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新しい大臣

驚きました・・(^-^;

【宇宙基本法】

これはもちろん知っている。
2007年6月20日衆議院に議員立法の法案として国会に
提出、2008年5月13日に衆議院で可決。
5月21日参議院で、自民党、公明党、民主党等の
賛成多数で可決&成立。で、5月28日に公布された。
簡単に話すと、今や、日本の宇宙関連開発が先進国から
だいぶ立ち後れていて、日本の企業も、実際には外国から
衛星を購入し、外国のロケットが打ち上げる時に混ぜて
もらっている状態。
という事で、そろそろ重い腰を上げようか・・という
レベルから、今後の宇宙関連開発を通して、国民生活
の向上や経済の発展に貢献するものにレベルアップ
してゆこう!という国家的な宇宙開発戦略を推進する
体制ができたという事・・。

で、福田康夫首相は、今国会で成立した【宇宙基本法】
に基づき、宇宙開発に関する政策を総合的に推進する
ため、6月17日に新たに作った大臣、

【宇宙開発担当相】

が任命された。
と、ここまでも、【宇宙基本法】で宇宙産業の国際競争力
の強化を図るための【宇宙開発戦略本部】を新設し、
もちろん担当相を設置し、宇宙基本計画を策定するよう
規定しているので当然だ。驚かない。
しかし、驚いたのはその先である・・(^-^;

この【宇宙開発担当相】に任命されたのが、自民党・
岸田文雄氏(50)。
でも、今回、新たに入閣した訳では無いという事。
なんと、岸田【宇宙開発担当相】は、ある時は【消費者
行政推進担当相】、ある時は【科学技術政策担当相】、
ある時は【沖縄・北方担当相】、ある時は、【国民生活
担当相】、ある時は【規制改革担当相】と【6つの顔を
持つ大臣】であるという事・・(-_-;)
つまり、ギョウザ問題や食品偽装問題に対応し、消費者庁
設置などの身近な事を考えながら、北方領土問題と沖縄の
米軍再編などに悩み、原子力問題や電力問題、CO2削減
問題などに頭を抱えながら、規制改革なども進めたり
抑えたりしつつ、国民の安全な生活を目指し、壮大な
宇宙開発や国際競争力の強化にも取り組むという、誰が
考えても、

【無理でしょう・・】(爆)●〜*

と思う罰ゲームみたいな大臣(笑)・・と文字に起こす
だけでも、イヤになるのに、これを一人で頑張れよ!
って・・当の本人は、

【食卓から宇宙まで本当に幅広い分野を担当させて頂く、
 大きな責任を感じております。】

と表向き話してはいるが・・(笑)

さらに、そもそもは、旧【科学技術庁】が推進してきた
ものである事から、メイン大臣はきっと【宇宙開発担当相】
&【科学技術政策担当相】と思われるが、この岸田大臣、

【早稲田大学法学部卒業】

って・・【文系】かよ・・_| ̄|○
やはりこの国は本気で考えてなさそうです・・(-_-;)