「財政再建団体移行が決まっている北海道夕張市で7日、成人祭が
行われ、新成人91人が出席した。 式典で後藤健二市長は「皆さん
は夕張にとって貴重な財産。夕張の再スタートのために、若い
エネルギーと知恵を貸してほしい」と祝辞。
新成人代表の札幌市厚別区、大学2年、青山憂衣さん(20)は
【夕張は唯一無二の故郷。かけがえのない町だと離れて実感した】
などと応えた。 今年は、市が毎年支出していた60万円の補助金が
全額カットされ、当初の資金は前年度繰越金の1万円のみだった。
同祭実行委員の専門学校生、土屋美樹さん(19)らが資金集めに
奔走。取り組みは新聞などで紹介され、全国から約237万円の
カンパが寄せられた。
会場は例年のホテルをやめ、使用料がかからない市民会館に変更し、
今年の支出は例年の半分以下の20万〜30万円程度の見通し。
残りは来年度以降に繰り越す。
また、新成人の【手作りふれあい交流会】会場には、全国からの
励ましの手紙や祝電が掲示され、最後の記念撮影では「激励
ありがとう」の横断幕が掲げられた。土屋さんは
【夕張と全国の皆さんの温かい支援のおかげで、どこにも負けない
成人式が出来た。ありがとうの一言です】と声を詰まらせた。」
これでいい!>成人式。
どの自治体も50万なら50万の予算をあらかじめ提示し、新成人主導
でやらせる。
夕張の新成人もカンパの237万円を使い切ってしまったらバカ者だが、
工夫すれば、きちんと20万〜30万円程度で、できる事を証明した。
素晴らしい!!
埼玉県春日部市の成人式では早くも祝辞の最中に造花蹴って逮捕・・
自治体中心の成人式は沖縄を始め、このようにすでに破綻している
のだから、他の【良い例】を真似ればいいのに、やらないのが自治体
・・そして、公務員・・。
本当は、大人は黙って新成人のやり方を見守り、大きく道をはずれた
時だけ、それとなく道を修正してあげるだけで本当は良いのだ。
自分も含め、どうしても【大人】になると、【大人】が何かをして
あげないといけないという【先回り】してしまいがちです。
ですから子供にも、どうしても苦労をさせないように、先に、安全に、
あらゆる事に【あぶなくない橋】を渡したくなってしまいます。
でも、それを我慢し見守る事が、実は子供から自分たち親へ【親に
なるための試練】であり、子供が自分たちを親に成長させてくれて
いるんですよね。
新成人に任せてみる事・・もしかしたら、大人になるのは
大人の方かもしれない・・。