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カフェの席取り

先日の読売新聞に興味深い記事があった。

【カフェの席取り 東西で差】

とな・・。
東西において違いがどうか?というよりも、確かに、どちらが
正しいのか?その違いは何か?というと、

A)先に席を取り、注文(会計)する。
B)先に注文(会計)をしてから、席を探す。

(A)は【関西(大阪)方式】(B)は【関東(東京)方式】との事。
皆さんはどちらだろう?
現に、新聞には東京のあるカフェの写真が載っているが、

【商品お会計前のお席の確保はご遠慮下さい】

と張り紙がある。
要は【なぜ商品を買っていないのに席に座っているんだ!】という
感覚・・一方、大阪のあるカフェの写真では

【ご注文前にお席の確保をお願いします】

と本当に正反対の事が書かれて張り紙が貼られている。
さらに大阪では店員さんの方から販売前に、

【お席はお決まりになっていますか?】

と聞かれ確認される程だそうで

【金取ってコーヒーを売っておいて席がないとはどういう事だ!
 金返せ!】

という感覚。
そこを、関西は【商人の街】なので【早い者勝ち】、関東は【武家社会】
なので【規律を守る事を重んじる】から我慢がきくとまとめられては
いるが、自分は神奈川生まれだが、間違いなく(A)である。
ここには実は上記のきれい事ではなく持論がある。
普通にレストランなどの事を考えてみればいい訳で、レストランでは
店に入って座席に通され、メニュー表から食べたいものを選ぶ。
先に席を確保、その後に注文するという誰文句のない行動であるはずである。
しかし、カフェにおいては、その行動をするのは東京ではおかしいと
規制される・・そちらの方がよっぽどおかしな話だ。

さらに、座る所がないまま、熱い物をのせているトレーを持ちながら
みんながウロウロさまよっているのは、相当危険である。
座っている方も、いつ、頭の上にコーヒーが降ってくるか?と
トレーを持っている人間が素人なだけに混んでいる時などは怖い。
さらに、座れないのなら飲み物だけに切り替え、客単価が下がる
可能性も高い。

やはりどこをどうみても(A)の【関西(大阪)方式】が正しい。