉野熊野古道の箸】

と書いてある・・おお!すごい!と思いながら読み
進めていくと、

【世界遺産吉野熊野山林の杉の端材・間伐材を有効利用
 して作られたこのお箸は安心安全な日本製です。
 天然の素材は健康にも良く、森林資源の再生と育成に
 役立つ自然環境に優しい製品です。ご使用後は箸袋に
 納めてお持ち帰りいただき水洗いしていただけましたら
 ご家庭でもご使用いただけます。お箸は大切にお使い
 いただければ幸いに存じます。
           宮内庁御用達 箸勝本店 謹製】

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とある・・非常にうれしい・・きちんとしたエコロジー
を考えている会社があった。
今、日本では【マイ箸】という事で、自分の箸を使い、
割り箸を使わないようにするという大きく誤った運動

がある・・。
そもそも、山林は人の手が入らないと弱ってゆき、
やがては死んでしまう・・。
世界遺産だからこそ、きちんと木々が育成するように、
育成の妨げになる枝や木は間伐される・・。
鉢植えに雑草が増えたら、大元の育てたい植物の育成が
悪くなるので、雑草を抜くのと同じ事だ。
しかし、木材は違う・・間伐材として捨てられる運命の
木々は割り箸などに姿を変え、我々の役に立つ・・。
さらには、産業廃棄物として焼却しないで済むわけで、
二酸化炭素の増大やダイオキシンの発生などを防ぐ事
にもなるのだ・・これは無駄ではなく、必要な事なのだ。
よって、日本製の割り箸はガンガン使わなくては
いけない・・上手に間伐材を使う事が、日本の森林資源
の再生と育成に役立つのである・・。

【三元豚】の良さはわかりませんでしたが代わりに
【割り箸】の素晴らしさを理解しました・・(爆)●〜*
それにしても、本当にきれいな杉の箸です・・ぜひ
皆さんも手にとってもらいたい逸品です!