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興味深かった政治論戦

【たちあがれ日本】・・っていますぐ歩けなくなりそうな
老人達の新党がこのネーミング・・すごい・・(笑)
でも、立ち上がらなければならないのは、政治家の方
なんですけど・・事実、日本を立ち上がれなくしたのは、
彼らにも責任はある訳で・・。
それよりも【みんなの党】がんばれ!(笑)
まあ、興味のない新党はどうでもいい・・それよりも、
4月6日、衆議院財務金融委員会で、小泉元首相の息子、
小泉進次郎衆院議員が父親の進めた郵政民営化を巡り、
見直しを目指す国民新党代表の亀井金融担当相と
論戦を交わした。

詳しくは下記アドレスから見て下さい。

https://www.youtube.com/v/Qna9HR6Cp3w
https://www.youtube.com/v/kTSjtq6lXNo
https://www.youtube.com/v/U_o8Zreh8ZA

で、小泉氏が亀井氏の【郵政民営化見直し法案】について
攻め込んだ訳だが、ポイントとしては3つ。まず、

1)郵便貯金の上限を1000万円から2000万円にする
  事により、成功したら預金が移動し民業圧迫、
  失敗したら税金投入で国民負担と国民の為に
  ならない事がハッキリしている。

2)国民新党の政党支持率が産経新聞の世論調査で
  0.0%、共同通信の世論調査で0.7%と支持率が
  無い政党がこの国の制度の大きな変更を強行し、
  民主党も支持率0%の政党に振り回されている
  危険性。

3)真に郵政事業とはどうあるべきかそれを考え、
  国民の利便性、そして民間の活力を最大限発揮
  させる為の見直しをすべきで、大臣は小泉純一郎
  に対して間違っている事を証明してやろうと
  逆走している。

と、質問をした進次郎議員・・結構キツイ事を笑顔で
爽やかに突っ込んでいく・・(笑)
・・が、実際には国民が思っている事をかなり的確に
簡素に質問している・・この簡素さは国民にわかり
やすい・・上手だ・・。

それに対する亀井金融担当相の答えはすり替えている
場面が多く、ハッキリ答えずイラっとする。
1)なども、ゆうちょ銀行も、1000万円しか保護を
しないと断言すれば良い話・・それが断言できない
という事は、もしもの時には国にも責任があるからと
税金で2000万円保護してもらえるという予測ができて
しまう・・なぜ亀井氏は【断言】しないのか?
それを【断言】するだけでも、かなりの民業圧迫は
防げる・・。
2)などは「あんまりうちの支持率についてご心配
はいりません」などと論点を大きくすり替えただけ
でなく「マスコミがやった世論調査に従って我々が
政治をやるんなら政治家はいりません。」などと
開き直っていた・・(-_-;)
少なくとも、民主党を支持した誰もが、国民新党も
社民党も必要ないと思っている事を知りながら、
たたみかけるのは今しかない!とばかりに、国の事
を考えるのではなく、自らの政治生命の事だけを
考えているという愚弄・・。
3)も国民は郵政改正において全然急いでいない。
小泉氏の言う通り「真に郵政事業とはどうあるべきか」
を国民は時間をかけて構わないから論議して欲しい
訳で、どれも亀井氏の答えは答えになっていなかった。
うしろめたくないのなら、もっときっちりハッキリと
答えればいいのに・・。
しかしなぜ与党とはいつの時代もこうなのだ?
民主党はこうした政治を変えるんじゃなかったのか?

とはいえ、先週からマスコミをにぎわしている先にも
書いた立ち上がらなそうな新党騒ぎなんかよりも、
谷垣自民党総裁vs鳩山首相の党首討論なんかよりも、

【将来の総理候補・小泉進次郎vs最後の政治家・亀井静香】

という今回の政治論戦は興味深かった・・。
自民党の若手にこの論戦ができるのならば、夏は
ちょっとわからなってくるかもしれませんね。
でも【みんなの党】頑張れ!(爆)●〜*