記事一覧

AED、緊急時に電源入らぬ

先日・・といっても、随分前だったりするが、日本経済新聞に
気になる記事が・・。

【AED、保守に落とし穴「緊急時に電源入らぬ」】

え??Σ( ̄ロ ̄lll)なんですと・・。

ファイル 1418-1.jpg

【AED】とは、日本語名称【自動体外式除細動器】で、心室細動を
起こした心臓に電気ショックを与え、正常なリズムに戻す医療機器
の事なのだが、実はこの【AED】を動かすバッテリーは未使用でも
待機寿命が3~5年、電極パッドの粘着力も2〜3年で弱まると
されていいるそうだ・・。

販売メーカーのひとつ【フィリップスエレクトロニクスジャパン】
も、電池や消耗品の交換期限が近付くと設置先にダイレクトールを
送って案内するが、2〜3割は交換しないそうだ。
さらに、慈善事業で寄付されているケースも多く、寄付されて
設置している側も、置くだけでよいと思っていた・・みたいな
ケースも多いそうで、設置者に保守点検の必要性が十分に伝わって
いないのが原因とか・・。

2004年7月から、医師ばかりでなく、一般の人にも使用が認められ、
空港や駅、学校などに設置が進められてきたそうで、個人的に
【AED】ってそんなに設置されているの?とビックリしたのが、
そんなこんなで、すでに全国で14万台以上あるそうだ・・。
厚生労働省は、2009年4月に販売業者や設置者に対し、点検担当者
を置き、原則として毎日点検するように通知したそうだが、
14万台を地道に調査とは結構大変でしょうが、やはり命にかかわる
医療機器なので、至急調査の上、今からでも遅くないので、
厚生労働省もわかったものから登録制を導入、新規については
完全登録制にすべきでしょうな・・。

しかし、店でも義務づけではないのですが、消化器を個人的に
設置している。消化器も5年くらいで消費期限を迎えるのだが、
5年ですらすぐに来るのだから3年というのは本当に

【もう交換時期が来たの?】

って感じだろうな・・(^-^;(笑)
当店の消化器も2010年の6月が期限とラベルに書いてある。
容器に問題が無くても、中の粉末が固まってしまい、使えなく
なるそうなのだが、新品同様なので、なんとももったいない・・。
まあ、消化器を使う事無く、無事に過ごせている事が幸せな事
なのだが、何か有効的に使う事はできないのかな?(^-^;(笑)