先日、東京地検の捜査を受けたものの【不起訴処分】と
なった民主党の小沢幹事長・・まぁ、そこについては、
検察の判断なので個人的にはどうでも良いのだが、
今回、個人的に注目したのはやはり【小沢発言】である。
遡るが、2010年1月16日に【民主党・党大会】で
小沢幹事長は気合いの入った挨拶をしている。
【突然、昨日、今日、現職議員を含む3人の逮捕という
事になりまして、本当に私は本当に驚いております。
しかも、意図していたかどうかは分かりませんけれども、
我が党の、この党大会の日に合わせたかのように、この
ような逮捕が行われている。私は到底、このような
やり方を容認する事はできませんし、これがまかり
通るならば、日本の民主主義は本当に暗澹(あんたん)
たるものに、将来はなってしまう。私は、この事を
個人のうんぬんよりも、非常に憂慮いたしております。
そういう意味におきまして、私は、断固として、この
ようなやり方、このようなあり方について、毅然として、
自らの信念を通し、そして闘っていく決意でございます】
という検察の今回の捜査方法は
【日本の民主主義が暗澹たるもの】
になるので、
【断固として闘っていく決意】
を示した。
その小沢幹事長が、不起訴が決定した2010年2月4日に
民主党本部で記者会見をするのだが、その中で、自らが
不起訴になった事について、
【公平・公正な検察当局の捜査の結果】
と述べ、自らの正当性と透明性を強調、さらに、
【不正なカネは受け取っていない事が明白になった】
と検察の捜査結果を用いて潔白の証明を主張・・(爆)●〜*
あれれれれ??・・(笑)
検察の捜査方法は【日本の民主主義を暗澹たるもの】
にさせるほどひどく、不当なもので、巨悪の根源
だったんじゃないのぉ?(爆)●〜*
そして、その巨悪と断固戦い続けるんじゃなかったのぉ?
自分だけ不起訴になったらこりゃ都合がイイからと急に
【公平・公正な検察当局の捜査の結果】で、【不正な
金は受け取っていない事が明白になった】・・って、
急に検察の捜査は正しかった事になっちゃったよ!(笑)
と同時に、その捜査が極めて正常だったみたいな、この
異常な褒め殺しのようなトーンダウンって何?(爆)●〜*
という事は、検察が行った石川議員を始め、3人の逮捕
も正しく、起訴も正しいと言っているだけでなく、
自分は不起訴になったから検察攻撃はもうやめよっと!
みたいな・・この異常な褒め殺しのようなトーンダウン
を見れば、まるで3人を差し出し、検察と手打ちにした
とでも勘ぐりたくなってしまう変わり様である・・(笑)
別に、それならそれでいいんだけどさぁ・・(爆)●〜*
でも、逮捕された3人は、恐らく私腹を肥やすためだった
訳ではなく、小沢幹事長の事を誠心誠意考え、色々な事
をしたんだろうになぁ・・(-_-;)
昨日、小沢幹事長は石川議員の離党届を出した結末に
おいても、結局は都合が悪くなればトカゲの尻尾切り・・
そして、こんな古い政治の手法を新しい政治を!と
声高に叫んでいる政党のNo.2が行っている異常さ・・。
政治が変わるのは、まだまだ先のようです・・_| ̄|○