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どれだけ日本がなめられているのか?を自覚するということ【後編】

https://www.hearts.jp/user-cgi-bin/diarypro/diary.cgi?no=1575
【前編】からの続きぃぃぃ・・

でも、中国、台湾共に、1970年までの地図や教科書などは
ハッキリと【尖閣諸島】と記載され、国境線も尖閣諸島と
台湾との間に引いてある。例えば、

ファイル 1576-1.jpg

【中華民国(台湾)59年1月再版、国民中学地理教科書
              (昭和45年1970年)】

1970年において、教科書での国境線はきっちりと
【尖閣群島(尖閣諸島)】と【台湾(中華民国)】
との中間にあり、1971年にはこの同じ地図が、

ファイル 1576-2.jpg

【中華民国(台湾)60年1月再版、国民中学地理教科書
              (昭和46年1971年)】


【尖閣群島(尖閣諸島)】は【釣魚台列嶼】と書き
改められ、国境線がグニャっと曲がっている。
ここからも、1970年までは、きちんと日本領土で
ある事は認めていた事がわかる・・。

中国の自国の領土である理由として、中国の信憑性の
ない古文書に【尖閣諸島】が登場している、もうひとつの
理由として、【尖閣諸島】は日清戦争(1894年~95年)
の講和条約である下関条約(1895年5月)で、台湾が
日本に移るという時に、一緒に尖閣諸島も取られた!
という言いがかりの主張・・(笑)
先に記載した通り、日本は10年の歳月をかけて、慎重に
慎重を重ねてその4ヶ月前に日本に併合している。
台湾の李登輝元首相も尖閣諸島は沖縄の島であって、
故に、日本のものだと発言しているし、中国でも歴史を
知っている人間たちは日本の領土である事はわかっている。
で、わかっていて、なぜ中国は無茶苦茶な理論を掲げて
強硬な姿勢を貫くのか?
そこには、ゴリ押しでも取れるものは取っていこうと
いう中国の考え方と、石油消費量世界第2位、漁獲量
世界第1位などという現在の大変な自国の事情、先日、
アメリカのアーミテージ氏が指摘するように

【中国は尖閣諸島で日本を試している】

という3方向の見方で間違っていないだろう・・。

でも悲しいが、外交戦略は中国の方が数段上である。

李鵬・元中国首相の発言

【日本などという国は、このままで行けば20年後には
 消えてなくなる】

という暴言のようなこの発言・・でも、そのために
きちんと中国は【常任理事国】となり世界への発言権
を持ち、アメリカがベトナム戦争でそれどころじゃない
時に悠々と【核】を持ち、日本の多額の【ODA】を
引き出し、経済発展よりも【軍事力】&【宇宙開発】
を増強し、結果アジア単国ではアジア最強の【軍事力】
&【宇宙開発】を持ち、日本を始めアジア諸国が何も
言わないから、現在もさらに軍事費&宇宙開発費を
増強、その上で【人民元】を意図的に抑制し経済力を
増強、それらを背景に【海域領土】&【海域資源】を
力づくで近隣諸国から奪ってゆき、昨今の問題である
環境問題も、ありがたい事に鳩山という狂った日本の
首相が温室効果ガス25%削減!などと掲げてくれた
お陰で、排出権取引で中国の環境問題を、自動的に
日本が至れり尽くせり【無償】で解決してくれる事
決定!・・と、核、軍事力、宇宙開発力、発言力、
経済力、環境問題対策と、いつの間にか外交に必要な
全てのものを手に入れている・・。

さらには、中国の軍事戦略の分析においての第一人者
である平松茂雄氏の予言、

【2021年は中国共産党創立100周年であり、これに
 台湾統一を合わせてくる可能性が非常に高い】

と建国以来の悲願を達成する可能性まである・・。
反面日本は?というと、戦争放棄&非核三原則など
という寝ぼけた事を掲げ、中国にすり寄る民主党を
国民が選び、アメリカ軍出て行けと叫び、防衛費
増強には軍国主義に向かうのか!と目くじらを
立てて国民が反対し、政府&日銀は経済対策の
手も打てないところに、少子化、高齢化で経済力が
落ち込んでゆく事必至・・。

李鵬・元中国首相の発言通りになっても全く不思議
じゃないと感じるバックボーンが整ってきた事を
素直に自覚し、それと同時に日本がこの先なめられる
事必至のこの状況もきちんと自覚し、国家的戦略外交
を即座に考え即座に実行しないといけないのだが、
民主党じゃムリぽ・・_l ̄l●lll ガクリ