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港区の【学校法律相談制度】

先日、東京都港区が、学校や幼稚園が弁護士と相談が出来る
【学校法律相談制度】を導入した。
わかりやすく言えば、いわゆる【学校専任の顧問弁護士】を
お願いしたという事だ。

○ガラスを子供が割ったので弁償をその親にお願いすると
 【ガラス代を弁償しろ?校庭に石がある学校が悪い!】
○【だれそれの子の親と仲が悪いので子供を一緒のクラスにしないで!】
○【箱入り娘で育てたいから誰ともケンカさせないと念書を書いてくれ!】
○【子供が風呂に入らないから、入るように言いに来てくれ!】
○授業中に携帯電話を使っているのを取り上げ下校する時に返したが
 【使えなかった時間の基本料金を払え!】
○運動会が雨で中止になると【校長先生が雨男だからいけないんだ!】
○オモチャで取り合いのケンカ【ケンカになるならオモチャを置くな!】
○卒業アルバムの集合写真で【どうしてうちの子が真ん中じゃないんだ!】
○インフルエンザで休校すると【共稼ぎだから(インフルエンザに
 かかった子供を)保健室で面倒見てくれ!】
○校庭の桜がきれいに咲かなかった事に対して【学校の教育が悪いからだ!】

と、一例だが、どれもゴルゴ13にでもお願いして、この【バカ親】を
射殺してもらいたいような内容だ。(笑)
もう

【太陽が西から昇らないのは学校の責任だ!】

くらいのムチャクチャなクレームに、今、学校と先生は悩まされている
そうだ。そのため、今までの対策としては、

○教師→【訴訟費用保険】に加入する。
○学校→担任の電話番号を保護者に教えない。

などの対策しか立てられなかったそうだ。

この様な不条理なクレームにかかわる時間を軽減して、純粋に教育の
場で教育ができるようにと、港区は、今回立ち上がった。
しかし、実際には【法的に違法】というレベルの前での立ち往生して
しまうクレームが多いので、実際に法的な解決に弁護士が役立つと
思われる事例は【1割】くらいらしい・・。
しかし、弁護士が介入するという事による【抑止効果】は間違いなく
出るだろう・・それだけでも、この様な【バカ親】には効果的なはずだ。

しかし、こいつらをギャフンと言わせたい人たちがほとんどなはずだし、
この世にはびこる【バカ親】対策の妙案は何かないかね?ほんと・・。